1. 組織づくり・育成について考える CoachEd radio
  2. メンタル不調を起こした経営者..

2023/08/10に公開された、弊社代表の櫻本のnote

スタートアップの起業家/経営者で、メンタルを崩してしまった(崩してしまいそうな)あなたへ」

https://note.com/marisakura/n/n3b3b437a595c

さまざまなSNSでシェアされ大きな反響を呼びました。

皆様のお声に応えまして、同時に公開された「起業家を支えるVCの思いと、気にかけるべきVC・起業家のメンタル不調のサインとは?#5」の続編を録音させていただきました。

引き続き臨床心理士・コーチである森山みなみさんに起こししただき、不調を起こした当事者ができること、カウンセリングの現場で行うサポートをお話しいただきます。


櫻本真理さん

https://coached.jp/trainer-coach/mari_sakuramoto


森山みな美さん

https://coached.jp/trainer-coach/minami_moriyama


CoachEdとは

企業やリーダーの目的・状況に応じてパーソナライズしてプログラムを設計・提供。オンラインでコーチングを受けること、学ぶことを通して「自社に合ったリーダー育成」を効果的にサポートいたします。

https://coached.jp/


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法人で導入をご検討の方、個人でコーチングを学ぶことをご検討の方向けに無料相談を受け付けております。

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サマリー

組織づくり・育成について学び考えるCoachEd radioでは、仕事に対する責任感が強い方々がメンタル不調になりやすい可能性があります。そのため、自分の状態に気づき、休むことやストレスのサインに対処することが非常に重要です。また、自身の認知のパターンや感情の癖を認識することも重要です。さらに、カウンセリングを利用することも必要だと言えます。森山さんは、カウンセリングを利用する際のハードルや自己認識の問題について話していますので、カウンセリングについて理解を深めるため、森山さんからのメッセージをお届けします。

組織づくりの支援
組織づくり・育成について学び考えるCoachEd radio。
コーチングのアプローチを通し、人を生かし育てを組織づくりの支援を行っているCoachEdのラジオです。
日頃、経営者、リーダーの皆さんに伴奏しているCoachEdのメンバーやクライアントの皆様のリアルな声から、組織づくりを行っていくための視点をお届けします。
前回ですね、メンタル不調を起こした方がいた場合の、企業家がいた場合の周りのサポートという文脈で、メンタルサポートをどうしていけばいいのかみたいなお話を実話させていただいたんですが、とても大好評で、かなりたくさんの方に聞いていただいたというところもあり、
プラス、先日、弊社の代表である桜本麻里さんのノートが公開されまして、企業家のメンタル不調が起こる背景であったりとか、どういうふうな対策を具体的にしていけばいいのかの大枠をノートでまとめたものが、非常にたくさんのシェアをさせていただきまして、たくさんの方々の教科を読んだということがございました。
本日はですね、大好評だったということもありまして、非常に皆さんの思いとかいうのもあるのかなと思いまして、引き続き後編として、メンタル不調の兆しが起きている当事者の方だったりとか、ストレス過多になっているかもしれないというですね、自分自身で認識されている方々が、じゃあ具体的にどうしていけばいいのかというところですね、対策としてどんなことをしていけばいいのかという話を、
今日は後編ですね、引き続き森山美奈美さんに、臨床心理師かつコーチの森山美奈美さんにお話をいただきたいなと思っております。森山美奈美さん、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
森山 よろしくお願いいたします。本当に多くの方にラジオやノートの記事を読んでいただいて、企業家のメンタルサポートというのは本当に関心の強い、皆さんにとって関心の強いテーマになっているんだなというふうに思いました。
本日お話しさせていただく株式会社コーチェットで、コーチ、カウンセラーをしております森山と申します。私はですね、このメンタルサポートの取り組みに携わらせていただいて、5年ぐらい経ちまして、多くの企業家の方のメンタルのサポートをさせていただいております。
話を聞かせていただきながら、こういうことが起こっているんだなとか、こんなふうにしていくと、今しんどい状況から少し抜けていかれるんじゃないかなということが分かってきておりますので、今日はそうした経験の中からの知恵というものを少し皆さんにお話しさせていただきながら、
一人でも多くの企業家さん、経営者さんの皆様がメンタルのコンディションが良くなっていかれることをサポートしたいなと思いますので、今日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。5年という月日の歳月の重みをなんとなく、今お話のこと、言葉の力からなんとなく感じていて、改めてこのサポート、ちょっと少し入っていく前に聞いてみたくなったんですが、この5年は堀山さんにとってどんな5年だったなというふうに思われますか。
ありがとうございます。そうですね、5年間で数百名の企業家の方のメンタルサポート、メンタルケアみたいなことをさせていただいているんですが、
一番最初に思うのは、すごく皆さん一生懸命に授業をされていらっしゃって、頑張られている方々、その方々が不調に陥ってしまわないように、お休みしてしまうとかね、そういうような思い状態に
入らないためにはどんなふうにしたらいいんだろうというのをですね、必死に考えてきた5年間だったかなというふうに思っています。
当時まだその企業家経営者がカウンセリングを受けるということ自体、知られていないことだったので、取り組みを始めてから多くの方に知ってもらうための工夫というのもさせていただきましたし、
実際に来ていただいて、カウンセリングに不安感、抵抗感、不審感みたいなのを持っていただかないようにですね、説明をしたりとか、話をしっかり聞いたりしていきながらこのサービスを作ってきたなという思いがありますので、非常に考え深いなというふうに思っています。
お話を聞きながらね、メンタル不調だったりとか、それに対してケアをするっていうのが今でこそやっと当たり前になり始めているような段階だと思うんですけど、少し前はやっぱりそういったことが恥ずかしいみたいなふうに思われることも結構多かったのかなと、今お話を聞きながら私自身も感じていたというところなんですが、
改めてですね、どんなサポートをされてきたのかというのを詳しく伺ってみたいなと思うんですが、メンタルサポートはどんな取り組みなんでしょうか。
はい、メンタルサポートについては、ご自身の心の調子に違和感を感じる方ですね、そういう方にお越しいただいて、私の方でカウンセリングをさせていただく、しっかりお話を聞かせていただいて、
対話をしながらですね、その方が苦しんでおられる感情ですとか、思考に向き合ってご自身をケアしたりとか、ケアする方法を共に考えるということですね、サポートさせていただく取り組みになっています。
なるほど、ケアの方法を一緒に考えてくれるっていう感じなんですかね。
そうですね、お話を聞いて整理していただくことだけで、心のケアというものは進んでいくんですけれども、それ以外にもですね、カウンセリング、メンタルサポートの場を離れたときに、どんなふうに日常生活を送っていかれると、より回復しやすくなっていくのかということですね、
お話いただくことがあるかなと思います。
そういった心理学、一般的な知識を用いて、こんなふうにケアしていくといいかもしれませんね、というお話ですとか、またはそういった心理学のフレームワークを使っていきながら、ご自身独自のケアの方法をデザインしていくとしたら、
どんなデザインができるのかなというところですね、そういったものをお手伝いするような、そういったこともカウンセリングの中で行っています。
カウンセリングというと話聞くだけみたいなイメージが、結構一般の方は持たれているんじゃないかなというお話を聞きながら思ったんですが、カウンセリング以外の場面でもこういったことができるよみたいな、ちょっと提案してもらえるだけでも結構心強いなというお話を聞きながら感じたりしました。
メンタルサポートの内容
そうですよね。カウンセリング以外の場でどういうふうに過ごしていかれるのか、ストレスの対処の方法、いわゆるコーピングと呼ばれるものですけれども、どういうコーピングを使っていくとご自身のコンディションが良くなっていきそうかというところですね、ひも解きながら一緒に考えていくというお時間にさせていただいております。
ありがとうございます。
メンタルサポート、具体的にはどんな相談が結構来るとか、結構あるんですかね。
そうですね。メンタルサポートは大きく2つのお悩みを持っておられる方が、お悩みというかテーマですかね、2つのテーマがある方がいらっしゃるかなと思います。
1つ目はだいたいご相談の4割程度かなと思うんですけれども、実際にメンタルの不調に陥ってしまわれて、医療機関などでお薬いただいているよという方のご相談が多いかなと思います。
一般的にメンタルクリニックに行かれると、お薬を処方されることが治療の多くがそういう形になっているかなと思いますが、
カウンセラーがいらっしゃって、カウンセリングしてもらえるという機関ばかりではないので、そういった方々がどうやって治療をしていきながらメンタルをケアしていったりとか、
そういう過ごし方ができるかみたいなところを考えているという形が4割かなと思います。
そして、やはり実際に企業家さんがメンタルのコンディションを崩してしまわれて、メンタル不調に陥ってしまわれるということが非常にリスクが高いと言われています。
これは2017年の企業家のメンタルヘルス調査レポートの結果なんですけれども、企業家の37%にうつ病とか早急性障害、早うつ病と呼ばれるもの、そうした気分障害や不安障害の疑いがあるということが報告されていまして、
企業家のメンタルヘルスのリスクというのは、企業家でない方に比べて高いことが研究結果ではわかっているので、それだけメンタル不調に陥りやすいことをされているというプレッシャーの中の仕事をされているということかなと思います。
この4割の方々は、実際に治療中ということでいらっしゃるんですけれども、残りの6割の方は、医療機関にかかるというところまではいっていらっしゃらないんですが、
ストレスがすごく溜まっていて、解決に向けての糸口が見つからないとか、気持ちが不安定になるということをご経験されていらっしゃる方がご相談にお越しになられています。
背景によくある課題としては、やはり人間関係のテーマがある方が多いかなと思います。
企業家さんとの人間関係でしたり、経営メンバーとの人間関係でしたりとかいうものが結構多い場合があるかなと思いますので、6割ぐらいはそういった方ですかね。
なるほど。ありがとうございます。
不調が具体的に症状として出てしまった経営者の方々、企業家の方々って、背景にはどんな悩みだったりとか、どんなお気持ちをご自身の中に抱えてしまっているとか、もう少し具体的に伺ってもよろしいでしょうか。
事業がうまくいかないことでの焦りや不安を抱えていらっしゃる方が多いかなと思います。
実際に事業がうまく進んでいかないことで、何とかして事業起動に乗せなくてはいけないという風に焦りをお持ちになっていらっしゃる状態かなと思いまして、
その方々がそういう風な焦りや不安をお持ちになる、そういったお気持ちを大きくしている背景には、そういった企業家さんの誠実さとか責任感の強さという特性がおありなのかなと思います。
よくカウンセリングをさせていただいていて、皆さんのコメントから出てこられることとしては、本当にメンバーに申し訳ないと、みんな一生懸命やってくれているのに、なかなか事業が伸びていかなくて申し訳ないですとか、
投資家さんにこんなに支援していただいているのに申し訳ないという申し訳なさですね、そういったものが聞かれてきます。責任感強くて、人々の期待に応えたいという思いが強い企業家さんが本当に多いんですよね。
そうした責任感が事業を伸ばしていけるということにもつながっていくんですけれども、それが過度にですね、うまくいっていないときに過度に責任感の強さというのが出てしまうと、本当に無理をしてしまうということが起こってくるかなと思います。
また、皆さんですね、強いメンタルを持つべきだというような、やはりそういった社会から望まれる企業家像みたいなのを強くお持ちで、そうしたところに自分が外れてしまっている、強いメンタルを持ててなくて恥ずかしい、なんで自分は無力なんだみたいな、そういったですね、お気持ち、お悩みを抱えている方がいらっしゃるかなと思います。
そういう方って本当に、誠実で真面目でという方々が多いので、何とかしようとして、何とか事業をうまくいい方向に向かっていけるようにですね、自己犠牲的に頑張るということが多くの方に見られているかなと思います。
自在的にとにかく働くんですよね、睡眠時間を削って、体力、気力を削って、頑張って生活につなげていくための行動をしていくということをされていらっしゃる、なかなか休めないというのも皆さんの中で起こっていることかなと思います。
先ほど申し上げたように、申し訳なさというものがあるので、こんなにみんなが一生懸命やってくれている、そして期待をかけてくれているのに休んだら申し訳ないという形でですね、なかなかしんどい状態になっているのにもかかわらず、休むということが難しくなっている。
責任感の強さとメンタル不調
不安、自分の不安を埋めるために時間にこってコミットすることによってその不安感を軽減させていこうというふうにですね、思われる方が多いのかなと思います。
ありがとうございます。
なんか責任感が強いって、一般的にはすごく良いとされているし、ご本人のお強みでもあるようにお話を聞きながら感じるんだけれども、それが強いあまりに、結構ご本人に無理をかけて負担をかけてメンタル不調に陥ってしまうというスパイラルのようなものに陥りやすいのかなという話を聞きながら、
思ったんですけれども、なんかその責任感をどうしていったらいいんだろうみたいなことも素朴にラジオを聞いている方々はちょっと感じるんじゃないかなと思うんですが、森山さんが感じるこの責任感の扱い方みたいなのもあればもう少し聞いてみたいなと思うんですが、いかがですかね。
そうですね。責任感が強くて、そこでその責任感によってご自身をドライブさせていることで、良い成果につながっているというサイクルですね。その成果というのは授業だけではなくて、自分が自分の持っていらっしゃる能力を発揮できるとか、割と良い人間関係を築いていけるとか、そういったことも含めてですけど、
それが自分にとって幸せな方向に向いている状態であればいいと思うんですけれども、だいたいストレスが大きくなってメンタルに不調をきたしている方というのは、その責任感というのが自分のコンディションを追い込んでいくという方向に発揮されてしまっている場合があるので、そうなっていないのかというのをですね、
しっかり冷静にですね、考えていく必要があるかなと思います。
不調になられた方をお聞きするとですね、仕事をしなくて、時間でどんどん仕事をしていって、不安だからこそ、いろんなことに手をつけていらっしゃる方が多くてですね、実際に本当に寝れていないことが多いのかなと思います。
とにかくなんとかしなきゃいけないとか、もう寝ようと思っても、これどうなってたっけ、あれどうなったっけ、なんでこれうまくいかないんだろうというようなことが頭の中にどんどん浮かんできてですね、寝れないみたいなことも起こっていらっしゃるのかなと思います。
責任感が強いからこそ、そこにはっきり責任感の強さで、なんとか成果を上げていきたいという方向にですね、進んでいければいいんですけど、なかなかですね、体や心がついていかないということが皆さんに起こっていると思うので、このあたりのことをですね、気をつけていかないといけないなというふうには思っています。
眠れないということはですね、メンタル状態にかなり大きなダメージを与えるというのが、臨床心理学の観点からですね、言われています。
ある研究では、睡眠不足にさらされるとですね、1日4.4時間か5時間ぐらいしか寝てない状態が、5日間ぐらい続くとですね、脳の状態がうつ病とか統合失調症と言われる精神疾患の脳の状態と同じになってしまう。
不安とか混乱というのが起きていて、情緒不安定になるということがわかっていますし、そういうコンディションの時に、ネガティブな刺激に余計反応しちゃう。
なんかちょっとこう、としかさんから言われた一言が、普段だったらそういう指摘をされて、そういうこともあるよね。確かにじゃあこういうふうに変えていこうって前向きに捉えられる人だったとしても、そういう状態にある時というのは、どうせ自分はできないんだとか、
こんなことを言われてしまって本当に自分はダメなんだとかというふうに、ネガティブな方に引っ張られやすい脳のコンディションになると言われているのでですね、脳のコンディションが良くなかったらですね、物事を建設的に前向きに考えることもできませんし、
そうした前向きな思考に、前向きな思考のまま行動するということもできなくなるんですね。なので本当に、働きすぎて眠れないというのは、めちゃくちゃ脳にダメージを与えているということになって、その状態を築けたとしても、やはり事業がうまくいくということには繋がらないということを、皆さんに理解していただきたいなというふうに思います。
ありがとうございます。責任感の強さが良い成果を生んでいたらいいんだけれども、結果として自分の体、コンディションを崩すみたいな、そんな状態に陥っていることにまずご自身が気づいていくみたいなことが結構、今お話し聞きながら大切なのかなというお話を聞きながら感じたりしました。
睡眠不足に陥っている状態というのは、かなり深刻な不調になっているような状態なのかな、みたいなことも思うんですけれども、その深刻な不調に陥らないために大切なことだったりとか、予防できることがあるとしたら、どんなことがあるのか、もう少し具体的にお伺いしてもいいでしょうか。
そうですよね。3つぐらいあるかなというふうに思っています。1つ目は本当に皆さんが頭に叩き込んでいただきたいなと思う。
事業をうまくいかせたいというふうに思うのであれば、何よりもまずご自身を良い状態に保つことがパフォーマンスを出す近道だというふうに捉えてですね、脳を休めるということを大切にしてもらいたいということが1つ目あります。
状態が良くないと本当に認知機能が先ほどお伝えしたように低下するので、意思決定も経済合理性に欠けたりとかするので、基本的にはやはり自分が良い状態であるということを何よりも大切にする。
それが周りの人のためであるし、事業がうまくいくための秘訣だというふうに叩き込んでいただきたいなというのが1つ目。
落ちてからだとそういうふうに考えられないので、良い状態の時に日頃から今良い状態でいること、休めていることっていうのは本当に大事だからこれを続けていこうというふうに意識してもらいたいなというふうに思います。
2つ目は日頃からストレスが肩になっているサインというのが送られてきているので、そうしたサインに気づいて対処するということをしていただきたいなというふうに思っています。
どんなサインかというと、やはりご自身の体とか心とか行動面に色々なサインが出てくるんですけれども、先ほどお伝えしたように眠れない状況になってしまったりとか、頭が働かない、いつもは思考を前に進めていくことができるんだけれども、
なんだか時間をかけている割には全然思考がうまく回っていかないなというような感覚ですとか、あとこれもよく聞かれるんですけど、なかなか意欲が湧いてこないみたいなお話も不調になる前の方からお伺いすることが多いかなと思います。
やりたいということはやらなきゃいけない、やりたいということは頭では思っているんだけれども、なかなか気持ちの部分が積極的に行動するというふうに向いていかない、だけれどもやらなきゃいけないからということで、何とか自分を引っ張り上げてやっているという方がいらっしゃるので、
自己認識とカウンセリングの重要性
何だか仕事に対して向き合うのが前向きになれないなとか、モチベーションが足りないなということも大事なサインとして捉えていただけるといいかなと思います。またですね、イライラする感情みたいなのも一つのサインかなというふうに思います。
普段からイライラしている方もいらっしゃるかもしれないけど、人間関係でトラブルが増えたなとか、そういう人間関係のコミュニケーションの中でイライラする感情が湧いてきやすくなっているなみたいなことも一つのサインかなと思いますので、
体の部分と心の部分、行動の部分ですね、普段の自分と何か違うところがないのか、違和感があるところがないのかというふうにチェックしてもらうことが大事かなというふうに思います。
ごめんなさい、どうぞどうぞ。
実際にそういうサインを見つけたときにどうするといいのかみたいなところをお話しさせていただくと、これは口すっぱく言いますが、とにかく休んでください。
休む、寝れないということがあるのであれば、体を横にして過ごすだけでも大丈夫です。
リラックスして休める状態というのを作っていくということをお心がけていただければなというふうに思います。
なかなか休むことが難しいという方もいらっしゃると思います。
現実的に緊急度が高いものに対応しなければいけないということもあるのかなと思います。
一方でストレスが溜まっている状態のときは、今の自分がどういう行動をしていけばいいのかという行動選択が理性的に判断できない場合も結構あったりして、
主観や感情論に偏った意思決定判断をしやすくなっているので、本当に休むことができないのかというのを今一度立ち止まって考えていただければなと思います。
緊急度が高くて、これは自分じゃなきゃ対応できないというものが何なのかを整理していって、合理的に今休めるのかどうなのかを判断してもらいたいなと思います。
お一人でやるのが難しいこともあるかなと思いますし、ご自身がそこに休むことに向き合うみたいなつらいこともあるかと思いますので、
周囲の方に少しそういう整理をしてもらうことをお手伝いいただくのもいいのかなと思います。
1つ目はまず自分が良い状態を保つことがパフォーマンスを出す近道だと頭に叩き込むということが1つ目。
2つ目はサインに気づいて対処するということが大事だよという話をさせていただきました。
そして3つ目ですね、これは今すごくうまくいってるよという方もぜひ意識していただきたいなというふうに思います。
まず大事なこととしては、ご自身の認知の癖というものがありますので、そうしたものが感情を大きくさせていって、
行動を支配するということを理解して、自分の考え方の癖を見つけるということをやっていただければと思います。
大体ですね、ご自身の感情、ネガティブな感情、不安や焦りや怒りみたいなものですね、そうしたものが大きくなっていく。
その背景には、例えば自分は何をやってもうまくいかないとか、自分には力がないんだとか、周りの人にこう思われてるに違いないとか、
そうした自分がネガティブな感情が大きくなってしまう背景に隠れている認知の癖というものが必ず人にはありますので、
感情的になってしまう出来事について少し振り返ってみて、自分はこんな考え方をしているな、これ偏っているのかな、みたいなことをですね、
見つけていくということをしていただきたいなというふうに思います。これは予防になることだと思いますので、
深刻なメンタル不調に陥っちゃっている場合に、これに向き合うということはかなりエネルギーがいることになるので、そうならないためにですね、うまくいっている人も日常の中でちょっと感情的になることってあると思うので、
そうしたところの背景をですね、しっかり理解していくということですね、やっていただきたいなと思います。
日頃からですね、サインに気づいて対応するという2つ目にお伝えしたことと、認知の癖について見つけていくというですね、2つ3つ目みたいなところは、
一緒に行っていく、人と一緒に行っていくことが大事なのかなと思いますので、そこを行っていくためにもカウンセリングを利用してほしいなというふうに思っています。
ありがとうございます。とても大切な観点のお話をしていただいたかと思うんですが、まず自分自身の状態に気づいていくということと、
あとですね、自分自身の思考だったりとか感情の癖に気づくということですね。本当にこれは私自身も自分自身の体験値として感じるんですけど、めっちゃ役立ちますというところなので、
これを誰かとやってもらう体験とセルフコーチ、セルフでやるということの違いっていうのも全然違うかと思いますので、そのあたりは皆さんご自身で体感していただくといいのかなというお話を聞きながら思ったりしました。
カウンセリングのハードル
ご自身でやる場合は、その認知の癖を発見するみたいなセルフワークですね、本屋さんからたくさん出てますので、そういうのを買っていただきながらやっていただいてもいいですし、やり方わかんないよという方はカウンセリングをぜひ利用していただければと思います。
ありがとうございます。弊社の先日共有シェアしました桜本のノートにも簡単には書いておりますので、もしご興味ある方はぜひ見ていただけたらなと思います。
では最後になんですけども、前段お話もありました通り、カウンセリングを受けることに対してハードルを感じている人たちもいるんじゃないかという話もあったかと思うんですが、ハードルがあるとしたらどんなことがあるのかというのをお聞きしたいなと思っているのと、最後にその方たちにぜひ森山さんから伝えたいことがあれば一言メッセージをいただきたいなと思っております。
そうですよね、なかなかカウンセリングというものを体験したことがない方にとっては、どんなことが起こるんだろうとか、どんな役に立つんだろうというのは、なかなかわからない部分であるかなと思いますし、今私というかカウンセラーがどんな人間かわからない中でいらっしゃるというのは、ご自身のつらい悩みを抱えていらっしゃるしんどい状態のときに来ていただくのが結構ハードルがあるので、
そういった方たちの中でそれをハードルに感じている一番の要因というのは、やはり事業がうまくいっていない方が多いので、事業がうまくいっていないということを打ち明けることですとか、ご自身の調子があまり良くないということを打ち明けるということイコールですね、弱さというふうに捉えられていらっしゃって、
その弱さを開示することの難しさというものがあるかなというふうに思います。またその相談に時間を取ることももったいない、こんなことで悩んでいてはいけないし、自分がもっと頑張れば何とかなるんだみたいなところですね、
そういうふうに罪悪感があったりするので、なかなかお越しになるのが難しいなというふうに思いますが、その方たちにお伝えしたいことは、本当に大きな負担の中で走っておられるんですよと、本当によくやっておられるんですよということをまず伝えたいなというふうに思います。
そして走っていらっしゃる、なんとかうまくやらせたいというところで頑張っている背景には、やはりですね、その方々の願いがあると思いますので、その願いを叶えていくために少し立ち止まって、一緒に良い状態で走っていける方法を考えませんかというのをお伝えしたいなというふうに思っています。
本当にたくさんの起業家さんを支援させていただいて、躓いてしまわれるポイントとか、逆に回復していくポイントみたいなものをですね、経験の中から見出している部分もありますので、そういった部分で、辛い状況におられる方が良い方向に向かっていくためにお役に立てることがあるんじゃないかなと思いますので、
お一人で抱え込まずにご相談に来ていただいた方が、本当にうまく、いい状態になると思いますので、ぜひ一度ですね、ご相談にお越しいただいて、一緒に立ち止まって考えて、ご自身が事業をうまくいかせたいという願いにですね、近づけるようにですね、コンディションを整えていければなと思いますので、そんなことをお伝えしたいなと思いました。
ありがとうございます。まずは、本当にいい状態で授業を進めていく、ご自身のありたい姿に向かっていく、みたいなことをやっていくためにも、まず一歩として、カウンセリングという手段があるということをですね、皆さんにお伝えできたらなというお話を聞きながら思ったりしました。
はい、改めまして今日は森山さん、ありがとうございました。
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