子どもを信じることの重要性
こんにちは、やっちーの心のコンパスルーム、お聴きくださいましてありがとうございます。
こちらのチャンネルでは、日々の暮らしや福祉の仕事で感じたことや、心のコンパスを大切にしながらしなやかに生きるヒントをお話ししております。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は子どものペースを信じるということっていうテーマで、私が小学校で相談員をしている中で、ちょっと感動したというかね、ちょっとジーンとしたエピソードがあって、
それを通して、子どものペースを信じて待つって大事だなって思ったので、そんなお話をしようかなと思っています。
私は今小学校で非常勤で相談員のお仕事をしていて、ちょこっと関わり始めていた頃なんですけれども、
行事の度に結構不安になって、なかなかちょっと参加するのがね難しかった子がいました。
ちょっとあまりね詳しい状況はお話しできないんですけれども、
今秋に歌の発表会というか音楽の発表会があるんですけど、
その子全体練習というかの時に、その子がみんなと一緒に並んですごい楽しそうに歌う姿を初めて見たんですね。
その姿を見て、私もそうだし他の団員の先生とか関わっている先生方とかもね、
この子のペースでその子のタイミングを待っててよかったんだなっていうふうに思って、
私もなんかあまりに焦ったりとかしないで待つことって大事なんだなって感じたんです。
それまでその子は結構行事だったりとか普段と違うものがある日って、
朝から不安になったりとか、それがちょっとうまく言葉にできなくて、
ちょっと荒れてしまうものを投げちゃうとか、教室から飛び出してしまうとか、そういうことがあったりしたんですね。
今回もこの音楽発表会がある時にどうだろうなーっていう話はしていたんですけれども、
いつも結構音楽もちょっと苦手っていう風に言っていて、音楽嫌いというか好きじゃないって言っていたこともあって、
ちょっとどうなるかなーって思っていたんですけれども、そんな風に並んで楽しそうにしていたんですね。
それ以外の練習の時でも結構なんか今回は楽しそうになっていたっていう風に聞いて、
すごい一気に変わったように感じたんだけれども、見えないところでその子自身の成長だったりとか、
変化っていうのがあったんだなっていう風に思いました。
その前には担任の先生が前もってこれとこれをやって、こういう順番でこういう風にやるとか、
やる題目についても結構事前に教えたりっていうね、そういう工夫をしたっていうのもすごく大きいんだろうなーって思います。
支援者としての視点
そうやって教えてもらったものを練習して、できるようになったって思えることってすごくその子にとっては大きいことだし、
なんかそれが自信になってこうやって、今まではねちょっとなかなかどうやったらいいかとかね、
なんかその不安っていうのがうまく表せずにいたけれども、なんかそれがちょっと安心に変わってきたのかなーっていう風に思いました。
これは子どもだけじゃなくて大人もそうなんだけど、できるようになる日というか、
それが目標が叶うとか、こうなってほしいっていうところに行き着くまでには、
それぞれのペースで見えない時間を積み重ねて、ちゃんとそこまで行くようになっているというかね、
それぞれのペースでちゃんとそこに進んでいけるんだよなーっていうのを改めてすごい感じました。
日々同じことの繰り返し、なんか今日もダメだったなーとかっていう風に思ったとしても、
一見止まっているように見えるんだけど、でも内側では何か小さな積み重ねが重なっていたりとか、
何か育てるものっていうのがあるんだなーって目には見えないんだけれども、
これはなんか私も子育てをしていて、なんでこうできるようにならないんだろうなーとか思っちゃうことがあるんだけれども、
でもなんか突然できるようになったり、突然やる気が出るとかっていうこともあったりするので、
やっぱりその突然できるわけじゃなくて、実はね、自分自身もそうだし、子供自身もやっぱり日々育っているんですよね。
そこの力を信じるというか、信じて待つ力っていうのを、自分も親としてもそうだし、支援者としてもそうだし、
そうやって信じて待てるっていうのを大事にしていけたらいいなーっていうふうに思いました。
なかなかね、ちょっとその信じて待つとか見守るとか、そういうのって本当に忍耐力だったりとか、
私も親として試されるなーと思ったり、支援者としても結構やきもきすることもあるんだけれども、
でもそこが待てるかどうかで結構その先が変わってくるなーって思うことがあるので、
そういうのを大事にしたいなーと思った出来事だったので、
今日は子供のペースを信じるということでお話をしてきました。
最後までお聞きくださいましてありがとうございます。
では素敵な一日をお過ごしください。
じゃあまたねー。