1. 小田嶋三詠の『心の起業学』
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2024-03-07 16:02

#062.マンガ『セクシー田中さん』は令和の生き方バイブル

マンガ『セクシー田中さん』をテーマに、お勧めされて読んでみたら一気読みしてしまったという小田嶋 三詠先生が語ります! 【無料メルマガ】「誰も教えてくれなかった、自然に売れる書き方 7日間レッスン」ぜひ、ご登録ください。 […]

投稿 #062.マンガ『セクシー田中さん』は令和の生き方バイブル小田嶋三詠の『心の起業学』 に最初に表示されました。

サマリー

ポッドキャストのエピソードでは、漫画『セクシー田中さん』を通じて、令和時代の自己表現や人間関係について語られています。この漫画は、主人公たちの葛藤を描き、自分らしさを大切にすることの重要性を伝えています。また、登場人物たちが自己肯定感や生き方を模索する様子が描かれており、今の時代の課題、特に若者の性被害未遂などがリアルに表現されています。

ポッドキャストの紹介とテーマ
小田嶋三詠の心の起業学
ポッドキャスト心の起業学は、発信力プロデューサーの小田嶋三詠が個性、才能の活かし方や転職の作り方、自分らしい成功を実現していくためのヒントを、リスナーの皆様からのご質問に直接お答えする形でお伝えしていく番組です。
はい、今週も始まりました小田嶋三詠の心の起業学第62回スタートさせていただきます。ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。今週も皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
はい、小田嶋三詠です。よろしくお願いします。
なんか今日はですね、ちょっとスタジオにというか収録している場所にいつもと違う方がいるので、ちょっと緊張感が走りまして、ちょっとこれ今テイク2なんですよ、スタート。
トーマスがね、いつも別の番組でお世話になっているというか、やってるコーチングの先生がいらっしゃるんですけど、その方が今ちょっとこの会場にまだいらっしゃる状態で収録がスタートしておりまして。
スーパーバイザーとして。
スーパーバイザーとしてなんですかね。ちょっとなんかトーマスだけ緊張感が走っているんですけども、はい、スタートさせていただきます。62回です。こんな回もありますね。
はい、リラックスして。
はい、リラックスしていきましょう。というわけで62回なんですけども、今日はあれですね、ちょっとテーマを決めてちょっと三枝さんにお話を伺いたいなと思うんですけども、今日のテーマはこちらです。
漫画セクシー田中さんは令和の生き方バイブルというテーマですね。
はい、そうです。ものすごい話題になっていて、でも結局その話題になっていることって、やっぱりそのドラマ家の話、そこでのどういう経緯があってとか、本当に悲しいことになってしまったので、そっちの話ばっかりなんですよね。
私自身はあのドラマを見ていなくて、ドラマのなんか結構途中ぐらいで友達が面白いよって言って、見ようかなと思ったんだけど、もう今から追いつくのも大変だなと思って、で気になったのは漫画を読んだんですよね。
あ、そっから漫画読んだんですか。
そうそう、それで漫画を読んでみたら、ものすごい衝撃を受けて、もう次もすぐ読みたい、でもここももうちょっと味わいたいみたいな、泣きながら読み返すみたいな、いいものってそうじゃないですか。で、結局一気に読んじゃったんですけど。
すごい。
でもそれで満足したので、もうドラマはいいやって感じだったんですよ。で、その漫画良かったんで、この番組でもサブカルで紹介しようと思ってたら、やっぱりあのこういう展開になってしまって、だから最初どうしようと思ってたんですけど、
あのやっぱりそういう文脈だけで語るっていうか、私はそっちは語れないので、知らないしというか、冷静に話せない。
そうですね。
そっちについては。
確かに。
だけど、セクシー田中さんという漫画が本当に素晴らしいので、その漫画の素晴らしさだけを今日語りたいと思って。
なるほど。
今更あれが売れたところで、ご本人に印税が入るわけじゃないので、出版社だけなのかわからないですけど、でもやっぱりその、なんかその事件だけの流れで知ってほしくなくて、漫画として本当に素晴らしいので、それを知ってほしいっていう。
なるほどね。
一人でも多くの人にっていう気持ちで、だったら話せるかなと思って話したんですよ。
はい。
で、トマスさんはあまり内容は知らないっていう。
全然タイトルだけしか知らないですね。
そうなんですね。
なんかじゃあ、よくニュースで出てくる万千ポスターみたいなの見たことありますか。
万千ポスターのイメージはあります。
あのベリーダンサーの格好して。
あれが田中さんで、その元々の設定も、昼間は地味な、確かケイリンだったと思うんですけど、のOL。
で、夜は趣味のベリーダンスで熱中していて、こうちょっとしたショーとかにも出たりするっていうね。
アラフォーの地味OL、田中さんっていう人のお話なんですね。
なんだけど、その彼女だけのお話じゃなくて、実はもう一人主人公がいて、それが23歳のアカリちゃんっていうね、女の子が同じ会社に勤めている派遣社員なんですよ、アカリちゃんは。
で、その田中さんの正体に気づくというか。
ある日、田中さんが出演しているレストランに行ったら、ベリーダンスの田中さんがステージで踊っていて、で、こう接近したときに、はってお互い気づくみたいなところで、こう接点が生まれていくんですけれども。
でね、私今自分の年齢的にも読む前は、その当然田中さんに共感するであろう。田中さんっていいなっていう話なんだろうなって思ってたんですよ。
でも実際田中さんってすごい素敵で、みんな周りの主人公の周りに囲む人たちが、田中さんの影響を受けて自分に目覚めていくとか、自分にちょっと素直になっていくとか、好きなものを大事にしていくようになるとか、そういうところなんです。
あの話なので、もちろん田中さんが一番のキーパーソンではあるんですけれども、アカリちゃんという人もすごいよくて、アカリちゃんは派遣社員で、可愛くてモテモテなんですよ。
で合コンとかでも、こうすればモテるよねみたいなのも分かってるし、自分の価値も分かってる。なんだけれども、でも反対にまだ23歳にして、もう自分のピークは過ぎたっていうのも感じてて、17歳、高校生の時がピークだと感じたみたいなのがあったりとか、要するに自分って何なんだろうとか、今は若くて商品価値があるって思われてるけど、
そのことに別に満足してるわけでもないし、どうかなりたい、でも野心があるとかでもなくて、ただ自信のなさだったり、どうやって生きていったらいいか分からない、みたいな感じをすごく抱えている子なんですよね。
そういう感じで、世代問わず性別問わずみんなあるじゃないですか。
たしかにたしかに。
そこがとてもうまく細かく書かれていてよくて、そもそも一巻のかなり初めの方で、あかりちゃんが合コンで知り合った、知り合ったチャラい男の人かなと気軽なデートの時だったと思うんですけど、をしつつ、突然そんなことしててもなぁみたいな感じもあるわけですよ。
デートしながら?
そうそう、別に好きなわけでもないし、今こう一夜増やしてもらえてるけどみたいな。
たしかに。
あかりちゃんがね、ヒラリー・クリントンの選挙に負けた時のガラスの天井っていうスピーチあったじゃないですか。
女性たちの上には見えないガラスの天井があるけれども、それをいつか打ち破れる人が現れることを私は信じているみたいな、結構有名なスピーチなんですけど、それをね、突然この人に話すともなく言ってしまう、つぶやいてしまうみたいなっていうところとかもあって、だからなんかその辺が今のリアルってそういう感じなんだろうなっていうのがすごい思うんですよね。
肌から見たら若くてキャッキャキャッキャしてて楽しそう、でも心なんかめちゃめちゃモヤモヤしてて、これでいいとも思ってないし、どう生きていいかわからないし、だから田中さんみたいに自分の好きなものを突き詰めてる人にすごく憧れるし、田中さんのことすごくいいなと思ったら、もう素敵ですって真っ直ぐ言っちゃうところとか、
そういうところがね、なんかめっちゃ今の若い子だなっていうか、若い子っていうとなんか自分と違うみたいなんだけれども、すごくいいなと思ったんですよね。
そう、で、その田中さんのその姿を見てね、周りの人もみんな影響を受けていくっていうところがあるんですけど、で、あかりちゃんもその田中さんの影響を受けたことによって、別に田中さんがあかりさんになんか言ったわけじゃないんだけど、その姿を自分の、自分を表現してる、やりたいことをやるっていう姿を見ていくうちに、
あかりちゃんも何かこう気づくものがあって、ちょっとこういいように、なあなあの関係になってた、友達ともいえない男の子、なんか友達ともいえない、なんか付き合ってるともいえない、便利にされてるみたいな男の子の存在があったんだけど、その子にきっぱりと、私はもうちゃんとお互いを大切にしてる人と、じゃないと友達と思えないみたいな感じのね、ことを言うっていうシーンが、やっぱりこの1巻の結構初めの方にあるんですよね。
読者へのメッセージ
とか、なんかそういうふうに、なんていうのかな、みんなね、若い子とかも、自分の価値が他者評価になってたりとか、いわゆる自分軸というか、ブレブレになってしまっていて、自分が何したいのかわからない、自分の価値もあるようでいて、よくわからない、みたいな。で、そもそも自分がどう生きたら幸せなのかわからないっていう、こう普遍的な感じじゃないですか。
その辺をね、きっちり、いろんな東洋人物が出てくるんですけれども、そのチャラい合コン相手とか、田中さんと、なんていうのかな、親しくなるんだけど、田中さんのことは恋愛対象として絶対見れないみたいな男性とか、一人一人の心の中の葛藤みたいなのがちゃんと全部書かれてて、なんかね、読んでると出てくるみんなのことをとても好きになっていくんですよね。
いい漫画ってそうじゃないですか。主要キャラがいて、モブキャラがいて、じゃなくて、みんながみんな葛藤してて、男の人も葛藤してて、生きづらさを抱えてて、っていうところとかもちゃんとこう書かれていて、なんかね、すごく読んでほしいなって思うんですよね。
へー、セクシー田中さん。
そう。セクシー田中さんって、もちろん売れ筋にしたいからそういうタイトルだし、いっぱいギャグっぽいシーンもいっぱいあるんですけど、面白おかしくしてるような。
けど、なんかね、本当本筋は、田中さん、あかりちゃん、あと田中さんとちょっと絡むというか、関わりのある男性の庄野っていうのもいるんですけど、その人たちのそれぞれこう、自分て何なんだろうとか、自分てどう生きたらいいんだろうとか、っていうこととか、自然にその周りの人の影響を受けて、自分のその好きなものをどんどんどんどん表現するようになるとか、自分に気づいていくみたいな様がね、めっちゃいいんですよね。
へー。この漫画自体は完結はしてないんですよね。
してないんですよ。そうなんですよ。7巻で絶筆になってしまったので、未完なんですね。そこも本当に悔やまれるというか、すごく悲しいんですけど。
そうなんですね。基本漫画に出てくる東洋人物がみんな、人のせいにする人がいないんですよ。
へー。
みんないろんな嫌なとこ、いいとこあるんだけど、でも人のせいにする人はいないんですよ。ちゃんと自分で間違ったりとかもしつつも、じゃあどうしようみたいなことを考えたりとか、でもちろん前向きなだけじゃなくて、やみ落ちもしたりとか、っていうところがね、すごく良くて。
なるほどね。
そう。なんかね、一つのテーマが、自己肯定感っていうのが一つのテーマだったらしくて、作者の方が言ってたみたいですけど、なんか自己肯定感の、なんかみんな上げようとか、高くしようとかって言われて、今普通に言われるじゃないですか。
確かに。
共通認識みたいな。でもそれって実際どういうことっていうのが、ちゃんと本当に丁寧に書かれているので、
一つ一つのエピソードを通して、そうなんですよね。なのでぜひ読んでほしいし、
読んでみては。
あと結構その、今のやっぱり時代も書かれてて、若い女の子が普通に飲み会に行くだけで、なんか普通の日常の中でちょっとこう遭遇してしまう性被害未遂だったりとか、男性キャラ側の、そのやっぱりこう、自分なんてみたいな感じだったりとか、ちゃんと書かれているので、
ぜひ読んでほしい。
面白そうですね。今、セクシー田中さんは何で読むのがいいんですか?単行本があるんですか?
普通に単行本もありますし、あの、キンドルとかでも買えますので、電子版でも買えるので、ぜひぜひ読んでみていただきたい。
興味ある。なんか最近、僕も全然漫画とか読んでなくて、最近の人ってうちの奥さんとかもそうですけど、スマホで読むじゃないですか。
縦目のやつじゃない?
そうそう、なんか馴染めなくて、どうやって漫画読んだらいいのって、なんかちょっと思っちゃいました。話を聞いてて。
セクシー田中さんは普通の本の形ですので、キンドルだとしても、ちゃんと普通の本の形の見開きでこう進んでいくやつですので。
じゃあちょっと、昭和世代のトーマスみたいな人も読みやすいですね。
昭和世代の私も大丈夫でした。
大丈夫でしたか。じゃあセクシー田中さんちょっと読んでみようかなと思います。興味が湧いてきました。
ぜひ読んでみてください。
ありがとうございます。さあ、リスナーの皆さんもですね、ぜひセクシー田中さん読んでみていただけたらいいんじゃないでしょうか。
時代背景と性被害
漫画をね。
漫画をね。
サブカル紹介が1本だったみたいなイメージですか。
そうですね。でもまあ、流れで1個サブカル紹介を。
じゃあちょっとこのままサブカル紹介お願いします。
漫画つながりで、これはね本当にファンタジーなんですけど、平成のファンタジーみたいな。
ファンタジーのファンタジー。
大島由美子さんっていうですね、昔から活躍してる長い、本当にその筋の人には神みたいな人がいるんですけど、
のロストハウスっていう、これ平成5、6年ぐらいの漫画なんですけど。
ほうほうほう、古いですね。ロストハウス。
出てきました。検索しました。
これはね、多分なんだろう、なんか、女性でオリーブとか好きだった人で。
オリーブ。
オリーブ。
だったらもう、どの世代の人が読んでも痺れるわ。大人の絵本って感じなんですよね。
ロストハウスは短編集なんで。
短編集なんですか。
ロストハウスっていう話があったりとか、あと他のお話もいくつか入ってて。
そういうことなんだ。
はい。
短編集だと読みやすいですよね。
読みやすいので、ぜひ読んでみてください。
大島由美子さんのロストハウス、ぜひチェックしてみてください。
漫画っていいよねって思えるような。
そうなんですね。ちょっと久々漫画読んでみようかな、マジで。
漫画はいいですね。
セクシー田中さんも読んでみよう、ロストハウスと。
はい、というわけでいかがだったでしょうか。
ぜひ皆さんもですね、こういう作品に触れて、私はこう思いましたよとか、なんかそういう読んだ後の感想みたいなものもですね、
ぜひ概要欄に、みえさんにつながるLINE公式アカウントの登録リンクがありますので、そちら登録していただいて、気軽にメッセージで送っていただけると嬉しいなと思っております。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、小田島美恵の心の企業学、以上で終了とさせていただきます。
今週もみえさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週のポッドキャストはいかがでしたか。
概要欄にある小田島美恵LINE公式アカウントから、小田島先生への相談をお待ちしております。
些細な相談でもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン・ナレーション・引きやけいこがお送りいたしました。
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