コミュニケーションの難しさ
ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話。 この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、
隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。 今週は、業務上の人間関係をテーマにお届けをしています。
ChatGPTに考えてもらったおたより風の質問にお答えをしているんですけれども、 そのおたよりが、仕事をしていると、お客さんや他部署とのやりとりの中で思っていたのと違ったり、
うまく噛み合わないなと感じることがあります。 けいさんは、そんな時どうしていますか?
という質問にお答えする形で、ここまで4日間お話をしてきました。 コミュニケーションは難しいねーという話に、結局なってしまうんですけれども。
今週、この1週間の総まとめとして、この噛み合わなさというのを表に出してしまったというケース、 そこの反省の話をしてみたいなと思います。
これ私が特に会社員時代によくあったことなんですけれども、 当時私がいた会社ってゴリゴリの営業会社だという話を以前したんですけれども、
そういう場合ですね、営業マンって自分の成績受注のために、 結構お客さんに伝えづらいデメリット的なことをゴニョゴニョして全然伝えてくれてなかったりすることあるんですよね。
例えばデザイン案は1案しか基本的には提示しませんよということとか、 ページ数の制限というのがあるんですけど、その1ページっていうのはA4で印刷して1枚ぐらいのボリュームまでですよとか、
そういった結構大事なことなんですけど、お客さんに全然伝わってないっていうことがまあまあありました。
そういうこと以外にも、例えば社内でこういう決まりがあるけど、 お客さんにはそういうのちゃんと伝わってないなーっていうことも結構あることだと思います。
私が受注をいただいた後、打ち合わせに行きまして、お客さんと話をしていると、 これは全然伝わってないなーみたいなことがあるんですよね。
そこでの私の反省点として、社内でこういうコンセンサーが取れてない、 社内的な規定をお客さんに伝えてる、伝えてないっていうような、
その内輪のやりとりを、私が結構お客さんの前でそれを口に出したりとか、 態度に出したりとか、そういうことを割としてしまっていた時期がやっぱり最初のまだ経験が浅い頃あったので、
そういうの本当に良くなかったなーっていうのを今更ながら反省をしています。 それぞれの立場での認識違いっていうのがある状態で話をしていくことによって、やっぱり食い違い
どんどん発生していきますし、それを結果的にその場で意見の食い違いがどんどん増えて、場の空気がどんどん微妙になっていきますし、
社内でそういう話ちゃんとできてないのっていうのをお客さんの方から釘刺されたり、 ちくりと言われたりとか。
私も当時本当に新人だったので、私は悪くないっていう気持ちが出ちゃってたんでしょうね。 そういうのはやっぱり良くなかったなと思います。
お客さんから見れば、この会社とかこのチームに任せて本当に大丈夫なのかっていうのは、本当に不安になっただろうなと思いますし、
内部で調整することと、お客さんの前でいろいろやり取りして調整すること。 これの内容ってやっぱりきっちり分けてそれぞれちゃんと対応していかないと、なかなか信頼を得るには難しいと思いますし。
私がその場でお客さんに社内の規定と違うことを言われた時に、その場で何か言い返すみたいなのはやっぱり良くなかったと思うので、
一旦受け止めて、必要最低限のことはもちろん伝えて、持ち帰って社内で一回整理して、ちゃんと営業さんともコミュニケーションを取って、
どういう風にお客さんに伝えるのかっていうのを、ちゃんとできないと良くいけなかったなぁというのを思います。
それだけでお客さんの安心感とか全然違うと思いますし、今やっぱりフリーランスになって、
仕事における板挟み
自重とかも自分である程度ハンドリングができるようになって、そういった機会っていうのは減ってはいますけれども、
それでも立場が違う人の意見とかを代弁しないといけないシチュエーションっていうのはあるので、
その時に社内の内輪の事情を何でもかんでもさらけ出すとかっていうことはなるべく避けて、
相手がどう感じるかっていうところまで含めて、どうやったら誠実な対応になるかっていうところを、
ちゃんと考えていかないといけないなというのを、今更ながら反省をしています。
板挟みで言いますと、今もうちょっとベテランになっていきますと、
お客さん側の担当の人が、この方きっと板挟みに合ってるんだろうなっていう風に感じてしまうことなんかも出てきましたね。
社長さんではなくて担当者さんがWEBの打ち合わせの責任者になっているっていうケースですと、
この人はこういう風にしたいんだけど、多分社長さんの意見と違うんだろうなっていう苦悩を感じる時とか、
やっぱりあるので、その時にじゃあどちらの意見を汲み取ってあげればいいのか。
どちらのっていうよりかは、両方の意見をうまく汲み取って、
いい形にしてあげることはできないかっていうのを考えるようにはなってきています。
ただすごく難しいです。もちろん私もこれ言ってますけど、
感じ取れたとてそれを叶えてあげられるところまでの、私に優れた施生と言いますか、
追考能力があるわけでもないので、なかなか悩ましいところではあります。
ただその板挟みの辛さをわかる身として、なるべくお客さん、
そしてその先にいる経営者さんなり、もう一つ上の責任者の方、
そこの思いにも意識を向けて、お客さんの会社の全体にとっていい提案ができるように、
私もなっていきたいなというふうに思いました。
その板挟みっていうのは、これも時代が変わっても普遍的な悩みなんだとは思います。
そこをどう板挟みと付き合っていくかっていうところも、
プロとして成長していく時に乗り越えていかないといけない要素なのかなというふうに思いました。
リスナーへの呼びかけ
なかなか現在進行形で悩みがあるトピックだったので、
私は子ですっていうふうに自信を持って言える1週間ではなかったんですけれども、
それでもこれを聞いてくださっている皆様と一緒に考えて工夫していけたらいいのかなというふうに思います。
さて、これをお聞きくださっているリスナーの方は、
あなたの職場でも板挟みのような立場になることありますでしょうか。
もしありましたら、こういうふうに板挟みで悩んだことあるよとか、
こういうふうにして解決に導いたよとか、そういったことありましたら、
ぜひおたよりフォームやXでチョイ先トークのハッシュタグをつけてお知らせいただけると嬉しいです。
今週も最後までお聞きくださりありがとうございます。
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