2025-09-05 11:53

『比べない』や『何のため』で育む自己肯定感 #044

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「駆け出しの頃の、自己肯定感の保ち方は?」という質問へのアンサーです。
自己肯定感が揺らぐのは、誰かと比べた瞬間。Webのスキルは点数がつかないから、比べるのは目の前のすごい人じゃなく、昨日の自分。
目的に立ち返り、積み重ねを見える化することで自己肯定感につながっていきます。

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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事

サマリー

このエピソードでは、自己肯定感の保ち方やウェブ業界における他者との比較について議論されています。特に、相対評価に基づく自己肯定感の揺らぎを避ける重要性や、自己の成長を過去の自分との比較を通じて確認する方法が提案されています。自己肯定感を育むためには、他人と比較することを避け、自分の目的を再確認することが重要です。また、自分の取り組みを可視化することで、日々の努力を実感しやすくなることが紹介されています。

子供たちの成長と自己肯定感
ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話。 この番組では、フリーランスでWeb生産をしている私、けいが、
上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、 Webと仕事について、おたよりにお答えする形で語ります。
今週ずっとオープニング、うちの子供たちの話をしてるんですけれども、最近子供たちを見て思うことで、
令和生まれの子供たちも、扇風機に向かって、ああーってやるんだなーっていうのを見て、なんか安心したなーということがありました。
なんかやっぱり身の回りにあるものが、私が子供の頃とかと結構変化をしているんですけれども、変わらないものは変わらないんだなーっていうのを見て、なんか安心しましたね。
そこに風が吹いてくれば、ああーってやるだろうっていうのは、人間の本能みたいなところがあるんでしょうか。
あと結構電話のおもちゃで、昔ながらの受話器、あの形のものを見ても、もう家にそういう電話はないので、
携帯電話しか、携帯電話というかスマートフォンしか彼ら彼女らは普段目にしていないので、それを見ても何のことかわからないんじゃないかっていうふうに思ったんですけど、そんなことはないですね。
全然、持ってお耳につけてもしもししますし、保育園の先生とかとそういうふうに遊んでるからっていうのもあると思うんですけど、
そういう形状のものがあればお耳に当ててもしもしするっていう、そうやって受け継がれている概念もあるんだなーっていうのを感じました。
今週1週間は、愛知県20代の沙織さんからいただいたご質問にお答えをしています。
ウェブ業界で少しずつ知り合いができてきたのですが、正直自分のスキルが全然足りていない気がして、話すのもちょっと緊張するというか、申し訳なくなってくる時があります。
けいさんは駆け出しの頃、どうやって業界の人と関わっていましたか?
自己肯定感の保ち方とか気をつけていたことがあれば聞いてみたいです。という質問に1週間かけてお答えをしています。
今週はその締めくくりとして、この質問の中で自己肯定感の保ち方についてまだお話をしていなかったので、今日はこの自己肯定感にフォーカスをした話をしてみたいと思います。
この自己肯定感高い低いっていう話、SNSとかでもたまに見かけるんですけれども、これ自己肯定感で言うと、私自身を改めてどうかなというふうに考えてみると、
どちらかというと、私自己肯定感高い方だなというふうに自負をしておりまして、なんか無駄に私はできるみたいに思うことができていたのかなというふうに思っています。
これ、過去のいろんな経験からしてみても、私できる、私は絶対できるぞみたいな、なんか根拠のない自信みたいなのは、どちらかというとある方だったのかなぁと、今振り返って思います。
当時、その後、自己肯定感だとは思ってはいなかったんですけど、もちろん常に私すごいなんてことは思っていなくて、経験を粒に従って至らないことにどんどん気づいていくわけなんですけど、
それでも、自己肯定感というので悩んだことは、実はあまりいないです。
これ、ちょっと考えてみたんですけど、自己肯定感で悩むっていうのは、やっぱり相対評価の結果なのかなというふうに思います。
誰かと比べてしまうから、自己肯定感が揺らぐっていうことだと思うんですけれども、でもそもそもウェブのスキルって、資格試験みたいに点数がつくわけではないですよね。
もちろんその出来上がる成果物はあるので、デザインがかっこいいとか、コードだったらコードの書き方が綺麗とか早いとか、何かしら指標になるものはないわけではないんですけれども、でも相対評価って難しいと思うんですよね。
なので一番大事なことは、相対評価で比べないっていうことだと思います。
で、今回の話ですと、そのウェブ業界の中で出来た知り合いが、やっぱりスキルが高い人が多いと。
で、そういう時に自己肯定感が揺らぐっていうことだと思うんですけど、そもそもそのウェブ業界の知り合いの方、その方を指標とすること自体は多分間違っていると思いまして、
比較対象はその人たちではないはずなんですよ、本来。
強いて言えば、過去の自分とかだったら比較してもいいのかなっていうふうには思いますけど、そもそも今まで生きてきたバックグラウンドとか、勉強とか、スキルアップに費やしてきた時間とか、そういったものが違う中で、
じゃあ一律に何か物差しで測れるかっていうと、そういったことは絶対ないので、学校の勉強みたいに同じ年に入学して、同じ教育過程で勉強してきて、じゃあテストやって、点数がつきますっていう、そういうものでは全くないので、
そこを比較するっていうこと自体が意味がないことだよっていうのをまず認識した方がいいのかなっていうふうに思いました。
目的の再確認と自己評価
じゃあどういうふうに考えればいいのかなっていうところなんですけど、これ何のためにやってるのかっていう目的の再確認、そこに立ち返るのがいいのかなって思います。
多分結構最初の方の配信でも話したような記憶があって、多分1週目の第4話ぐらいだったかなと思うんですけど、誰のためにサイトを作るかっていうのが変わってきましたよっていう話をしたことがあります。
その時に、ウェブの制作っていうのは、制作自体が目的ではなくて、あくまで手段なんだよっていう話をしました。
自分のやっている仕事が目の前のクライアントさんだったり、世の中の社会の中の誰かのどういう役に立っているんだろうっていうところ、ここを考えてみるといいですよっていう話をその時確かしたんですけれども。
その相対評価で自己肯定感が由来できた時に立ち返るべきのは、そういう部分だと思います。
じゃあ自分は誰のどういう役に立てているのか、その答えは目の前のすごい人を見てても、絶対出てくることはないんですよ。
見るべきものは、例えば目の前の自分がやっているお仕事のお客さんであったり、自分が所属している会社のチームだったり、そういうところに貢献ができているかどうかっていうところ、そういうところに目を向けていくと自己肯定感っていうのも育まれていくのかなというふうに思います。
もちろんそういう仕事の中でうまくいかなくって、それでちょっと私なんてダメだっていうふうになってしまうことももちろんあるんですけれども、それでも何かしら世の中の必要にされていて、あなたにお仕事が来たりとか、あなたの会社にお仕事が来たりとか、そういうことになっているので、まずは目に見える周りの人たちの役に立っているかどうかっていうところ。
余裕があればもう少し広げて、じゃあ世の中、社会のどういう役に立っているのかっていうところを感じることができれば、自己肯定感っていうのは上がっていくのかなというふうに思います。
といっても、世の中のためといってもちょっと壮大な話になってくるので、ここから先は普段の取り組みの中でこういうことをやると自分の頑張りが可視化されて自己肯定感につながるんじゃないかなって思うような、ちょっとティップス的な話をいくつか紹介したいなと思います。
やっぱり積み重ねですね、自分がこう今までやってきたことが見える化されていくっていうのは自信につながるのかなって思います。
例えば仕事をやるにあたって、to-doリストってこれからやらないといけないことのリストなんかを作ったりすると思うんですけど、じゃなくて、やったことリスト、できたことリストみたいなのがあってもいいのかなって思います。
で、私最近、今更ですけど、最近ちょっとそういう取り組みを始めまして、ChatGPTなんかに今月私がやった仕事の内容で、具体的な顧客名とか案件名とかは書かないんですけど、こういうような取り組みをしましたっていうのをChatGPTにちょこちょこっと書いていって、それを1ヶ月分綺麗に整理して出してもらうっていうのをやっておりまして、
最終的にそれを月報っていう形で自分のサイトに掲載するっていう取り組みをちょうど先々月、6月ぐらいから始めまして、この取り組み結構いいなぁと思っていて、普段名もなき仕事って結構たくさんあると思うんですよ。
この案件としてこのサイトを作りましたっていうものであれば、制作実績としてバーンと出せたりとかするんですけど、日々そういう仕事ばっかりではなくて、なんか質問に答えましたとか、ちょっとここ回収してくださいって言われて直しましたとか、そういう地味な仕事がほとんどなので、そういうのをずっとダラダラっとやっていくと、なんか仕事やった感があるんだかないんだかっていう感じになってくるんですよね。
時間はすごい使ってるから仕事やった感はあるんですけど、じゃあ成果として人に見せる形で残るわけではないので、なんとなく私こんだけ頑張ったんだよっていう目に見える形のものがない状態で1ヶ月過ぎていっちゃうみたいなのが結構多かったので、それを可視化する取り組みっていうのを始めました。
そうすると結構いろんなことやってるなっていうのが自分でも見えるようになるので、これはおすすめです。
せいせいAIじゃなくても、別に紙の手帳に自分で書くとかでもいいと思うんですけど、ただAIに伝えると、ジャンル別に自動的に仕分けして、あなたこんだけやりましたよっていうのをバッと出してくれるので、割と重宝はしています。
会社にいた頃、これ本当に20代の頃なんですけど、会社にいた頃は自分の今月の完了案件っていうのをExcelかなんかにまとめて、後から見返せるようにはしてました。
それは業務需要が必要だったからっていうのもあるにはあるんですけど、当時振り返ると、私こんだけ頑張ったよっていう、それも自己肯定感につながっていたのかなっていうふうに思いますね。
ですので、こうやって頑張り積み重ねを見える化をしていくっていうのは、ぜひやってみていただけるといいんじゃないかなと思います。
他者との比較を避ける
ということで、今日のまとめとしては、相対評価をしないということと、目的に立ち返るということ、あと取り組みを見える化すると。
この3点、これを愚直にやっていくことで、だんだん自己肯定感が揺らぐことが少なくなっていくのかなというふうに思います。
もちろん一長一短でできるものではないかもしれないんですけども、ぜひやってみていただけるといいんじゃないかなと思います。
以上、1週間かけてウェブ協会ですごい人に囲まれて、自信をなくしそうになるという方からのおたよりにお答えをしていました。
なんか共感することが多かったので、たくさん話してしまいました。
もうこの話足りないぐらいなんですけれども、本当に今回おたよりをいただきましてありがとうございました。
これを聞いてくださっているリスナーの方で、昨日の自分と比べて、今日できた一歩、こんなことできたよということ、何かありますでしょうか。
他人とではなくて、過去の自分と比べてこれできるようになったよということなんかがありましたら、ぜひ、ちょいさきトークのハッシュタグやおたよりでお知らせいただけると嬉しいです。
今週も最後までお聞きくださりありがとうございます。
この番組ではおたよりや感想を募集しています。
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それでは、また来週。
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