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ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
さて、先週から、この話している音源を、なるべく編集せずに出すよっていうお話をしたんですけれども、
唯一、編集を加えているところがありまして、それが、話している間の余白…空白の時間ですね。
そこだけをツールを使って、自動で余白をグッと消して圧縮するっていう、それだけツールの力を借りてやっています。
ガチガチに台本を作っているわけではなくて、過剰書きで話したいことのメモは取っているんですけれども、
どうしても考えながら喋っていて、空白ができてしまうタイミングとかがあるので、
そこはどうしてもお聞き苦しいところなので、カットするようにはしてまして、
それ以外は編集をせずに出すように、今、先週からしています。
そうやって出したものを自分で、毎朝自分の配信を聞いているんですけれども、
どうしても出てしまう言葉の癖とか、そういうのがあるなというのを感じますね。
こういうのをなくしていくのも、おそらくトレーニングなんだろうなと思いますので、
今後長く続けていく中で徐々に改善できたらいいなと思っています。
仕事を手放せない理由
さて、今週はテーマとして、仕事を手放せない、そういう現象について考えてみたいと思います。
先週はビジネス上の人間関係というテーマで、一週間お話をしたんですけれども、
その続きというか流れみたいな話になりますね。
人になかなか仕事をうまく任せられない、そういう方も多いんじゃないでしょうか。
私も日々悩むところではあるので、このテーマでお話をしたくて、
またChatGPTにおたより風の質問を考えてもらいました。
最近、仕事を人に任せるのが苦手だなと感じています。
つい自分で抱え込んでしまうことも多くて、
けいさんは仕事を人に任せるのは得意ですか?という質問を考えてもらいました。
考えてもらいましたというか、これはリスナーである私自身が、
パーソナリティである私に対して質問しているというような、そんな意味合いがある質問です。
私は人に仕事を任せるのはとても苦手です。全然得意じゃないですね。
それに悩みながら社会人20年やってきたというところがあります。
1年目は新人なので、そういうことでは悩まないですけど、
社会人3年目ぐらいからだんだん悩むところではありましたね。
フリーランスになってさらに悩むところです。
なかなか今現在も人にうまくお仕事を任せできれば、もう少し楽になっているかもしれないのに、
それができなくて、わたわたしている状況があるので、
どうして仕事を手放すことができないんだろうかっていうところを、
今一度立ち返って、しっかり考えてみたいなと思います。
仕事を手放せない理由、いくつか思い当たったので、
それを今週1週間ありますので、1日1個ずつ、これが理由なんだろうなというのを取り上げていきたいなと思います。
今日1つ目の理由は、これ一番多いかなと思うんですけど、
自分でやることのジレンマ
自分でやった方が早いって思っちゃうっていうところですね。
これは同じ悩みを抱えていらっしゃる方、とても多いんじゃないかなと思います。
会社員時代を振り返って、フリーランスになってからも、
任せるよりも自分でやった方が早いなって思うこと、本当に多かったですね。
人に任せるのって、やっぱり時間がかかるんですよね。
お願いして、自分だったら、これをやらなきゃって思った瞬間動き始めて、
やり始め、やって、で終わらせることができる。
やってる時間がどれくらいかわからないんですけど、
自分の中でこれをやらなきゃって思ってからアウトプットするまでが、
やっぱり自分でやると最短になる。これは当然ですね。
人に任せるってなると、まずその人のスケジュール、
ちゃんとお願いができるタイミング。
会社員の時は、実際にその場にいる人を呼び止めてお願いをするわけなんで、
その人がちゃんと社内にいるタイミング。
今はフリーアンスになってからは、メールなりチャットなりっていうことが多いんですけど、
その方が24時間メール、チャット貼り付いてるわけではないので、
その方のタイミングで見て、お返事をいただけるっていうことになるので、
そのタイムラグも考えておく必要がありますし、
その説明、こういう作業をお願いしたいです、こういう依頼ですっていうのを説明する。
そのために資料を用意する。
お願いして、相手のスケジュールでやってもらう。
確認して、戻ってきたものをチェックして、
ちょっとそこがあれば戻してっていうのがどうしても挟まってくるので、
時間かかるのは当然ですよね。
その間に自分でやれば、パパッて1日で戻すこともできたりしますけど、
人にお願いすると1日2日、場合によっては数日かかるっていうこともあるので、
それはしょうがないなと思うところです。
でもそれを繰り返していくと、結局自分しかできない仕事っていうのがどんどん増えていきますよね。
それが一番怖いことだなと思います。
会社員時代もそうで、後輩にお願いするより自分でやった方が早いと。
自分の机の上に書類が山積みになっていくっていうのがやっぱりありましたので、
ちょっとこれ自分で言うのも気恥ずかしいんですけど、
わりとパッパと会社員の時も仕事をやれてた方だと思うので、
そうすると空いたところにすぐ新しい仕事が入ってくるので、
仕事を回せる人ほど忙しくなるという、あれですよね、あの構造。
あれ何なのかなって思うので、
わざと会社員とかだとわざとできないふりというか、
あんまり今空いてないですよ、いっぱいいっぱいですよっていうのをポーズとして見せるみたいな、
そういう人もいたりして、なかなか難しいなと感じます。
フリーランスになってからもしばらくは同じですよね。
自分でやった方が正確だし早いので。
ただ、特にフリーランスになると、
じゃあそれで自分がパンクしてしまっても、
どん詰まりになった時にフォローしてくる人誰もいないわけで、
そういう限界まで抱え込む働き方っていうのは持続しない。
これはいけない。
余裕も持たせておかないといけない。
いつ新しい仕事が来るかわからないですし、
その新しい仕事の中には、
ものすごい今後につながるようなチャンスみたいな話があるかもしれないので、
なるべく自分の角に余白は持たせておきたい。
でもそのためにはうまく人に任せないといけないっていう、このジレンマ。
これはもう永遠の課題なのかなと思います。
フリーランスになってしばらくは、
回す人にうまくお仕事お願いするっていうよりも、
業務を任せる重要性
自分の中でうまく抱えていかにやるかっていうところで戦ってたんですけど、
やっぱりそれは最近さすがに変わってきました。
一番大きいのは、やっぱり子供が生まれまして、
時間的な制約がどうしてもあって、物理的に無理と。
夜遅くも無理とか、そういった乗っ引きにならない事情があるので、
もう人に頼らざるを得ないっていうところですね。
人に頼るにあたって、どうすればより自分が楽に人にお願いできるか。
戻ってきたものをどういう風に処理するか、
そこまで考えてお願いをするっていうのを、
まだ現在進行形ですけれども、色々試行錯誤しているところではあります。
これを話していながら思ったんですけど、
自分でやった方が早いの早いっていうところ。
その速さって2種類あるなという風に思いまして、
1個は短期的なスピードですね。
今すぐ終わらせるっていう速さ。
これはもちろん自分でやった方が早いのは仕方がないんですけれども、
もう1つ長期のスピード感っていうのがあると思います。
これは仕組みを作って、今後お願いした時にスムーズに回せるっていう、
長期的に見た時のこの業務の速さっていうのを作っていく。
業務を設計していくっていうんですかね。
そういうのが今後は絶対に必要だなと思ってまして、
長期的な業務のスピード感を生むための
投資としてしっかりと人に任せられる体制を作るというのが
今の私の課題になっています。
信頼を育む待つ勇気
あとは待つ勇気っていうのがありますね。
人に任せるって待つことなので、
待つことって結構エネルギー使いますし、
やきもけしたりすることもあるので、
やっぱりちゃんと進んでるのかなって、
任せきれずにソワソワしてしまうっていう性格の方も
結構多いかなと思うんですけど、
私も今までそういう傾向ありまして、
でもそこをちゃんと待てるようになると、
クオリティの面もそうですし、
もし制作会社さんとかでチームで制作されている場合ですと、
チームの質っていうのも上がってくると思いますので、
チームとかメンバーへの信頼っていうのを育むにはですね、
スピードを重視するだけではなくて、
ちょっと長期の目線でしっかり熟成させるというか、
仕事をお願いしながら育てていくっていうものなんだなというふうに感じます。
結構しっかり喋ってしまったので、
まとめに入っていきたいと思うんですけども、
自分でやった方が早いっていうのは、
確かにそれが正しい習慣もあると思います。
どうしてももう来て、今すぐ対応しないといけない。
先方の納期とか何かの事情で、
もう本当にすぐ返してあげないといけないっていう場合には、
やっぱり自分でやるべきだという判断になると思うんですけど、
そうではない場合、
そうではない案件の方が実際多かったりするので、
そういったものをしっかりと自分の手からリリースをして、
然るべきところに出してあげると。
それはスピードを落とすっていうことではなくて、
今後長く業務を持続していくための、
業務の設計・調整っていう意味合いが強いと思いますので、
その速さ、その瞬間的な速さを求めるんじゃなくて、
持続できる仕組みっていうのを、
今後考えていきたいなというのが、
今日のまとめになります。
さて、これを聞いてくださっているリスナーの方は、
うまく自分の業務をリリースできていますでしょうか?
待つことが苦手なタイプではないでしょうか?
もし誰かにお仕事を任せるっていうことであれば、
どういう業務からお任せしていきたいなと、
考えますでしょうか?
もしありましたらですね、
私はこういうふうにお仕事をお願いするとき工夫してるよとか、
私も同じことで悩んでるんですとか、
そういうのがありましたら是非、
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教えていただけると嬉しいです。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
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