2025.5.20配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、毒ヘビに噛まれた男の血液についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
856回の毒蛇に噛まれたティム・フリーデの血液は、蛇毒の下毒薬の開発において画期的な可能性を示しています。彼の免疫力と血液から抽出された抗体は、特定の蛇毒に効果を持ち、医療インフラの課題を解決する新たな扉を開くかもしれません。
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はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということでスイッチ2がですね、6月5日の木曜日に発売するということで、私ね、まあ昔はよくゲームしてたんですけども、
スイッチ持ってるんですけども、流れに身を任せて、ちょっと抽選申し込んでみようみたいな感じでね、抽選は申し込んだんですけども、全然当たらないですよね。
今日がですね、第2回目の抽選だったんですけども、見事に落選しましてね、著名人の方々もですね、当たらないということでね、落選しまくってるんですけども、
応募するのは結構ね、条件厳しくて、任天堂オンラインに入会しないといけないし、ある程度のゲームプレイ時間もね、加味してということでね、
だから当たるかなと思ってたんですけどね、なかなか当たらないということでね、またシナウンスが続いてね、また転売がね、転売できないような対策を任天堂はしてるみたいですけども、
結局ね、そういったね、転売する人がね、今いますからですね、本当にね、本当に欲しい人にね、早く届いてほしいなと言ったところですね、ということで、今日のお話はですね、
任天堂スイッチ2もですね、世界を変えるぐらいですね、大ヒットしてますけども、ある方がですね、
毒蛇に挑むフリーデさん
856回も毒蛇に噛まれた男の人がいまして、その人の血液が世界を変えるかもしれないというね、お話をしたいと思います。
衝撃的なニュースなんですけども、アメリカの蛇収集家のティム・フリーデさんという方がですね、18年もの間、自ら毒蛇にですね、
856回も噛まれ続けたということなんですね。 信じられないかもしれませんけども、その人の血液がですね、蛇毒の下毒薬に使えるんじゃないということで、世界中が注目しているということなんですね。
これなんでこんなにね、噛まれてんのって話なんですけども、このフリーデさんはですね、自らの体で蛇毒への免疫を獲得しようと、
文字通りですね、命がけの実験を続けてきたんですね。 コブラとかブラックマンバといったですね、猛毒の蛇を飼育して、その蛇にですね、自分の腕を何度も噛ませるだけではなく、薄めた毒を注射したりもしていたということなんですね。
想像を絶するような行動ですよね。 過去にはですね、1時間に2度もコブラに噛まれて、瀕死の状態になったこともあるということなんですけども、その時にもですね、この訓練があったから生き延びた、という風に語ってますからね。
もう言葉がないというかね、もうほぼ頭おかしいな、この人みたいな感じですよね。 当初はですね、周囲から無謀だと非難されていたフリーデさんなんですけども、
彼の驚異的な免疫力に、科学者たちがついに注目し始めたということなんですね。 フリーデさんはですね、youtubeを投稿してね、噛まれている様子をyoutubeに配信してるんです。
ぜひ見てみてください。 で、youtubeに投稿された動画がきっかけで、バイオテクノロジー企業のセンティバックスのCEOであって、さらに免疫学者の
ジェイコブ・グランヴィル氏がyoutubeを見てね、この人の血液使えるんちゃうん?ということで免疫学的に注目したんですね。
この間で、このフリーデさんの血液から得られる抗体に大きな可能性を感じて、万能薬の下毒薬の開発に着手したということなんですね。
何を注目したかというとですね、そもそもヘビの下毒薬をどうやって作ってるの?という話なんですけども、馬や羊に特定のヘビ毒を注射して作ってたんですね。
人間が作るんじゃなくて、他の動物に毒を打って、その抗体を作らせて、もう一回人間に戻すみたいなね。
そういった治療法があるんです。血清療法とか言いますけども、他の動物に作らせて、それを管理して、一応コンタビがないように、馬や羊の人間にはあまりよろしくないものを除去して、人間に戻して、人間に注射するみたいな方法を取ってるんですけども、
これ、一種類のヘビにしか効果がないんですよ。例えば、コブラの毒を馬や羊に打ったら、そのコブラを取り出したコブラの毒にしか効かないので、一種類のヘビ毒にしか効果がないんですよね。
さっきも言ったけども、地域によって薬を使い分ける必要があるし、動物由来の抗体なので、人間にコンタビしちゃって、ヘビ毒の下毒薬を売ってるんだけども、馬や羊の病原菌とかに感染しちゃう可能性が否めないんですよね。
だから、あんまりそういう風に作ってるんだけども、なかなかそういった部分がクリアになっていないということなんですね。
でも、フリーデさんの血液から発見された抗体、フリーデさんの血液は人間だから、人間から人間だから、コンタビの可能性も低いし、人間が作り出してるから、そのまま人間に使えるよねということで注目したということなんですね。
さらに、フリーデさんから得られた抗体は、人間の体内で自然に作られたものであるということと、驚くべきことに、19種類の毒ヘビのうち、13種類に完全に効くということと、残りの6種類のヘビにも部分的には効果を示したというから、まさに有名なヘビの下毒薬なんですね。
フリーデさんは856回も噛まれて、やっぱり効果があったということですね。免疫獲得しちゃってるんですよね。毒に対してね。これが本当に素晴らしいということで、さらにどういった抗体の成分かということも分かっております。
研究ではですね、LNX-D09とかですね、SNX-B03という名前の抗体が特定されていて、これがね、数種類の毒ヘビに対して効果があるということが言われていると、さらに別の薬と組み合わせることでもっと広い範囲に効果が出ることがマウスの実験に確認されているということですね。
もちろんですね、まだこの新しい下毒薬がすぐに私たちの手元に届くわけではないということと、今はまだマウス実験の段階なので、これからは人間に近い動物への実験とか、最終的には人での臨床試験が行われる予定であるということで、まずはですね、オーストラリアでヘビに噛まれた犬を対象にしたテストが始まるみたいということで、まだまだ研究の本当に第一歩なんですけども、
フリーで血液から取り出したこのLNX-D09、SNX-B03とかそういったものを組み合わせることによって、まだ臨床試験の段階だけれども、非常に未来の扉というのは開き始めているということなんですね。
薬の配布と医療インフラ
これね、なかなか第一歩になっているんだけども、薬があってもね、届かなければ意味がないということで、メルボルン大学のティモシー・ジャクソン博士はですね、技術は素晴らしいんだけれども、これでヘビの噛まれた事故がなくなるわけではないということで、ちょっと形的を慣らしているんですけど、どういうことかというと、どんなにすごい薬でもそれを必要としている人に届けられなければ意味がないと。
ヘビに噛まれる事故っていうのはですね、医療インフラが整っていない発展途上国の農村部で非常に多く発生しているので、そういった方に届けるのっていうのはなかなか難しいから、まずはそういった薬も大事だけども、医療インフラとかその方にすぐ届けるシステムの方が構築する方がまず先だよねということなんですね。
年間数百万人がヘビ毒にさらされているけども、多くはそういった農村部とか、医療インフラが整っていない地域で起きているから、そういったところに届けるシステムそのものがまず構築する方が大事だよねということなんですね。
なので、薬の性能だけではなく、どれをどうやって届けるかっていうそういうネットワークみたいなものを考える必要があるということなんですね。
フリーデさんの856回噛まれて新たな抗体が発見されたというのは、科学雑誌のセルに載ってますので、2025年の5月2日付けですから、非常に大きな論文雑誌に載っているから、結構有名というか話題になっているというところで、
フリーデさんの勇気ある行動と、科学者たちの情熱が多くの人々を救う未来につながることを心から願っておりますし、そういった科学の技術の進歩、好奇心から生み出されることって非常に多いですから、噛まれて絶対抗体獲得するんだっていうね、最初は無茶だったし、頭おかしいなこの人みたいな感じに思われてたかもしれないけど、
実は実は世界を救うような蛇の下毒薬がですね、それをきっかけに誕生するかもしれないという夢のようなですね、体験というかですね、そういった情報であったということですね。
ということでね、日本はですね、結構毒のある生き物、ハブも沖縄にいますしね、虫もありますしね、そこまで南米とかそういったアフリカとかの国に比べれば、毒蛇みたいなのはあんまりいないかもしれないけども、蛇いることはいますし、噛まれたときにどう対処するのかということで、こういった万能薬がですね、各病院にあるとですね、嬉しいですねということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
10:05
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