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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、
今日ですね、自民党の江藤能水晶がですね、
米は買ったことない、ということを発言して、
講演か何かでね、おっしゃったらしいんですけども、
支援者がたくさんいて、米をたくさんいただけるので、米は買ったことない、みたいなね。
売るぐらいある、みたいなことを言って、今ね、米の価格がね、めちゃめちゃ高騰してるじゃないですか。
米5キロでも4,000円超えてますし、ブランド米だとね、もう5,000円、6,000円しますから、5キロでね。
もうね、この国民感情を逆らでする、みたいなね、
なんという鈍感力、みたいな感じで、非常にですね、
多方面からですね、もう本当に何言うてんねん、みたいな感じで話題になっておりまして、
もうすぐね、この発言は不適切だったということで、謝ったんですけども、
本当にね、政治家っていうのは本当に国民の心わからないなと、言ったところなんですけどもね、
本当にね、米売るぐらいあるなら売ってくれよ、みたいなね、思ったと思いますしね。
この発言を謝罪するじゃないですか、不適切だった、みたいなね、
なんでもありや、みたいなね、後出しじゃんけんみたいな感じで、
本当にね、便利だな、便利な仕組みやなって思うんですけどもね、皆さんどう思いますかね、ということで。
ネズミの能力と地雷除去
今日のお話はですね、ネズミを取り上げたいと思います。
以前の配信で、ヒーローラッツと呼ばれるネズミがいるということで取り上げて、
何かと言いますと、地雷除去、特別な訓練を受けた地雷除去をするネズミがいて、
世界一地雷除去をしたということで、ギネス記録を認定されまして、
素晴らしいネズミがいるよ、みたいなお話をしたと思うんですけども、
そのね、以前お話ししたネズミ、マガワという名前が付けられたネズミなんですけども、
それよりも素晴らしい、そのマガワよりも素晴らしい地雷除去能力で、
マガワのギネス記録を塗り替えたよ、というお話をしたいと思います。
これですね、カンゴジアで活躍している地雷除去ネズミなんですけども、
名前がロニンと言います。以前お話したのはマガワという地雷除去をするネズミなんですけども、
その記録を塗り替えたと。この塗り替えたというね、ギネス記録認定された日がですね、
4月4日の世界ネズミの日ということで、運命を感じるということなんですけども、
この世界ネズミの日っていうそういう日があること自体は知らなかったんですけども、
世界中にいるネズミをめでようと、大切にしようと制定された2002年に制定されたということなんですけども、
その世界ネズミの日にギネス記録が塗り替えられて認定されたということなんですね。
以前もお話ししたんですけども、どんなネズミということなんですけども、
ネズミってね、寝てる時に食べ物を盗むと。米とかも盗まれますよね。
ということでネスミで、それが濁ってネズミという風に名付けられて、あんまり良いイメージはないと思います。
でもね、この地雷探知のネズミはですね、アフリカオニネズミというですね、
ネズミっていうのは小さいイメージがあるかもしれませんけども、
アフリカオニネズミはですね、体長約60センチということで、小さいネズミぐらいのサイズで、
普段目にしているようなネズミとはですね、比べ物にならないぐらいでかいんですね。
ベルギーの非営利団体、NGO団体のアポポによって訓練を特別に受けて、
生まれた時からすぐね、訓練を受けるんですね。
地雷除去の意義
地雷のかぎ分けるプロとして訓練を受けると。
TNT、爆薬、激薬、爆弾の火薬をですね、非常にかぎ分けることができて、
あんまり目は良くないんだけども、その分ですね、嗅覚が非常に優れているので、
火薬の匂いを覚えさせて、それに反応するようにね。
クリック音を出して、正解したら餌を与えるということで、
特別に訓練を受けたアフリカオニネズミを地雷探知ネズミとして、
ハーネスをつけてね、首輪とかつけて、地雷が埋まっているところであろうところに連れて行って、
火薬の匂いをかぎ分けさせると。
そういったことをしているんですね、この団体は。
でかいとはいえ、犬では猫よりも小さい、重くないので、
ネズミが地雷を踏んでも反応しない、軽いというのと、非常に嗅覚が優れているので、
火薬の匂いでかぎ分けることができれば訓練をしているんだけども、
なので非常に地雷探知として、非常に重宝される動物ということが、
ネズミが取り入れられる理由なんですね。
老人のお仕事はとてもユニークらしいんですけども、何かというと、
耳としっぽに日焼け止めを塗って、紫外線対策をバッチリして勤務に向かうと。
勤務時間は1日たった12分、集中力が命なので1日12分。
お疲れさんということで、終わった後はお給料はアボカドやバナナのピューレ、
特にアボカドが大好きということなんですね。
お休みの時は壺型ベッドで仰向けでスヤスヤ眠るということで、
非常に短時間です。すごい集中して地雷をかぎ分けるということなんですね。
老人はこれまでに約19万4千平方メートルの地雷源を調査してきたということなんですね。
テニスコート約1000面分ということで、
これまでに100個近い地雷と20個近い不発弾を発見したと。
先代のマガワは71個の地雷と38個の不発弾を5年間かけて見つけて、
ギネス記録に認定されたんだけども、まだ老人は4年しか経ってないんですけども、
地雷100個ということで、世界で最も地雷を発見したネズミということで、
マガワの記録を塗り替えてギネス記録に新たに加えられたということで、
アフリカオリネズミは8年から10年と言われていますので、
まだまだ老人は現役だし、4年の段階でマガワの記録を塗り替えてますから、
あと3、4年は働けるということを考えると、さらなる記録が伸びるということで、
確かにマガワはヒーローラッツということで、ネズミ界のネズミみたいな感じで崇められたんだけども、
マガワは2年前にもうなくなっちゃったんですね。
さらに記録を塗り替える天才ネズミということで、
老人がギネス記録を塗り替えてるし、まだまだ現役なので、
どこまで記録伸ばすんや、ネズミ界のイチローみたいなレベルなんですね。
でもカンボジアにはまだ600万個以上の地雷が残っており、
1979年以降2万人が地雷の影響で死亡しているし、
4万5千人が負傷する深刻な問題が続いているということで、
特に学校近くの地雷原では遊んでいた子どもが被害に遭う事故も多いので、
子どもが巣足とかそういった草原で走り回りたいじゃないですか、
それができないということで、戦争の爪痕ですので、
そういったことが一刻も早くなくなって、
そういった草原で遊んだりとか、お外で遊ぶということが復活できるように願うばかりということですね。
ギネス世界記録の編集責任者もおっしゃってるんですけども、
記録は数字だけでなく固定概念を壊すこともある。
ネズミの日と記録
路人と人間の協力はまさにそれということで、絶賛しているということです。
日和団体のアポポは地雷除去ではなく、
アフリカでは結核検出にもネズミを活用しているということで、
結核の検出とか、地雷の除去の火薬のかき分けとかにネズミを使っているということで、
生活に密接に関わっているネズミですけども、
そういった人間にとって非常に有用な働きもしてくれているので、
非常に大切にしないといけないし、ネズミをめでようという、
4月4日に終わっちゃいましたけども、世界ネズミの日というのもありますし、
キャラクターでもミッキーマウスもネズミですから、
そういったネズミをめでようということで、
以前お話したマガワというネズミよりも、
さらに地雷を探し出しているロニンというネズミをご紹介しましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。