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はいみなさんこんばんはこんにちは元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年9月23日金曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、今日は祝日ですね。
今日から三連休という方も多いんじゃないでしょうかという感じなんですが、この三連休の出だし。
私が住んでいる三重県西日本はですね、大雨でございます。
台風で15号が発生してですね、それに伴う活発な前線ということでという感じなんですけども、
もうほんまにめっちゃ降った。本当に本当にすごかったんですけど、皆さんのお住まいのところはどうだったんでしょうかという感じですね。
台風が意外にスピードがアップしてましたので、三連休ずっと雨もようかなと思いきや、明日は雨のち晴れという感じで天気が良くなりますので、
ちょっとお出かけしようかなと思っておりますという感じですね。
今日のお話はですね、我々人類は遺伝子汚染の結果生まれたのかというお話をしたいと思います。
遺伝子汚染というかですね、我々ハイブリッドなんですよね。いろんな人類のね、そういったお話をしたいと思うんですが、
遺伝子汚染という言葉が出てきたんですが、皆さん遺伝子汚染ということ知ってますかね。
例えばですね、大陸バラタナゴと日本バラタナゴが交雑してしまってですね、別々の新種が出来るという感じですね。
例えば日本ザルと台湾ザルとかね、元々そこにいなかったのに外来種とかで何か食べるためとかいろんなもので持ってこられて、
元々いる在来種と交雑してしまって、ハイブリッドができてしまうということで、ハイブリッドができた奴が繁殖能力を持つと、
どんどんどんどん増えていくと、元々いた在来種の遺伝子が純血じゃなくなるみたいな感じを、遺伝子汚染という言い方をするんですね。
外来種排斥原理主義者たちとかね、外来種もう悪だ、来るな、やめろ、みたいな言ってるね、外来種排斥原理主義者の方たちはですね、この遺伝子汚染というのをですね、非常に嫌うんですね。
でもね、その嫌っているあなた、そこのあなた、あなたホモサピエンスですが、我々も言ってしまえば遺伝子汚染の結果生まれたんだよということをですね、ちょっとね、お話ししたいと思います。
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我々ですね、先ほど言いましたようにホモサピエンスという種なんですね。ホモサピエンスはいつ誕生したのかというとですね、だいたい20万年前から30万年前にアフリカ大陸で誕生したんですね。
で、10万年前から6万年前ぐらいにホモサピエンスのグループがですね、アフリカを出てですね、旅に出たんですね。旅に出て、で、爆発的に中東に達してですね、そこから爆発的に全世界中に広まったんですね。
でもそのアフリカを抜け出したホモサピエンスのグループは数千人程度と言われてますので、数千人がですね、もう60億を超える今の人類を広めたという感じなんですね。
現在の人口は78億とか80億に近い感じですけども、アフリカ大陸に住んでいる方は13億なので、だいたい60億強ぐらいの人がですね、数千人のアフリカを抜け出したホモサピエンスのグループによってここまで広まったという感じなんですね。
なのでですね、わずか数千人から出発して、まだ10万年も経ってないんですよね、アフリカから出てね。なので、アジアに住む人々とヨーロッパに住む人々の体型とかですね、体色は違ってもですね、DNAの変異は少ないと言われてるんですね。
そこまで旅立って、そこまで現代までそんな時間経ってないから。それに対してですね、サハラ砂漠以南に住むアフリカ人の遺伝的多様性は非常に高いんですね。もうずっとその場にいたから、その場にずっといて30万年ぐらい経ってるから、非常に遺伝的多様性は高いというふうに言われてるんですね。
で、現在人類、原生人類がホモサピエンスが6万年前から10万年前にかけて旅立って世界中に広まった時にですね、その時にヨーロッパ大陸にたくさんいたのがですね、ネアンデルタール人なんですね。ホモ、ネアンデルターレンシスですね。
かつてはですね、このミトコンドリアのDNAとか遺伝子の調べてみるとですね、ネアンデルタール人と原生人類、ホモサピエンスは交雑せずに、だいたいネアンデルタール人とホモサピエンスの共通の祖先は60年前にいて、そこから枝分かれしたというふうに言われてたんですけど、もっと詳しく解析してみるとですね、
アジア人やヨーロッパ人のDNAの中にネアンデルタール人由来のDNAが混入しているということがはっきりしてきたんです。要は交雑してたみたいなね。さっきの遺伝子保全の話じゃないけど、もうバリバリ交雑してたし、ハイブリッドなんですね。
その割合はと言われたらですね、だいたい原生人類の1.5から2.1%の我々のDNAの中にネアンデルタール人由来のDNAが1.5から2.1%程度のネアンデルタール人のDNAが入っているんですよということで、普通に交雑したし、ネアンデルタール人の子孫でもあるんですね、我々はね。
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さらにですね、もっと深く研究していくとですね、2008年にロシアのアルタイ山脈のデニソワ洞窟から4万1千年前の人骨が発見されて、デニソワ人と名付けられたんですね。
さらにこれをDNAの解析してみるとですね、デニソワ人は現代人、要はホモサピエンスともネアンデルタール人とも異なる人類であることが示唆されたんですね。
DNAの解析もっとしてみるとですね、ネアンデルタール人プラスデニソワ人の系統からホモサピエンスに進化する系統が60年前に分岐して、その後約40年前にネアンデルタール人とデニソワ人が分岐したと考えられているんですね。
要はデニソワ、ネアンデルタール、ホモサピエンスの共通の祖先が60年前にホモサピエンスとデニソワ、ネアンデルタール人とのグループと枝分かれし、さらに40万年前にデニソワ人とネアンデルタール人の祖先が枝分かれしたということでね、もともとは共通の祖先だけども、
要は調べてみるとデニソワ人は全然ホモサピエンスともネアンデルタール人とも違うということで、第3の人類がいたということですね。もともと人類で20種類くらいいましたけどね。そのうち残ったのは我々だけですけどね。
さらに興味深いことにですね、メラネシア人、メラネシアとかニューギニアに住む人々ですね、太平洋の島々に住んでいる方のゲノムの2から6%にデニソワ人のDNAが入っているというんですよ。
メラネシア人にも当然ですね、我々現代の人類は1から2%くらいネアンデルタール人のDNAが入ってますよね。なのでメラネシア人にはその中の1から2%ネアンデルタール人だから合計でだいたい8%くらい我々ホモサピエンスのDNAではないものが入っている。
要はデニソワ人とネアンデルタール人のハイブリッドということなんですね。だからロシアで誕生したものが海を渡ってね、メラネシアとかそういうニューギニアとかそのミクロネシアとかね、その辺に行って現在、だからその今のホモサピエンスの祖先であるということなんですね。
いろんな人類の遺伝子がですね、たくさん入っているということなんですね。さらにですね、サハラ砂漠の以南の先のアフリカ人ね、ネアンデルタール人とかデニソワ人のDNAは入ってないんだけど、もっと過去に絶滅した人類ね、パラントロプスロブストスとかね、ホモエレクトスとかね、いろいろいたんですよ。
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さまざまなそういった過去に亡くなった、もう絶滅した人類の遺伝子DNAも入っているということですね。アフリカは純血のホモサピエンスかと思いきや、出る前、旅に出る前のずっといたから、その前に誕生した人類のDNAも入っているということですね。
今、現代には、種で言えばホモサピエンスという人類のただ一種類のみなんだけども、よくよく調べてみると、ネアンデルタール人やデニソワ人や、もっと過去に絶滅した人類の遺伝子が我々の中に刻まれているということなんですね。
なので我々っていうのは、遺伝子汚染嫌ってたかもしれないけど、遺伝子汚染なんですね。要はもうハイブリッド。ネアンデルタール人の祖先でも子孫でもあるわけなんですね。
ということでね、我々はですね、数々の人類との交達を繰り返しながら、ハイブリッドを生み出しながら誕生してきたということなんで、遺伝子汚染とか嫌ってますけども、そもそもあなたはもうハイブリッドですよ、遺伝子汚染の結果生まれましたよということなんでね。
なので過去の人類はホモスヤペンしかいないけども、過去の人類の意思も受け継いでですね、生きていくために生きていくのが必要なのかなという感じなんですね。遠い過去ですけどもね。
なので我々の体の中には過去の人類絶滅した奴の遺伝子も入ってますから、子孫を残すということは、そういった人類をもっと未来、エゴを繋げていく旅人の途中なのかなみたいなね。
うまくまとめられないけど、なので我々はハイブリッドで生きてますよということですね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様さよなら、バイバイ。
