ニンニクの驚きの効果
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
最近、ニュースで取り上げられることといえば、クマ被害とか、高市総理のこととか、よくあるんですけども、それぐらい大きな扱いで取り上げられているニュースといえば、インフルエンザが大流行だよというお話が、よく取り上げられているんですね。
どこどこの学校では学年閉鎖になった子とか、非常に医療機関もひっ迫しているというぐらい、インフルエンザにかかる人が多いというところなんですね。
このインフルエンザにならないための対策として、よく挙げられるのが、毎日の手洗いとか手指消毒とか、うがいをちゃんと変えたらしましょうということが、よく言われますよね。
今日のお話につながるんですけども、うがい駅の世界にとんでもない新ヒーローが登場したかもしれないというお話をしたいと思います。どんなヒーローなのかと言いますと、なんとその正体はニンニクなんですね。
アラブ首長国連邦の研究チームが発表した最新の研究結果によると、この研究結果が航空ケア業界をざわつかせているということなんですね。
ニンニクエキス入りのうがい薬が、歯医者さんで使われる最強の医療用うがい薬、クロルヘキシジンと同じくらいの殺菌効果があるということが判明したんですね。
しかもその効果の持続力は、もしかしたら従来の薬を上回るかもしれないということが言われているんですね。この医療用のうがい薬は確かに強力なんですけども、クロルヘキシジン、使い続けると歯が黄色っぽくなったりとか味覚が変わったりするという副作用があるらしいんですね。
さらに細菌が薬になれてしまうという薬剤耐性菌のリスクもちょっと怖いというところなんですね。そこで研究者たちが目をつけたのが、古来からスタミナ原や抗菌作用で知られるニンニクなんですね。この秘密は、あの独特の匂いのもとでもあるアリシンという成分なんですね。
そもそもニンニクについては取り上げているので、アリインという物質がニンニクの中にはあって、それが外敵からかじられるとか、そういった被害があるとアリイナーデという酵素が働いてアリシンという物質が出るんです。
アリシンは独特の匂いがしますよね。抗菌作用があって、これ以上食べないでとか、細菌は身を守るための物質なんですね。ニンニクはそもそもアリインには匂いがないので、それが傷つけたりとかすると酵素が働いてアリシンが出るんです。
そのアリシンに、昔からスタミナ源であるとか、抗菌作用があるので、そこに目をつけたということなんですね。このアリシンが、ただの細菌だけじゃなくて、心菌やウイルスにも対抗できるすごいパワーを持っているということは、もともとわかっているんですけども、自然由来で、しかも安価、安いということで、もし実用化すれば、私たちのお財布にも地球にも優しい、まさに一石二鳥の航空機械になるということなんですけども。
これも、なかなか立ち向かわないといけない壁がいくつもあるということなんですね。話は単純ではないらしくて、今回の研究ではニンニクうがい薬の無視できない副作用も同時に明らかになったということなんですけども、2つありまして、1つが、口の中がヒリヒリ燃えるような灼熱感があると。
それ、うがい薬としてどうなんと思うんですけど、ガラガラして痛かったら、確かに効果あるかもしれませんけども、ちょっと嫌だよね。そのうがい薬ね。2つ目が、先ほども言いましたけども、耐えがたい強烈なニンニク臭。確かに風邪にひかないとか、殺菌効果あるかもしれないけども、痛みがあって臭いきつかったら、うがい薬としてどうなんというね。
クリアしなければいけない課題リスクが大きすぎないという話なんですよ。口の菌を減らしたとしても、口臭を予防しようとしたのに、直後から自分がニンニクの臭いそのものになってしまうという、なんとも皮肉な結果になったということなんです。
確かにニンニク由来のアリシンは殺菌効果もあるし、うがい薬として確かに優れてるかもしれませんけども、クリアしなければいけない課題が多いと。そこクリアせんかったら、なかなか市販にはなんないよね、というところなんですね。
この研究者たちも、この臭いと刺激は患者さんが従来のうがい薬から切り替える意欲を削ぐだろうと認めているということで、認めてるんかいと思いましたけど、大事な会議やデートの前にニンニクで口をゆすぐ勇気は、ちょっと持てそうにもありませんよね。
この研究の結論は、ニンニクは確かにすごいパワーを持っているけれども、この臭いと刺激をどうにかしないと実用化は無理ということを言っているんですね。
実用化の課題
裏を返せば、もし将来、無臭で刺激の少ないニンニクうがい薬が開発されたら、それは間違いなく航空ケアの歴史を変える革命になるんじゃないかというふうに言われているんですね。
なので、それまで強力な抗菌作用を求めてニンニクを食べるのはいいけれども、うがい薬として使うのはもう少し待った方が賢明かもしれないというところなんですよね。
あと竹田薬品のアリナミンってあるじゃないですか。エナジードリンク。エナジードリンクじゃないな。
ジオキョウソウのリポピランデとか、同じところに並んでますよね。
このアリナミンというのは、ニンニクのアリインから取り出して、臭いがないように工夫をして科学技術進歩させてできたのがアリナミンなので、そういったところとUAEがコラボすれば、ニンニクうがい薬としていいのかなと思います。
ニンニク特有の効果、臭いとかをそぎ落としちゃうと抗菌作用が下がってしまうかどうかっていうところもまだ課題をクリアしなければならないところだと思うんですけども、そういったところとコラボレーションしてニンニクうがい薬をやってみたら、要素とかそういったイソジン系が多いですから、
自然由来のニンニクうがい薬って非常に面白い着眼点なので、もうちょっと科学が進歩してもらって、市販で買えるとか身近にニンニクうがい薬がある世の中になっていってほしいなということで、さらに進歩が期待されるばかりですね。
なかなかこれから本物のところありますし、結構流行早かったのでピークアウトはするかなと思うんですけども、これからどんどん乾燥していきますし寒くなってくるので、さらなる利感者が増えるかなと思うとあれなので、ぜひこういったワクチンとかそういったものに頼るんじゃなくて、うがい薬がさらに進化を遂げて、予防とかそういったところにより発展してほしいなといったところですね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではまたな。さようなら。バイバイ。