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2025-12-03 08:40

#1011 チューイングガムは6000年前からあった!?

2025.12.3配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、古代人のチューイングガムについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

約6000年前のチューイングガムの発見は、人類の生活や社会構造に関する貴重な証拠となっています。シラカバタールが使われていた理由や、その利用法における性別による役割分担についても明らかにされ、古代の人々の健康や食事に関する情報が示されています。

チューイングガムの発見
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、12月にもなりまして、学生の方はですね、期末テストが近いんじゃないでしょうか。
期末テストを今、絶賛やってますよという方もいらっしゃると思うんですけども、勉強するときとか集中したいときに、みなさん何しますか。私は結構ガム噛んだりとかね、チューイングガム噛んだりするんですけども、勉強以外でもですね、仕事のときとかちょっとリラックスしたいなというときにですね、チューイングガムを噛む人も結構いるかなと思うんですけども、
このね、チューイングガム、何かを噛むという行為はですね、何も私たち現代人だけの習慣じゃないんだよっていうね、お話をしたいと思います。今日はね、チューイングガムにちょっとね、スポットライトを当ててお話していきたいんですが、なんとですね、この度、約6000年前に人類が噛んでいた古代のチューイングガムが発見されたということなんですね。
このチューイングガムってね、噛んでてね、このガムっていつからあるのかなーってふと思ったのはですね、なんと6000年前にも我々ガム噛んでたんですよ。すごいね、これロマンあふれるですね、お話だと思うんですけども、これね、研究したのが、デンマークの研究チームがこのね、チューイングガム、6000年前の古代のチューイングガムに残されたDNAを解析した結果、当時の人々の性別による役割分担まで、
見えてきたということからですね、非常に驚きですよね。ガムってね、噛んでたという証拠と、さらにそこからね、DNA解析して、当時の人の生活まで分かってきたということなんですね。
で、今回ですね、発見されたのはですね、ヨーロッパの遺跡から出土した30点のチューイングガム。
確かにですね、バブリシャス、そういえばバブリシャスってもうなくなったよね。ロッテの板ガムとか粒ガムとかね、そんなんじゃなくてですね、じゃあどんなものを食べてたの?どんなものを噛んでたの?ということなんですけども、これね、噛んでた人、噛んでたのは6000年前ね、シラカバタールなんですね。
シラカバタール、なんじゃそれってことだと思うんですけど、カバノキ族の樹皮から作る黒い粘着物質なんですね、カバノキですね。
シラカバとかね、ダケカンバとか、何々カバとか、何々カンバっていう樹木がですね、それに当たるんです。もうこれカバノキ族なんですけども、日本でいうと北海道を中心に持生しておりまして、どっちかって言ったらレイオン系のね、レイオン体に生える樹木なんですけども、このね、カバノキの樹皮から作る黒い粘着物質、シラカバタールをワンワンワンワンと、チューイングガムのようにして食べていたということなんですね。
タールって聞くとね、タバコの成分ですから、なんか苦そうっていうふうに思うかもしれませんけども、このタール、シラカバタールはですね、古代人にとっては超万能アイテムだったということなんですね。
何に使われていたかというと、接着剤。石器の柄を付けたり、土器を修理したりするための接着剤とも使っていたし、生活用品、装飾品や薬用として、そしてガムとしてね、実際に歯型が残っているタール片が複数確認された、それが出土したということなんですね。
じゃあ、なんでわざわざこのシラカバタールを噛んでいたのかということなんですけども、一つはですね、接着剤として使う前に柔らかくするためだったというふうにも言われております。
冷えて硬いタールを噛むことで、使いやすい粘土状にしたというふうに考えられているので、シラカバタールをガムガムガムとね、チューイングガムのように噛んでいたと。
唾液でね、ちょっと接着力は一時的に落ちたようなんですけども、接着剤で使うときにシラカバタールを食べていたということと、
さらにですね、これね、本当にチューイングガムみたいな役割なんですけど、もう一つはですね、タールに含まれる天然の抗菌成分を期待して、
口内の健康維持や歯磨き代わりにしていた万能性も指摘されているということで、古代のですね、ヘルスケアね、航空ケアをね、シラカバタールを噛むことによってやっていたということなんですね。
性別による役割分担
さらにね、すごいことがありまして、このタール編が当時の生活を映し出すタイムカプセルになっていたということも挙げられているんですけども、
噛んだ人の唾液と一緒に、航空内細菌や食事のDNAマネが良好な状態で保存されていたということで、食事の証拠として、
アマ、エンドオマメ、ケシ、ハシバミ、オオムギ、コムギなど当時の栽培植物のDNAが検出されていたということで、6000年前から農耕をやっていたという証拠になっていますし、
それを食べた後に、この航空ケアでシラカバタールを食べるから、食べたもののDNAが残っているということで、当時の人の食事風景や何を食べていたかということもわかると。
さらに狩猟の証拠ということで、イノシシや魚のDNAも見つかって、タールが使われた石器や狩りや、猟に使われていたことが裏付けられたということで、
イノシシを食べたりとか、魚のDNAも見つかっているので、狩猟もしていたということと、石器で武器を作って狩りをしていたという証拠も、このガムからわかったということで、
ガム1つ取ってみても、いろんなことがわかってきたよということで、つまりこのガムを調べれば、この人は6000年前にこんなものを食べていたということがダイレクトにわかるということなんですね。
先ほども言ったように、今回一番の見どころと言いますか、大きなことは、誰が何の目的で噛んだのかという部分なんですけども、
タール編から検出された人のDNAを解析したところ、驚きの結果が判明したということで、男女で白樺タールの用途を変えていたということなんですよ。
男性のDNAが多く検出された白樺タールは、石器の餌付け用タールということで、道具作りとか飼料とか屋外での作業をするような証拠が出てきたと。
女性のDNAが多かった白樺タールには土器の修理用タールということで、調理修理など家庭内での作業が示唆されたということで、もちろんサンプル数は30なのでまだまだ少ないので断定はできませんけども、
新石器時代の性別による役割分担にまさかのガムという形で直接的な証拠が見つかったということなんですね。
男の人は狩りの道具の準備を、女の人は家で使う道具の修理といった具合にガム、また白樺タールの用途によって噛む人の性別が分かれていたという可能性が示唆されているということで、この時から役割分担というものが男女で行われていたということなんですね。
なので、飼料をしていたとか石器を作るための、餌付けをつけるための接着剤として白樺タールを噛んで、接着を柔らかくしてつけていた。
さらに家庭内では土器の修理とかそういった料理を作るためのものに白樺タールの接着剤が使われていたということで、男女で役割分担はちゃんとできていた。
6000年前からそういったコミュニティを作って役割分担をして生活をしていたということがガムから分かったということなんですね。
まとめますと、たった一かけらのガムが6000年前の食卓健康状態、そして社会の仕組みまでを有弁に物語ってくれるということで、本当にすごいですよね。
この古代のガムに残された航空内細菌のデータは、今後の感染症の歴史研究にもつながるみたいなので、いろんなガム1個取ってみても、いろんな研究が今後を派生していくんじゃないかと言われているということなんですね。
そういったガムを感じたということと、実際どんな味するのかなみたいな、ちょっと気になりますよね。
たぶん、結構県大臣の方はガムって言うと甘いイメージがあるから、なかなか取っつきにくい味かもしれませんけども、ガムから分かってきた当時の生活であったりとか、男女の役割、これがDNAを解析すると分かってきたということと、
6,000年前から何かを噛むという習慣があったということが驚きですよなということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様、さようなら。バイバイ。
08:40

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