睡眠不足の影響
はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
本日、ヤフーニュースやネットニュース、メディアで大きく取り上げられていたのですが、
東京の国文大臣が、重大なコンプライアンス違反ということで、すべてのレギュラー番組を公判、無期限の活動を休止ということを発表したのですが、
実際どんなことをしたのかということが、プライバシーの関係で防がれて、何をしたかよくわからないが、コンプライアンス違反で無期限の活動を休止ということで、
数々のテレビ番組を抱えていたのにもかかわらず、すべて公判ということで、鉄腕ダッシュもやめるということです。
長瀬ともやはかっこいいと思ってたんですけど、長瀬くんのドラマとかめっちゃ見てましたけど、よくわからない活動になってちゃったね。
たまにインスタとかで見かけるけど、公の番組は出てこないし、山口くんはよくわからなくなって消えましたし、
ジャニーさんってやっぱり偉大というか、ジャニーさんの影響力ってすごかったなというふうに思います。
いろんな事件とかを抑え込んでたということと、当たり前といえば当たり前ですけど、そういった違反をしたら罰則といいますか、こういったことが起こるのは当たり前なんですけど、
ジャニーさんがいたからこそ、それがないようにしてたんだなということと、やっぱり教育って大事だなというふうに感じたニュースだったんですけども、皆さんどう思いますかねということでね。
それを置いといて、今日のお話なんですけども、皆さん寝不足だと、寝不足の次の日って暴飲暴食しちゃうなみたいな、そういった経験ありません?
ホルモンバランスの崩れ
これは実は気のせいじゃなくて、最新の神経科学研究で、寝不足な時ほどジャンクフードに手が伸びてしまうなとか、暴飲暴食しちゃうなという、その驚きのメカニズムが明らかになってきましたので、寝不足と食欲の秘密について、今日は迫っていきたいと思います。
専門家によりますと、たった一晩の寝不足でも、私たちの脳と体の間にある空腹と報酬のバランスが大きく崩れてしまうということなんですね。
その結果として、普段ならそこまで魅力を感じないジャンクフードがキラキラして見えてしまって、ついつい手を伸ばしてしまうということなんですね。
じゃあ、なんで寝不足だとジャンクフードが食べたくなるのかということなんですけども、その鍵を握るのが私たちの体にある二つの食欲ホルモンなんですね。
一つがグレリンと呼ばれる食欲ホルモンで、胃の中で作られて、お腹が空いたよということを脳に伝える役割があるんですね。
もう一つがレプチンと呼ばれるホルモンで、脂肪細胞で作られて、もうお腹いっぱいだよというふうに脳に伝える役割があるんですね。
この二つの食欲ホルモンなんですけども、たった一晩睡眠不足なだけで、このバランスが崩れてしまうということなんですね。
グレリンと呼ばれる食欲ホルモンが増えて、レプチンが減ることが分かってるんですね。
つまりどういうことかというと、お腹空いたということが感じやすくなるのにも関わらず、もう満腹というシグナルが抑えられちゃうんで、満腹が感じられにくくなるんですよね。
だから、お腹空いたというシグナルが出てるんだけど、どんどん手を伸ばして食べるんだけど、満腹だよというシグナルが、電気信号が抑制されちゃうんで、どんどん食べちゃうみたいな、食欲モンスターの誕生しちゃってるわけなんですね。
だから、どんどん食っちゃうと。本当に体は無理なんやけど、そういうシグナルが脳にいかへんから、どんどん食べちゃうという、怖い怖いバランスが崩れちゃうわけなんですよ。
さらに恐ろしいことに、睡眠不足はストレスホルモンの一種であるコルチゾールの分泌も促すんですね。
コルチゾールが増えると、体はエネルギーが必要だっていうことを感じてしまって、自然と高カロリーなものを求めるようになるんですね。
負の連鎖がめちゃめちゃ起こってるわけなんですよ。普段は満腹だよってなるんですけど、そのシグナルが抑制されちゃうし、コルチゾールが分泌で促されちゃうんで、高カロリーのものをエネルギー必要だ、もっと食べろみたいな感じで、もっともっともっと、食欲モンスターが爆誕しちゃうわけなんですね。
さらに脳の中でも変化が起きるわけなんですね。
普段、理性的な判断や我慢を司る全頭全皮質の働きが鈍くなる一方で、誘惑に反応する転倒体や快楽中枢と呼ばれる即座核が花瓶に活動し始めるんですね。
これどういうことかというと、脳がチョコレートやフライドポテトみたいな手軽で美味しいものを頂戴っていうご褒美モードに切り替わっちゃうんですね。
食欲の歯止めが効かなくなっている状態で、すぐ誘惑に走りたくなるという脳の変化も起きているんで、もっとちょうだいちょうだいみたいな甘いものちょうだいを普段は抑えるけれども、理性を失っている状態にたった一日の寝不足で、そういったご褒美モードに脳も切り替わっちゃうということなんですね。
今日はちょっとだけなんて言い訳しながらも、手がついつい伸びてしまうんですね。これはあなたの意思が弱いんではなくて、脳が暴走していると。ホルモンのバランスも崩れ、脳のメカニズムも崩れちゃって、ご褒美モードになっちゃって、暴走しちゃってる状態なんですね。
実際にとある研究では、一晩に4から5時間ぐらいしか眠っていない人はジャンクフードをより魅力的に感じてしまって、実際に選んでしまう確率が高いことが報告されているんですね。
解決策としての睡眠
寝不足でバクバク食べちゃうということと、深夜になればなるほど飲み会とかの後でラーメン行っちゃうかみたいな、そういったところも関係しているみたいな、脳の暴走とか、そういったものが、寝不足だけどそういった制御は効きにくくなってしまうということなんですね。
ちょっと食べ過ぎちゃっただけで、終わるならまだしも、この睡眠不足というのはダイエットにも深刻な影響を与えているということなんですけども、十分な睡眠が取れていると、体はインスリンというホルモンを使って、食べた糖分をエネルギーに変えてくれるんですね。
エネルギーが分泌されると、水道のランゲル半素糖から分泌されるんですけども、グルコースを合成してグリコーゲンを作って、肝臓で貯蔵するという、そういった素晴らしいホルモンなんだけども、寝不足だとインスリンの働きが悪くなってしまうので、血糖値が下がりにくくなっちゃうんですね。
その結果、余った糖分が脂肪として蓄積されやすくなると、特にお腹周りに脂肪がつきやすくなってしまうということも関係しているので、寝不足というだけで、いろんなバランスが崩れちゃうということなんですね。
先ほど言ったストレスホルモンのコルチゾールも脂肪の蓄積を加速させる厄介物なので、特に内臓脂肪を溜め込めやすいという性質があるので、メタボリックシンドロームとか新型糖尿病のリスクまで上がってしまうということで、ストレスを抱えるといろんな疾患が起こるじゃないですか。
コルチゾールが非常に関係していて、ストレスにかかるコルチゾールが分泌されるということだけで、体の中の免疫機能が滞ってしまうので、非常によろしくない状態になってしまうということなんですね。
寝不足というだけで、こんなにたくさんのメカニズムというかバランスが崩れちゃうんですけども、どうしたらいいのかということなんですけども、この負のサイクルにはちゃんとブレーキをかける方法があって、最強の解決策があるんですね。
これ何かというと、ずばり睡眠そのものなんですね。しっかり寝ましょうということなんですよ。睡眠は単なる休息の時間ではないと。体の修復はもちろんのこと、先ほど言ったホルモンバランスを整えたり、乱れた代謝機能を再起動させたりするので、まさに体と脳のリセットボタンということが入れるということなんですね。
これ数日間でも意識して良い睡眠をとることで、この乱れたホルモンバランスや代謝機能は少しずつ元の状態に戻り始めますので、するとあれほど暴走していた食欲も落ち着いて、無償にジャンクフードを求めるという衝動も不思議と収まってくるということなんですね。
夜更かしした翌日に甘いものや脂っこいものが食べたくなるのは、決して根性なしだからではないということと、それは体と脳が睡眠不足というストレスに反応してしまっている自然な現象ということなんですね。
その一人一人にとって、人それぞれの最適な睡眠時間があるんだけれども、なんかあんまり寝れてないなとか、無償にジャンクフードが欲しがるなという時は、やはり睡眠不足を疑ってみるのも一つのテカラということで、ダイエットがうまくいかないというところも、やっぱり睡眠をしっかりととったりとか、そういったアプローチも大切ですから、
睡眠不足でなるだけでホルモンバランスとか脳にもバランスが崩れちゃいますから、しっかり寝ましょうというところが大事かなというところで、今日はこの辺にしたいと思います。それではまた。さよなら。バイバイ。
