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2025-05-01 10:58

#910 ジャンクフードの誘惑に勝てないのは、脳の仕業だった!?

2025.5.1配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ジャンクフードの脳の関係についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

ジャンクフードの誘惑に勝てない原因は、脳が糖分や脂肪分に関する記憶を保存していることと関連しています。この研究は、食欲に関与する新たな「記憶駆動型空腹」を示唆し、脳の仕組みが食習慣に影響を与えるメカニズムを解明しています。

ジャンクフードと脳の関係
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、世間はゴールデンウィーク期間ということで、今日は平日なんですが、休みの企業も多いのかなという感じで、車を運転していても交通量が少ないなというふうに思うんですけども、最大で10連休の企業もあるということで、
トヨタ系列の会社が多いですから、トヨタカレンダーで言うと休みですから、交通量が少ないなということで、世間はゴールデンウィークなのかなと言ったところなんですけども、
こんだけ休みが多いと、普段食べれないものとか、食べたいな、飲み会とかも多いなという期間になってきたわけなんですけども、
今日のお話につながるんですけども、ジャンクフードと呼ばれるもの、高カロリーな食べ物があると思うんですが、このジャンクフード食べたいなとか、ジャンクフードの誘惑に勝てないのは、実は脳の仕業だったというお話をしたいと思います。
高カロリーな食べ物、お腹いっぱいなんだけど、ついつい食べてしまうな、ついついポテチ食べちゃうなという経験がある方も多いと思います。
そういったお腹いっぱいなんだけども、高カロリーな食べ物、脂肪分が多いとか、そういった食べ物を食べてしまうのは、最近の研究で分かってきたんですが、脳が糖分や脂肪の記憶を記録していて、それが私たちの食欲を刺激しているというところなんですね。
これ、学術史、ネイチャーメタボリズムに発表された最新の研究によると、記憶を司る脳の部位として知られる界刃、長期記憶でも記録される部分ですけども、界刃に特定のニューロン、ニューロンというのは神経細胞のことですけども、記憶を司る脳の部位として知られる界刃に特定のニューロンの集団が、
そこに糖分や脂肪分にまつわる感覚や感情を記録していることが、マウスを使った実験で明らかになったということなんですね。
そのまま人間にフィードバックできるのか、ちょっと怪しいところもあるんですが、同じ哺乳類ですし、我々の祖先はネズミから進化しておりますから、人間に置き換えることもできるかなと言ったところなんですね。
これはどういう感じかというと、まるで脳の中においしいものアンテナが備わっているみたいなもんなんですね。しかも、このアンテナ、お腹が空いていない時でも勝手に反応して、私たちにあれ食べたいなという甘い囁き、この気持ちを呼び起こすということが示唆されているんですね。
さらに驚くことに、研究者たちが、この特定のニューロンを取り除いたマウスで実験を行ったところ、糖分や脂肪の摂取量が減って肥満を防ぐことができたというので、これはちょっと完全に糖分や脂肪分を記憶する階盤の部分に、特定の神経細胞の集団があるよということがわかったということなんですね。
これまで科学者たちは、エネルギー不足から来る代謝的空腹と、おいしそうな食べ物の匂いや見た目に誘われる快楽的空腹の2つを区別してきたということなんですね。
空腹にはこの2種類だけというふうに思われてたんですけども、エネルギー不足も単純にお腹空いたなという時に、空腹を刺激して食べたいなというふうに脳を操作させる代謝的空腹と、おいしそうな食べ物をメニュー表とか食品サンプルとか店の前にあるやつで、食べたいなというふうに感じる快楽的空腹の2つを区別してきたんですけども、
今回のこの会話の部分にある糖分とか脂肪分を記録するアンテナの部分、それが研究して発表されてから、第3の空腹の存在が提唱された。
この第3の空腹というのが記憶駆動型空腹というふうに、空腹にも3つあるんじゃないかと。3つ目が示唆されたということなんですね。過去のおいしい記憶がまるで昨日のことのように蘇って、私たちの食欲を刺激するという記憶駆動型空腹の空腹にも3つあるということが分かってきたんですね。
ジャンクフードの誘惑に勝てないのは、会話の記録を司る脳の仕業だったということなんですね。私たちの周りにはおいしいけれど高カロリーの食べ物が溢れているというふうに今思えますよね。
今回の研究は、私たちが特定の食べ物に強烈な欲求を感じてしまう理由を脳の神経パターンから説明できるかもしれないということが分かったということなんですね。
マギル大学のダナス・モール教授によると、初期の人類というものは、匂いや見た目などの感覚的な手がかりを使って、エネルギー豊富な食べ物を見つけることを学んだということなんですね。
記憶駆動型空腹の提案
そして私たちが何かを食べると、脳は食べた時の感情と一緒にその情報を保存しておいしい記憶データベースを作るということなんですね。
パン屋さんを通りかかった時にふわっと香るパンの匂いを嗅ぐと、過去に食べたおいしいパンの記憶が呼び覚まされて、パン食べたいなというふうになるのは、さっきも言った第三の空腹ですね。
記憶駆動型空腹のシワだということなんですね。
おいしいものを見た時に食べたいなと思うのは快楽的空腹なんだけど、そこから記憶のデータベース、おいしいものの記憶データベースを紐解いてきて、あのパンのあの味が忘れられへんみたいなね。
それと直結しないんだけども、それじゃないんだけれども、おいしい記憶が呼び覚まされて、より空腹になるということが第三の空腹なんです。
記憶駆動型空腹ということで、データベースでおいしい記憶を記録していて、それが食べてもないのに、それじゃないのにもかかわらず、そのデータベースがポンと出てきて、空腹で満腹なのに、あれ食べたいなというふうになってしまう。
それは長期記憶を司る会場においしい記憶データベースがあるから、そうなっちゃうと。なので、ついついジャンクフードの誘惑に負けてしまうということなんですね。
さらに、この研究では糖分と脂肪の記憶は別々の回路で保存されておって、どちらも脳の報酬系に働きかけてドーパミンを報酬することがわかったんですね。
特に、糖分と脂肪を両方含む超加工食品は、これらの回路を同時に活性化させて、私たちの脳を強烈に引き付ける可能性があるということで。
なので、ジャンクフードの誘惑に負けてしまうのは、糖分と脂肪の両方の回路から引っ張り出してきて、おいしいデータベースが、あれおいしいよということになってしまうので、お腹あまり空いてなくても、ジャンクフードの誘惑に負けてしまう。
ついつい、ご飯を食べたのに、夜ご飯を食べたのに、ポテチに手を伸ばしてしまうのは、脳の仕業であるということなんですね。
じゃあもうあかんやん、と。記憶のデータベースに記録されちゃったら、これどうしようもないよ、みたいな。ジャンクフードに負けちゃうよ、みたいな。
今後、ずっと人生を生きていく中で。でも、諦めるのはまだ早いらしいですね。ところで、一度刻まれたジャンクフードの記憶からは、逃れられるのかということなんだけども、そうじゃないということなんですね。
コネチカット大学のエイミー・エッグバード女教授は、特定の食べ物への兆候を学習したように、脳は新しい反応を学習することもできるということなんですね。
対策と脳トレ
なので、ジャンクフードに負けてしまう記憶があるんだけども、原因を見極めることが大事だということなんですね。本当に空腹なのか、もしかしてストレスかなとか、そういった自分の心の声に耳を傾けることが大事。
なんかこれ、科学的じゃないような感じもしますけども。そして、原因が分かれば治療的なアプローチも有効ということで、特に特定の食べ物に少しずつ慣れていく曝露療法や考え方を変えていく認知テクニックなどが、私たちの食習慣を再構築する手助けをしてくれる可能性があるということなんですね。
次は、GLP-1受容体作動薬といった薬。どういう薬かというと、食べた後の脳の報酬シグナルを弱める効果が期待されているこの薬を使うと、食べたのにジャンクフードの記憶をあまり呼び起こさないようにする薬もあるということなんで。
薬に食べるのは良くないけども、そういった治療法もあるということで、新しい記憶はどんどん塗り替えていくので、ジャンクフードに負けないように原因を突き詰めて、何でなのかということをまず考えるということと、違う食べ物に慣れさせるということをすると、ジャンクフードに負けない脳の記憶データベースを塗り替えることができるということなんです。
なので、ジャンクフードに負けない脳トレも必要になってくるということなんです。ということで、自分の食欲と脳の記憶に意識を向けてみると、意識が変わってきますから、ついつい防飲防食になりがちなゴールデンウィーク、原因を究明して、そんなにお腹空いてないよとか、脳に語りかけることも大事ということなんです。
この駆動型空腹、脳が記憶してないということに仕方ないなって感じもするかもしれないけども、原因を究明して、しっかり自分の生活を思い返すことが大事ということで、皆さんも食べ過ぎには注意しましょうということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さようなら。バイバイ。
10:58

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