はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今日はですね、午前中が相変わらずですね、暑かったんですけども、お昼過ぎ、夕方前ぐらいからですね、雨が降り出しまして、まあ結構なね、まあ強い雨になりまして、
今後ですね、この東海地方は、線上降水帯が発生する恐れがあるということで、大雨警戒という風になっております。
台風の方がですね、関東の、関東沖右側ですかね、東側を通過していって、北海道に上陸するんじゃないかと、
まあそこまでね、勢力自体は強くないんですけども、いよいよ台風シーズンも始まってくるのかなといったところでね、
徳原列島ではですね、相変わらず地震も多いですから、非常にね、自然というのはね、怖いなといったところですね、ということで、
今日のお話はですね、皆さんですね、夜更かししているとですね、よくですね、親にですね、早く寝なさいとかね、
いう風にね、言われたという経験がね、必ずね、全員あるんじゃないかというぐらいですね、あると思います。
さらにですね、学校ではですね、早寝早起き推奨みたいな感じでね、早く寝て早く起きて、朝から勉強するのがいいよみたいなね、
まあそういったですね、なかば強制的なね、ことをですね、よく言われたと思うんですけども、
このね、子供の頃、思春期にね、10代の皆さんにとって、10代の方々にとって、早く寝るっていうことはですね、
生理学的に見ても、無理やでっていうね、お話と、じゃあどうすればいいのかっていうのをですね、
科学的にちょっとお話したいなというふうに思います。
最近ですね、そのね、寝るのが遅いから、寝不足であると。
それで、企業とか学校でもですね、昼寝というものが注目されて、家民スペースを設けるところであったりとか、
フランスが学校施設で、昼寝の時間っていうのがあるので、ちょっとね、お昼ちょっと過ぎたら、5分10分に昼寝しようみたいな取り組みをしているね、少ないですけども、日本の学校もあります。
で、これでね、すごいね、このね、寝不足の子供たちには非常にこの昼寝システムが非常に好評で、集中力アップにもつながっているというふうに言われるんですけども、
睡眠の専門家たちはですね、こうね、警笛を鳴らしています。
昼寝の時間を取るよりも、学校の修行時間を遅くすべきだ、っていうことをね、よく言われてるんですね。
これね、早寝早起きという日本の常識がですね、子供たちの心身に大きな負担をかけている可能性があるということで、
それでちょっと深掘りしてみたいなというふうに思うんですけども、
これね、スリープテックプロジェクトというですね、小学校のこの睡眠に関する面白い取り組みをですね、
ネット記事で取り上げられてたので、ちょっと読んでたんですけども、
子供たちがですね、自分の睡眠データを測って、どうすればぐっすり眠れるかというですね、試行錯誤するプロジェクトのことなんですけども、
そこで大好評だったのが、学校に設置されたビーズソファーや無印良品とかあるやつね、
ダメにするソファーみたいなね、自分をダメにするソファーみたいな、
よぎ棒とかね、ビーズソファーとか、カミンボックスでの昼寝だったというところなんですけども、
昼寝したらテストの点数が上がったとかですね、夜まで集中できたという声がね、
続々とそういった言うね、生徒がたくさんいたんですけども、
これを聞くとですね、昼寝って最高やんっていうふうにね、思うかもしれませんけども、
ご注意が必要であると。
東京医科大学睡眠学講座の客員教授で、医師の志村先生はですね、
こうはっきり言ってるんですけども、昼寝は夜の睡眠の代わりにはならない。
3、4歳以降は昼寝の必要がない。
昼寝ができる時点で睡眠が足りていない証拠であるよということをおっしゃってるんですね。
昼寝はですね、あくまで応急処置で、夜の睡眠不足を根本的に解決するものではないということなんですね。
志村先生によると、睡眠不足の子どもたちは脳神経の成長が阻害されたりとか、
社交性や協調性が下がったり、ひどい場合は問題行動が増えたり、
自殺のリスクまで高まる可能性があるということで、ちょっと怖いですよね。
G7諸国で日本の10代の自殺率がトップなのは、
睡眠不足の短さと無関係ではないかもしれないということを示唆しているということなんですけども、
日本の子どもはですね、早すぎる朝に苦しんでるんじゃないかというふうに言われていると。
厚生労働省は、小学生は9から12時間、中高生は8から10時間の睡眠時間を推奨しているんですけども、
ある調査によると、ほとんどの子どもが推奨時間を確保できていないのが現状であると。
平均睡眠時間は小学生で8時間、中学生で7時間、高校生で6時間前後であるということと、
かなり睡眠時間が非常に短いということが言えるということなんですね。
この下村先生はですね、日本の就寝時間は世界と比べても特別遅いわけじゃないと。
寝始める、枕に入って布団に入る時間というものは、他の諸外国と比べても特別遅いわけじゃないんだけども、
あることが懸念していると。それが何かと言いますと、起床時間が早すぎる。
朝が早すぎることが問題だということを指摘しているんですね。
確かにですね、日本の学校って朝早いですよね。授業が始まるのは大体9時前には始まっておりますし、
私も高校の先生をしておりましたので、8時半とか8時40分ぐらいにショートホームルームスタートして、
その10分後、終わってから10分後、8時50分、8時45分ぐらいから授業スタートですよ。
9時前には授業1時間目がスタートしているという状況ですね。
さらにですね、ホームルーム中に小テストしたりとか、ゼロ減免みたいなのが儲けている学校があったりとか、朝の読書とかね、
部活動の朝練とかすることで、7時台には登校しないといけない子も少なくないというのは正直なところなんですよ。
しかもですね、通勤時間がね、通学時間が長い子たちも結構いますよね。
高校なんか電車通学とか多いですから、遠いところに通っていると、
小学校、中学校は歩いて行けたりとか、自転車で行けるところが多いんだけれども、
高校となると、地元の2町の高校内から3駅分遠いところに行かなきゃとかいうときに通学時間が長くなっちゃいますよね。
なので、学校に行くのに電車で1時間以上かけて通う子もいると。
いままで自由登校みたいな感じですから、自分の学区外以外の学校も行けますから、
小学校、中学生も電車通学で通っているという子も結構増えておりますし、
高校無償化とかいうのもありますし、遠いところにより良い教育を求めていくみたいなパターンが多いですから、
高校生だけに限らず、小学校、中学生も通学時間が長いということが結構増えているということで、
中には、ご時代に起きないと間に合わないという中には小学生もいるということで、