懐かしさと友人関係
はい、みなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
今日はですね、一日中曇り空でね、時折雨がね、強まる時もあったんですけども、
なんか梅雨みたいなね、天気。でも今年ね、梅雨だけ早かったですから、
梅雨みたいな天気だったんですけども、皆さんのお住まいのところはどうですかねということで、
週末ね、またね、暖かくなると、暖かいというかね、暑くなると言ったところでね、
夏本番と言ったところですね。ということで、
今日のお話はですね、皆さんですね、懐かしいと感じる瞬間ですね、
どんなことをですね、思い出しますかね。学生時代ね、友人と過ごした日々とかですね、
あんなバカ話したなーとかね、楽しかったなーとか言ったところとかですね、
家族旅行の思い出だとかですね、昔流行ったあの曲は懐かしいなーっていう風にね、
人それぞれですね、心温まる記憶がね、きっとですね、たくさんありますよね。
実はですね、このね、懐かしさという感情がですね、
ただの個人的な思い出に留まらなくて、もっとすごいパワーを秘めているということがですね、
最新の国際的な調査で明らかになってきたので、
そちらの方をですね、深掘りしてね、お話したいなという風に思うんですけども、
このですね、研究はですね、何かと言いますと、
懐かしいと感じる人ほど、親友が多いっていうことに繋がってるっていうお話なんですけども、
京都大学などの研究チームが発表したですね、とある国際調査結果が発表されたんですけども、
なんとですね、懐かしさを感じる度合いが高い人ほど、
人との繋がりを広げたり、広めたりしようとする意欲が高くて、
結果として親しい友人が多いということなんですね。
これ割とね、納得感がありますよね。
懐かしい思い出を振り返るときって、そこにはですね、必ずね、人の存在があると思います。
なんか懐かしいなと思うのは、ここで友達と遊んだなとかね、
こういう街でも懐かしいな、そういえばデートしたなとかね、
人との繋がりがありますよね。
友達や家族との楽しかった記憶を思い出すことで、
やっぱり人との繋がりっていいなっていうふうに自然と思えるから、
懐かしいな、イコール友達が多いっていうふうに繋がってるんじゃないかというところなんですね。
どんな調査をしたかというとですね、
アメリカの大学生を対象に行われたんですが、
アメリカの大学生449人を調査し、
懐かしさを感じる頻度と友人関係について詳しく分析したんですね。
するとですね、懐かしさをよく感じる人ほど親しい友達を作ろうとする、
既存の友人と深く関わろうとする、
親友と呼べる人が多いという明確な傾向が現れたということなんですね。
この結果は平均年齢40歳の社会人グループでも再現されたので、
やっぱり懐かしさを頻繁に感じる人ほど友達が多いということが、
人との関わりを大切にするという傾向が見られたということが言えたということなんですけども、
さらにですね、オランダでの7年間にわたる長期追跡調査データによるとですね、
懐かしさを感じる傾向が低い人は親しい友人の数が7年間で約18%も減ってしまった一方で、
中程度以上に懐かしさを感じる人は、なんとですね、
友人の数をしっかり維持できていたということがわかったということなんですけども、
これを聞いてですね、なるほどというふうにね、私は感じたんですけども、
懐かしい思い出に浸ることで過去の大切な人間関係を再認識し、
科学的調査の結果
それを守ろうという意識が働くのかもしれないということが言えるのかなというふうに思うんですね。
今回の京都大学の国際的な調査を取りまとめたファン・カンジュさん、
ファン・カンジュ教授によりますと、懐かしさを感じる度合いが高く、
思い出を大切にしている人ほど、大切な人間関係を育むことの重要性を認識しているようだというふうに、
論文で語っているということなんですけども、
懐かしさを感じるイコール、やっぱり人と人との繋がりって大事だよねということを、
人を大切にするということは、それに関わる人が多い、
要は友達が多い、親友が多い、さらに友達がね、
維持することにも懐かしさを感じるというのがですね、
友達を維持することにも働いているよということなんですね。
なので、やっぱり人と人との繋がりがないとですね、
コロナ禍がありましたから、別に人に会わんでもいいわとかね、
人との繋がりって気迫がしちゃったけど、やっぱり再認識されて、
やっぱり対面授業であったりとか、オンラインとかね、
ウェブで出社しないとか色々あったけども、
大企業とかね、グーグルとかもね、やっぱり出社しないといけないよということも言われているじゃないですか、
人との繋がり方がコミュニケーションが取れる生き物ですから、
我々ね、人との繋がりって大事だよねということが言えるかなと、
言ったところなんですね。
この懐かしさを思う中程度とか頻繁な度合いっていうのが、
数値化しているわけなんですけど、
どの程度を思い返せばいいのかというところがですね、
まだここら辺がですね、より深掘りが大事かなというふうに思いますので、
さらなる研究がね、発展がまたれるばかりかなというふうに思うんですけども、
もしですね、最近ですね、人間関係でちょっと悩んでるなというふうに思っている方々ね、
ぜひね、この昔のアルバムを開いてみたりして、
学生時代の友達に連絡を取ってみたりとか、
懐かしい思い出に浸ってみるということがですね、
やっぱりこの人との繋がりって大事だよっていうふうに再認識できますから、
それをしっかりね、人との繋がりを大事にすれば当たり前かもしれないけども、
友達が多いというかですね、人との繋がりが維持できるよということに繋がりますから、
それがね、科学的なデータとして出てますから、
やっぱり懐かしさを感じるということが、
人間関係を豊かにする第一歩になるかもしれませんから、
懐かしんでみてね、昔の友達と連絡を取ってみようかなとかね、
コミュニケーションを取ってみようかなということから始まると、
人間関係がですね、円滑に進むかもしれないと言ったところですね、
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆さん、おさようなら。バイバイ。
