2025.4.30配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、先生のお給料についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
今回のエピソードは、小学校の新任教員と校長先生の給与を時給換算することによって、教育公務員の収入や働き方に焦点を当てています。また、労働時間や地域手当の影響についても説明し、教育現場の実情を明らかにしています。
小学校教員の給与体系
はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。今日は久しぶりに教育系のお話をしたいと思うんですが、どんな教育のお話をするかと言いますと、教員と小学校の先生のお給料を時給換算にするといくらぐらいなのかというのと、
新任の新人の先生と校長先生はどれぐらいお給料が違って、時給に換算するとどれぐらい違うのかというお話をしたいと思います。
今日で4月が終わります。新任の先生で働かれた人は、ようやく1ヶ月が終わって、楽しかった大学生活からいきなり世間の荒波にもまれて、非常に目まぐるしい1日を送っているのではないかと思います。
ゴールデンウィークも挟みますから、ちょっと一休みといったところが、実際の教員の方々、新任の先生方はそういうふうに思っているのではないかと思うんですが、
今日は小学校の先生を例に挙げながらお話したいと思うんですが、まず小学校の先生の給与体系はどうなっているのかということですが、働く自治体や最終学歴によって結構変わってくるのですが、
ざっくりとした目安として、総務省が発表している地方公務員給与実態調査令和5年版のデータを見てみたいと思います。教員は教育公務員ですから、公立の先生はね。
平均給与は都道府県で計、全部ひっくるめて平均化すると、約38万184円。これ多いと見るか少ないと見るかと置いたところですが、初任給、都道府県で全部ひっくるめて大卒で平均化すると約21万3,221円。
単大卒だと初任給は19万1,199円ということで、大卒の方と2万円ぐらい差があるんですね。これが平均的な金額なんですね。
基本給だけじゃなくて、教員は残業代が出ないので、他の地方公務員に比べて、原則月給の4%、教職調整額というふうに言うんですけども、月額の月給の4%プラスで増し増しになっております。
この4%が少ないんじゃないかということで、それが10年ぐらいかけて、2倍にするみたいな8%にするみたいな10%とか、そういったことを厚生労働省と財務省がいがみ合っているわけなんですけども、その調整額が上がるというふうに言われておりますけども、今は現段階では原則月給の4%上乗せされております。
あと、地域手当とか家族がいる先生には不要手当など、いろんな手当が含まれておりまして、この地域手当が東京とか大阪のような物価の高い地域で働く先生に多く支給される傾向があって、その地域帯、働いている地方自治体によって、基本給は平均で21万円。
新任の先生は21万円なんだけども、地域によって調整額が入るので、都道府県によって給料は実際のところと違っているといったところなんですね。
新任教員の時給と労働時間
小学校の新任の先生を時給換算してみようといったところなんですけども、今回、文科省のデータを取って調べるんですけども、文科省のデータによると小学校の先生の1日の平均在校時間、平日はなんと10時間45分なんですね。
8時間労働ですから、それに比べて3時間弱残業しているといったところですかね。月にすると220時間。1ヶ月で20日勤務と仮定した場合、月の労働時間は約220時間あるってことですね。
これも結構なハードな数字だと思います。労基に引っかかるんじゃないかというぐらい長時間労働が続いているので、それを是正しようということで、いろんな対策をしているわけなんですけども、実は効果はほとんど現れていないのが現状なんですが。
全国平均ですよ。10時間45分で月にすると220時間の労働をしていると。東京都教育委員会の情報を元に調べたんですが、東京都の大学卒の新任教諭の所任期は約30万4100円なんですよ。
ちょっと調べてみて思ったのが、東京の先生、給料ええなと思ったんですよね。それは物価だからとかもあるし、都会だからというのもあるんだけども、所任教の基本給は21万円なので、そのうちの9万円が地域手当とかいろんな手当をついて30万4100円なので、都会の方が給料もらっているんだなという感じがしたんですけども、
これをさっきの月の労働時間、220時間で割ると時給が出てくるわけなんですけども、その時給がなんと約1382円。
その数字をみなさんどう感じますか?責任の重さとか業務内容を考えると少ないような気がしません?時給1400円弱でクラスターンリングを持ったりとか、教科を教えたりとかしているというところで、これ多いと見るか少ないと見るかなんですけども、結構人それぞれです。
労働時間働いていない人もいるし、さらに定時で変わる人もいると思うんだけども、平均化すると220時間なので月の労働時間が、総換算すると1400円弱ということなんですけども、結構少ないような、今ブック上がってるし、最低賃金も上がってますから、そう考えるとあんまりバイトと変わらんなみたいな感じも受けるかもしれません。
タイトルにもありますように、校長先生の時給どれぐらいなの?と言ったところなんですけども、これも東京都教育委員会が公開しているモデル年収を参考にすると、東京都の校長先生の平均年収はおよそ1200万円が目安というところで、1000万円プレイヤーなんですね。
校長になるためには、教頭先生の試験を受けたりだとか、教頭で何校か回って、それで校長試験を受かって、というハードルはあるんです。選集免許とか管理職になるための免許とかもありますし、一概には誰もが校長先生になるわけじゃないから、その分給料もいいのかなと、責任が問われますからね。
この1200万円が目安ということなんですね。仮にボーナスを年4.5ヶ月分とすると、月収は約72万5000円になるので、東京都の新任の先生よりも2倍強はもらっているというところになります。
そして気になるのは、校長先生の一日の平均在校時間は平日は10時間23分と、教員とほぼ変わらないぐらい長時間学校にいると。1ヶ月の労働時間は約214時間となりますので、これは月収で割ると時給が出てきます。
校長先生の時給は約3388円。3400円弱の時給というところで、新任の先生の時給が約1400円弱だったのに対して、校長先生の時給は約3400円弱なので、その差は約2.45倍にもなるということで、
学職が上がると給料も大きく変わってくることがはっきりとわかるということで、時給換算すると2.5倍、校長先生の方がお給料をもらっている。その分、責任も問いますし、何かあったら校長が出ていかないといけないし、保護者の方のクレームであったり、ご意見とかも最終的な窓口は校長先生になりますから、
そういったストレスも高いですし、ストレスのかかる仕事ですし、それが管理職になるということはそれだけ大変なので、その分お給料の方もいいというところですかね。
文部科学省が出しているデータは10時間45分の労働時間です。1日平均でそれぐらいいるということ自体が長時間労働を続けているし、そこも是正しないといけない。そう考えると時給も上がってきますよね。
受け取る月収は変わらないけど、勤務時間短くなってもらえないかな、ということもありますし、校長先生も平均化すると10時間以上学校にいるんだなということもありますし、私が勤務していたら高校とかは校長が早く帰ってきたなと思うんですけどね。
それぞれだと思うんですけども、ということでね。公務員だけども、クビはないので不祥事を起こさない。そう考えると教員免許を持っていると、教員採用試験でも挑戦できますから、年齢制限とかあったんですけど、教員不足で割と年齢制限が撤廃されているところも上限が上がっているところもあるし、そう考えるとお給料の面で言うと割といいんじゃないかなということですから、
教員免許を持っているということは金の武器になるし、そういった毎回働こうかというときの、やめてたけどもう一回教員になろうかなというときにリスタートしやすいとあるし、お給料の面も優れているなというふうには感じますので、なかなか教員不足、教員になる人が不足しているし、人気があまりないんだけども、そういったお給料の面だけで言うと割といいんじゃないかなといったところですから、
皆さん、この校長と新任の先生の差をどう思いますかということと、長時間労働、それを武器にしてお給料をどう思いますかということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さよなら。バイバイ。
11:14
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