テストと勉強の現状
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今日はですね、科学的なお話もあるんですけども、教育問題、教育ニュース的なね、意味合いもあるんですけれども、
何かと言いますとですね、定期テストを今やってますよという方と、大学入試、高校3年生の方がですね、来月、共通テストですよね。私の頃はセンター試験という言い方だったんですけども、名前違うだけでね、基本的にほぼ一緒なんですけども、問題をね、ちょっと変えたいとかね、なんかちょっと、答えのない時代だから、
思考力を鍛えるような問題作りしてるとか言ってるけど、結局点数つけてるんで、一緒だと思うんですけどね。正直ね。テストが近い、入試が近いとかね。あとは、資格試験があるとかいう方もいらっしゃる。そういう方もね、社会人の方でもいらっしゃると思うんですけれども、
これね、ちゃんとね、毎日ね、机に向かって勉強してるのにも関わらず、なんか成績上がらんなーとか、もしの成績、もしの結果があんまり思わしくないとかね、資格試験頑張ってるんだけど、なかなかね、成果が上がってこなくて、ちょっと、受かるかどうか心配みたいなね、方々いらっしゃると思うんですけれども、誰もがね、そういった勉強に向かう時に、誰もが通る
悩み事というかですね、壁だと思うんですけども、これね、成績が伸びない、うまくいかないっていうこの原因ですね、その原因の悩み、抱えているならば、あれが原因だよというですね、お話をしたいと思います。
まあこれね、もう皆さんね、現代人ならですね、もうわかると思うんですけども、あなたの手のひらにある、私も今ね、それで収録してますけども、スマートフォンが原因かもしれないよと、まあいうお話なんですが、なんとなくね、まあね、勉強を向かいたいんだけども、ついついスマホを触っちゃうとかですね、スマホ依存みたいな言葉もあります通りですね、
なかなか時間を奪ってくれるね、代物ですよね、使い方次第でですね、非常にプラスに働くこともあるんですけれども、やっぱりスマホって勉強に向かう学習とスマートフォンっていうのがですね、非常に相性がね、悪いと、まあいうことなんですね、これまあね、データをね、皆さんにご提示したいと思うんですけども、
世界81の国と地域が参加した大規模な調査、PISA2022、全国学力テストみたいなやつの全世界版ってやつですね、PISA2022の結果を見るとですね、日本の生徒の学力は世界トップレベルなんですけども、ある共通の傾向が浮かび上がってきたということなんですね、この試験と同じ、試験もするんだけども、生活スタイルですね、何時間勉強してますかとか、
何時に寝てますかとかですね、スマホの時間とかその何ですかみたいな生活調査もね、兼ねてるんですね、そうするとですね、浮かび上がってきたのが、SNSやデジタルゲームに費やす時間が一定時間を超えると、学力の得点はですね、低下する傾向があるということなんですね、まあなんとなくそういうふうにわかるかもしれませんけども、
これね、日本だけでなくて、世界共通の事実なんですね。なので、SNSとかデジタルゲーム、要はスマホの時間が長くなると、成績、学力は、このPISAのものさしで見た試験ですけども、やっぱり点数下がってるよねっていう話なんですね。
ゲームもSNSも1時間未満の生徒が最も高い得点をとっているということで、利用時間が長くなるほど成績は確率に下がってしまうということがデータからもわかったと。古い調査データでも、スマホの利用時間が長くなるほど生徒率が下がるという結果が出ているということで、まあそれはそうかなと。
なので、勉強する時間が全てじゃないですし、そこに質っていうことも入ってきますけども、やはり勉強を同じ1時間するのと、スマホ1時間触っちゃうと勉強すらずの時間がスマホに取られるから、それはまあ成績下がるよねっていうことは、どんな方でもわかるかなっていう、そういう答えを導き出すことができるかなというふうに思います。
集中力の重要性
さらにですね、ちょっとね、ゾッとするような結果があるんですけども、私はですね、毎日3時間勉強しているから大丈夫、だから全然余裕とかね、それぐらいね確かにゲーム、あんまりその時間もするけど、勉強の時間も確保しているし、長い時間机に向かって勉強しているから大丈夫みたいなことを思っているそこのあなた、これにちょっとね怖い結果なんですけども、
全国の小中学生を対象とした文科省の調査に加えて、仙台市の小中学生4万人以上を対象とした大規模な調査で、ある事実が判明したんですね。それは何かと言いますと、動画視聴時間が長くなると、学習時間が同じでも成績が低下すると。
勉強時間が短くても成績が良いのは、平日の動画視聴が1時間未満の子どもたちだったということなんですね。逆にですね、動画視聴が1時間以上の子どもたちは、3時間以上勉強していても成績が平均付近に留まるという結果になったということなんですね。
3時間勉強してるから大丈夫やけど、3時間以上、1時間以上動画見てるよとかね。なので、同じ2時間勉強しましたっていう人でも、Aのグループは1時間ぐらいしか動画見てません、SNS触ってません、スマホ触ってませんっていうのと、
いや、3時間、2時間勉強してるけど、5時間動画見てますって言う人は、成績悪いと。なんとなく分かりますよね。同じ時間勉強してても、スマホ触ってる時間が長ければ長いほど、成績があんまりよろしくないということでね。これはね、集中力が原因じゃないかと言われております。
動画の長らみの習慣があると、机に向かっていても、頭はスマホに半分埋まれたままで、長時間勉強してるつもりでも、実際はほとんど頭に入っていないと。幻想の仮説ですね、これはね。やった気になってると。
例えば、塾の書き講習行ったから勉強できますって。塾通って頭良くなったっていう錯覚みたいなね。塾通っても、結局勉強するのは自学自習ですから、結局塾行ってるから大丈夫みたいな感じで、勉強しないやつとかいるんですよ。
大切なのはですね、学習時間の見た目の長さではなく、集中して学ぶような質の良さというのが大切なんですよ。
大切なのはですね、学習時間の見た目の長さではなく、集中して学ぶような質の部分なんですよね。それが大事と言うことなんですね。
なのでですね、受験生にとってはですね、やっぱりね、スマートフォン、ゲーム、SNSは、それを全部断ってね、全部禁止とは言いませんよ。そんなね、ずっと勉強勉強で集中できるようなことはできないし、ある程度勉強して頑張ったら、今日はこのテキスト終わらせたら、自分の成功報酬としてスマホを触ろうとかね。
なので、流れで見ているとか、意味もなくスマホを触るんじゃなくて、ここまでやったから、じゃあこの時間だけスマホを触ろうかなというふうに、自分でコントロールしていかなきゃならないと。コントロール自分で、自分の性格もそうだし、自分の欲望とかそういうものもですね、欲求というものもコントロールしてこその受験生だと思いますので。
なのでですね、スマホってやっぱり長時間使うと、同じ時間勉強してても頭張ってないということなので、確かに便利だけれども、その付き合い方というものが今後の受験生、現代人になればなるほどですね、難しくなってくるかなということで、そういった裏付けとなるデータがありますので、皆さんね、しっかりスマホとの向き合い方、これはもう別に受験生に限らずですね、社会人の方もそうですよ。
なんか電車乗るとね、みんなめっちゃいじってるじゃないですか、スマホね。なのでやっぱりこの使い方とか、向き合い方をもう一度考えてみることが必要なのかなというところですかね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
