デジタル機器の利用時間と幸福度の関連
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
二のお前もか、みたいなね。ブルータスお前もか、的なね、感じだと思うんですけどね。何があってね、昨日ですかね、あの旧ジャニーズの二宮和成さん、もう嵐のね、
独立するということでね、すごいね、ジャニーズファンならぬですね、かなり話題となっておったんですけども、どうなんですかね、なんか、
脱退しても、事務所を抜けても僕は嵐ですということで、ファンからちょっと安堵の声がっていう感じなんですけども、そんなこと言うたらね、
スマップもね、やめてもスマップに慣れたんちゃうの?みたいなね、よくわかりませんけどもね、まだまだね、このジャニーズ問題、非常に叩かれてますけどね、ファンはファンでね、いますし、
叩くところはね、増税メガネだと思うんですけどもね、ということでね、こういったね、情報とかね、いち早くね、ゲットするのって、だいたいね、皆さんね、スマートフォンだと思いますよ。
このね、今ね、私の音声を聞いてる方もですね、大多数がスマートフォンで聞いてるんじゃないかなと思うんですけども、このね、スマートフォン、スマートフォンに限らずですね、テレビとかね、電子機器を使用してるとね、
集中力が続かないよとかね、勉強に良くないよとかね、時間を奪うから、みたいなね、中高生の皆さん、小学校も含めてね、あと大人になってからもね、
そういったことをよく言われると思うんですけども、果たしてそれはね、科学的に見て本当にそうなのかっていうね、ちょっとお話をしたいなと思うんですけども、
これはですね、米国のアメリカのね、中高生110万人を対象とした調査データの分析、2018年の論文ですね、
どういう研究をしたかというとですね、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の利用時間に加え、対面での人的交流、スポーツを楽しむ、行事に参加するといった非デジタルの活動時間を集計したということなんですね。
その中で、自尊心や生活満足度、幸福度との関連を調べたところですね、スマホなどのデジタル機器の利用時間が長くなるほど、また、非デジタルの活動時間が短くなるほど、幸福度は低くなることがわかったということなんですね。
そして、最も幸福度が高かったのは、デジタル機器の利用時間が1日あたり1時間未満の中高生だったということなんですね。
当然ですけども、スマホの使用時間が長くなるほどですね、実際に人と交流したり、イベントを楽しんだりする機会が減ってですね、結果として幸福度が下がってしまうのかなということが示唆されているところなんですけども、
デジタルだけで満足する方もいらっしゃいますし、別に人と会うのもめんどくさいので、人との付き合いがあまり好きではないという方は、デジタル機器に走りがけちゃうんだけども、幸福度とか満足とかでいうとですね、実際にはあまり満足とか幸福度が高くなかったということなんですね。
さらにですね、幸福度を上げてくれるはずの人との交流においても、スマホというものはですね、悪影響をもたらすという見方があるんですね。
スマートフォンの影響と人的交流
スマホの存在がコミュニケーションに与える影響を調べた研究、リャンラ、2018年の論文ですね。この研究ではどんなことをしたかというとですね、地域住民や学生304人をテーブルにスマホを置いたまま食事をする。
テーブルにスマホを置いたまま食事をするのと、スマホをサイレントモードにして、閉まった状態で食事をするという2つのグループに分けて、家族や友人3人から5人と一緒に食事をしてもらったということなんですね。
どうなったかというとですね、結果ですね、スマホを置いたまま食事をしたグループは、スマホを閉まったグループと比べ、食事を楽しんだかどうかという評価するスコアが低かったということなんですね。
スマホはですね、いじってなくても存在しているだけで、人との交流の質を下げてしまう可能性があるということなんですね。あるとね、見ちゃうというか、集中できないみたいなね。完全なるこれはスマホ依存症かなと思うんですけども、スマホの集中力を奪うのは相当なものでですね。
スマホの置き場所を1、机の上、2、カバン、ポケットの中、3、別の部屋に分けて認知テストを受けてもらった、そういった実験があるんですけども、それがですね、アドリアンラ2017年の論文ですね。
机の上にスマホを置いていたグループの成績が明らかに悪く、スマホが参加者から遠ざかるほど、実験者、被験者から遠ざかるほど成績が上昇した上、電源が入っているかどうかは関係なかったということなんですね。もう食事中もね、スマホがあるだけで、触ってないんだよ。触ってないんだけど、机の上にあるだけで食事を楽しめない。
さらに勉強とかそういったことに向かうときに、机の上にあるだけで成績が下がっちゃう。いじってもないのに。あるとね、電源が入っているか入ってないか関係なくて、机の上にあって電源が入ってようが入ってなかろうが、手元にあるということだけで集中力が途切れてね、成績があまり良くないみたいなね。
そういった論文とか、そういった研究データがあるので、スマホというのはですね、集中力を削ぐというか、すぐこうやって調べられますし、便利な反面ですね、実はそれに依存すると幸福度とか生活満足度っていうのはですね、低下するよというのはですね、科学的にも言われているということなんでございますね。
幸せの感受性とかね、生産性がね、下がってしまうことも、これは意味しているということなんでございますね。ということでね、まあまあもうね、非デジタルの環境にはなかなかね、戻れませんよ。仕事するのにもね、パソコン行ったりとかね、スマホで連絡取ったりとかしますし、なかなか非デジタルっていうのはなかなか普段からね、そういったことはできないかもしれないけども、やっぱり幸福度とか生活満足度っていうことを考えるとやっぱり人と会ってね、
人と交流したりとか、旅に行ってたりとかね、旅行したりとかですね、やっぱりそのメタバースとか、いろんなね、仮想空間とか、いろんなものが別にその場にいながら、いろんなことを体験できるけど、やっぱり自分の目で実際感じて、手に触れるっていうことがですね、大事なんだ。
これだけデジタル化に進んでるけども、やっぱり非デジタルなことを取り入れないと、人は生活満足度とか幸福になれないよということと、食事するときぐらいは、スマホをどっか置いときましょう。電源しまっても切って、ポケットの中とか、カバンの中に入れる。さらに勉強するときとか、何か集中したいときにはですね、もう別の部屋に置いとく。
そうしないとね、近くにあるっていうだけで成績が下がったりとか、食事楽しめなかったりとか、そういったデータが科学的にわかっておりますから、やはり幸福度を下げる、生活満足度を下げるということがですね、科学的にも言われていますので、やっぱりそのデジタルとの付き合い方、あとは非デジタルの環境を少しでも多く取り入れることによってですね、幸福度っていうのは上がっていくのかなということでございます。
私もね、音声配信してますけども、これスマホないとできないんだけども、やっぱりこの非デジタルな環境を釣り行ったりとかキャンプしたりとかするときからね、やっぱりこう生活満足度っていうか、幸せになれますから、やっぱり非デジタル、デジタルも好きだけど、非デジタルのことを取り入れて生活、向上していく、幸福度を上げていくっていうことがですね、バランスが大事なのかなということがね、この科学的に言われております。
その付き合い方、バランスの取り方っていうのが大事なのかなというふうに思いますということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様、さよなら。バイバイ。