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2025-09-05 09:46

#968 「読む」「書く」をしない大学生が急増!?浮き彫りになった読解力危機の実態

2025.9.5配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、読み書きと読解力の関係についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

大学生の間で「読む」「書く」の行為が減少しており、これが読解力の低下と関連していることが調査で明らかになっています。東京大学の研究チームのデータによれば、授業を記録しない学生や読書をしない学生は、認知能力が低くなる傾向が確認されています。

大学生の学習状況
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今日はですね、台風15号がほぼですね、日本列島を10段横断しましてですね、
横断の方が正しい言い方ですかね。風自体ね、台風の勢力自体はそこまで強くはなかったんですけども、非常に雨を降らす雲が発達しまして、各所で大雨の被害が出ていたということで、これから台風のシーズンになっていきますよ。
でもね、太平洋高気圧もまだまだ張り出しておりますし、海水温高いですから、なかなか日本列島には来ないかな、みたいなね、高気圧を避けてね。でも急に海水温が高いから、急に発達して、今日みたいな感じになりますのでね、これからちょっと台風の季節になってきますし、日頃の備えと言いますか、台風の備えというか、
リスク管理が大事かなと言ったところですね、ということで。今日のお話なんですけども、最近ですね、大学の講義とかでノートを取る代わりにタブレットやパソコンを使っている学生がかなり増えたということで、今ね、1人1端末ということで、小学校、中学校、高校でもですね、そういった流れがなっておりますし、
授業の記録、ノートに書くっていう行為そのものがもうなくなってきているというところがね、非常に増えてきておりますよ。でね、このね、紙離れ、活字離れが進む中で、私たちの学力や思考力は本当に大丈夫なのかと、同じタブレットに頼ってて、
電子媒体で勉強したりとか、電子媒体で記録しているけれども、これがですね、学力や思考力にどうなるのか、大丈夫なのかというですね、そのようなですね、タブレットとかそういった記録、電子媒体にしている、だからしゃべればいいやみたいな感じで、読み書きするのが少なくなってきているけれども、
それで本当に大丈夫なのか、そういった研究ですね、タブレットとかそういったものを使って記録してないよっていうふうになった時に、学力どうなんのかっていうですね、興味深い研究がありますので、そちらの方をね、シェアして今日のお話にしたいなというふうに思うんですけども、
東京大学大学院の堺教授らの研究チームが全国の大学生1062人を対象に行った調査で、驚くべき事実が明らかになったということなんですね。この授業、講義をですね、記録しない、全く記録しないよっていう学生が10%ほどいたんですよ。
なので、1062人中ですね、100人ちょっとは記録しない、ノート取らないし、タブレットでしゃべればいいのに、そんなこともしないという学生が10%、100人近くいるんですよ。その調査した中での100人近くいるんですよ。
さらにですね、日常の予定を紙も電子も記録しないよっていう学生も24%いると。さらに本や新聞、雑誌を全く読まないっていう学生が20%ということで、100人から200人はですね、記録も取らないし、講義の本や雑誌すらも読まない。
予定とかも電子媒体も使わないし、紙にもそのスケジュール帳とか何も書かへんよっていう人がですね、一定数結構多い数いるということで、つまりですね、学習の基本ともいえる書くこと、読むことというものがですね、多くの学生の間で実践されていないということが調査から判明したと。
これ結構ね、多いなっていうふうに思いません?数パーセントかなと思いきや1割2割もおるっていうこと自体がですね、結構ね、現代社会というか、現代のタブレットとかスマホとかそういったものが普及してね、若者なら特有の現象なのかなっていうふうにくぐってしまえば簡単なんだけど、結構読み書きせえへん人結構多いんじゃない?なる学生ね。
読解力のテスト結果
若い学生さん多いなっていうふうに、結構ね、びっくりする数値ですよね。でね、こっからですね、その本題に入っていくんですけども、さらに深刻なのはですね、これらの習慣が読解力に直結しているという点なんですね。
研究ではですね、一部の学生に高校卒業レベルの読解力テストを実践したんですけども、するとですね、以下のようなですね、今から言うですね、明確な差が見られたということなんですね。
で、講義を記録する学生はですね、正答率が57%。で、講義を記録しないよっていった学生はですね、正答率32%なんですよ。
このね、32%という数字はですね、まるで適当に回答を選んだかのようなレベルだそうなんですね。つまりですね、内容をほとんど理解できていないという状態なんです。やっぱり聞いたら書かなあかんなということなんですよ。
なんかね、こうかっこよくしてね、タブレットやってるから大丈夫っしょみたいなね。あのー、別にそんなのええわみたいな感じで、読み書きしないっていうことはですね、読解力につながっているということなんですね。
で、この読書習慣、さっき言ったように、1062人中20%はですね、本や新聞雑誌を全く読まない学生でしたよね。このね、読まない人もですね、似たような読解力テストの結果が出てるんですけども、読書習慣でも同じような傾向ということで、日常的に読書をする学生は正答率56%。
読書をしない学生は正答率39%ということで、この結果からですね、読むっていうことと書くっていうね、この両方を実践している学生ほど読解力が高いことが科学的に証明されたと。
統計的に見ても、1062人のボスは、そういうふうに読み書きしないと読解力が低いということはちゃんと言えると、科学的に証明されるというとこなんですね。
読むという行為はですね、外部から情報を取り込む、入力ですよね。一方、書くっていうのはですね、その情報を整理して自分の言葉で表現する出力、要はインプット、アウトプットですよ。よく言われるね。
この2つの行動はですね、脳の言語ネットワークを活性化させて、知識をしっかり定着させるために欠かせないプロセスなんですね。
単なる学習手段ではなく、知性を育てるための脳のトレーニングとも言えるということが言えるということを、坂井教授らのシーマンが言っておりますということなんですね。
今回の調査はですね、現代の教育や学習方法を見直すきっかけを与えてくれるということと、読むことと書くこと、それはですね、時代が変わっても決してなくてはならない、私たちの知性を支える大切な脳の営みなんですよね。
なのでですね、最近ね、多くのヨーロッパの学校ではフィンランドとかスウェーデンとかですね、いち早くタブレットとか電子媒体を使って授業をしたりとか学校生活においてですね、よく利用したんだけども、
なんか成績あんまり良くないよねと。学習の定着が悪いよねと。何でも数値で表した偏差値が別に全てじゃないんだけれども、知識の定着が悪いよねということで、神にもう一回戻る動きが非常にヨーロッパは高いんですよね。
日本の場合、そういった世界の潮流というか、それに逆行しておりまして、やっぱりタブレットとかパソコンでやっていこうねってなっていくんだけども、基本的にiPad買ったりしてるから、基本的に利権ちゃ利権ですよね。
グーグルに金払ったりとかしてるので、そういったことが見え隠れするから、本当に伸ばしたい学力は何なのか、子どもたちに本当に伝えたいことは何なのか、何を伸ばすべきなのかって考えると、何が何でも便利なこと、電子媒体じゃなくて、やっぱり読んだり書いたりするっていうことが知識の定着、認知能力の基礎、基本ですから、そこをやっぱりおごそかにしたらあかんし、
その流れを汲んだ学生が今増えてきてるから、本読まない、記録もしないとかね、書くこと自体してペン持たないと、やっぱり脳が衰えちゃうかなっていうふうに思うので、学生の皆さんとかですね、何でもかんでも便利になってるけども、やっぱりしっかり読む、書く、活字に慣れると、国語能力が伸ばさないと成績上がらないんでね。
なので、やっぱりそういった読む、書くっていうのはですね、時代遅れじゃなくて、やっぱりいつの時代もスタンダードで、いなくてはならない作業だなっていうふうに思うかなと。この結果を見て、やっぱり強くね、そういうふうにまた思うかなと、言ったところですね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様、さよなら。バイバイ。
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