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2024-09-20 10:52

#773 植物がすべての動物の食料を賄っているのは、過大評価なのか?

2024.9.20配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、植物の大いなる力についてお話しました。

それではまた。


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はい、みなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日、メジャーリーグでは素晴らしい、アンタッチャブルな記録が出ましたよね。大谷さんが50-50を達成したということで、
今日、3本ホームランを打って、銃打点で2個投類してみたいなね。狙ってやってるんじゃない?っていうね。40-40の時も同日に達成しましたし、この50-50投類も同日に達成するということでね。
昨日までがホームラン48本、投類49個だったんですが、早々と2個投類決めて50以上達成し、あとホームラン2本だからね、残り試合が9試合ですかね。
で、達成していくのかなと思ってたんですが、一気にやっちゃって、3本もホームランを打っちゃって、もうえらいことになりましたよね。もう日本中のネットニュース、テレビも大谷一色でしたね。
本当にね、大谷さんのニュースがほんまに多くてね。ずっとね、他の鈴木聖弥選手とかも活躍してるんですけども、菊池優吾選手とかもね。もう霞んでしまうぐらい大谷一色になったということでね。
大谷さんが現役の間にドジャースタジアムに行ってまで見たいなって思ってるんですけどね。
引き続きまだ続きますし、今日ね、ポストシーズンの初めて出場することを決定しましたし、まだ大谷さんの活躍が期待できるかなと言ったところですね。ということで、今日のお話はですね。
皆さん、植物ってすごいよと。大いなる植物の力をですね、お話したいなと思うんですけども、これ何かって言うとですね。植物って生物のね、そういった生態系だとか植物の範囲のところで、単元のところで生産者という風に並ぶわけなんです。植物以外もね、藻類とかも生産者の一部なんだけど。
植物が作り出してくれたこの有機物をですね、その植物を動物が食べて、その植物を食べる動物が肉食動物に食べられて、植物連鎖になったと思うんですけど、出発点は植物が作り出した有機物なんですよ。
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彼らはですね、太陽の光エネルギーを使って、自分でね、自分の食べ物を作って、それで生活してますから、犬とかが今、その例に当てはまるんですけど、1粒から6ヶ月の間に1600粒もの稲穂をつけるわけなんですよ。米が1粒が1600粒になるんですよ。
これすごいですよ。10万円が1億6千万円あるぐらいのすごいレベルのことをしてるんですよね。これは有機物を作ってくれて、それを利用してるわけなんですけども、肉しか食べないよっていう動物もですね、結局は植物が作り出した有機物を植物連鎖によって利用してるから、全ての生き物の根幹を成しているのは生産者、植物なんですね。
そうなんですけども、全ての動物の食べ物は植物たちが賄っているんですけども、一方で人間に目線を焦点を当てるとですね、世界中で7億人あるいは8億人が食糧不足状態であると言われてるんですね。
ということはですね、植物が全ての動物、周りの人間も含めて十分に賄われていないことになりますよね。植物が全ての食糧を賄っているというのはですね、過大評価ではないのかという疑問が浮かんでくると思うんですけども、
これをちょっと深掘りしていきたいなというふうに思うんですけども、世界の多くの人々が主食として食べているのはですね、稲、小麦、トウモロコシ。これはですね、世界の三大穀物というふうに言われてるんですね。
稲はアジアを中心に栽培され、その地域の主食となっておりますよね。我々もそうですよね。小麦はヨーロッパを中心に栽培されて、パンの原料となって、多くの人々に食べられていると。
トウモロコシはですね、アメリカを中心に栽培され、その地域の多くの人々に好まれているということで、世界三大穀物、それぞれの地域で栽培されて、それぞれの地域の主食になっておりますよね。
これら3つの穀物の生産量の合計は毎年、そんなに大きく変動しないので、2019年のデータになるんですが、トウモロコシの生産量は約11億5千万トン、稲は約7億6千万トン、小麦は約7億7千万トン。
都市によって多少の変動はあるんですけども、世界中で約26億8千万トンの穀物が生産されているということになるんです。世界三大穀物が、稲とトウモロコシと小麦で。
世界中の人々が、この世界三大穀物の生産量を平等に分けると、一人当たり何キログラムずつになると思いますかね、皆さん。世界の人口は80億に迫るふうになっております。
世界の人が80億と仮定すると、この生産量を人口で割れば、一人に割り当てられる量は、一人約330キログラムになるんですね。一人の人間が1年間にどれくらいの穀物を食べていれば生きていけるのかということなんですけども、
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昔、日本には一穀という単位があったんですね。これが一年間にどれくらいの穀物を食べていれば生きていけるかという目安になるもので、一穀は約150キログラムなんですね。
とするとですね、一人約330キログラムもあれば、今の現在の世界三大穀物の生産量であれば、余裕でいけるやん。一穀150キログラムだから、今の生産量を世界80億と仮定した場合、約330キログラムなので、全然余裕ですやん。
2倍近くあるやんということだから、7億とか8億人も飢餓に増えているとか、食糧不足が起こるはずはないですよね。じゃあ、なんで世界中で7億8億人も食糧不足の状態になるかというとですね、その原因はですね、多くの人々がお肉を食べるからなんですね。
お米や小麦、とうもろこしを1キログラム食べるのと、お肉を1キログラム食べるのとはですね、同じ1キログラムでも意味が大きく異なるんですね。1キログラムのお肉を得るために、何キログラムの飼料穀物が必要かを示す数字は、飼料効率というふうに言われてるんですね。
以前そういった配信したと思うんですが、これはですね、飼育する技術によって異なるんですけども、一般的にはね、鶏肉は2から3キログラム、豚肉は4から5キログラム、牛肉は7から8キログラムですね、穀物が必要なんですね。1キロ作るためにね。
お肉の値段を決める要素はいろいろあるんですけども、飼育するために必要な飼料代が大きく影響するので、飼料効率に準じて、とうもろこしなどの穀物が多く必要な動物のお肉ほど高くなるということなんですね。
そのため、お肉の価格は、鶏肉、豚肉、牛肉の順に高くなっちゃうんです。牛肉はね、それを育てるのに多くの飼料が必要だから、それだけ高くなってしまうということなんですよ。
植物たちは、世界のすべての人々を養えるだけの十分な食料を作っているんだけども、7億から8億人の食料不足の状態が起こるということは、その消費の仕方に問題があるということなんですね。
先進国で多くの牛肉を食べる人が多いですから、こういったお肉を作るために飼料が必要で、どんどん飼料を作れ作れということで、そっちにばっか消費しているから、開発途上国とか発展途上国の貧しい国の人々に穀物が行き渡らないということなんです。
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そうすると、7億から8億人もの数の人が、食料不足の危機に瀕しているということなんですね。なので、植物たちの力の過大評価を疑問に思う前に、そんなにね、植物そんなに作られへんし、三大国もそんな作ってないと思うかもしれませんけども、十分作ってるんだけども、その消費の仕方に問題があるし、
我々の生き方がですね、見直すべきなのかなということなんですね。お肉確かに美味しいし、肉食べたからこそ脳も肥大化したしね、我々ホモサピエンスの発展つながったんだけども、やはりこの植物の利用の仕方であったりとか、消費の仕方があまりうまくいってないんじゃないか。
だから、こういった飢餓が未だに存在しているということですよね。SDGsをいろいろ言っておりますけども、やっぱりこの金持ちがより金持ちになる世界になってますから、そこをちょっと見直す必要があるし、ビーガンとか、ビーガンあんまり私は否定的ですけども、代替肉とかあるけども、それを作る前にうまく分配するシステムをちゃんと作ろうね、みたいなね。
本当に超資本主義になっちゃってるから、超金持ちの有利な社会になってますから、じゃなくてうまく分配するシステムそのものをやっぱり構築しないといけないし、あまりにも富が集まるようになっているから、それが食料問題にも関わっているからちょっと難しい問題なんですが、植物の大いなる力があって、植物は我々80億人いても賄えるぐらいのものは作ってるし、ということで植物はすごいなと。
生態系の根幹をなす生き物ってやっぱりすごいよね、ということが分かっていただければ、ちょっと見る目が変わってくるかなというふうに思います。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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