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2021-07-23 17:54

旅のラジオ / #012「生きて帰ろう」

旅への想いをまぎらわす、愉快な雑談ラジオです。
毎週金曜0時(木曜深夜24時)更新。

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー②「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー③「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー④「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑤「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:03
Satoruと岡田悠の「旅のラジオ」
Satoruさん。
何ですか、岡田さん。
海外行くと、
俺ガイドなんだよって言ってくるやついるじゃないですか。
たくさんいますね。1億人ぐらいいるんじゃないですかね、そういう人。
いますよね。いわゆる自称ガイドというか。
自称ガイド。
そう、ガイドしてやるぞと。
中にはね、日本語勉強してるから、ただでガイドしてやるぞっていう人もいますし、
この辺り詳しいんだってやつもいますし、
次から次へと湧いてくるわけなんですけど、
そうですね。
自称ガイドに対して、どう対応すべきかっていうのが、
結構その、常に悩みというか、答えがないなっていつも思ってます。
答えは確かにないですね、私も思う。
結構、だいたい騙されるんですよね。
騙されるっていうのは、本当のガイドではなくて、
そうそうそう。
なんか適当な場所、ようわからん場所見せられた後に、
金銭を要求されるっていうパターンがよくあるんですけど、
そういう目に何度か会うと、何も信じられなくなって、
そうですね。
徹底的にね、無視し始めるんですけど、
一方で、徹底的に全部無視してると、
それはそれで味気ないみたいな、
そうですね、本当に。
部分も現れ始めて、
どこまで自称ガイドに対して対応するかっていうところで、
結構旅の展開が変わってくるんで、
そのあたりはいつも若干楽しみにもしてる部分もあるんですけど、
なるほどね、なるほどね。
そのあたりは見分け方とか、
投稿コーナーでね、生きて帰ろうというコーナーがあるんですけど、
ここだけは気をつけろとか、
こういうやつはちょっと信じるなとか、
そういうのがあれば聞きたいなと思って。
岡田さんはどういう見分け方を試みられてますか?
まず、対角ですね。
対角、なるほど。
でも、明らかに勝てないってやつにはついていかないですね。
それは逆にルアーというか、その疑似というか、
弱そうな可愛らしい女の子とかね、
ヒョロヒョローとした頼りないメガネのヒョロヒョローとした人が来て、
ちょっと行ってみると屈強な男がやってきてさ、
ファイナルファイトの始まりだ。
そういう仲間を連れてくるパターンもある。
仲間を連れてくるパターンもある。
でも、まあ確かに見た目がね。
なるほどね。
あとは、やっぱり日本語で話しかけてくるっていうのは客慣れしてるというか。
日本語で話しかけられてきたら、ちょっと私の心の扉は一気になくなりますね。
結構閉じますね。
ああ、そういうカモとして見ているんだっていう感じになってしまいますね。
03:03
本当はその中にいい人がいるのかもしれないけれども。
そうですね。
あとは、その場所がGoogleマップ通じるかとか、
自分にどれだけ地理感があるかとか、
逃げれるかっていうところの。
そうですね。
でも、総合的な判断ですね。
結構そういう意味では現地に行って、
岡田さんはその事象ガイドみたいなのを拾うというか、
お付き合いになることは結構あるんですか?
私なんか結構もう、あんまり向こうから話しかけてくれる人は
やっぱりだいたいアクリルになっている。
その非常に強量なですね、心の狭い考え方をしていると
なかなか付き合わない。
特に家族旅行だとやっぱりこれなかなか難しいので、
あんまり付き合わないことも。
ありますね。
そうですね。
岡田さんの場合はありますか?
やっぱなんか、5回に1回ぐらい
普通にガイドしてくれる人がいて、
お金は結構払うんですけど、
ちゃんとガイドしてくれる人がいて、
10回に1回ぐらい本当に良い人がいて、
少ないじゃないですか。だいぶ少ないですね。
ガチャです、ガチャ。
負けますね。
障害度ガチャ。
そのガチャは外れた時にちょっと残念って終わるだけじゃないかもしれないガチャがありますね。
そうっすね。
死んでいるのがあるかもしれない。
私も今ちょっと否定的な言葉を言いましたけど、
確かに公式なガイド、
公式なツーリー、旅行案内所みたいなのがあったら、
まず私はやっぱりそこに行きますね。
まずそこを僕探そうから来て、
そこで何か紹介してくれる人はいるとか言って聞いたりしますね。
で、あとは私はガイドじゃなくて、
流しのタクシーなんてある店はあんまり少なかったりするんだけれども、
シロタクみたいなところとかがいたりしても、
そこに乗ってそれであなたの好きなところに行ってくれとかいう交渉の仕方をしたりしますね。
つまり最初からガイドを打ってくるやつはやっぱり何か必ずひっかけてくるんですよ。
だけどタクシー移動っていうことを目的としたサービス業者の方に、
あなたのよく行くここを教えてとか、
あなたの好きなあんまりそこでちょっとだけお話が話せそうだなってなったら、
ガイドブックとかにはあんまり載っていないようなあなたの好きなスポットを教えてと。
僕らはあんまりお金を持っていなくて、このぐらいのお金しか払えないんだけれども、
その中で半日間アドバイスするとしたらどことかね。
そういうのはありますね。
あとは一回WhatsAppとかの連絡先だけ交換しておいて、
それでちょっと明日お願いするかもとか言って、
引き出していくっていうのはありますね。
それでそうするとチャットでの交渉になるから、
一気に相手のペースにワーってならなくなって、
どんどん分かってきたらもう着信拒否すればいいわけなんで。
一泊置いて日程に余裕があればという話なんですけれども、
06:00
一回ちょっと交換するよとか言って、
一時予選だけ突破させておいて、
本当にモテる女の子の付き合い方みたいな感じですけれども、
少しだけ距離を一回とって、
指導権をちょっと。
そうそうそうそう。
そっちがいいみたいな。
向こうはLINEなんてあんまりないから、
WhatsAppっていうのがいろんなところであるので、
そのアプリを使ってそれでやるってなりましたね。
私もだからアフリカとか行った時とかも、
一日かけてじゃないと、
もう北の方とか内陸部の方とかなかなか行けなくて、
そうすると一日のタクシーの借り上げじゃないと危険すぎるんですよ。
すぐに何かあった時に逃げてくれる、
味方になってくれる運転手がいないといけないから。
そういう味方になってくれるローカルな人がいるってのは、
確かに強いのがありますね。
確かにね。
そういう時に、
こういうお店で行くとあんまり良くないぞとか、
こういうお店は非常にローカルだぞとか、
そうやって頼りにされることって、
人間の根源的な欲求というか、
嬉しさがあるはずなので、
そういうのをくすぐって、
あなたのおかげで分かったよ、みたいなことを小刻みに、
言葉のチップを上げていくみたいなね。
そうやっていくと、
実はここもあるんだよとかね、
ここは俺のお母さんの実家なんだよとかね、
そういう全然、
もちろんガイドブックには載るはずもない情報とか教えてくれると、
旅行の味わい深さが増しますね。
確かにね。
それが正しいと思いますね。
ぽっと来た人にでも、
なんとなくフラッとついていっちゃうのも、
なんか旅の喜びというか楽しみというか、
それは確かにあるなと思いますね、なんかね。
本当に、
本当に暇だっただけのやつとかもいるんですよね、たまに。
ブラブラしてるね。
そう。
本当にブラブラしてただけで、
することなかったみたいな人がたまにいるんですよね。
そうですね、ガイドスペアみたいなね、ガイドスペアみたいなね。
どういう国の経験がなんか思い出深いですか?
そのガイド、自称ガイド経験で、岡田さんは。
でもやっぱり、
いわゆるインドとかモロッコとかエジプトとか、
あの辺はもうひどいというか、
そうですよね。
そう。
その辺はやっぱりね、ちょっとだいぶあれでしたけど、
でもインドでも、バラナシとかディリーとかじゃなくて、
ラダックとか、
ちょっと外れの方に来て、
結構田舎の牧歌的な場所なんですけど、
そこを牧突とした青年がなんか案内させてくれみたいな。
いいですね。
そう。
信じられそうですね。
そうなんですよ。
それはついていって、
ついていった。
そう。
家見せられて、
その方のお住まいの。
その人の家、家を外から、
これはうちの家だとか言って、
で、あれが親戚の家だとか言って。
それはもう最高にいいですね。
そう。
09:00
で、これがなんか銅像かなんかで、
有名な銅像だみたいな。
少女のちっちゃい銅像があって、
で、ふーんみたいな。
で、
反応が美しいですよね。
最後、レストラン。
で、まあ多分レストラン、
だからまあおごってほしいのかなと思って、
まあガイドしてくれた俺に、
ご飯をおごって、
ごぼんで二人で食べて。
あ、二人で。
いいですね。
いいですね。
一人旅だったんですね。
じゃあつって、
別れたんですけど、
それは本当になんか、
いいなあ。
結局最後まで何をガイドされたのかわからなかったんですけど。
まずはその家と、
銅像と。
家と銅像と。
多分半分なんかちょっと、
まあ待ち自慢というか、
そうですね。
満したかったみたいなのがたまってたんですけど。
まあそういうのはあったですね。
まあ待ち自慢をしてくれみたいな、
持ちかけをするのもよくいいかもしれないですね。
でもガイドしてくれて行ってくれない人に、
行ってない人にいきなり待ち自慢をしてくれてても、
ちょっと頭の狂った人っていう感じの捉え方されるから、
田舎にとか行くとね、
不審者現れるとか言って、
集団死刑みたいになっちゃうといけないから、
難しいですよね、
その距離の取り方がね。
なんとなくフレンドリーで確かに、
プラプラしてる若者ってのはちょっと怖いんだけど、
なんかちょっと信頼できそう。
そうですか。
そういう意味で僕はやっぱり、
僕はなんか、
マニグルマってあるじゃないですか。
ああ、はいはいはい。
回すと得があるみたいな。
マニグルマの写真を撮って回って、
マニグルマを探し回ってたんですよね。
ああ、なるほどなるほど。
で、多分なんかこう、
なんか探してる風の地図とかを見ながら、
ああ、親切系のね、親切系のね。
声かけてきて、
そう。
なるほどね。
マニグルマを探してるって思い出してきた。
マニグルマを探してるって言ったんだけど、
それは全然伝わらなくて。
そうだな。
マニグルマは、
じゃなくて、あのお母さんの。
多分なんか伝わったのかもわからないですけど、
なんでこんなものを見て面白いんだみたいな。
もっと言い回るみたいな感じになって。
そうそうそう。
勝手にそうやって付加価値をつけてくれる。
独自付加価値をつけてくれるパターンありますよね。
いや、そんなものは面白くないんだとか言ってね。
こっちの価値があるんだとか言って、
大体それは私全然興味ないよみたいな。
だから私はそうだな、
今の岡田さんのお話で少し私も
あの考えがまとまってきたんだけど、
やっぱり困ってるっていう、
ガイドをしてくるってだけの文脈でやっぱり、
一個だけで回収されてやっぱり怖いので、
お食事をして、
それでオーダーをしてくる店員さんに、
なんとかどこかありますかって聞くとか、
それはもうレストランの
サーブをする人と、
私、お客っていう関係性がある中で、
ちょっとだけ聞いてみるとかね。
さっき私が申し上げたタクシーの話とかもそうかもしれないし、
他に例えばホテルの受付っていうのも、
ホテルの受付もよくありますね。
ホテルの受付はそうなんだね。
フランクなカジュアルな国とかだと、
その受付の人は動けないんだけども、
そこの友達とかにいきなり電話してくれて、
12:00
それでなんかやるよとか言ってね。
よほど悪質なグルーとかじゃなければ、
そういう人と人との繋がりで、
じゃあ俺の友達はあれが暇してるからとか言って、
今はスマホとかすごい通じてるから、
そういうチャットで、
じゃあちょっと5分ここで待ってろよとか言って、
それであんまり屈強なお兄さんとか来るとちょっと怖いんだけども、
そういうことは多分あんまりないと信じて、
そうですよね。
ホテルの受付はまあ信用できるだろうみたいなのがあって、
僕はカンボジアで、
1回その自称ガイドめっちゃしつこいやつがいて、
近くのホテルに逃げ込んだんですよ。
怖いな。
でもそいつホテルの仲間についてきて、
やばいじゃないですか。
で、そのホテルの受付に、
こういうやつが来てんだけど、
なんか俺払ってくれみたいな、
言ったら、
受付とその人がワーワー喋り始めて、
なんかすごいなんか、
断唱し始めて、
息統合し始めて、
やばいじゃないですか。
信頼できるから、
お前ついて行けよみたいな。
信頼できるやつ、
俺が保証するみたいな。
すごい展開だな。
呼んでて、
受付が言うならと思って、
ついて行ったら、
見事にボられましたね。
ダメじゃん。
岡田さんもちょっと、
人が言い過ぎましたね。
生きて帰れたことはよかったんだけど、
結構なかなかそれ展開ですね。
そのホテルは、
岡田さんの宿泊してたホテルじゃなくて、
全然違うホテルってこと?
適当に逃げ込んだってことですね。
公共施設としての。
結構ちゃんとしたホテルだった。
その判断は僕も正しいと思うけど、
結構綺麗なね、
なんか高そうなホテルだったんですけど、
普通に、
言いくるめる、
トーク力に。
なるほどね、スキル高いんだ。
感動しました。
交渉した間にちょっとだけお金を握らせてるかもしれない。
そうですよね、たぶんね、
後で払うから。
岡田さんがボラれた7-3とかね、
51対49とかね、
ジョイントベンチャーみたいな感じで、
そこでこの東洋人を
ボッてやろうみたいな感じ。
絶対はないなと思って。
これは経験されましたね。
SYケースですね。
SYケースだよね。
でも確かにね、
全く信じなかったらそれは安全なんだけど、
面白くはないんですよね。
そうですね。
そこの淡いをどうラインをね、
ギリギリに踏み越えていくかってのは、
ほんのこれ経験積まないとわからないし、
経験積んでもやっぱり失敗するときはするんですね。
そうですね、やっぱり私からのアドバイスはそうですね、
すでにある関係性、
マッサージ屋さんとか床屋さんとか、
タクシーとかいうところで聞くっていうのはね、
これ結構、初めて有用なアドバイスを、
この度のラジオで送りたかった。
ということで、
東高コーナーからもですね、
生きて帰ろう、
いくつかちょっとご紹介したいんですけど、
おお、いくつか、はいはい。
例えばですね、
ラジオネーム、チュンさん。
チュンさん、はい。
はですね、
15:00
合気道、空手のご真術。
ご真術ね、はいはい。
行きたいできないままでも、
ただじゃやられんという、
気迫って書いてありますね。
うーん。
この方はあれですね、四国へ出かけて、
八十八か所巡りですね。
あれをされて、
ああ、なるほどね。
あとはですね、
マリさん、
マリさんから、
必ずサイルスプレーを持ち歩いてますと。
実行的ですね、
そうですね。
そういうものは、2000円ぐらいで買えるし、
お守りとして持ち歩くのをお勧めしていますと。
それは確かにいいですね。
そうだな、
それは私も思いもやらなかったな。
どうですかね。
まあ、そうですね。
場所にもよるかもしれないですね。
日本国内とかだと、
そういうのは結構役立つ。
ご真術とか、
ご真用具みたいな。
そうですね。
海外だともう、
抵抗しない方がいいかなっていう気もするので、
銃とか出されるとね、
もうダメなんで。
逆に何も持ってない風にやるっていうのは、
本当に手ぶらで行くっていうのはありますね。
そうですね。
リュックとかバックパックだと、
あまりデカいのは、
必要最小限にして、
とりあえずホテルに置いて、
それで歩くってありますね。
タビノラジオ、
第12回、
この辺りでお別れしたいと思います。
今日はですね、
ハワイ語で、
さよなら、
アロハ。
あ、そうなんだ。
そうなんです。
いいですね、アロハ。
ハワイ語って実は、
めちゃくちゃ少数言語なの。
知ってました。
そうなんですか。
話者数が、
1000から2000しかいないらしいです。
そんなにいらっしゃらないんですか。
消滅危機言語に指定されてるらしいです。
ハワイって言っても、
オワフ島の中心部以外は、
カウワイ島とか、
ハワイ本島とかは、
まだまだそういう話になることがいらっしゃると思ったけど、
そうなんですか。
ニーハウトだけ、
事情会話に、
そうなんですね。
一部の高齢者の方が使ってるから。
ニーハウトはすごい小さな、
そうなんだ。
外部からの訪問を制限してるから、
そうですよね。
そうなんだ。
寂しいな。
本当にこういうね、
ラジオで紹介していかないと、
全然別に、
全然別に、
これの名前は文化講座なんて言ってない。
ちょっとね、
そういう言葉を大切にしていきたいですね。
17:54

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