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2024-07-04 49:58

「街角図鑑」著者・三土たつおの名記事でデッキを組んでバトルする、ご本人の目の前で(ゲスト:三土たつお)【超旅ラジオ #164 】

デイリーポータルZで傑作記事を生み出し続ける三土さんをゲストに、三土さんの記事について語り合います……が、Satoruと岡田の熱意が高すぎて三土さんが全然しゃべれない回です。ゲストとは何なのか、レギュラーメンバーはゲスト回をどう運用すべきか、問い直す問題回。
このあと収録した会員限定ラジオもどうぞ【反省会】三土さんに本当に聞きたかった話を中華料理屋で聞く https://note.com/tabi_radio/m/m0d0793d5bc88

街角図鑑: https://www.amazon.co.jp/dp/440811183X?tag=chotabiradio-22 罪なき虚言を吐きまくれ!「そこ行きましたよ」選手権 【旅のラジオ #094

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旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。毎週木曜の12時更新です。 感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #超旅ラジオ 公式X(Twitter) ⁠https://twitter.com/tabi_radio⁠

語り手: Satoru、岡田悠 録音&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい


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投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。 あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。 生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。 テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。 あなたの危険回避の知恵を教えてください。 (例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。 あなたの愉しみかたを教えてください。 (例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。 あなたが知っている罵りの言葉をください。 (例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。 岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。 (例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。 作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。 (例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


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00:00
岡田さん。 何ですか、Satoruさん。 私、最近読んだ本があってですね、「暇と退屈の倫理学」、結構有名な。お読みになりました? 読みました。
じゃあ話が早いな。 これを扱う回をやろうかどうか一回ちょっと迷ってたことがあって。 あ、そのぐらいですよね。
書籍紹介みたいにいきなりなっちゃうんだけれども、裏の帯を読むと、「暇とは何か?人間はいつから退屈しているのだろうか?」っていう、こういう難しい、気楽なようで実は人間存在の真に迫るような
問い立てをして、実はこういうことについて考え続けた哲学者の方が結構いらっしゃって、スピノザ・ルソー・ニーチェ・ハイデッカーなどの哲学のそういったものを引用しながら、
だけどただ引用するだけじゃなくて、著者のね、国文さんもですね、この人も教授としてですね、哲学専攻の方なので、ある種そのハイデッカーと同じ立場に立って
ここは認められるけどここはいけないよみたいな、いろんな批判を繰り広げつつ、全体に読みやすいんだけど非常に深い歯応えのある本で。
安易な自己啓発本的な結論にはたどり着かない本なんですけれども、一応最後にそのまとめみたいなところがあって、これは必ずしもインスタントな結論ではないんだけれども、
いくつか書いてあるところがあって、つまりどういうふうにその暇とか退屈とかいうところのぐるぐるとしたところから抜け出せるのかみたいな、それは私のこの本を読んだ読み味だったんですけれども、
一つその結論みたいなことが書いてあって、それは贅沢を取り戻すことであるということが書いてあるんですね。
かつてその贅沢っていうのは浪費することであって、浪費こそはゆざかさの条件だったといろいろ書いてあるんだけれども、
でもそれは単純にお金を払えばいいとか、あるいはその共用主義、共用さえあればいいとかそういうことじゃなくて、
日常にその根差したような楽しみをですね、そういうことにより深い日常の楽しみを享受していく、そういう可能性があることを強調したいのであるということが書いてあってですね、
なるほどなと思ったんですけども、ここで私はね、光田達夫さんのことをですね、思い出してですね、つまり日常的にあるような見過ごしてしまいそうなものの価値を見るとか、
そうやってスルーしてしまいそうなところに深い味わいを楽しむとかそういうのは、広い意味ではデイリーポータルジェットがやってたことでもあるなと思いつつですね、
その中で一番それを象徴しているのは三菱達夫さんなんじゃないかと思ってですね。この本には残念ながら三菱達夫さんという言葉は出てこないんですけども、
結局はこの本の究極の要点は三菱達夫さんのようなスタイルをハイテッガーとかマルクスとかは追い求めてたんだけど、
結論としては三菱達夫さんなんじゃないかっていうことで、今日はですね、三菱達夫さんを呼び出します。
どんなの?
お久しぶりでございます。
いや、お久しぶりでございます。
北部光一郎さんが来るんかと思いました。
悟ると岡田祐の超旅ラジオ。
03:00
確かにそういうふうにね。
びっくりした。
ごめんなさい、突然そういうふうに思ったんですよ。
なんとゲストとして、今回三菱達夫さんに来ていただきましてよろしくお願いします。
三菱と申します。よろしくお願いします。
三菱さんもね、深い哲学書にね、相当するないですか、いろんな本を出されてて。
出してないです。
街角図鑑とかですね。
その本の紹介から始まるんじゃないんですね。
確かにそんな。私三菱さんの大ファンなんで、説明不要で始めちゃってないといけないんですけども。
三菱とは誰かっていう。
まず私三菱と申しまして、デイリーポータルZなどで書いております。
街角図鑑っていう本はですね、街にある何もないものガードレールだとかですね、三角コーナーとかそういうものをまるで動物とか昆虫の図鑑であるかのように取り上げている生態とかですね、そういう本でございますよ。
三菱さんはサトルさんとなんかユニットみたいな。
恥ずかしくてですね。
一回三角王の記事をですね、ソガーサウジアラビアに行ってね、サウジアラビアの三角王みたいなのを見て一緒に。
共同記事みたいな。
共同記事そうそうそうそう。
今でも三菱さんのデイリーポータルのライターのページに行くと別名記とか書いてあるんですよ。
サトル三菱、三菱タトルとか書いてあるんですよ。
なんか防衛密告あるみたいな感じで書いてあるんですよ。非常に恥ずかしいんですけども、そういうことも。
そういうこともあったりとか。
私最も尊敬するライターの。
ラジオでもたぶんちらちら三菱さんの名前が出てたりとか。
そうですよね。
あとあのジオゲスターの回でだいごさんに来ていただいて。
そうでしたね。
プレイした時に実は三菱さんが会場に一緒に見学で。
県に入られてましたよね。
そう。いらっしゃったりとかして。
全然マイク入ってこないんだけど。
そう。だからなんかすっかりゲストとしてすでに出ていただいてたような認識をしてて。
あれでもよく考えたら一回もまだ出てない。
ど真ん中の方ですよね。
そうそうそう。
だって岡田さんだってもともとね、ゼロメートルの旅とかいう本でおっしゃってるように日常にあるもの。
日常として捉えないでそこにある以下というかですね。
そういう味わいを楽しんでいこうって。
そうそうそう。
まさにさっきのハトルさんの紹介にもあったみたいな。
デイリポーターとかそういう記事がたくさんあるんですけど。
やっぱその中でもいろんな面白い方いるんだけど。
三菱さんのやつが一番あ、やられたみたいな。
面白いのは当然として。
プラスあ、これやられたみたいな。
その確率が圧倒的に高い。
あ、そうか。岡田さんも割とそっちの領域というか。
あ、こんなことできたなそういえばみたいな。
なんかそっちも面白いと同時に感じるのは本当になんか。
そうそうそうそう。
三菱さんの記事を読む前と読む後で新しい視点が与えられたって感覚があったりするんですよね。
僕もお互いがこの収録の前に気になる記事を持ち寄ろうって言ったらどんどんどんどん。
どんどんどんどんもうねベテランのライダーでもうね10年以上もうずっとあれですよね。
初期の頃からデイリーポータルに。
そうですね多分。
いつからですか。
20年近いんじゃないかな。
20年ですよね。
本もいくつもやられたような。
思いますね。
もともとはどういうきっかけでその他の仕事もやられて。
06:04
もちろん本業は普通に会社員でプログラマーをしていて。
初期のデイリーポータルZを読んで。
僕も物を書くの好きだったので応募してみたんですね。
そこからライダーになった感じですね。
前あった自由なんとかみたいなやつですか。
いやもっと前。
ネタ道場。
本当にただフリーに応募フォームが一つあって。
フリーに応募フォームがただ。
よりラディカルな。
そうそうそう。
送ってこいよみたいな。
そうなんですよ。
ネタをいくつか書いて送ったんですね。
その時やり取りしてたの誰だったんですか。
林さんですね。
初めて書いた記事はどういう記事だったんですか。
初めて書いた記事はですね。
算数の文章題を体当たりで解く。
林さんよりっていうかなんか。
物理的に体当たりする。
そうそうそうそう。
弟が時速80メートルで歩いていて。
分速80メートル。
で兄が分速120メートルで5分後に追いかけるみたいな。
それを皇居の外周で。
じゃあこういうちょっと街歩きとか散歩とかではなかった。
そうですそうです。
いいですね。
それがデビュー作。
それがデビュー作。
そうですそうです。
いいですね。
確かにその街歩きとかの記事に混じって全然そういうのじゃない記事もたくさん書かれてますね。
そうですね、いろいろ書きますね。
頻度がすごいですよね。
ずっと定期的に。
そうですそうです。
最初はもう週に1回とか書いてたんですけど。
週に1回。
さすがにちょっと死ぬっていうことで。
ある時期から月に1回なってますね。
今は月に1回。
今は月に1回ですね。
月1はすごいよな。
みっちさんの記事楽しみですよ。
いやありがたいです。
よろしくお願いします。
何本くらい書いてるんですか。
数えられない。
でも月1だとすると12本で20年で240以上は書いてるんですよ。
すごいですね。
いいですね。
友達のペースト機もあったからもう300近く。
ですからね。
すごいですね。
デイリーポータルは人気トップ10記事ぐらいが確かアクセス数が多かったとかいろんなあれで載ったりするんですけども。
私にとってもう定番のあの記事がここに入ってないよとかね。
あまり層が厚すぎてですね。
傑作記事のですね。
ベストアルバムを選ぶの大変なわけなんですよ。
記事のねみっちさんのね。
ナイス尊敬する方でございますよ。
なんであのユニットを組もうみたいな話は。
覚えてないですけど尊敬する人に突然アタックしようみたいな私は思って。
また突撃メールしたんですか。
石川さんにお願いしたんですかね。
突撃メールの二つはあなたにも渡したな。
確か別の方の企画で新宿かどっかに面白い飲み屋さんがあってそこにみんなで行こうというのがあって。
あってんの気がしますね。
僕が一時帰国とかをしたのかな。
僕はウインから三角コーンを買ってきたんですよ。
そうそうそう。
三角コーン売っててAmazonドイツで。
それやっぱみっちさんにね尊敬すること初めましてって言ってこういきなり。
でかい。
私がお渡しを立ち飲み屋かなんかでお渡ししたような気がしますね。
でそこで意気投合しましてですね。
僕三角コーンとかって言っても日本のものしか知らないので。
海外の三角コーンって。
09:00
中アジアの三角コーンとか初めて見たのでびっくりしましたね。
未承認国家の三角コーンとはなかった。
やっぱりそこを色々教わってるうちにこれはちょっと記事を書かなきゃいけないというですね。
でもサウジアラビスこそ中東地域のまずネタでそこそこニッチなのにもかかわらず。
ニッチかけるニッチ。
そうそうニッチかけるニッチですね。
そこでの三角コーンを色々ひっくり返したりとかしたら結構警備員さんにかなり疑いの目をかけられてですね。
そういう角度でもって熱心にその道端にある三角コーンを。
サウジアラビアには残念ながらまだ路上観察の土壌がまだあんまり根付いてないので。
私がその扇弁を打とうとしたら割と銃撃されそうになったので。
別の意味で打たれそうになったということだったんですけれども。
そのぐらい僕も尊敬を申し上げてですね。
唯一組んだ僕もユニット。
唯一組んだもん何も僕は別にライターをやってた期間は半年ぐらいしかないから別にあれなんですけども。
という大尊敬する方をようやくゲストとして満を持してお送りすることができるようになったしね。
この記事が面白いみたいなのをちょっと話そうと思ってたんですけど。
さっきそのお互いが好きな記事みたいなの送りあったりとか数がとんでもないから。
でもさっき言ってたそのベストアルバム。
はいはいはいはい。
これ僕らで作っちゃおうじゃないかな。
先列ですね。
先列ながら。
マイフェブリットね。
デッキをおく。
三菱さんの記事でデッキを組むって。
マジック・ザ・ギャザリングとかみたいに。
やりたいと思って。
ちょっと好きな記事を何個にしますかね。
5個とかにします。
5個にします。
いいですね。
5個をそれぞれ申しましょうと。
分かりました。どっちが先行ですか。
で、かぶっちゃダメですと。
かぶっちゃダメ。
同じ記事を言っちゃダメなんで。
で、1個ずつ言っていくから。
1個ずつか。私が先に5個言えない。
言えない。
言えないゲームにならないから。
OK。
ただ、あんまり有名なうちから5個言っても、
これ人気記事取っただけじゃんみたいな。
その辺のデッキとしての完成度を最後、
三菱さんに紹介していただこうと思って。
ここでここを入れていくかみたいな。
分かりました。
マジか。分かりました。
でも最初は普通に一番三菱さんといえばこれ好きだなみたいな。
分かりました。やりましょう。
じゃあ、私先行やりますか。
いいよ、僕。
じゃあ、いいです。
ありがとうございます。
私はですね、やっぱり一番有名でありながら、
僕もすげえなと三菱さん以外に関係ないなっていうのが
真のオリジナリティだとしたらですね。
ジョン・レノ・三菱さんとしてはやっぱりね、
僕としては渋谷の交差点から人をじわじわ消すっていうね。
これはね、すごい。
割とだから2019年だから、
三菱さんのキャリアパスからいえば新しい記事なんだけれども。
これがどんな記事かというと、
渋谷のスクランブル交差点っていうのは人がたくさん来ることで有名な場所なんで、
あそこに人がいない無人の写真撮るのっていうのはちょっと難しいとかかなり不可能に近いんだけれども、
それを撮るためにはどうすればいいか。
つまり風景は残して人だけ消すためにはどうすればいいかっていう。
12:00
着眼点からして少し普通ではないんですけれども、
そこからどうするかってことで、
三菱さん私は常々尊敬してるのはそういう、
まずプログラマーってさっきおっしゃってましたけど、
技術とかそういうところがあるんですよね。
そこでカメラっていうのは長時間録音して、
そこで2次元の平面に映し込むあれなんですけども、
三菱さんは独特のプログラムみたいなことで、
長時間で録音した中で一番長い時間を占めているものをピックしようって、
選び取ろうみたいな。
これもだから図解で解説されてるんですけども、
まず私の三菱さんすごいなと思ったのは、
それをもうある種造語、新しい言葉を作って、
多数決録音っていうことでプログラムをしたんですね。
まさにその多数決録音って言葉の選び方がものすごくわかりやすいし、
すごいなと思うし。
たしかにそういうのありますね。
三菱さんは文体に注目されることは必ずしも多くないかもしれないですけども、
すごくわかりやすく素朴で、
すごく無駄がなくてでもおかしみ面白みがあってですね。
やっぱり物によっては長く長くいろんなことを見て、これを見てって言うんですけども、
そのリズムもちゃんとあってですね、すごく読ませる力があるんですよね。
僕が言うのは本当に静謐ですよね。
本当に静謐です。
一発の路上のギタリストがいきなり、
いやーポールバックカットにはなかなかいいと思うよとか言ってるような感じなんで、
本当に恥ずかしいんですけど。
この記事は読んでいただくのが一番いいんですけども、
東京駅の前とかでもやられて、
それが人が歩いてる動きみたいなことをやっているうちに、
これは多分割と偶然だと思うんですけども、
初め歩いてきた人が徐々に消えていくみたいなことになるんですね。
その技術的なプログラムの生んだあれというか。
そうすると、そこに水志さんがこの企画をやり始めて試しにやってみたという
トライアンドエラーの中で初めて生まれた感情みたいなものは
この読み手に来るんですよ。
このわずか数分ぐらい読みに進めている上に。
そういうのって現実にある路上とかそういうのでは作り得ないし、
ただ単純にプログラムをどうにかしたっていう面白さだけではない、
違うものがあってですね。
そういうのをいろんなところで試していくっていうのがあってですね。
これはだからもうどなたにも作れないし、
しかもこれコロナの前の記事ですよね。
この後にコロナになって実際にそうなってしまったという、
つまりそこの時点でもう一回読んでみても、
今はもうアフターコロナですけれども、
かつて人がいた、そしていなくなってしまったという、
この社会批評とまではないけれども、
また何段も上のこのレイヤーの深読みしすぎかもしれないけれども、
そういうことも助けられたですね。
神に助けられたようなこの、これはもうベストオブザベストだと思いますね。
アマダール傑作の中の一つですね。
日本のヤオイロズの神でいうと、アマテラスオウウイの神みたいなですね。
大将さん。
お目殺しって言ってあんまり良くないんだろうな。
こういう熱心なファンって多分気持ち悪いので、
いきなり初対面で三角を持ってくる人の熱弁ですけれども。
ということに対して三菱さんどう思いますか。
この熱量で10分紹介して。
ちょっとまずいまずい。僕もだから選ばないなって。
いやでもね、すごく嬉しいです本当に。
15:00
ありがとうございます。
いやこれ普通の感想なんですけど、
やっぱりライターしててもメント向かって言ってもらえることほぼないじゃないですか。
確かにそうですよ。
僕らが二人でコンビで褒めてくださる。
ダブルメントなんてあんまり聞いたことないけど。
だからこれは多分同じことをさとるさんとか、
僕も恥ずかしさですぐに言いますよ。
やったら絶対嬉しいと思います。
逆。褒めに対して褒め。よくわからない高次元の褒めが来たけど。
そうですね。
でもこの記事を作ろうと思った。
何だ何だ何だ。
きっかけというか何でしょう。
ああいう途中で消えていくところの不思議な気持ちは、
僕初めて生まれるところが一番興奮した。
そうですね。
あれ何ですか。
その記事をですね、企画を思いついた時って思いついたらメモしてすぐ忘れるので、
どうして思いついたのかはもう覚えてないんですよね。
メンシャーの中とかで突然思いつくしかないと思うんですけど。
とりあえずやってみて。
そうそう。多数決でいけんじゃねえかっていうのを何か思いついてますね。
やってみたところやっぱり面白いことが起きたっていうのが、
僕の記事でよくあるパターンで。
すげえ。
やってみるまでわかんないんですよね。
アドリブセッションみたいな感じ。
ダメだったらボツになるだけで。
ボツになるだけで。かっこいい。プロっぽい。
確かに。職力20年の。
書いてみるととりあえず。
ダメだったらボツにすればいいだけだみたいな。
宮崎駿とかもたぶん同じこと言ってますよこれ。
今のちょっと偉そうだったな。
すいませんすいません。
そうじゃなくて。
そういうとりあえず足を運んでいくってことですね。
その記事はたまたま僕が言ったというか。
ミツチさんはプログラムもできて、路上的な文化的な面もあって、
その両方ができるからこういうことができるんだなって。
それは確かに。
それもミツチさん性というかですね。
テックに寄りすぎないで、だけどこういう本当に柔らかいところだけで、
エモーショナルなところだけで終わらせない。
テックをあくまで手段として使ってる。
それは目的にならずに。
でも確かにそれって岡田さんも結構似てるな。
なるほど。全然僕同じカテゴリーにいなかった。
僕はそこまで技術がないんで、そこはすごい憧れますね。
それぐらい技術があったらいいなって思ったりする。
これミツチさんと岡田さんのユニットを作る。
じゃあ次は岡田さんのターンで。
僕はやっぱりこれですね。
何でしょう。
目に映るものの名前をできる限り知りたい。
それ言われちゃったか。
これ撮られるかとヒヤヒヤしてます。
それ待ち方図鑑の本でもこれ紹介されてる。
そうですね。
ちなみにこの記事とこの図鑑はどっちが先?
記事の方が先ですね。
記事の前にツイッターが先ですよね確かに。
本人を前にしても先取り解説はよくない。
いやいや。
違うか。
とりあえずどんな記事かを。
気持ち悪いファンに。
ダメならちょっとやばいな。
今回私ちょっと毎回そうかもしれないけど、ちょっと喋りすぎたな。
1枚の東京都内の普通の道路の写真をパッと出して、
ここに映ってるものの名称っていうのを集めてみようという。
最初ツイッターで集められたんですかね。
デイリーボード企画としてツイッターで集められたのか。
そうです。
そうすると最初にまず車が、この車はこの右側のハイエースは4型のDXじゃない。
18:00
黄色い車はトヨタのシェンタじゃない。
みたいな感じでちょくちょく車の情報が集まって。
で、私もアルテッツアかと一緒に思いましたが、このご時世にアルテッツアもなかなかレアだと思い、
またアルテッツアにしたらちょっと無理してるなと思い排除しましたが、
ウインカーの位置も一致しました。
アルテッツアのような気がしてきましたみたいな。
すごい詳しい人がどんどん出てきて。
それが車だけじゃなくて、ガイロジュとか、それこそ三角コーンとか、マウンホールとか、
あとビルの壁面の部品とか、そういうあらゆるものにどんどんいろんな世界の詳しい人が集まってきて、
最終的にこの画像がもう大量の名称で埋め尽くされるまでの天末を描いたっていう記事なんですけど、
これはなんかちょっと泣きそうになりましたね。
泣きそうになった。
そう、なんかこの一枚の世界、写真になんか全てが詰まってるというか、
世界をギュッとこの、もうなんだろうな、こんなのすぐ道端で見かけそうな写真じゃないですか、
全然珍しくもない写真に実はこんな広い世界があって、
その世界の奥行きみたいなものがこんな写真で表現されるってめっちゃすげえみたいな。
一枚の写真の圧力というか吸引力そうですよね。
ラジオで説明しにくいけど、一つのなんでもないようなところの中にこれは何メーカーのこれとか、
たくさんのキャプションがむちゃくちゃついてる画像が一枚バンと出てくるんですよね。
そうなんですよ。
すごいですよね。
マンホールの型とか、全然聞いたことないようななんか。
でもそれはその道のプロにとってはふと目に留めるような光景で、
それをみんな集めると、まさにインターネットの善なる使い方はこれだみたいな感じがありますね。
色質に長がけ耐えるトウシメジかっこ芋張りっていう。
なんだそれみたいな。
そんな名前のものがあったんだみたいな。
でなんか例えば、これってなんだっけ。
よく見るものの名前が実はこんな名前なんですよみたいな記事とか小ネタとかってよくあると思うんですけど。
そうですね。
そういうのじゃなくて、こんな景色にここまで深い広がりみたいなのがあるんだっていうような圧倒感みたいなものが。
大喜利じゃなくて味わえたっていうのはすごいなと思って。
これ自分でやりたかったなと思いました。
だから負けたってこと。
おばあさんは1位クリエイターとしての、1位創造者としての。
なんかこれを自分でこれができるようになるように調べたり勉強したりしたらめっちゃ面白そうだなと思って。
なんか最近それこそ来ないちょっと話が玉川歩いてるから草の名前とか分かったら面白いなと思って。
そういうちょっと教室に通ったりとかしてるんですけど、それをこうあらゆるものでできたら面白いなと思って。
でなんかこれ読んで触発されてネジの図鑑買ったことがあって。
21:03
最小単位がネジかなと思ってこれを。
めちゃめちゃ小さくしていったら。
工業品ね。
ネジの種類もめっちゃいっぱいあるんで。
これを全部覚えたら、覚えたらあらゆるもののネジを当てれる人だったらめっちゃかっこいいやんと思って。
原則語みたいな感じだな。
最小方向。
難しすぎて挫折しました。
ネジはたくさんある。
マジで無数。
でもほんと何千種類とかね。
何千種類か。
ちょっと違うらしいんですけど、でもなんかそういうものに憧れるし。
むしろ別に知らなくてもそういう広い世界あるなってことが分かってるだけで楽しくなるなっていう意味で。
これはやっぱ一番。
ありがとうございます。
このスタイルだとみつつさん。
ありがとうございます。
恐縮するばかりで。
ちょっと間違えたな。
先にこれを撮ってみたいな。
確かにな。逆にでももう少しみつつさん言葉を。
これって元々そのどういう、さっきと同じ質問ですけど。
きっかけでやろうと思ったみたいなんで。
ちょっと記事の最初でも紹介されてましたけど。
これはですね。
あんまり長い話をしてもらうんですけど。
やっぱり街歩きが好きで。
一人で歩くよりも何人かで歩くと格段に楽しいんですよね。
それは自分の目じゃないもので色々教えてもらえるから。
それをやっぱり目を集めるっていう風に。
うつむさんという人が言ってるんですけど。
いろんな目で。
普通は3人くらいで散歩するんですけど。
1000人とかでいっぺんに同じ写真見たら目が増える分楽しいだろう。
確かに。
そういう発想なんですよ。
確かに。
何人くらいなんですかね。
数百くらいだったでしょうか。
数百で歩くとこういう目になるんだ。
ツイートがすごいバズって。
いろんな方からも来て。
ですね。
純粋に集計するの大変でしたけど。
でも面白かったです。
思いついてやってみたらすごく面白いことになったっていうパターンの一つですよね。
ここまでになるとは思ってなかった。
そうですね。
その一枚の写真にいろんな意味を僕自身も感じ取ってしまいましたね。
単に名前が並んでるだけなんですけど。
それ以上に面白いなと思いましたね。
感動が生まれました。
感動ですよね。
最初面白って言って。
面白いって言われたところを動かされる。
そうですね。
傑作という言葉を分解するとそういう表現になりますし。
そうですね。
この一個一個のものをちゃんと大人が必要だと思ってそこに予算をかけて置いているんだっていう凄みもあるんですよ。
文明すごいみたいなね。
それを設計して作った。
必要だと思って設計した人がいるんだっていう。
その全てにっていうのがですね。
ちょっと恐ろしいですね。
恐ろしさは確かにあるかも。
そうですね。
威風の念に近い。
威風の念に近い。
ガイロジュとかもちゃんとあるんですよね。
設計がね。
考えた人がいてね。
どこかに座標があって。
どこかにいろんなね。
こうしたいなって思いはあって。
この街角図鑑はこれきっかけみたいなところはあるんですか。
えーとですね。
街角図鑑は2冊出てまして。
24:00
で、この今持ってきてくださっている方は2冊目なんですけど。
2冊目はですね。
単純に1冊目がそこそこ売れてるんで。
2冊目もどうですかっていうことでやって。
うちの子供大好きですよね。
街角図鑑も。
1冊目はもっと早くに出て。
そうですそうです。
この4年か5年くらい前に出てましたね。
そうですね。
じゃあ私いきますか。
どうぞ。
私はその岡田さんのその記事を言おうと思ったんですけども。
ですよね。
でもその記事のある種でもう共同デッキみたいな感じで説明していきたいんですけれども。
いいですよね。
その記事はやっぱり三菱さんの一つのスタイルで。
こういうその物の魅力とか細胞を追い求めていくっていう方はね。
物書きというか表現者たくさんいらっしゃいますけど。
三菱さんのもう一つの特徴はその人徳があられるというか柔らかいリーダーシップというかですね。
非常にその愛好者を集めてそれを柔らかくハーモナイズする能力があられる方だと思ってた。
これはまさにインターネットの知らない人も含めた集合地を集めたようなあれですけれども。
僕の推薦する記事はその多分ある種つながりがある何でもない景色を語る会っていうですね。
その三菱さんがこのラジオの収録で同席いただいたリーダーシップというか。
三菱さんがこのラジオの収録で同席いただいたジオゲッサーの会にも通じるんですけれども。
それもともとそのデイリーポータルの一つのジャンルみたいなところで。
ここはどこでしょうみたいな一枚絵のピクチャーを写真を与えられて。
これはじゃあどこでしょうとかね。
この特徴的な建造物があるからこれは多摩ニュータウンだとか。
おーすげーお前なんでわかるんだみたいなことになりますけども。
これこそ本当に三菱さんの無視の心。
待って言っちゃったのかちょっと。
宗教者になっちゃうけども。
この記事は三菱さんの元にある人が誰かが撮った普通の平凡な写真を提示してですね。
それを他の専門家っていう表現でいいのかわかんないですけども。
それぞれ愛好家ですかね。
空想の地図を描く方とかですね。
元建築家とか元東京都でいらっしゃって土木とかそういうのプロの方とか。
園芸とか路上の園芸とかそういうのにね。
すごいお詳しい方。
三菱さんご自身も暗虚とか三角コートのお詳しい方。
そういう人が集まってそれぞれ特徴を言っていこうみたいなことで。
そういう対談記事みたいなものがものすごく読みやすく書かれてますよね。
お互いみんな知り合いでいらっしゃるからすごい細やかに軽やかにこういうのは語られるんですけれども。
何でもないような見える鳥の写真とかも生垣があんまり調和できてないよねとか。
この稲荷は結構最近に設されたんじゃないかなとか。
いろんなそういうことが語られていく中にやっぱり新鮮な喜びとか。
三菱さんご自身も知らないエリアの指摘がされた時に。
本当に素朴に面白がるように書かれているわけです。
三菱さんご自身も提供したそのご知見がみんなこれ面白いねみたいなセッションが生まれていくみたいな。
三菱さんは割とこういうスタイルがお好きというか。
こういう優秀な素晴らしい方に素晴らしい趣味の人が集まって。
知識マウントじゃなくてお互いのリスペクトを前提として。
そうやってみんなで楽しんでいこうっていうのはインターネットでありそうでなかなかなかったような。
それは待ち方図鑑とかもこの方は三菱さんがまさに編集編長っていうか編集で表してって書かれてるけど。
27:02
ひも解くとそれぞれの給水塔の電気メーターなのか電気メーターの。
それぞれ監修された方とかも含めて三菱さんの今までのこの活動長い活動をですね。
続けられて得られたお互い信頼のある方の同士のこういうその著者の皆様の助けを得て書かれているところがですね。
本当にすごいなと。
これはもう本当に余人をもって変えがたい人。
ここまで一つのアウトプットまでたどり着くわけの一つの記事ですよね。
これこそあるアーティストがここのインディーズの頃のこの作品が今のこのメジャー残りの源流になってるんだよみたいな意味でちょっと変えようと思ってですね。
あのピックした記事。
三菱さんどう思いますか?
そうですね。
最後に僕を褒めるのはやめにしました。
好きだからしょうがない。
でもその2つのことを思いました聞いていて。
あの一つはですね。
学術の発表会の中でコメントもらうみたいな。
偉そうですよね。
いやでも本当にそうなんですよ。
あの2つとも忘れちゃったんですけど。
これもありがちなパターンだな。
あの曲作ったから。
いやいやそうじゃなくてですね。
僕自身はやっぱり何かを一つを深く研究するっていうタッチのものではないんですよね。
そうじゃなくていろんなことを新しく知るのが好きなんですよ。
なのでその一つのことを深く研究してる方見てらっしゃる方っていうのをとても尊敬していて。
なのでそういう方の知恵を借りてそんなことがあるんだっていうのを知りたいっていうのが僕の動機の一つなんですね。
なのでその記事はまさにそういう感じで一つのことを深く見てらっしゃる方に思ってみたと。
でそれからさっきのですね目を増やすっていうのと全く同じ動機で。
この時は確か10人くらいでやったんですけど。
同じ写真を10人で見ればその分面白さがあって。
でその時に思ったのはですね。
さっきの記事は名前をただ羅列するだけの記事だったんですけど。
これは名前ではなくてむしろそこでどんな現象が起きているかっていうのを解読する。
ストーリーってかね。
こういう理由があってこんなんじゃないかと思うんだよね。
それは例えばなんですけど道の両側左右を比べて左側だけ速攻が整備されている。
ということはここは新しく開発されたタクチなんじゃないかなと。
スウィリーゲームみたいな。
そう見抜くんですよね。
それ見てても全く気づかないのに見る人が見れば分かるって。
現象が分かるっていうのが面白いなと思いましたね。
これ何人で見てるんですか。
10人近くでしたね。
そうですね。いろんな紹介が。
すごいな10人ででもやるの。
まとめあげるのはね。
でもお互いやっぱりリスペクトして穏やかにセッションというか会話されていることがよく伝わる記事なんですよ。
それはね結構文章テクニックっていうか。
言ったことをそのまま書くだけだとなんとなくなんだろう。
こういうのは本当に難しいんですよね。
対象物をめでている俺みたいなのが前に出ちゃうとやっぱりちょっとそこでスタックしちゃうところがあってですね。
30:01
でもどうしてもやっぱりそこはあるんですよ。
だけどやっぱりそのみつちゃんの本来の穏やかさというかですね。
その柔らかさ腰の低さみたいなものがある。
それはやめた。
それはナチュラルボーン。
ナチュラルボーン路上観察日誌。
本当に今後綾次郎とか中瀬川玄平ときてみつし達夫さんなんですよ。
いやいやどうでもない。
という私のこれですね。
もう大体もう僕この2つで大丈夫ですけれども。
はいどっちどっちで。
それと同じような話でちょっと結構前の記事で日常に潜むルールという。
これもね。
すごい渋いところを選んでいただきました。
ありがとうございます。
今度はその何気ない景色の中からこういう決まりがあるんだよっていう決まりを探すという記事をして。
例えば小学校の景色を見たときに建物が実は小学校で安全像の理由から3階までにしなきゃいけないというルールがあるからこうなってるんだみたいな。
このルールを後出しにして最初発信が出て実はこういうルールがありますっていうのを見せていくんですけど。
条例とか法律がありますと。
これもだからそういう法律を考えて作ってる人がいるんだなみたいなのを感じられて。
ヨーグルトのベロがついてるのもちゃんと規格があるんだみたいな。
そういうのも面白かったなと思いまして。
これはですね、元ネタが2つありまして。
まず超合法建築図鑑っていう本があるんですよ。
それはまた同じような構成で、まず最初に街のただの写真があって、右側にその景色がどのような法規に基づいて作られているかっていう。
建築基準法って景色を作ってるじゃないですか。
斜線制限とか屋根が斜めになってるとか。
この景色は実はこういう理由があるんですって本があるんですよ。
で、それが面白かったのでそういう構成の記事を作りたかった。
で、あとですね、日常に潜む数理曲線っていう作品がありまして。
タイトルそっから撮ってるんですか。
そうなんですよ。それ佐藤雅彦さんたちの作った作品なんですけど、それビデオなんですよね。
こういう部屋の中にあるいろんな現象が実は数理的に説明できるっていうのをアニメーションで示したので。
タイトルはそこから撮ってるんですけど。
面白くないコメントを言ってしまいました。
そういうインプットはどうやってやってるんですか。いつも。
いや、特にないですよ。同じどころか。僕の方がインプットは低いくらいだと思って。
なんかよくこう、好きなんだろう、こういうのを見てよく思いつく、なんかこの作者とかわかんないですけど。
はいはいはいはい。
よく参考にしてる。
いや、でも佐藤雅彦さんは好きですよね。
そうなんですね。
はいはい、絶対好きですよ。みんな多分そうじゃないですかね。デイリーの方なら。
えー、あ、でもそれで言うとですよね。僕は佐藤さんとかの教養がすごいなっていうのは。
33:03
まずいなこれ。
お互いなんか戦うよ。僕と岡田さんの戦いじゃなくなってる。
思っていて。だってさ、暇と退屈の倫理学とか僕読んだことないですよ。
僕ズームに時間かかりましたよ。
石川さんあります?
ないでしょ。そういういわゆるみんなが読む教養の本って僕読んだことないので、すごいなと思います。
でも、暇と退屈の倫理学はね。
体験してるからもう読まなくていい。
聖書はあれ、イエスキリストが書いてないから。
お弟子さんが書いてるわけだから。
それでちょっと国分先生のあれがまた別のインプリケーションが生まれちゃうけど。
ここの本、暇と退屈の倫理学よりもね、教養をひたすら身につけるとか、それだけじゃない道もあるんだよみたいな。
そういう本だったしね。
なるほど。
そうなんですよ。
楽しく過ごせるみたいな。
そうそうそう。
じゃあ私からそうです。
じゃあ2記事とかにします、次。ちょっと1記事1記事いってると時間が。
そうですね。
あと2記事くらいそうですね。
確かに。
私はね、ミツシさんのデビュー作の話とか、本来はでも今ちょっと固い真面目な褒めをしすぎたんで。
私が聞いたのはジャッキー・チェンが追い詰められそうな行き止まりっていう記事があってですね。
最近の記事なんだけど、プリミテス初期デイリーモータル感があるですね。
最初からふざけて書こうとしてふざけて面白いみたいなね。
追い詰められて。
そうそうそうそう。
壁に登っていくみたいなことを。
ジャッキー・エーガーが今はもう若い世代の方に通じるかわかんないですけど。
私も厳密に言うと世代じゃないけど、私の母が結構ジャッキー・エーガーが好きでよく見せられて。
で、ジャッキー・チェンもある種究極の万年リズムというか、
だいたい追い詰められると生卵で相手をやっつけていくとか、
ダンボール箱みたいなところにすごいバイクが突っ込んでいくとか、
お決まりのシーンがあるわけですよ。
で、そのシーンの中でジャッキーが追い詰められて、行き止まりで追い詰められて。
で、圧巻に追い詰められて、それでそれをアクロバティックなところでかろうじて逃げたり反撃するみたいな。
そこが必ず次こうなるってことがわかってる面白さみたいなのがあって。
で、それを強要と人を呼ぶんですけども。
その前提に立って日本で、でもよく考えると、あれ?行き止まりってあんまないよね?みたいな、そもそも。
だって行き止まりなぜにないかって言ったら、不便だからないよね?とか。
だけど、ちょっと探してみようかみたいな。
その視点をね。
って言うとちょっと交渉っぽく見えますけど、まあ非常にくだらない記事でございまして。
そういうのを見つけて、で、なんかいろんな評価ポイントがあるんだけど、
まあここはジャッキーはたぶんここは行かないとか。
なんか、ジャッキーポイントってかなんか。
なんかクライテリアがなんかよくわからないんですよね。
ここはここが惜しいと書いてあるのは、ジャッキーはたぶんこの道は通らないとか書いてあって。
なんか、ジャッキーはもっとその対術が優れてるから、たぶんジャッキーはここを飛び越えちゃうとか。
だから評価×みたいな感じのものが書いてあって。
おい、死にられやしないと。
で、ここでまたそのミツシさんのお好きな暗教とか、ミツシさんのそのやっぱり誤人脈とかそういうところで、またここで広い公募をするわけですよ。
だからミツシさんの記事はそのあるところまでは自分のコントロールでやるんだけども、
あ、その先はもう集合地というか一般のとこに委ねて、誰がどうなるか、自分もプレイヤーから外れてなんか行くみたいなところがなんか面白さを。
完全にコントロールしない面白さっていうのはたぶんあるんですよ。
36:02
全部理屈でやってたら面白くないんですよ。
公募するときとかになんかコツとかあるんですか?記事作るために教えてくださいっていうときに。
なんもないっす。
長くやってる人はね。
困ってるんで助けてくださいっていう。
助けてくれるんですよね。
助けてくれるんですよ。
助けてくれるんですよね。
誤人脈ですし。
それはだからそういうことか。
完璧な行き止まりを見たいだけなんですけど、なかなかないんで困ってるの知ってませんかっていうだけですね。
手を差し伸べようとでもね、よく分かんない人がそんなこと言われてもね。
記録スルーが基本ですよね。
探してみるとわかるんですけど行き止まりってないんですよ。
本当にないんですよ。
腹立たしいくらいないんですよ。
行き止まりって指導とかですよね。
行き止まりを探してる人はあんま見ないですからね。
行き止まりたい人ね。
それは基本的には不審者って言葉で片付けられちゃうんで。
行き止まりずっと探してるやつとかちょっと怖いですから。
でもそれを面白いんですよ。
行き止まりだけじゃなくてそこにジャッキー・チェンってあ、そうだそうだみたいなね。
痒いところに届くみたいなそこの視点があるから面白い。
まあ非常にくだらない楽しい気持ちで見れて。
でちょっとこれ読み終わった後に
そういえば行き止まり確かにないなとか。
で私の場合はそのなんでしょう。
あちこち出張とかも含めて海外行くから
海外で三菱さんの視点を拡張するだけで
私にとってはめちゃめちゃ面白くなるわけですよ。
なるほど。
Google Chromeのアドを入れるみたいな感じで。
僕が海外で三菱さんのポイントを入れれば
確かに同じ遊び方がね。
無限に観光地に行かなくてもウィンならウィンの周りで
そういえば行き止まりとか
そういえばこの三角コンはとかこのブロックはとか言って
時々三菱さんにね
フェイスブックのメッセージとかなんかですね
送ってとりあえずここで見つけましたとか言って
そうやって報告しとけばもういいんですよ僕は。
僕もいつの間にか三菱さんとは全然専門というか
ジャンルが違うはずなのに
僕も三菱さんに自主的にレポートする
そういうサプライチェーンのサプライヤーになって
僕はなっているだけですね。
なるほどね。
だから三菱さんそれは人得なんですよ。
だってそうじゃないね。
なんかね文章うまくて面白い人いっぱいいるけど
自然に三菱さんなんか報告したくなるんですよ僕は。
教えてあげたくなる
教えてあげるっていう時点でもうご報告
ご報告申し上げたくなる
ご申告ご報告申し上げたくなるんですよね。
だからそこなんですよね。
三菱さんはただいい音がくっつくだけなんですけど
嬉しいんですよ。
それですね。
また褒め殺しになっちゃった
ちょっと良くないな
海外とか僕も全然行かないので嬉しいですよね。
ありがとうございます。
愛機動的なこう褒め殺しバーサス
逆になんか海外でこれ探してみたいとはありますよね。
いや海外行ったら本当に下を向いて歩いてみたいですね。
下を向いて歩いてみたい。
ありましたね下を向いて歩いてみたい。
どこでもいいですけど。
僕ら超食べラジオは三菱さんをアドインしたら
無限にネタ出てきますよね。
オマージュというか
三菱さんの記事イン中東編とかね。
横展開する
無限に擦れますよ。
やらないけど。
最近ジオゲッサーの人本当に尊敬してるんですよ。
海外の地面詳しいですし。
確かに確かに。
国内のことも詳しいんですよ。
交差点の前の
泊まれの前マークがあるんですけど
あれが都道府県ごとに微妙に違うらしいんですよ。
そうなんですか。
そうなんですよ。
その書き方でどのエリアですか。
39:00
それ何でだろう。
やっぱ県のルールだからかな。
県境とかね。
引き継いでやってるんでしょうね。
道路交通法の。
すごい。
すごいですね。
そういう風になりたい。
ジオゲッサーでもすごいな。
そういう日本のことめっちゃ知ってる人が
実は日本に来たことなかったりするっていう例が
あるのかもしれない。
すごいですよね。
言ってましたね。
すごいですよね。
いやいやすごいな。
そうミツさんがね。
ただの観客として現れてらっしゃったの面白かったですね。
そうですね。
でもあの後記事もね書かれましたよね。
インタビュー記事。
そうそうダイゴさんにね
インタビューして面白かったです。
いやいやもう本当に
正しいコラボがここでなされているっていうのが
思いましたね。
じゃあ次岡田さん。
もう一記事ですか。
もう一記事だ。
じゃあ僕二つ紹介します。
二つ紹介。
会社に直行するっていう。
会社にまっすぐ行ったらどう見えるかっていう。
あとは電車の音が聞こえてホームに降りたら
逆の電車じゃん問題っていうやつ。
これもさっきのジャッキー・チェーンにちょっと似てるかもしれないですけど
確かにそう例あったけど
なんで逆の電車じゃんって思っちゃうんだろうって
考えたことなかったなと思って
そっからそうじゃない場所を探すっていうのが面白かった。
こういうちょっと軽い記事もいいですよね。
楽しいですね。
まさにそうですね。
本来これぐらいの尺で紹介していくような。
確かにそう。
今言葉をもっと濃いよみたいな感じで私からそう見ちゃいました。
じゃあそのぐらいの言葉で私も最後にやっぱり
王道というかパイロンは頑張ってるって
この頃はパイロンって呼んでたけど結局三角コーナーですね。
短いですね。
三角コーナー見どころの本当は初心者向けの
ビギナーズ向けの三角コーナー101みたいな記事で
そこもだからそここれは結構
エモーショナルな方の三菱さんの良さが出てるというか
三角コーナーってね
今はいろんな角度で取り上げられたりするから
ちょっと良くも悪くも有名になりつつありますけれども
やっぱり基本的には地味なものというか
陰なものみたいな感じでいて
基本的にはあんまり定調にはされないものですよね。
酔っ払いに蹴られたりとかして割れちゃったりとか
三角コーナーの上の部分なくなっちゃったりとかしながら
もうけなげに頑張ってるんですよ。
けなげに頑張ってるみたいな視線を
三菱さんはある種
擬人化というか別途化というか
そういう愛着を持ってまたこれは優しく語るわけですから
それやっぱりけなげに頑張ってるとか
時に同じ色で集まってるやつがいたりとか
で、ゆっくり見ていくと確かにいろんな色があって
光ってるやつもいてボロボロになってるやつもいて
頑張ってるやついるんだなとか思ったりとかしてですね
そうするとやっぱりそれも私の現実の視線に
アドオンされてですね
伊勢神宮とか行くとですね
伊勢神宮やっぱ茶色くなってたりとかしてるんで
目立たないようにそういうなってるんだとかですね
でもそれは気づかなかったら永遠に気づけないんですよね
私はそれを教育的いいと思ってないけれども
こんなのがあるんだよってことを子供に悟すと
三菱さんの記事をそのまま読めるだけまだ子供はね
小学2年生とかあんまり賢くはないんだけれども
でもこういうのがあるよってことを
口頭で教え悟すとですね
面白いねって言って三菱さんの心持ちというか
42:01
マインドセットが結構子供に正しく受け継がれているんですよ
僕は勝手にそういうこととして
利活用させていただいておりますけれども
読みやすく温かい気持ちになり
そして素晴らしい正式に向いた
お子学友がおられて
そしてプログラムでね
いうこともやられててね
素晴らしいですね
結婚式の紹介
そうですね
新郎紹介でした
何の血族でもない
ただの通りすがりのおじさんのあれみたいですけど
ということですね
お互い4記事
そうですね
逆に三菱さんがご自身で書かれて
実践じゃないけれども
これは我ながら良かったなとか
そういうのってございますか
なんだ
最近の記事で言うとですね
NHKスペシャルみたいに
あれ良かった
あれ僕紹介しようと思った
それをやってみたっていう
だいたい悪い文脈で
暴かれた機密文書みたいな
そうなんですよね
あれ良かったな
あれ良かったですね
アメリカの公文書館とかが持ってるやつを
NHKスペシャルで
一緒に書いて
一緒に書いて
一緒に書いて
一緒に書いて
一緒に書いて
一緒に書いて
アメリカの公文書館とかが持ってるやつを
NHKが発掘して
そうなんですよ
埋もれてたやつが
現れたっていうのを表現してるってこと
暗闇に光が当たる
っていう表現
そうでしょうね
私たちが今スポットライトを初めて当てた
っていうイメージですよね
あれは楽しかったですね
あれは
ああいうとこに私は
林さんリスペクト
割と林さんの記事を
昔やった記事をこれをもう一回やりましたみたいなことが
時々あったり
ガードレールに確か
ラジオのやつ
金属のやつを聞くっていうのも
確かあれも一番最初は林さんがやられて
そうなんですよね
本当に初期だからこそ
そういうことをできるっていうのがね
すごいなんかあれですね
これも面白かった
確かにね
僕らのラジオもガードレールから
そうなんですよ
岡田さんですごい響いてましたね
そうそうだから僕らの会員
有料会員というか僕らのロストバッゲージクラブって会員で
やったりするときも
なんか自発的にみつしさんの記事を
推薦してくるリスナーの方がいらっしゃるんですよ
これ面白かった
ちなみに今のガードレールの
記事はですね
送信所の近くだと
ガードレールにイヤホンをつけるだけで
放送が聞こえるという
そういう感じの記事ですよね
ごめんなさい
もう知ってる前提で
すいません
今回は毎回そうかもしれないけど
ちょっと置いており気味で
45:01
やってみたら絶対感動しますよ
面白いです
でも結構最初うまくいかなくて
割と粘り強く
何回かやられて
前に林さんがやったときもうまくいかなかったんですよね
それこそ真の
でも林さんとか時々もうダメでしたって感じで
終わっちゃって
終わっちゃったりするけど
結構ちゃんとそこに真面目なところというか
それは別に真面目じゃなくて
何らかの形にならないと
記事にならないじゃないですか
真面目というか
投げっぱなしもなんか
ダメでしたみたいな感じで
あれゴール終わりかみたいな
これはね
ダメですよ
岡田さんとかさとるさんにも聞きたいですね
反論が
別に使わなくてもいいんですけど
さっきの話で言うと
岡田さんの記事とかってもう
必要的なことあるじゃないですか
そこまでやらなくても
十分記事になってるのに
それを超えて
やるじゃないですか
それって
僕がさっきやった
これをやらないと記事にならないとは
別の動機がある気がするんですよね
トーマスあんなに
見なくてもよくないじゃないですか
ヤマイとかそういう言葉で
投げられちゃうような気が
シクワみたいな
ヤマイ
記事にするしないよって
関係なくまずやってみたりするんですか
途中でなんか
わけわかんなくなってきて
焼けくそになってるみたいな
やっちゃうみたいな
そうかでも媒体に載せるかどうかでも
違うのか
トーマス割れノートに書いたんでしたっけ
あれはねおもころです
いや特に決まってなくて
そういうことがあるのかなるほど
おもころは結構なんか
こんなの書きましたってやったら
じゃああげときませんみたいな感じなんですよ
なるほど
書いたんであげたら
こんなのやってたんだみたいな感じ
そういうことなんですね
じゃあ納得いくまでやって
できたと思ったらそこで初めて
完成にするっていうことなんですね
そうですね
かっこいいっすね
そういう風に言うと
でもなんか
めっちゃやると
確実に面白いみたいな
それはありますね
そこに頼ってるとも言えます
なるほど
これまでやらないと面白くない
っていうラインを
超えてるんですよね
多分なんか
病かもしれない
金払いもいいですよね
そうですね
いつの間にかすごいのに有料課金費とか
よくわからないAIサービスとか
いつの間にか
ちょっとすごいなと思った
なるほど
いきなり飛び込んでいく
金払うと面白い
岡田さんの文体と
佐藤さんの文体については語りたいことは
あるんですけど
後ほどまた
それはまた収録外ということで
48:01
まとまりないまま
三菱さんの意味が好きだ
ということだけ伝わって
もし超たびラジオお聞きになってるけど
三菱佐藤さんの記事を
読みになったことない方がいらっしゃれば
その方はとても幸せなことで
何しろこれから
200、300の宝のような記事が
待っているということなので
ぜひご覧になっていただければと思います
ありがとうございました
よろしくお願いします
超たびラジオ今日のお別れの挨拶は
もう一個好きな記事
君の名はの二人は
例の階段で出会えるのか
これも名作記事ですよね
これもプログラム
を駆使して
まさにこういうのも
書いてみたいなみたいな記事なんです
どんな記事ですか
君の名はで最後二人が出会うシーン
アニメ映画の
偶然
電車で二人が
お互いを見かけて
違う駅で降りるのかな
違う駅で降りて
ある階段で出くわすと
これが本当に起こりうる現象なのか
っていうのを
プログラムで適当に
この点Aと点Bを
走らせて出会うかどうかを
検証するという
記事なんですけど
これの
リード文
一番最初の一行目の
すごい大作の記事じゃないですか
これの一行目の
結論
ちょっと無理
一行目ですよ
これは読みたくない
結論ちょっと無理
一行目から言うんだっていう
衝撃
僕だったらもっと壮大な
書き出しを書きたくなるところ
ちょっと無理
文章はいいんですよ
49:58

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