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こんばんは、シンガーソングライターのマーライオンです。
本日のマーライオンのにやにやRadio、ゲストは音楽ライターの峯大貴さんです。こんばんは。
こんばんは、音楽ライターの峯大貴と申します。
峯さん、ありがとうございます。
たまに聞いてますよ。
ありがとうございます。こういうことを最近、初めましてというか、ゲスト制で招いてラジオをやってまして。
峯さんはですね、僕が去年ですね、歌の行方ですかね、歌の行方という京都で行ったシンガーソングライターの大規模な祭典というかフェスイベントがありまして、その時にがっつりお話しさせていただいたりとか。
今はなきボックスホールですよ。
本当そうなんですよ。
閉店のニュースが、閉店しますというニュースがありました。京都ボックスホールというライブハウスで行ったイベントだったんですけど、そこでがっつりお話しさせていただいたりとか、僕のニュースとか普段の京都のアンテナというニュースメディアがありまして、音楽メディアですね。
こちらの副編集長でもあります、峯さんは。
今日は本当にありがとうございます。
コロナの状況もあって、なかなか外出もできないんで。
そうっすね。
喋りたいなって思ってる人とか、普段やっぱりライブハウスっていうと、なかなか喋れない部分、深く喋れない部分もあるので、この機会にちゃんと喋ってみたいなっていう人とか、友達とかすごいいろんな人をお呼びしてやってます。
今日もみなさんに単純に好きな音楽の話とか、最近何やってるんですかみたいな、ただただそういった話したいなと思って。
これまでもたまにライブハウスとかね、それこそライブも歌の行方以降も何回か見てるし、その時はおーとか言って顔見て安心するみたいな感じやったもんね。
そうですね。
峯さんって年上のイメージが、同世代じゃないですか。僕92年、93年生まれなんで、すごく同世代で音楽に関わる人として一緒に頑張ってるみたいな勝手な親近感をめちゃくちゃ湧いてて。
でもそれは俺もそう、自分は91年生まれで、今28、今年29になる年だけども。
それがすごくなんか、なかなかやっぱり音楽ライターさんとか演劇評論家で同世代ってあんまり数がそんなに多くはないと思ってるので。
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そうですね。何人かもちろんいますけど、まあミュージシャン仲間って言えるほど多くはないですよね。音楽ライターっていうので、ほんまにちゃんとやってる方の中では。
そうなんです。みねさんの文章とか、いろんな企画とか関わってることとかすごく日々面白いなと思って。
ツイッターとか見てほしいんですけど、これ聞いてくださる方には本当に。アンテナもそうですけど。文章もすごいたくさんいろんなレビューとかも書かれていて。
僕の中ではみねさんが書いてるってだけで、読みたいなっていうのはあるんですよ。
いや、それ言ってもらうのは嬉しいね。自分結構趣味が偏ってたりとかするし、ど真ん中入ってる感じでもないから。
こそ自分の入り口に、このライターを軸で音楽に発見してもらえると嬉しいことだし、それがやりたくてもらえてるところもあるので、一番嬉しい感想かも。
本当に最近何聞いたとか、それこそなんで音楽ライターになったのかとか。
気づいたらみねさんいたって感じなんですよ、僕の中で。気づいた時にはものすごい量の、たくさんの数の仕事をやってるみたいなイメージで。
俺もね、気づいたらこうなってたって感じ。
明確にいつぐらいから、何年ぐらいからですか?2000何年とか。
それで言うとね、どっから話すかっていうもんで、区切りがあんまりない仕事で、音楽ライターってなった時点からやれるからね、今ブログとか。
アンテナも所詮インディメディアなんで、いつからかって言ったら線引きっていうのは微妙なところだけども、
自分がまず始めた、もともと高校まではめちゃめちゃバンドやってて。
ライブハウスで。
京都の大学に行ってて、そこでももちろんバンドやりたいからサークルに入ろうとしたんですよ。
サークルに入ろうとしてんやけども、めっちゃK-1サークル人気で、自分の入った、1年1回で入ったサークルが入部規模が100人ぐらい出て。
これで、その花見あるんですよ。最初に。
新歓迎コンパみたいな感じで。
花見、ありますあります。
だから、フラッと入部規模を出して、周りの同級生を見たら、そんなに、俺行けるんちゃうか、実力的にはみたいな。
等価を示せるんじゃないかぐらいの気が入ってたのに、その足切りの方法が、花見に行ったやつで足切りやったんですよ。
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で、俺行ってなくて、花見。
はいはいはい。
花見は興味なかったから行ってなかったけど、それで足切られるんやって。
一旦そこで、大学入学初月で、挫折やんね。
それ結構きついですね。
それで楽しくバンドやりたかったけど、できんことで。
当然、他の探したらサークラーになんぼでもあったんやろうけども。
なんか、ちょっと楽しくなくなっちゃって、自分のモチベーションがちょっと落ちちゃって。
いや、なりますわ。
一人でギター弾いたりとかしてたけども、そんな歌も自信ないから。
音楽好きやけども、一旦も音楽聴くだけになるんですよね。
そこからやろうと思ったきっかけは、自分大阪出身で、ずっと直から京都の大学帰っといたから、通学が1時間半ぐらいあるんですよ、片道。
その中でずっと読んでたのが、ミュージックマガジンとか、ロッキングジャパンとか、音楽雑誌やって。
もう隅から隅まで1時間半あるから。
往復4時間あるから、もう読み切れちゃうみたいな。
それで、書くほうがおもろいなってやって、ミュージックマガジンの読者投稿欄にライブレポみたいな800字とか書いたら載せてくれるんですよ。
最初に書いたのが、ソウルフライニョンっていう自分が大好きなバンドのレコ初ツアーの大阪ビッグキャットで見たやつをレポート書いたら、その一発目に書いたやつが載ったの。
へー。
じゃあ、最先いいスタートでありましたね、最初から。
飲んでんやと思って、ちょっと楽しくなっちゃって、その後ロッキングジャパン、次はジャパンやみたいな。
同情やぶりじゃないけど、なんか楽しくなったから他の雑誌どうやねんって思って、その後にもう一個自分の大好きなバンド、ザッピーズっていうバンドのコラムみたいなのを。
ロッキングは3000字かな、3000字ぐらいの結構まとまった文章のやつを書いたらまた載ったんよ。
すごいっすね、めちゃめちゃスムーズに。
しかも今もあると思うけど、ジャパンって載ったら原稿料もらえんのよね、読者投稿欄でも。
そうなんですか、読者投稿欄でも。
それで3万原稿料もらって。
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まあまあな。
これおもろいなあっていうのと、全然音楽やっても何かうたつあがらんしなんとか作れへんかったけど、文章書いたらこんなに乗っけてくれるんやとか、
初めて音楽に関する文章書いてみたけど、それが書いてみたら自分の中でもそんなに書くこと自体が好きやなってことに気づいて、
で、他のが大学2回生、20歳ぐらいのときかな。
なるほど。
なるほどなあって、すごいそんな流れだったんですね。
うん、だから本当に。
書かないとわからなかったね。
じゃあもうそっからポツポツいろんな紙面を道場破りのように、一冊一冊ってかこう。
うーん。
まあでも問わずこんなに多くないよね、読者投稿欄みたいなものを設けてるらしいもそんなにないしね。
ライターの成り方とか入り口がわかれへんから。
はいはいはい。
どうやって発表していったらいいんやろうって思って、
もやもやしてるときに、ちょうどこのラジオでもゲストで前に出てたと思いますけど、岡村忍さんはちょうど初めに、
ずっとそのまま東京で活動されてて、東京で一昨日で音楽ライター講座をやってると思うんだけども、
忍さんがちょうど京都に戻ってくるタイミング、もともとご出身である京都に活動拠点を移すぐらいのタイミングで、
京都でも音楽ライター講座やりますよっていうのを言い張ったから、それを言った後に見たんかな。
はいはいはい。
それで、じゃあこの前ともどうやってライターになる、まあライターになりたいっていうよりかどうやって文章を書く、場所を増やすというか、
そもそも音楽を書くことを体系的に学ぶこともやってないから、どうやってこの先をやればいいんだろうみたいな感じのところでそれがあったから、
それに申し込んでみたっていうところが、一番自分の中でも大きい契機かなと思いますね。
いやー、すごいですね。じゃあもうタイミング結構バチンとはまった部分でもありますよね。
まあその最初のサークルの内容はちょっと僕も、僕だったら結構本当に、僕でもやっぱ落ち込むと思うんですけど、
まさかそこで線引きされるとやっぱ思わないんで誰しも。
いやー腹立ったもうなんか。
そうっすよね。
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もう大学の音楽をやってるサークル全部をなんかちょっと、お前らそういうイベサー的ノリなんやっていう絶望があったから。
いやーそれは思いますわ。それはそうですよ。
だって誰でも受け入れるんじゃねえのかみたいなのもありますよね。
そうそう。あれが悔しかったっていうのが現体系にあるな。
なるほどなー。
いろんな音楽を書くようになって、ソルファー・ユニオンとかいろんなミュージシャンの、
まさかとザ・ピースとかいろいろ書くようになって、
今はわりと東京というかインディーのミュージシャンに対してすごく厚く、
本当にすごくいい文章というかわかりやすく、
雰囲気とかいろんなその場の体験したことを文章で表現してくれるじゃないですか。
はいはいはい。
そこにインディーミュージシャンに目を向けるなってきっかけとかあったんですか?
うーん、なんなんやろうな。
まあでも、実続期間はそこからライブハウスに行くようになった。
でもそれはな、自分が高校の時からそこそこ大阪でライブハウスに出入りするっていう感覚が
別にそれほどハードルなく高校の時から行ってたから。
そうなんですね。
で、その時も当然高校生の周りのバンドとかも行ったので、
だからそもそもライブハウスに行って、そこでこれのバンドいいなっていうのが最初に原体験としてあったから。
うーん、で、そこを書くこと、そこを取り上げることが面白いなっていうのは初めからあったかな。
でも直接的なタイミングで言うと、やっぱりそれも篠野さんの講座になるんですけど、
2014年に関西のアーティストだけでレビュー本を作るみたいな講座の企画みたいなのがあって、
それを2013年ぐらいから2014年にかけて作って、電子書籍として出したんですけど、
講座のみんな、もちろん篠野さんも含めて。
で、少々書いた時に関西のアーティストを網羅的に集める。
で、なおかつライブハウスの人たちも今ライブハウスで活動してる。
当時やったらそれが2013年、4年ぐらいの出来事だから。
京都で言ったホームカミングスとか、ターンテールフィルムとか、また京都に行ったハイハワユーとか。
で、大阪で言ったら、旧村猫神、かなブーン、夜の本気ダンスとか、
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ああいう世代が出てきた頃のライブハウスシーンやね。
そういうところを普段から自分は見てたので、
じゃあ今の関西で一番これから来るだろうっていうのは、
大体こういうところなんかな、みたいなことを考えるきっかけになったのが、
その本、電子書籍作りかな。
そうだったね、めちゃめちゃ面白そうな雑誌というか、電子書籍ですね。
今めっちゃ読みたいですね、僕は。
今でもネットで落ちてると思う。
ライター講座、やっぱ影響あるんですね、岡村忍さんの。
だから岡村忍さんにはかなりお世話になってますし、
もちろん自分がここまであるのは忍さんのおかげですね。
今アンテナって音楽メディアやってますけど、
中にいるライターさんも、その時期にお会いした方だったりするんですか?
そうやね。
もともとアンテナ自体は京都で、
全く自分、後から加入でアンテナ入って2年ぐらいなんですよね。
今ちょうど自分が。
もともと京都でやってた志野さんの講座のメンバーと一緒に、
キフトというサイトを立ち上げてて、
前とアンテナと競合するような存在だったんですよね。
そうだったですね。
それで3年ぐらいやってたんですけど、
でも関西のカルチャーを紹介するっていう視点では同じやなっていうところで、
じゃあ合流しちゃおうかってなったのが2018年。
なるほど、方向性が近いということで。
それで自分たちはキフトのライターの何人かが、
関西の音楽を紹介するっていう記事についてはもうアンテナでやろうぜって言って、
アンテナに同時期に4人入ったんかなっていうのは2018年になりますね。
面白いな。
ちょっと珍しい、2つのサイトが合体したみたいな。
すごく活気づいてる印象があって。
僕、かなり読むこと多いんですけど。
メディアの中でも。
嬉しい。
松井綾さんの文章とか、美音さんの文章とか。
綾さん、この話ずっとしてていいの?
全然、もちろんもちろん。
綾さんも自分の中ではかなり存在のデカい、
お世話になってるっていうか、自分の中で大きなアーティストなんですよね。
初めてライターとしてCDをもらったのが綾さんなんですよ。
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そうなんですか。それはめちゃくちゃ嬉しいっすね、それは。
大阪で、また大阪に上京する前に大阪に行った時に、
今もあるんですけど、春一番コンサートっていう、
大阪でずっと続いている野外コンサートですね。
ゴールデンウィークがあって、ちょっと今年はできなくて中止になったんですけど。
そこに自分スタッフとして、ボランティアスタッフみたいな、
UCスタッフとして参加していて。
で、当時綾さんも自分よりも何年か前にスタッフとして参加してたよね。
しかも綾さんは、そのために元々ご出身は横浜やけど、
大阪に上京して春一番を手伝ってたみたいな感じだったんですけど。
で、綾さんは自分が参加した年から出演者としても出るようになったっていう感じやねんけども。
で、自分当時2010年、それが多分3年間も何者でもない、ライターとしても何もやってないとき。
だけどやりたいことある気持ちで、どっかに送り続けてみたいな時期に、
綾さんは事務所にいてあって、いろんなスタッフがいて、
そこで、今年から入ったコンビニに行って、スタッフなぁ、音楽書きたいなぁ、書きたい言うてんねん、みたいな話をして、
で、綾さんが、えーって言って、じゃあ私の聞いて書いてよって言って、
その時に2012年に出たアルバムをくれたんですよ。
いいエピソードですね。
いいんすかって言ったけど、じゃあなんか自分なりに聞いて書きますって言ったのが、最初の綾さんとの出会いやから、
もうその時本当やっぱ嬉しくって、
やっぱこうたら2000円とか2500円する自分のアルバムじゃないですか。
それをポンって書いてよって託してくれるこのかっこいいところがかっこいいなぁとか、
思った瞬間本当に嬉しかった。
えー、松井さん僕も大好きなんで、ミュージシャンとして本当。
すごいですね、やっぱ音をやるっていうか、やっぱかっこいいなぁ、松井さん。
それがこうやって、それが多分2013年とかの話やから、今でもこういう感じで新しい曲を届けてくれて、
それを自分を聞いて、やっぱいいなって言って書けるっていうのがやっぱ嬉しいよね。
そうですよね、やっぱこうずっと最新作を提示する方なんで、松井さん。
そうっすよ。
かっこいいですよね。
うーん。
いやー、そうですね。
僕も松井さん同じ出身で、横浜の出身なんで。
松井さんは割とその世の中に出るの早かったので、
コンテストとか、10代の人が出てたのもあったので、
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僕も後来予定で出ましたね。
そうですね、はい、出てたんで。
先行ライブと出てた人たちがどういう進路を進むんだろうみたいなのを勝手に、
1ファンとして追っかけてた趣旨があったんで、
僕が高校生でまだ、
早いね、でもこれにしても。
でもその後の同校がすごい気になって、他の方々とか。
中には音楽辞める人もいたんですけど、
松井さんはすごい活動場所変えたりとか、
すごいなんかいろんなの考えてるんだなとか。
関鳥さんとかも関西行ったりとかして、
いろんな動き方があるなと。
勝手に勉強してたミュージシャンだったんで、松井綾さんは。
あー、うんうんうん。
いやー、そっか、なるほど。
いやでもなんかすごい、美音さんの文章が、
松井さんの文章がものすごい入ってくるんですよ。
おー。
それで松井さんの名前を例として出したんですけど、一番最初に。
うんうん。
なんか理由がわかったんですよ。
これは思い入れも出てしまってるのかも。
でもすごい作品のことをきちんと読者にすごく伝わる内容で、
そうそう、そのレビュー読んで、配信とかで差し調べて聞いたんで。
おー、嬉しい。
美音さんの文章をきっかけで聞くこととか増えてるんで、僕の中では。
うんうんうんうん。嬉しいね。
まあ、そういう思い入れが滲みすぎるところはいいのかどうかっていうのもあるけども。
いいじゃないですか。僕はいつもやんすけど。
いいの?
いいっすね。続いてもいいですか?後編。
全然。
一回区切ります。
はい。