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チカラチャージ💪ラジオ
おはようございます、チカラです。
今日は木曜日ですので、小説 「My Cool HEROES」の朗読の回となります。
あのアクアとリアナが泉の中に向かって冒険を始めようというところで終わった前回の続きとなります。
この後一体どんな展開が待ち受けているのか、ぜひお楽しみにお聞きください。
それではどうぞ。
小説 「My Cool HEROES アクア 泉の中」
辺りは静寂に包まれていた。
二人が水の中をかき分けていく音以外は何も聞こえない。
その代わり、さっきはたまたま水辺近くに遊びに来ていたウミマキガイが、
この辺りに来るとだいぶ数も目立ち、見た目はだいぶ賑やかに感じられた。
それにしても中は結構明るいんだな。
遠くに小さく見える泉の入口を振り返り、
見上げたアクアの視界には、そこから差し込む光のベールがとてもキラキラと輝いて見えた。
それにしてもまだ見えないね。
そう言いたげにリアナが横目でアクアに目線を送ると、
まだもうちょっと、井戸のような形のこの泉は外からの見た目よりもずいぶん深い。
アクアは泉の底に広がる暗がりを指差しながら、
さっき目にした洞窟の入口に向かってさらに奥へと潜っていった。
リアナはアクアの後に続いていく。
この水の村で私たち姉妹以上に泳ぎが得意な子なんていないよね。
リアナがよく言う口癖である。
実際、他の村の住人たちより泳ぎが得意な水の村だが、
その中でもこの二人は大人顔まけに群を抜いていた。
あ、ほらあそこ!
アクアが指を指したその先に、
さっき目にした洞窟がしっかり大きな口を開けて姿を現した。
はい、ということで今日は少し短めですが以上になります。
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ここの表現は朗読だとなかなかわかりづらいんですが、
実際に僕の意図としては、
水中ではリアナとアクアはお互いに声は出せず、
会話はできないという想定で僕はこの文章を書いているので、
ノートを見ていただくと、
会話になっているように見える部分と、
自分の頭の中で考えている部分とそれぞれ書き分けています。
会話のように聞こえたところは全部カギカッコで、
実際は喋ってはいないで意思疎通をお互いに感じ合いながら意思疎通をしているという前提で、
この文章を書かせていただいております。
先週に続いて、この文章の中でも、
少しリアナとアクアの能力の違いなどを、
僕としては意図して書かせていただいている部分がございますので、
そういったところもちょっと妄想していただきながら、
お話を楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひ今回の文章はノートの方で字も文字として追っていただけるとすごく嬉しいので、
概要欄にリンクを貼っておきます。
ということで今日は短めになりましたが以上になります。
来週はゴールデンウィークですので一週お休みとして、
朗読の回も再来週に改めて皆さんとお会いできればと思います。
それではここまで聞いていただきありがとうございました。
それでは行きます。
力チャーンジ!
今日も力あふれる一日を!
