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おはようございます。心理セラピストの松川ちえです。
今日も、「聞くとホッとリラックスするラジオ」を聞きに来てくださってありがとうございます。
今回はですね、私自身の経験についてお話ししようかなと思います。
もしかしたらね、人によっては少し重く感じてしまうテーマかもしれませんが、
きっと何か、何かしらね、ヒントになることがあるかなと思っています。
私の母はですね、実は2019年の5月に亡くなっているんですね。
それは、元を正せば2016年の6月ぐらいにですね、直腸がんだということが分かったんですよね。
その時は、ステージ3Bだったかな、手遅れ一歩手前、手術できるできないギリギリのところですみたいな感じで
とにかく放射線治療をして、手術をしてということをしなきゃいけなくなったんですね。
7月から放射線治療を始まって、12月に9時間以上にわたる大きな手術を受けました。
この放射線治療の介護もすごく大変でしたね。
直腸がんがわかるまでというか、確定になるまでの検査の付き添いもすごく大変だった記憶があります。
病院まで連れて行かなきゃいけないとか、付き添わなきゃいけないとか、いろいろあるんですけど、
直腸がんだったっていうのもあってね、検査が大変なんですよね。
まだ家族の方にも覚悟も決まってないですし、
オロオロしながらね、母のわがままに振り回されていた記憶が残っております。
12月には大きな手術を受けて、9時間くらいかな、
がんセンターで手術を受けたんですけれども、
その先生に年間で5本の指に入る大きな手術でしたって言われたくらい、かなり大きな手術を受けたんですね。
それで母の場合は、がんが足の神経まで達してしまっていたので、
左足の神経をちょっと切らなきゃいけなくて、結果的に車椅子生活になるんですよね。
それで終わりではなくて、また1年くらいしたら肺に転移が見つかって、
また更なる手術になるのかどうなのかみたいなところまで行ったんですけど、
その時は肺の手術っていうのは、手術した後のリハビリがすごく大切なんだっていうことを先生に言われて、
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車椅子の人だと歩くリハビリが十分にできないかもしれないって言われて、
結局手術はやめときましょうということになったんです。
なので直腸がんの手術は1回でした。
そのまま在宅で介護をずっとしてたんですけれども、
2018年の12月に状態がすごく悪いので救急車で病院に行ってくださいって訪問診療してた先生に言われて、
自覚症状とかは特になかったと思うんですけど、
とにかくお医者さんが言うにはすごく状態が悪いということだったので、
一泊か二泊か入院して検査するっていうことになったんですね。
その時にお医者さんに言われたのは、もう余命2週間ですって言われたんですよ。
12月10日に確か。12月10日だったかどっかちょっとわかんないんだけど、12月の初めの方にですね。
2週間って思って、ちょっとショックを受けますよね。
その後、結局ね、母は亡くなったのは2019年の5月7日でしたので、
余命2週間ですって言われてから、1、2、3、4、5、5ヶ月弱ぐらい頑張ってくれたんですけれども、
それは本当に良かったなと思ってます。
最後、本当に濃厚にね、本当に言ってみれば、明日死ぬかもしれない、
明日マジで死んじゃうかもしれないっていう気持ちで、
5ヶ月間ね、本当に丁寧に介護をすることができたので、
そういう意味ではね、心残りゼロみたいな。
そういうすごく、ある意味ね、豊かで良い経験だったなと思うんですけど、
亡くなった時は、本当に苦しみはなかったと思いますね。
たまたまね、私がちょうど亡くなった時はね、
本当に30分おきぐらいに口の中湿らせてたんですよ、私。
もう何もできなくて、寝たきりで何も食べれなくて、
っていう状態だったんですね、亡くなる直前は。
1週間ぐらいかな、ずっとそういう状態だったんですけど、
30分に1回口の中湿らせて、
で、その後ちょっと母の手をふと握ってた時が、
その瞬間に呼吸が止まったんですよね。
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なので、亡くなった時ちょうど本当に見守ることができて、
あ、今呼吸が止まったっていうのをね、
本当に目の前で見れたんですよね。
だから、なんか苦しまなかったっていうか、
亡くなる時ってわかんないんですけど、
私、ちょっとね、病気の専門家ではないのでわかんないんですけど、
お医者さんとかでもないのでね、
ちょっと適当なこと言っちゃいますけど、
なんか多分、生命力全部燃やし尽くして、
自然死みたいな、最後本当に枯れていくように、
死ぬような状態で、
自然死みたいな、最後本当に枯れていくように、
亡くなってたんです、うちの母は。
だから多分、なんかね、全然、
う、みたいな感じも一切なく、
ただ、ただ呼吸がある時ピタッと止まったっていうだけだったんですよね。
なので本当に最後苦しまなかっただろうなって思いますし、
そういう亡くなり方で本当に良かったなって思ってます。
でね、介護はすごく、
亡くなる前5ヶ月間、半年間ぐらいの介護って本当に大変だったんですけど、
でも、私はね、結構幸せに介護してたんですよね。
もちろんいろんなストレスとか、どうしようどうしようみたいなこととかは日々やってくるんですけど、
職業柄ね、心理セラピストじゃないですか、私。
心理セラピストなので、職業柄、自分がこう苦しんでる時って、
何で苦しいのかとか、どうしたらいいのかっていうのをちゃんと分かってたっていうのがありますよね。
あとね、定期的にもちろんセッションも受けてました。
自分のケアをしながらじゃないとちょっとね、
人のお世話はできなかったですね。
特に病人で、いつ亡くなるか分かんないみたいな人のお世話をずっと、
毎日毎日、24時間体制で家族と交代で、私、夜勤してたんですけど、
毎晩毎晩夜勤してたんですけどね。
そういう感じでやるっていうのは、まあ、負荷が大きい出来事なわけですよね。
だから、自分のケアっていうのは絶対必要だなって思っていたんです。
私、オンラインのセッションをちゃんと定期的にセルフケアのために受けてました。
もちろん自分で自分のケアをするっていう時間も取ってはいたんですけど、
でもやっぱりね、プロにやってもらうっていうことの楽さ、効率の良さ、ありますよね。
マッサージとかも一緒ですね。
自分で自分のことマッサージしても気持ちいいけど、
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誰かに全部委ねてやってもらったら、もっとリラックスして深いところまで揉みほぐしてもらえるみたいな、
なんかそういう感じですかね。
そんな感じで、
私がね、どうやったら介護してるのにそんなに悲壮感がないとか、
介護してるのに幸せそうだねとか、たまに言われてたんですけど、
やっぱりセルフケアと心の癒しに取り組んでたっていうことがすごく大きな原因かなと思ってます。
まずは母に対するいろんな感情を既に自分が整理してたこと。
やっぱり親って、誰でもそうですけど100点満点の親っていないじゃないですか。
でね、うちの母ももちろんいろいろあったので、
私も母に対する思いとか感情とかが山ほどあったわけですよね。
そういうぐちゃぐちゃがないとね、心理セラピストに興味持って勉強して癒しに取り組んでてやらないですから、
いろいろ抱えてたわけです。
親に対するいろんな思いをね、今ももちろんゼロになることはないんですけど、
それをある程度、ある程度というかかなり整理整頓してたっていうかね、
母に対してはいろいろ思うことあるけど、
でも別に今も何も恨んでもないし、憎んでもないし、
そんなにね、怒りを溜めてるってこともないし、
もし母が助けが必要なんだったらもちろん喜んでやりますよみたいなところまで
そのメンタルを整えてたことっていうのがすごく介護する上で助けになったなと、
それは本当に確信してますね。
病気の人のお世話するって全然簡単なことじゃなかったですね、私にとっては。
あとは、ちょっとこれは余談かもしれないですけど、
母が直腸がんだったっていうのもあって、人工肛門になったんですよね、手術の後。
これは、トイレに自力で行けるってすごいことなんだなっていうね、
本当にすごいことなんだなっていうことをね、
本当に3年半ぐらい、3年ぐらい、本当にしみじみしみじみと感じさせられましたね。
人工肛門になるとね、ストーマっていう、
自動的に便が袋の中に溜まっていくみたいなことになるんですよね。
そうするとその袋に溜まった便を1日に何回か処理しなきゃいけない、捨てなくちゃいけないんですけど、
それがね、母は車椅子生活だったので、自分で全部できなかったというかね、
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やれなかったんですよね。
だから家族がやるか、ヘルパーさんがやるか、訪問看護師の方に頼るかっていう状況だったので、
おしっこの方も尿管させていて、管で出していたので、
問い入れ事情がね、全部その人の手を返さなくては完結しないという状況になってたんですね。
本当に私看護師さんとか本当に偉いなって思うんですけど、
やっぱり私はそんなに、なんでかな、匂いが辛かったっていうのがあるんですけど、
やっぱり最後まで慣れたから全然平気というわけにはいかなかったですね。
やっぱストレスでしたね。
他人の下の世話、他人というか母ですけど、下の世話をするというのはストレスでしたね。
ずっと毎回毎回、やっぱり匂いが辛いのでね。
ということで、自分がトイレに行きたい時にトイレに行けるっていうのが、
奇跡みたいなすごいことなんだっていうことを感じさせられました。
だから、またこの話させてもらうことによって、また改めて今しみじみ思い出してますね。
今私が歩いてトイレに行けることって全然当たり前じゃないんだなっていう奇跡みたいなことなんですよね、実は。
ということで、介護をするっていうことになったら、ならなくてもなんですけど、
親に対する感情をね、ある程度処理しておく、整理しておくっていうのはすごく心の底からお勧めしたいなと思います。
もう親に対する感情をケアしてなかったらね、もう介護もっともっともっともっともっともっと辛かっただろうなって思います。
もしかしたらね、今これを聞いてくださっているあなたも誰かのお世話をしているっていう方もね、いらっしゃるかもしれません。
あるいはこれから介護が始まるかもしれないっていうね、そういった不安を抱えている方もいるかもしれないですよね。
どうしてもね、私たちいい人でいようとしてしまいますよね。
特に頑張り屋さんの方は、病気の人には優しくしなきゃとかね、ちっちゃい子には優しくしなきゃとかね、いろんなふうにね、いい気持ちも持っていると思います。
でも心の中に怒りとか悲しみとか、なんで私がやらなきゃいけないのとか、そういったね、イライラするとかね、いろんな感情、ネガティブな感情もあるんだっていうことをちゃんと認めてあげることがすごく大事かなと思っています。
自分の気持ちに正直になること。
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それがね、自分を大切にすることになるし、誰かをサポートしようとかね、誰かを大切にしてあげようとか、誰かに愛情を注いであげようってするんだったら、まずは一番最初に自分に十分な愛情、十分な大切さを注いであげるっていうことが必要になってきます。
はい、ということで、もしね、今あなたが何かを抱えているとか、何かお世話しなきゃいけない人を抱えているという状況であるなら、一人で頑張りすぎないでほしいなと思います。
あなたの気持ちは自由です。どんな感情も感じていい。どんな感情も持っててもいいというのを忘れないでほしいなと思います。
はい、ということで、なんか今日ちょっと長くなっちゃいましたけど、聞いてくださってありがとうございました。心理セラピストの松川知恵でした。ではでは、またねー。