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おはようございます。堀田です。本日のラジオもですね、昨日に引き続き、明治学院大学で英語史の授業を担当されている、全売直樹さんにお越しいただきまして、今回はですね、国際英語という観点から、それが英語史とどう関係するのか、こういう話を伺いたいと思うんですね。
昨日10選ということで、実際11冊だったんですけれども、全売直樹さんのおすすめの英語諮問というのを紹介してもらったと思うんですね。
そこで、今回その中で、鳥貝久美子長、国際共通語としての英語、後段者現代新書2011年というのをですね、7番目の書籍として推薦いただいたんですが、ここにちょっと注目して、国際英語と英語史という観点からお話ししたいと思います。
全売直樹さん、毎日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この国際共通語としての英語って、普通に考えると英語史と結びつかない感じで、英語史って古いこと、古英語、中英語を読むというか、そういうイメージだと思うんですけれども、これはどういうことなのですかね。
そうですね。まずこの、いわゆる英語史における現代英語の使い、特に何を言ってるか、共通語としての英語、イングリッシュ、アズラン、リンガファンカ、イエルフと言われるんですけど、概要をちょっと確認しておくと、昨日実践目であげた英語史の名著中の名著、オーバンドケーブル。
あれですね、オーバンドケーブルの英語史の名著ですね。
この最後のセクションをお読みになった方はわかると思うんですけど、実は国際英語、イエルフに関する思想をしてるんですよね。
なるほど、英語史の最後の最後でね。
そうすると、国際英語、イエルフを考えるにあたって、何か完全に地域で独自化した英語ではなくて、共通語としてのルールに乗っ取った英語のようなものが、じゃあ何かのように。
なるほどね、英語世界の英語を巡る状況を見てみると、確かに一つの標準語っていうかな、英語のリンガファンカっていうものが機能してるように見えて、一方で地域ごとに何とか英語、何とか英語っていうのが無数に乱立していてですね、逆方向を向いてるような気もするんですが、
この一つにまとまるのか、どのチリジリになっていくのかっていう、この辺の問題も含めて英語史にも関係するってことなんですかね。
そうですね、やっぱり英語の歴史のこれまでの1500年を見ても、常に広がったらもう縮もうとして、広がっていくような、これはサイクル的になっているような。
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確かにそういう側面はありますかね。そうすると、それがある意味繰り返されているというか、地方は違うとしても世界的にあったとはいえ、そういうところがあるっていうことなんですかね。
この鳥貝組子町の国際共通語としての英語っていうのは、昨日も簡単に紹介していただきましたが、どういうことですかね。
これは昨日は少し、何らかの話だったんですけれども、これが目指しているところはですね、ネイティブらしく話せなくてもいい、難しい英語で話そうということです。
国内では適当な英語で話せばいい、これは現実問題として、多くの方、日本人の方だと思うんですけど、日本コミュニケーションをとる英語話者はネイティブよりもネイティブの人が多いと思うんですよね。
ビジネス相手とかね、確かにネイティブのイギリスやアメリカ人というよりはアジア人同士で喋ってビジネスするとかね、インド人とか、この方が圧倒的な機会は実は多いんじゃないかっていうのはこの通りだと思いますよね。
話している話者の数でも、いわゆるネイティブよりも英語話者の方が多いんじゃないかと。しかも人口のどこを考えても、どんどん増えていくのがこちらの方がアジアの方が多い。
いわゆるジャパニーズイングレッシュで、いいじゃないかっていうのが一つの考え方としてあるっていう。従来の確かに日本の英語教育ってネイティブ信仰が強いんですよね。イギリス人の発音とかアメリカ人の発音っていう風に。そこから出しようっていうような方向性を持った、そういう主張の本っていうことですね。
例えばなんですけど、中学1年生の時に、ジェイカンシーのほうが、今ちょっと大げさに言いましたけど、これを教わる時に舌を噛んでランっていう風に。
とにかく先生が子供の中で、ブティンスという学者がいるんですけど、この人の説というか実験ですね。これを聞きながら、実はこのサはバじゃなくてザという風に読んでも、通じやすさには問題がないという主張を持っているんです。
DHサウンドじゃなくて、全然人の頭脳にめちゃくちゃ通じるじゃないかっていう話ですね。これ確かに絶対通じるようなと思いますよね。言ってるし。
後ろを注目しなければいけない、特にシーンがいくつかあって、それを取り返させるものとか、もうちょっと興味がある方は、そこで挙げられているジェイキンスの方を読んでほしい。ここを注目して反応とかするのがいいんじゃないかなと。
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確かにね、例えば発音レベルではそういうことがいいとしても、例えばイディオムとかそういうレベルで独自の日本英語が発達してしまったり、例えばシンガポール英語が発達したりナイジェリア英語、そうすると国際的な英語としてのつまりリンガフランカとしての役割が現じてしまうんじゃないかって、そういう恐れもないですかね。
そうですね。確かにこのELAという国際共通語としての英語の研究って、最初は今言ったジェイキンスの発音から始まって、だんだんいわゆる書き言葉に近い領域が広がってきたんですよ。やっぱりここで言われているのが、この仕様はできるだけ避けようと。
イディオムというのも必ずしも英語の人だけが作り出したものではなくて、例えばこんな言ったがあるんですよ。I eaten was sold. The new. こんな言い方。
これはあなたよりも僕の仕様ですか?
仕様を調べているっていうことなんですけど、これは実はマレーシアのワングリッシュで大経験をするっていう意味らしいんですよね。
マレーシアのワングリッシュってやつですね。あれで辛い経験をする。
これは中国のことはさっきぐらい知ってたけど。
それだとわからないですね。辛いっていうことで。説明されれば後からわかりますけど、実は想像はできないんですよね。
そういうのがガンガン来ると、それはちょっと困りますよね。
だからそういう標準とは違う英語とかイディオムとか、ザの発音もそうだと思うんですけど、どんどん広がってきているっていう事実もあって、結局どう理由をつけるかなんですよね。
標準にしたいっていう力と、バラバラになっていくっていう力と、特にこのバラバラになっていくって方向では、研究上かなり良いツールが出てきてるっていうことも大事に聞くんですけども、
一つ紹介して。
一つ挙げるとしたら、GLOBEというコーパスがあって、これはヘログでも紹介されているので。
GLOBEね。まさに世界20カ国くらいの英米が入ってますし、インドからフィリピンからですよね。日本はあんま入ってないですけども。
やはりセカンドラングエッジとして使っている地域のものが、全部口出し検査もできるんですよね。
これはものすごいツールができたなぁとか、しかも何億語とかでしょ、多分。
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どうですかね。全然同じことはじめてるんで。
なるほど。
そうすると、例えば、さっきのアラビティブソースとかが、あるアジア語に偏っていたり、というようなことが、割とかなり簡単に調べられることになりますかね。
しかも検索も簡単にできるので、一歩としても。
最後まとめですけども、今の英語をめぐる状況って、今日お話していただいたように、かなり複雑だと思うんですけども、そこで英語字が果たせる役割というか、何なんでしょうかね。
規模は違えど、歴史的な今までの出来事、状況は変わらない。そうすると、英語字の貢献というのは、なかなかあるかと思うんですよね。
この辺ですね。終わっちゃいますけどね。ありがとうございました。