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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者の堀田隆一です。
加えて10月15日に夏目社より新刊書が出ました。同僚の井上一平さんとお届けしているYouTubeチャンネル
井上言語学チャンネルから生まれた本です。井上一平堀田隆一長。言語学ですっきり解決英語のなぜ。
ハッシュタグひらがな6文字で井上なぜとしてご意見やご感想をお寄せください。 特設ホームページも概要欄のリンクからどうぞ。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ。英語史をお茶の間にをもとに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は11月27日木曜日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もう11月も終わりになりましたね。 今月もあと数日ですし、今年も1ヶ月ちょっとということで本当に早いですね。
こちら南半球のニュージーランドに来ておりまして、どんどんと暖かくなっているというのが北半球とは異なって、ちょっと調子が狂うというところもあるんですけれども
ただ年末に向かっているなぁという感じはありますね。 日が進むの本当に早いものですけれども
川上さんの挑戦
さあ今日はですね 川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信の第24弾をお届けいたします
川上さんもこのシリーズを始めてから1年半以上が経つことになりましょうか。 もう24弾まで来ているということでこちらですねちょうど1ヶ月前10月27日付の
報告書と言いますか こちらでシェアしております pdf の資料ですねこちら私預かっていたということで今年の2学期に入ってからの授業実践ということなんですね
私本当にこの川上さんの試みというものは尊いなというふうに思っておりまして 英語詞これはですね本当にうまく使えばですようまく
手ほどきすれば 英語教育英語学習にも大いに役立つと思うんですね
このどのようにうまく使うかっていうそこが限りなんですけれども 手探りだと思うんですよねこの
こわりつなの川上さんはこの挑戦をですね されておりまして24回目の実践ということでこれをシェアしていただいているというのは非常に大きいですね
はい本当にこれ続けていっていただきたいなというふうにいつも思っていながらですね 皆さんとシェアすることでこの意義
川上さんのこの試みの意義というものですね 皆さんで
考えていっていただければというふうに思って そしてこのヘルディをでもお届けしているという次第なんですね
さあこの数回ですね 川上さん
動詞の過去形にこだわられていまして これは確かに大きい話題なんで1回2回じゃ絶対に終わらないんですよ
それは本当に非常によく私もわかるのでこういうふうに小分けにしながらですね 時間をかけてじっくりじっくりと
導入していく それによって過去回とですねつながってくるので受けている生徒もですね
あの時に話していたあれとこうつながるのかみたいなものが いろいろと出てくると思うんですねクロスレファレンスと言いますかね
今回はですねかなり大きめの話題かと思います 規則同士と不規則同士これを英語詞の観点から解説するとどうなるか
でこの解説というのもですね確かに川上さん非常に一密に 下調べ勉強されましてそれをまとめているんですが専門用語を授業では出さないである
とかあくまでですね生徒の目線に立って ご結果として
こう点と点がつながって線になるようなということを目指していらっしゃるということが もう回数を重ねてですね
非常にまあよくわかるんですよねこのあたりにまあ苦労と努力の跡があるということ なのかなと思いますね
その辺もですねぜひお聞きの皆さんも意識されながらこの回お聞きいただければと思います 川上さんがご用意されて実際に授業で使われた報告書と言いますかねまとめ
られたものを私が部分的に読み上げたり 生徒の反応などをですねご紹介したりしながらこの試み自体を鑑賞する
そんなシリーズ会になっていますぜひ じっくりとお聞きいただいて皆さんのご感想反応をいただければと思います
どうぞよろしくお願いいたします 川上さんのやってます通信第24弾になりますかね
第24回までやってきたということで本当に川上さんお疲れ様です 地道なヘルカツという点ではおとといもですね
市民講座という形でのヘルカツについて 剣玉プレイヤーさんの事例をご紹介したりということをおとといそれからその前の
回ですねお話ししたわけなんですが まあある意味あの元祖草の音と言いますか
川上さんの場合まあの本職で 高校生に教えていられるわけなんですがこれあの日常化するってのがいいですよね
やっぱり授業っていうのは まああの授業てもそういうものかとは思うんですけれども通常のね
英語の授業の中にこの川上さんが英語 c を通じて
まあ得たことそれをですね 生徒たちにフィードバックするでさらにその様子を我々にフィードバックしていただいて
でそれを私がこのヘルアを通じてご紹介するというフィードバックを行うみたいなね 入れ子構造みたいになっておりますがまぁこんな形で関心を深めていければ
最高だなぁと思っていますのでその話のタネを レギュラーに下さっている川上さんにはいつも感謝しておりますありがとうございます
今回はですね第24回いつものように pdf で川上さんから送られてまいりました 資料を添付しておりますのでそちらの方を眺めながらですね
まあ私本当に寸標みたいな形で 中身はあのじっくりとお読みいただければと思うんですが今回も
まあ引き続きと言いますかね過去形関連シリーズですかね この動詞の過去形だけでもう何回か持っていけますよね
確かにそうなんですよ これ一つでですね
講義何回かできてしまうというような深い話題でですね
動詞というのは本当に面白いわけなんですけれどもまぁあのインドヨーロッパ そこにまで遡るという
点がですねやっぱり深みが出るということかと思うんですけどもね さあそれではですねこちらの10月27日にいただいたという資料ですのでまあ比較的新しい
ですね 今学期になってからこの秋のセッションということで第59問ここまできましたか
行ってみましょう高校生の英語のなぜ第59問 こちらはですねなぜ規則動詞と不規則動詞があるのですか
はい これはまあ非常に多く寄せられる質問で実際私先日のですね
都内の 中間中高一巻のですね
講座と言いますかセミナーでもやっぱりこれ出ました はい頻度の高い寄せられる素朴な疑問ということで川上さんとしてはどのように
答えたかということですね左のコラムに大きく3つのグループに分けられるんだという 捉え方ですね
まず ed をつけるという まああの一般にレギュラーとか規則的と言われているやつですね
そして2つ目が母音交代型まあ一般に不規則と言われることが多いタイプ そして正真正銘の不規則補充法みたいなもので3つ目
b 動詞みたいなものに分けられていますね これはあのまあ歴史的には支持されるような分け方かと思いますね
はいそして緑の四角の枠に囲って まあ一応にわかりやすくこの3グループを示して
おられますね そこで生徒の感想です
普段使いの規則同士は確かに日常会話で対応される
不規則同士と規則同士の性質の違いがわかった これいいですねこの性質の違いっていうのは本質をちゃんと見抜いたぞと見抜ける
ようになったぞというこれ証ですかね まあただあの表面的に ed であるとかというよりももうちょっと
一歩進んで理解できた風味が感じられる そんなコメントで嬉しいですよね
それからなぜ母音交代型だけで統一できなかったのだろう
これでまぁあのそこそこ統一はかつてはしていたということなんですけれどもね ただまぁ母音交代の中にもまぁ結局いろいろなパターンがあるっていうことは
そのパターンがですね割とストレートなものもあればそうでないものもある でそうでないものは
まあ不規則といってよかろうぐらいに変わってしまうので まあなかなか統一っていうのはね言語において難しいものですよね
日本語も活用の種類が何種類かある ただ日本語もですねあの実は1000年前に比べて紙一段下一段は残っていますけれども
いわゆる紙二段下二段という二段形というのはなくなって一段にだいたい吸収されたという風に
簡略化してきた歴史がありますよね このようなあの動詞の活用は常に簡略するかというとそういうわけでもないと思うんですが
少なくとも英語の歴史それから日本語の歴史のいわゆる活用部分を見る限りは 比較的
学びやすくって言わねになってきてはいるかなと ただこれがあのユニバーサルな傾向かどうかっていうのはこれはあの
に言語比較するだけではあの全くわかりません 簡単化しすぎた結果あの逆にですね意味不明になって再び複雑化の方向を目指すということも
言語変化の中にはありますのでね はいそれから
英語はこういうものだからと受け入れて深く考えようとしなかった自分に気づいた はい
まあここがスタートですよね 考えれば理由があるんだ
っていう その理由背景があるんだということをこう示してあげるだけでも全然違うと思うんです
よね
でその説明の実内容はかなり複雑だったり 英語 c 研究でもまだわからなかったりすることが多いんですけれどもね
助動詞マストの特性
ただなんか背景があるぞっていう示唆これがあるだけで 気が楽になるというかやっぱり理屈はちゃんとあるんだということですね
はいここは非常に重要なんではないかと いいですねそしてえっと次なんですけれども
第60問ですね なぜマストには過去形がないのですか
ということで英語しライブ2025の時から川上さんがこだわっていらっしゃるマスト と言いますか助動詞の話ですねこれも過去形に関連する話題ということで
取り上げられておりますが 私は出発しなければいけないは英語では合いますリーグと言いますが過去の意味
私は出発しなければいけなかったはマストをハード2に変えてアイハッツリーです ハッツーに変えるのは助動詞マストには過去形がないからです
なぜマストには過去形がないのでしょうか というのが素朴な疑問ですねそして答えはずばりマストは過去形だからですということなんですね
マストと似た例にシュットがあるということでまあ類例を出しながら 解説を進めていますかね
マストが過去形として今でも使われるケースとしていわゆる時勢の一致ですかね he said he must leave
のような場合にはこのマストは 機能上ですね過去形と考えることができるということです
そしてこのマストという助動詞の歴史について答えの枠の中で 13世紀くらいからのですね
流れ本来あの現在形でもうてというのがあってそれの過去形がマストなんだと つまりマストはそもそもが過去形として歴史が始まっているんだというような
ところ これを解説されたということかと思います
さあ生徒の感想です マストは変化しない単語だと思って使っていたがとても驚いた
過去同様の感想を出すということですね はいこのまあ他の助動詞と比べてマストだけが特有なので
ちょっとイレギュラーっぽい感じがして皆さんあのハテナが飛ぶんだと思うんですよね なのでこれあの難しいことではなく一言解説するということは
授業の中でもできることだと思うんですけれどもね まああのそこ
生徒の関心を引き出す
はあの時間避けると思うんですよ なのでこれ先生が知っているかどうかということの問題かなぁと
これを述べることであそうなのかという納得する生徒はまあみんなとは言わずともですね あれ関心を持つ生徒は
何割かいると思うんですね これ少数でも
関心を寄せる生徒が現れてくれればこれは儲け者ということですね
はい 同様の感想を出すということなのでこれは非常に良かったことだと思います
そして次ですね過去形マストの現在形が存在していたことが興味深いと思った 興味が湧いて調べたら公英語の義務許可を表す動詞
もうたもう捨てに由来していることを知った まあこれあの調べてみたということですねこういう場所を数かもしれませんが
生徒が現れてくると嬉しいですよね ここから助動詞に関係関連する話題が続いて学びを結びつき
安く聞くのが楽しいということでこれはあの川上さんにんまりっていう感じでしょうかね はいあの継続は力なりということで
あのしつこくこだわるっていうこと大事ですよね助動詞シリーズ ということでした
英語の歴史を知ると今の単語の見え方が大きく変わる 言語は今の形を見ていてもわからないことでも歴史を知ると理解が深まる
そうですよねー 自分の知らないことがたくさんある
追求して知ることの楽しさを感じる まあまさにこれ学びの楽しさを教えられているということでこれあの英語の楽しさ以上に
とっても大事なことだと思うんですよね 学びの楽しさいいですねこれ感じてもらって
自分は疑問に思うことはあまりないが他の人の疑問を一緒に聞いていると気づきが 得られる
これはねあの意外と専門ノックなどのために学生からですね私も大学生ですけれども 集めるとこの意見多いんですよ
こういう疑問に思うタイプではないんだけれどもみんなこんなことを持っているんだ ということが気づきになったというこういうタイプの生徒学生いると思うんですよ
あまり気にならないだけれども周りの人結構気になっているんだと思うと新鮮な ようで自分も考えてみようかなぁとか
こんなことを考えているんだみたいな気づきになると思うんですよね これあの非常に多いんですよねこの反応
やっぱりこれタイプとしてこういうのは引っかかるいちいちの疑問に引っかかるのと まあそんなのまあどうでもいいじゃそういうことになっているんだよで
ok というタイプいるのかもしれませんがその後者のタイプでもですねあの前者のタイプの 人がいるということを知るだけで
なんかいろいろと人生の気づきになっているらしいんですよね これはこれでいいことかなという風に
思ってこの最後のコメント非常に納得感ありました 私も何度も経験があるということでですね
はい 川上さんのまとめです
子英語という語は私は使っていないのですが生徒が感想に使ったのでおよそ 西暦449年から1100年の時期の英語を指して子英語と言いますと付け加えました
またこの話題は生徒に強いインパクトを与えました 素直に率直に驚いたという声が多く集まったことに加えてリストの後半にまとめた
ように学びの経験を見つめる様々な感想も届きました この最後の方のね学びの感想をこれがもう何とも
言えず先生として嬉しいんではないでしょうか 私もとても読んでいてですね嬉しくなりました
川上さんいつも素晴らしい体験ですね 我々にとっても素晴らしい体験になっていると思いますぜひ今後もですね続けていっていただければと思います
教育の実践と共有
ということで過去形シリーズがだいぶ続いた感じがあるんですがこれはまだ続くん でしょうかそれとも
ひとしきりこれでですね過去形シリーズは終わるんでしょうかというところではあります けれども
はい今日はこんなところで終わりたいと思います いかがでしたでしょうか
今回も生徒たちの反応にやはり
素晴らしいなぁと感じざるを得ないですよね 毎回毎回生徒さんも成長されているそんな様子がですね本当に伝わってくるコメント
だったと思います 川上さん
英語子教育ヘルカツの実践本当にいつもありがとうございます このヘルディオ機の方にはですね英語教育関係者の方
たくさんいらっしゃるんではないかと思います 今回のような川上さんの実践ですねこれはもちろん
川上さん流の一つのやり方ということでサンプルとはなるんですが一つのサンプル モデルとしてですねこういうやり方をするとこういう反応が返ってくるんだという実例集
事例集というふうになっておりますのでこれはですね 英語教育関係者の皆さんはですね参考にしていただきつつ
ご自身でやられた場合にはまた別の先生一人一人の味とかやり方っていうのはあると思うん ですよね
そして目にしているその対応している生徒さんのタイプとかですねクラスの雰囲気とか
いろんなものが関わりあって成果というものが出てきているんだと思いますね その意味で本当にワンエグザンボーという形なんですが
形なんですがこれ自体が本当に非常に貴重なワンエグザンプルだというふうに思っております ぜひですね
お聞きの皆さん そして英語教育に携わっている先生方におかれましてはこのような
あの実践報告と言いますかねあのコメントの形でも構いませんこういうことを やってみたらこうなったみたいな事例を集めるということもですね
重要なこのヘルカツ英語史を茶の間に裾の広く広げていく 活動のためには本当に重要な貴重な
ご意見一つ一つの 事例ということになるかと思いますので
ぜひですね コメント等で寄せていただければと思います私に出なくてもですねあの川上さんに
いいということにでもあの結構ですコメントを寄せいただけますと本当に幸いです このチャンネル英語の語源が身につく味を減る利用ではあなたからのご意見ご感想をお待ちして
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英語子研究者のほったり打ちがお届けしました また明日