助動詞の基礎
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 英語のなぜに答える初めての英語史
英語語源ハンドブック 言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。 英語の語源が身につくラジオheldio
英語史をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は1月6日火曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか
今私はオーストラリアメルボルンのですね、 町のど真ん中にあるRMITのキャンパス
ロイヤルメルボルンインスティチュートオフテクノロジーですね。 こちらがですね本当に町の真ん中にありまして
大都会メルボルンの喧騒に疲れたらですね このキャンパスに逃げ込むと緑があって静かな空間が広がっている
とは言ってもまあ道路に囲まれているので少し音は入ってくるかもしれませんが 木々があってですね
鳥の声も聞こえてくるというような箇所で収録しています 日々ですね温度が本当に上がったり下がったりで
今日などは25度ぐらいまで出ているということでまあ夏らしいですね ただ
空気がですね湿っていない乾いているということもあって いわゆる蒸し暑さみたいなものはないんですよね
快適な暖かさというところですね
さあ本日ですが
今年のこのシリーズ一発目ということになります 川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第25弾です
今年としては初めてなんですが今日のですね ご紹介する川上さんのやってます通信も資料自体はもう2学期のものでですね
昨年のものなんですけれどもこのタイミングで 皆さんにですねご披露させていただければと思います
今回はですね前回に引き続きなんですけれども助動詞に関する話題ということでですね
昨年後半あたり川上さんが助動詞に取り憑かれてしまったようでいろいろノート にお書きになったりスタンド fm で配信したりそしてこのやってます通信
でもですね助動詞 まああの実際にあの助動詞は話題問題が多くってですね
中高生のための英語詞という ここでですね英語詞を語る場合にはやっぱりですね助動詞一つ
の大きなテーマには確かになるんですよね私もそう思うんですよね ということで今回扱う話題もですね皆さんとってあーこれ
学習してた時に思った で思ったままですねやり過ごして今まで来てしまったという方も多いんではないかと
思いますのできっと楽しくですね 資料を読んで
学んでいただけるんではないかと思います まあその資料を読みながらですね今日の配信会私自身がまあコメントするというまあただそれ
だけなんですけれども 川上さんにこうやってですね
話題を提供していただけるヘルディオのネタを提供していただけるということで本当に ありがたく思っていますそして何よりも生徒さん
たちのまあコメントとこの1年での成長ぶりこのあたりはですね まあお聞きになればですね皆さんお感じになるんではないかと思いますのでそのあたり
もぜひ注目しながらお聞きいただければと思います それでは行ってみましょう川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信
生徒の理解
第25弾です どうぞよろしくお願い致します
川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第25弾 はいこのシリーズですけれども現役高校英語教員のコアリスナー
川上さんによるやってます通信ですね こちら
チャプターの方にリンクを貼っております川上さんより11月1日付でお預かりしておりました資料 共有したいと思いますこちらに沿ってですね
いつものように質問回答 そして何よりも私が楽しみにしております
生徒さんの感想とか意見ですねそれに対して川上さんがどのように 高評しているかということも含めてですね
今回も行ってみたいと思いますもう25回 今で進んできまして今回は第61問からということになりますね
この最近の数回はですね川上さん 助動詞祭りと言わんばかりにですね助動詞の話題が多いんですが今回の3問も
助動詞絡みということですね皆さんも一緒にお考えいただきながら 納得したりあるいは自分だったらこのように説明するかなみたいなことをお考えになり
ながらですね 聞きいただくと楽しいんじゃないかと思います
それでは 行ってみましょう高校生の英語のなぜ第61問
なぜヒーキャンズスキーとは言わないのですか ということですね
ヒーキャンスキーが正しいのであってヒーキャンズスキー つまり助動詞キャンは3単元の s がつかないっていうことですね
まああの3単元の s っていうのは散々 文法で習うわけなんですが助動詞の時にはつかないんだよということになっておりまして
まあこれもですね 知ってしまえばというか慣れてしまえばいやそれはつかないでしょっていうことなんだけれども
じゃあその理屈はどうなっているのかということですね ヘルディをお聞きの皆さんはですねすでにこの類の英語に関する素朴な疑問
非常に 頻度高く取り上げておりますのでこれに対する答え知っている方も多いかと思います
川上さんの答えはキャンは過去形だからです 元々過去形だということは3単元の元現在形の原ですね
これに当てはまらないので s はつかないというような理屈になります ここではですね過去現在同士という
あまり用語を出さない川上さんがここでは上げてきたっていうのがちょっと面白い ところですけどね
これはあの上げた方が説明しやすいというふうにご判断されたということかと思いますね 特にあの緑で囲まれた答えキャンは過去形だからというまとめ
の部分をご覧になっていただけるとですね こうわかりやすくまとまっていると思います
さあそれでは 生徒の感想言ってみたいと思います
キャンも過去形であるとは驚いた身近なところに疑問はあるものだと感じた
なんか大人びてきましたね感想が 次です過去形だったものが現在用法で使われるのは面白い変化だ
そうですねまさにこれがキャンの意味変化 用法の変化の重要なポイントをですねそこに感じて
くれたということでしょうか 過去形だった名残が消えていないということで面白い
キャンが知っているの意味の時できるはどんな子が語が使われていたのだろう あこれいいですねー
うん それからキャンは旧過去形でクッドは新過去形という変化がわかった
助動詞の新進過去形が出てくるのだろうか ということでこう解説を聞いた後に次なる質問とか
さらにあの飛躍してですね発展的に考える癖というのが最後の2つの感想あたりから こう伝わってきますよねこれはまさに先生としての川上さんがですね狙っていた
ところなんではないかということでまぁ私も嬉しくなりますね 川上さんご自身のコメントを最後にですね
キャンが知っているの意味の時にできるはどの子がという新たな疑問があります これについては名など他の助動詞間での意味領域の変化についてコメントバックしました
また新進過去形はという疑問もあります これについては助動詞プラス羽生たす過去分子を紹介しました
このように疑問を踏まえて知識を導入するという対話席 対話的サイクルは授業として理想的ですというふうに山さに私が先ほどコメントした
ところですよね 川上さんも同じところにやっぱりあの感激されているって言いますかね
高度な質問
あの川上さんがまあこういうふうにある意味 この議論に誘っているというところもあると思いますのでこれは本当に先生として
嬉しいだろうなぁという 思いますね
はい そして次第62問いきましょう
関連する話題と言ってもいいかもしれませんね なぜ you will can スキー
と言わないのですか なぜ you will can スキーと言わないのですか
助動詞を2つ重ねるということはですね 英語ではありませんので聞いた瞬間に英語をある程度学んだ人はこれ変だよっていうふうに
わかるわけなんですがじゃあそれをどのように説明するかっていうことですね 助動詞2つをつなげてはいけないというのはルールなんですがそのルールの背景にある
理屈なり歴史的背景っていうのはどういうことかということなんですよね 当たり前のように思っていてもですねこれを説明するとなると難しいんですよね
そういうもんなんだで終わっちゃうところをもう一歩深掘りできるのが英語史とか英語学という ところでですねこれもあのいい問題だと思いますね
川上さんこういう始め方ですねあなたはスキーができるようになりますを英語で you will can スキーとは言いません
キャンの代わりに be able to を使って you will be able to スキーとするのが正しく 助動詞を2つ同時には使えないわけです
これはなぜなのでしょうかということですね こちら川上さんの
回答をじっくりお読みいただけると非常によくまとまっていると思いますね とりわけ緑の囲いのところですけれども答えキャンは不停止ではない
あるいは言い方を変えれば不停止がないから このような角度から
答えているということですね これを説明するのにじゃあキャン自体は不停止じゃないとしたら何なのかという疑問が生じ
ましてそれを歴史的に 解説しているということでですね
英語しのまさに話題ということでした さあ少し難しい話かなというふうに思うんですが生徒はどのように受け止めましたか
ね 生徒の感想です私もよく言うウェルキャンスキーと言ってしまっていた
理由が知れてよかった そしてキャンに不停止がないことに気づけてよかった
キャンに ing はつきますか これいいですね
ing は不停止の形につくものなので 先ほどの理屈から言うとキャンは不停止でないわけなんで
ing はつかないとかねこういう方向に広げられそうで面白いですね 次ナンバー61と62この2つの質問ですねがつながっていて面白い
うん いいですねー
なぜキャンは本動詞から助動詞のグループに移ったのだろう いやーこれは本質的な質問ですよ
英語史上の法助動詞化とか文法化というね まさに研究なども多くなされているところの入り口にこの感想を寄せてくれた
生徒はですね立っているという言い方もできるわけですよね 素晴らしいと思いますね
川上さんのまとめのコメントです 最後の疑問なぜキャンは本動詞から助動詞のグループに移ったのだろう
は理解が難しいと思いますが形態的に同じ特徴 過去現在動詞を備えたシャルやモードと同じ振る舞いをする
不停止がないようになったとコメントバックしました これは一気に上級向けの答えになりますけどもね
多少慣れてくるとこういうふうに上級風味を醸してですね 生徒たちの好奇心をさらに書き立てるような
問い方 学期も後半になってというか年度も後半になってその辺の感覚をやはり先生としてですね
掴んできたのかなということをちょっと感じさせますね 嬉しいですね
はいそして次第63問です なぜ苦渋はキャンニューより丁寧なのですか
これは非常に多く寄せられる質問なんですよね 過去形にするとまあいわゆる
こう 丁寧になるという言い方ですね
過去形にすることによって家庭法にも近くなる まああのいろいろな説明の仕方あると思うんですけれども
これ確かに私もですねよく寄せられてくる質問なので 鏡さんはどのようにお答えになるんでしょうか
窓を開けてくれませんかという意味で依頼表現のキャニーオープンのウィンドウという 言い方がありますが
can or could に変えた could you open the window の方が丁寧であるとされます
これはなぜなのでしょうか
依頼表現の違い
川上さんとしての答え
could you って始まる依頼は想像上のことですが 依頼があればやっていただけますかという意味になるからだと思います
過去形であること これが現実ではない想像世界での依頼だから
全体としてトーンが控えめになるというような こういう考え方だろうと思われますね
それに対してcan you っていうのは現実世界で ある意味直接的ズバッと依頼することになるということですね
なので相対的に比べると ややぶっきらぼうになるというようなことでしょうかね
なるほど このような答え方一つあると思うんですよね
さあ これを聞いて生徒の感想ということで
想像世界だから遠回りで丁寧という解釈にとても納得した
could would を習った時にもしという意味が込められていると習ったことを思い出した
これいい復習ですね 家庭法ですよね
家庭法の理解が深まった後 まさにこういうコメントも出ていますね
それから日本語でも依頼する時は周りくどい言い方をする 日本語と照らし合わせると英語も楽しい
素晴らしいですね
敬語は日本語ならではと思っていたが 英語にも相手を尊重する気持ちを感じた
英語と日本語の差というところが やはり注目されるポイントになりますかね
学びの深化
なぜ想像世界の出来事に過去形を使うのだろうと もう一歩進んで考えてみたいというところでしょうか
shall と should 何々するべきの関係はどうなのですか
これいいですね 発展形ということで
頼む時は笑顔など言葉以外の表現も重要だ
これは素晴らしい 言語学的にはパラリングイスティックな話題で 非常に重要なポイントで
ぜひ言語学を学んでほしいですね この生徒さんね
くじゅうより丁寧な言い回しはあるのだろうか
これも発展版ということでいいですね
どのような場面 人で can, could を使い分けるのだろう 同様の感想を足す
なるほどね じゃあ具体的にはどういうシチュエーションだと 使い分けたほうがいいのだろうかっていうことですね
これは日本語にも敬語というのがあるので やはりそこからの連想だと思うんですよね
やっぱりうまく日本語母語にある現象と ひっかけていくっていうのが
発展させる際のポイントなのかなっていうのを こういうコメントを聞いていると思いますよね
素晴らしいと思いますね
最後 川上さん ご自身のコメントですね
最後の疑問 どのような場面 人で can と could を使い分けるのだろうは重要です
2つの表現の丁寧さの違いを説明されたのですから そのような疑問が出るのは自然です
しかし今の私には正しく かつ分かりやすく答えることはできません
言語のみならず社会の価値観の違いも関わってきます
もう少し調べてから答えたいと思い 私の宿題としますとコメントバックしました
いやーこれ川上さん心にくい覚え方ですね
これだってもう素晴らしいとしか もう言いようがないじゃないですか
ちょっとずるいっていう感じですけれどもね
いや今回はですね 先ほどもコメントしましたが
やはりこの方式に生徒も慣れてきて 川上さんのやってます推進ですよね
慣れてきて そして学年も後半になってきて
ただ解説されて納得だけではなく 次の一歩を踏み出す新たな問題
あるいは関連付けられた問題とかですね
に議論をさらに追加していこうという 気持ち 意気込みみたいのが非常に強く感じられますよね
日本語に引きつけてどんどん議論を発展させる
そこで終わりになっていないっていうのが 今回特に感じました
そのように川上さんも意識されてね 指導されているこういうやってます推進というのも
進められてきたんだと思うんですが
これが見事に反映されてきているなということで
これも本当に私が伺っていて嬉しいですね
ということで今回本当に感動しました
川上さんこの宿題確かに難しいですけれどもね
ぜひ私も一緒に考えてみたいと思います
川上さん今回もありがとうございました
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきまして ありがとうございました
いかがでしたでしょうか
川上さんの英語のなぜ5分版やってます推進第25弾
25弾まで続いてきたということで
こちらの資料を準備したり
そして授業でのですね使い方運営の仕方も
すっかり慣れてきた感があるという感じがしますよね
そして生徒も随分と慣れたもので
そして成長が感じられるもので
英語史の話題に難しい用語などは使わずとも
自然と入ってきているっていうのが
とってもよく伝わりますよね
そして川上さんと生徒さんとのやりとりという
この風景もですね
目に浮かんでくるようになりました
非常に素晴らしいインタラクションがなされていて
生徒も素晴らしいし
最後のね川上さんのコメントなんかも
かっこいいなっていう感じがしますよね
ぜひですね関係者の皆様
一つの英語史×英語教育のケースということになりますけれどもね
ここからまたあのいろいろインスピレーションを得て
派生させたり展開させたり
いろんなやり方あると思うんですよね
ぜひ英語の先生方多くこのヘルディをお聞きかと思いますので
英語史×英語教育
これをですね何らかの方法で実現できないかっていう
もちろんあの授業の全部ではなく一部ということなんですけれども
お考えいただけると
英語史をお茶の間にですね
もっと掲げております
私としてもですね大変嬉しく
そしてあのもっともっと広がっていけそうだなという予感がね
あのいたしますので
ぜひですねご検討いただければと思います
そんなモデルを提供してくださっている川上さんに改めて感謝いたします
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