2025-12-17 17:30

#1662. ページ順にソートして見えてくるもの --- 語源ハンドブック索引よ

【今日のひとこと】

意外な語源的繋がりが見えてきて楽しいので,ぜひデータをDLしてソートしてみてください🔗

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #同根語 #意外な組み合わせ #索引ハック

【参照URL】

https://www.kenkyusha.co.jp/news/n118227.html


▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.

▼2025年10月15日に新刊書が出ました(電子書籍版も11月25日に出ました)

📕井上 逸兵・堀田 隆一 『言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」』 ナツメ社,2025年.

- Amazon での予約注文はこちら:https://amzn.to/4nmDn6Y
- 本書を紹介する特設HPはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/inohota_naze
- YouTube 「いのほた言語学チャンネル」が書籍化されました
- Amazon 新着ランキングの英語部門で第2位を記録

▼12月18日(木)より,大阪梅田のライヴハウス「梅田 Lateral」にて新刊書「いのほたなぜ」の刊行記念トークイベントを開催します(後日アーカイヴ視聴も可)

- 詳細・チケット入手:https://lateral-osaka.com/schedule/2025-12-18-17606/
- 井上&堀田(堀田はリモート出演)が新刊書について語り尽くします
- お題は「「いのほた言語学チャンネル」のスナック言語学 〜呑める!言語学の話〜」です

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第14号が公開されています

- 第14号(2025年11月28日):https://note.com/helwa/n/n128c1a0253e2?magazine_key=m82eb39986f24

▼2025年6月18日に新刊書が出ました

📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録
- 発売3ヶ月で早くも3刷が決定
- 「本格的な語源本」としてご好評いただいています
- Amazon での購入はこちら:https://amzn.to/4mlxdnQ
- 本書を紹介するランディングページはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/hee.html

▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

- https://voicy.jp/channel/1950/premium
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/650f4aef0bc9d6e1d67d6767

サマリー

英語語源ハンドブックのリリースに伴い、その活用法についての考察がなされています。ページ順に英単語を関連づけることで、意外な語源的なつながりが見えてくることが紹介され、楽しみながら学ぶ方法が探求されています。語源ハンドブックを通じて、語源に関する興味深い切り口や視点が提供されています。ここではページ順にソートすることで見えてくる関連性のある語を探ります。

英語語源ハンドブックの概要
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者の堀田隆一です。
加えて10月15日に夏目社より新刊書が出ました。同僚の井上一平さんとお届けしているYouTubeチャンネル
井上言語学チャンネルから生まれた本です。 井上一平 堀田隆一著 言語学ですっきり解決英語のなぜ
11月25日には電子書籍版も出ました。 ハッシュタグひらがな6文字で井上なぜとしてご意見やご感想をお寄せください。
また明日12月18日には大阪梅田ラテラルにて井上なぜの観光記念トークイベントを開催します。
私はリモートでの参加となるんですけれども井上一平さんは大阪に現れます。 詳細は概要欄に貼ったリンク先よりご覧ください。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ 英語史をお茶の間にをもとに英語の歴史の面白さを伝え
裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。 本日は12月17日水曜日
皆さんいかがお過ごしでしょうか。 週末に出ました。
英語語源ハンドブックの作品ですね。 こちら大変ご好評をいただいていまして
週末を中心にですね本当に多くダウンロードしていただいたようなんですね。 反響がありまして
嬉しい限りなんですけれども この反響を受けてですね
このヘルディオでも連日作品と関連づけた話題ですね。 もちろん最終的には英語語源ハンドブック本書を手に取っていただきたいということなんですが
この作品だけでもいろいろな遊び方ができる学び方ができるという これをですね私いろいろと考えたり開発しているんですね
そこでですね今日もちょっと面白い使い方と言いますかね この作品の英単語版ですね
英単語の作品とあと日本語版もあるということをですね 昨日の配信会で述べましたがこの英語版のメインの方ですね
4000語以上の単語が並んでいるんですが それが掲載されているページ番号がですね
こう書かれているフィールドがあるわけなんですが ここでですね
相当してみるんですよ これ意味わかりますかね
この相当する意味これ意外とですね面白かったということで 今日はこのお話したいと思います
ページ順に相当して見えてくるもの 語源ハンドブック作品より
としてお届けいたします どうぞよろしくお願いいたします
皆さん英語語源ハンドブックの作品 こちら研究者の公式ホームページよりダウンロードできるようになっているんですけれども
すでにアクセスしていただけましたでしょうか そうでない方はですね無料ダウンロードできますので
ぜひですね こちらチャプターにリンクを貼っておきますので こちらから入手していただければと思います
Excel版とPDF版がありまして そのExcel版はですね 英語シートと日本語シートがあるんですね
作品がそれぞれ英語版と日本語版というのは 英語版というのは英単語ですね
英語語源ハンドブックにて研究されている英単語を ひたすら集めたというものですね
そして日本語のほうもですね これは面白いぞと編集担当の方が 選ばれた日本語の語句ですね
英語の語源という観点から 実はこんな日本語の表現であるとか
用語なんかもですね 参照してもらいたいという そういう趣旨で選ばれたということで理解しておりますが
日本語版もなかなか味わい深いんですよね 昨日の配信会でお話ししたとおりです
さあ 今日なんですけれども この英単語が一覧となっている こちらの作品ですね
これをですね ページ順に 相当してみるっていうことをやってみました
私 いろいろと遊んでみているんですが これやったらどうなるかなということなんですね
これページ順に相当するということの意味なんですけれどもね
これ意外と分かりにくいんじゃないかと思うんですよね
英語語源ハンドブックの見出し語 これJACET1000という基本語を取ったもので
これがアルファベット順に並んでいるということなんですね
当然 ページもですね その順番に並んでいく AからZに向けて ページ数が大きくなっていくっていう
これはすぐに分かることなわけなんですが そうではなくですね
今回話題にしてるのは作品なんですね
作品というのは英語語源ハンドブックの どこかに言及されている
つまり とある見出しのもとで言及されている英単語ということなんで
これをですね ページ順に相当するということの意味なんですね
これ何かと言いますと 意外な単語が 同じページで言及されていたということがあるんですよ
そして 同じページで言及されているということは これ常にではありませんが
同じ項目 ある一つの項目のもとで言及されているという 可能性も高いっていうことになりますよね
つまり 全く異なるスペリング 同じ文字で始まらない単語が
同じページの そして場合によって同じ項目のもとで 何らかの語源的つながり
英語詞的に面白いつながりで この意外なつながりで
たまたま同じ箇所に掲載されているんだという 可能性が高いわけですよ
遊び方と発見
そこで ざっとこの相当したものを見てみるんですね
皆さんもぜひダウンロードして Excel版のほうで ページのところで相当書けてみてください
これ 眺めているだけでいろいろと想像が 沸いてきて面白いんですよ 意外と
例えばですね 例えば 私 今 見ているんですけれども 画面で一番上ですね
つまり1ページ 2ページというところから いろいろ上がってくるわけなんですけれども
例えばですね 3ページに上がってくる単語で インシデントとオクシデントっていうのがあるんですよ
これはiで始まる単語とoで始まる単語ですから 普通のアルファベット順だと絶対に
同じページに現れるってことはないんですが これ現れてるんですね
そして見るからにですね 語尾が似てますよね インシデント これ出来事って意味
それからオクシデント これ西洋っていう意味で 多分この語尾 シデントっていう部分で
語源的に関連がするっていうことで 引っかかってるんだろうなっていうところまでは
想像できますが 皆さん 出来事と西洋 これどういう関係があるんですかと
これクイズになるわけですよ しかもですね 3ページに掲載されているということは
英語語源ハンドブックの3ページですから 間違いなくaで始まる単語ですよね
そうするとこれアクシデントなんですよ これなので引いてみてください
アクシデント これ事件ですよね それから事故とかね
インシデント 出来事 オクシデント 西洋 共通点は何でしょうかみたいな
こういう面白いことがですね 起こり得るということなんですね
それからですね 次の4ページのところも見てみますと
この4ページで相当追っかけた単語群の中にですね デマゴーグ 先導政治家ですかね
それからペダゴーグ 学者ぶる人 原学者 それからシナゴーグ シナゴーグ
ユダヤの教会道ですね これが並んでるんですよ
これも明らかに語尾のアゴーグという部分でですね 関連付けられてるんだろうなということが分かりますので
ある意味逆引き時点的に この相当したリストっていうのは 使えることになりますよね
4ページにあるっていうことはですね じゃあどんな単語のもとに このデマゴーグ ペダゴーグ シナゴーグが載っているのか
これ皆さん想像できますでしょうか これもクイズにしておきましょうかね
4ページということで やっぱりですね Aで始まる単語なわけですよ 見出し語は
さあどういうことでしょうか とかですね こんな遊び方ができるっていうことで発見があります
で これ4000以上続くリストですので 発見の数がですね ものすごいですね
ザーッと見ているだけで これでクイズにしたりですね まさにこのヘルディオのコンテンツにすることが
いくらでもできるなっていう感じがするんですね これはネタの保護ですね
ぜひお使いいただければと思いますね 他にはですね 本当もうランダムなんですけれども
語源の面白さ
152ページ 3ページあたりでですね ゲスト ホスト ホスピタル この辺が出てくるんですよね
これは非常に語源的には面白いところでですね 特にゲスト 客ですよね あとホスト これ主人って意味で
これ反対語なんですが 確かに語尾はSTで終わってる感じがするし 関連付けられている範囲語として
載っているのかなと思いきや これがですね 驚きの事実なんですね このヘルディオでもお話ししたことがありますかね
いや このボイシーヘルディオが始まる前のですね ヘルディオの前身というべき
私 ヘログレイディオっていうのを やってたことがあるんですよ
60本ぐらいの英語字小ネタをですね ラジオ形式にしたものなんですが
こちらはボイシーというよりですね YouTubeの方にその過去の過去回ということで
上げていたかと思いますね 今調べましたら ヘログレイディオ このヘルディオの前身となっていた
個人で私として本当にプラットフォーム使わずに ただ音声ファイルを取って
自分のホームページに上げていたという そういう試みがあったんですが
ヘログレイディオの20回ですね ゲストとホストはなんと同語言という回を喋っております
ヘログレイディオの20回ということでですね こちらYouTube等にアーカイブ残っていると思いますので
ぜひですね ご関心ある方は 覗いてみていただければと思うんですが
それもですね ちゃんと英語語言時点にですね 記載がありまして
しかもそうとして見えてくる面白いポイントとして 浮かび上がってきたっていうことなんですね
データベースの活用法
今回ちゃんとこういうのも浮かび上がる リストになっているっていうことですね
これは私としてもですね 嬉しいなあというところですね
他はですね 本当にたくさんあるんですが この辺いきましょうかね
ざっと見て289ページ この辺にですね なんとなく始まっている語頭の音とか
スペリングは似てるんですけれども 似てるから集まったんではないというですね
これは見抜けるかどうかというところがあるんですが
シャーツ これシャツですね それからスカート これスカート
この二つ実は二重語の関係で つまり同語言の関係なんですね
それからショート 短い それからシャープ 鋭い この辺りが並んでいるんですね
これ多くがSHで始まっているから そういうことなのかと
同じようなページで並んでるのかというと そういうわけでもないんです
それもあるんですが 引用を5個に遡ると 全て関連語だということがわかるわけですね
このようにですね いろいろ語源について切り口とか見る視点をですね
新たに提供してくれるっていうのが この相当された作品リストなんではないかということなんですね
これ本当はアイディア次第でですね いろんな使い方ができそうだぞということ
これをですね 感じ始めているんですね
皆さんもですね この作品の面白い使い方 利用の仕方 そしてクイズもいろいろ作れそうなわけですよね
作品からだけでもですね 見えてくるものっていうのがあるかと思います
もちろん その先の本文 英語語源ハンドブックの方に訪れていただいて
今日いろいろとちらつかせた答えですね 語源的な答えについてもご参照いただければと思います
ということで今日は作品博 これからいろいろ考えていきたいなと思ってるんですよね
皆さんぜひこちらの作品 無料ダウンロードできますので アクセスしていただければと思います
エンディングです 今日も最後まで放送を聞いていただきまして ありがとうございました
ページ順に相当して見えてくるもの 語源ハンドブック作品よりということで
作品博を一つお届けいたしました
このように本当に作品とかリスト データベースっていうのは使いようですよね
これ眺めてそこにあるだけでは ただのですね データベースのすぎないんですね
それから多分多くの方は検索には使っていらっしゃるのかなというふうに思うんですが
さらにね その検索の先を行く面白い使い方 これ考えるとですね いろいろ出てくると思いますので
私も気づき次第ですね そんなアイディアを このヘルディオでお届けしていきたいと思います
今日の相当 これ眺めるだけでも本当に楽しめると思いますので
ぜひやってみていただければと思います
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10月18日にオープンしました
ホッタリウイチの英語子ポータルサイトヘルハブも 概要欄のリンク先より定期的に訪れていただければと思います
文字通り数時間おきに何らかのですね 英語子コンテンツの情報が更新されていきます
こちらヘルかつ最先端の場所となっておりますので ぜひレギュラーにアクセスしていただければと思います
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語子研究者のホッタリウイチがお届けしました
また明日
17:30

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