コメント返しの始まり
おはようございます。英語の歴史の研究者、エログ英語史ブログの管理者、そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
10月25日、火曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 東京もですね、ぐんと昨日あたりから冷え込むようになりまして、
秋も深まってきたという感じがしますね。 10月も下旬になりまして、もうウカウカしてると本当に年も終わりになってしまうというような、相変わらず時間が早いなと思う次第なんですけれども、さて本日の話題ですけれども、
コメント返しの回にしたいと思います。この数日間でいろいろとコメントを寄せていただきまして、過去の放送会、最近の放送会に関してコメントが溜まってきたということもあります。毎回ですね、少しずつそれに対してコメントバックするということもしているんですけれども、少し増えてきましたので今日は1回まるまるかけてですね、コメント返しの回とさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。先日この放送内でも呼びかけたということも関係しているかと思いますけれども、過去の放送会ですね、だいぶ昔のものでも構いませんので、コメントいつでも好きなときにくださいという旨をお伝えしました。
というのはですね、最近になってこのチャンネルを聞き始めたという方もいますし、あるいはそうでなくてもですね、たまたま昔のものを聞いてみた、聞き返してみたっていうときにコメントしたくなったといろんなパターンがあるかと思います。コメントが入りますと私の方にはですね、アプリで昔のものであれ、最近のものであれ、ちゃんとですねコメントがつきましたという連絡が入りますので、
それにつきましては必ずこちらで把握していまして、何らかのコメントバックはできればしたいなというふうに思っていますので、今後もですね、いずれの放送会かにかかわらずどんどん寄せていただければと思います。
コメントから始まる新たな話題っていうのもありますし、コメントを通じて交流する中でその問題の話題についてですね、理解が深まる、考えが深まるということも往々にしてありますので、歓迎いたします。ぜひコメントください。
では、この数日でいただいたコメントを紹介していきたいと思います。まずはリスナーありひまさんからのコメントです。読み上げます。501回の比較語言学についてコメントです。これも楽しく拝聴しました。
さて二次熟語シリーズとして割と重要な言葉となっている情報経済の2語はいかがでしょうか。言語感の差異があって面白いかと思いました。また動物シリーズとして猫をかぶるや天気雨の狐の嫁入りも動物が変わったりしていて面白いかと思いますが、日本語の由来がわかりにくいのが残念です。
次点としては扉や波などもいかがでしょうか。ということで比較語言学と題して3回にわたって話題をお届けしてきました。1回目が491回で天の川とミルキーウェイ比較語言学の楽しみ。
2回目が496回ですね。虹の比較語言学と題してお届けし、そして501回黄昏の比較語言学という話題をお届けしてきたんですけれども、この比較語言学というのが例えば天の川っていう日本語ですね。
これの語言をたどると。一方、その英語版であるミルキーウェイ、これの語言を比較する。他に私が調べがつく限りの言語ですけれどもね、主に西洋語ですあたりで何というか、そしてその単語であるとか表現というのがどういう語言に由来するかということで、同じ概念なんだけれども、言語によってさまざまな語言が出てくると。
つまり発想、捉え方の発想が異なるっていうことを楽しんでしまおうという、いわば知的エンタメとしての比較語言学、そういう分野があるわけではないんですが、これで面白いテーマがありそうでしたら、お寄せくださいといったことに対してですね、有島さんがいくつかご提案くださったということです。
情報とか経済のような、いわゆる二次熟語ということですかね。これはご存知のとおり、西洋のものを明治時代に日本語に持ってくる際に、日本語ではだいたい漢字を組み合わせて漢熟語という形で作ったわけですよね。言葉を作ったと。
典型が福沢諭吉が作り出したものが多いっていうことがよく知られていますけれども、そうするとですね、この日本側で英語の語言を読み解いて日本語化した、あるいは漢語化したというものもあれば、かなり独創的な形で取り込んだ。
独創的なクリエイティブな解釈とともに、いわばその西洋の言語ですね、英語なら英語の語言なり意味っていうのを抑えた上で、日本で新たに作り直したみたいなものですね。
この手のものはですね、確かに語源と言いますか、どのように訳したかっていう面白さで、一つのある意味ジャンルを形成している話題だと思うんですよ。このチャンネルではそんなに取り上げてきていないんですけれどもね。
それから、いわゆる漢用句についてもだいぶ言語によって違いますよね。同じ意味を表すにも言い方が全く異なる。ことわざなんかもそうかもしれませんが。
なるほど、このあたりのジャンルですね。漢用句ことわざ、それからいわゆる二次熟語シリーズのようなものですね。これは比較語言学には確かに適している話題ですよね。
インスピレーションありがとうございました。このあたりちょっと意識してですね、今後話題選びしていきたいと思います。有嶋さんありがとうございました。
リスナーの声と交流
それから梅さんですね。古い回なんですけれども253回、なぜ、ふう、who、誰という意味のふうですね。はこのつづり字でふうと読むのかという素朴な疑問を扱った回でした。
こちら大変面白いというか非常に不規則な発音とつづり字の関係の極みなんですよ。ただあまりに当たり前のって言いますか、基礎的な単語なんでもうみんな覚えちゃってる。これでふうと読むんだっていうことになっているっていうことなんですが、なんでこれでふうって読むのと。
よく考えてみたらどうひっくり返ってもこれふうって読めないでしょっていうところを続いた回でした。253回まだ聞いていない方はですね、ぜひ聞いていただければと思うんですけれども、それに対してリスナーの梅さんからのコメントです。
面白かったです。つづり字がHWからWHに変遷するのは一般的な傾向なんでしょうかということで、その回聞いていただけるとわかるんですが、まさにですね、古英語では古い英語ではHWだったものが、中英語期以降に現代に連なるWH、つまりHとWの位置がつづり字をひっくり返ったということが起こっているんですね。
これは一般的な傾向なんでしょうかっていうことですが、その通りです。一般的と言いますがかなり一律に起こっています。
古英語でHWだったものが、今ですね、のきなみWHに書き換えられています。中英語期以降に。そして現代に至るっていうことなんで、逆に言いますと、今WHだったものは、十中八九、古英語ではHWで書かれていたということが言えます。
はい、これはもう一般的と言いますか規則のようなものと捉えてもいいですね。そもそもHで始まる単語って英語では現在ももちろんあるんですが、Hの次に死因字が続くっていうのは基本ないんですよ。Wも死因字と考えますので、まさにHWが該当するんですが、これ現代には残ってないんですね。
だいたい二文字目にHが来るということ、死因字が一つ目の死因字があって、その後にHというもう一個の死因字が来るっていう、二文字目にHが来るタイプってWHという今我々が見慣れているもののほか、CHもそうです。SHもそうです。そしてTHもそうですね。
このように二文字目、ある一文字目に死因字が来て、その二文字目としてHが来るというこのパターンが一般的になったということと、このHWは変でやる。WHでやればHが二文字目に来るのでOKだという、こんな規則に中英語気候になっていったってことなんですね。
これ自体はフランス語であるとか、ラテン語であるとか、大陸の言語での綴り自習感がそうだったからなんですね。
一文字目にHっていうのは変でしょうと。死因字二つの組み合わせの場合に、その一文字目にHが来ちゃうのは変だという感覚が大陸から伝わって、中英語気候はですね。
WHとひっくり返す形で処理したと。そして大陸っぽくしたと、見栄えをね。これが英語が辿った道です。
ここでチャプターを変えまして、コメント返しパート2に進みたいと思います。
次ですけれども、カミンさんよりいただきました。509回毎月中高生のために英語詞連載を書いています。
という回に対するコメントをいただきました。ありがとうございます。では読み上げます。
賛成同辞書ウェブ編集部のサイト言葉のツボでタイトルがホッタ先生の基礎英語での連載と被っていますが、歴史で謎解きフランス語文法という連載記事を担当しています。
外国語の初学者が抱く疑問は、言語についての本質的な問いが多いので、分かりやすくかつ正確に答えるのは本当に大変です。
相手が中高生だとなおさらホッタ先生の問いの立て方、回答の仕方、文体等をいつも参考にしています。ということでカミンさんありがとうございました。
カミンさんは賛成同辞書ウェブ編集部のサイト言葉のツボで歴史で謎解きフランス語文法のコラムをお書きになっているということで連載ですね。
まさに私自身が連載の中でやっていることのフランス語版ということを実践されておりまして、私も拝読させていただいています。
今第38回ということでかなり回を重ねられているということで、このチャプターにもリンクを貼っておりますので皆さんもぜひお読みいただければと思うんですけれども、
英語との絡みということも意識されて書かれている回もありまして、実際ですね、2020年9月18日の第18回、なぜ英語とフランス語は似ているのという回ではですね、私の著書その他も参照していただきまして、その時にご連絡させていただいたという経緯があったんですが、その説ありがとうございました。
私自身も対象言語史と称してですね、英語であるとかそのゆかりの深い他の言語、典型的にはフランス語だったりするわけですが、その両方の歴史、言語の歴史を比べることによって実は面白みがずっと増すんだということですね。
対象言語史、Contrastive Language Historyのような形で一つのアプロースとして立てて、この新聞やを宣伝したりしているんですけれども、まさにそんな感じの回もですね、言葉の壺では扱っていただいているということで、これ合わせてですね、私自身の連載もそうなんですけれども、
この言葉の壺での歴史で謎解きフランス語文法、こちらもぜひご関心の方はお読みいただければと思います。
コラムエッセイの書き方と言いますか、文体と言いますか、全体として先生と学生というこの対話の中で素朴な疑問を解決していくという趣向になっているんですね。
これ実はですね、私が1年半前にNHKの連載ですね、中高生の基礎英語in Englishでの連載を書く際にどういう設定にしようかというときに、実は一案として考えさせていただいたんです。
この先生学生いいなということで、いろいろ他にも案があって、最終的には今ある形の先生学生の対話ではない形にはなっているんですけれども、これもとても面白い趣向だなと思って参考にさせていただいたという経緯もあるんです。
ここで初めて述べますけれども、対話だとやっぱり分かりやすくなるということで、そして私自身の連載も分かりやすさが命ということは分かっていましたので、事前にですね、いろいろとアイデアを練っていたというときに参考にさせていただいたということです。
私自身ですね、このNHKの連載に限らず、分かりやすさっていうのを結構こだわりを持っていまして、これは自分で本当に学術論文、要するに難しいことを難しく書くのが学術論文というようなイメージは多くの方あるかと思いますが、限りなく分かりやすく書きたいと思って、今まで成功もあり失敗もありということなんですけれども。
心がけてはきました。そういうポーズでは常にいましたし、今もそうでありたいというふうに思っているんですけれども、とても難しいことなんですよね。
その際の心の支えと言いますか、モットーとしている言葉がありますので、ここでちょろっと紹介させていただきたいと思うんですけれども。難しいことを優しく伝える。これが私の一種ライフワークにも近いものなんですけれども。
マーガレット・ミードという人類学者がこのように言ってるんですね。そのまま英語原文で引きたいと思うんですが。
If you cannot explain so that an intelligent 12-year-old child can understand, you have to return to the library or the laboratory until you understand your subject better.
ということで、もしあなたが頭の良い12歳の子が理解できるように説明することができないのであれば、図書館なり実験室に戻らなければならない。
英語学習の視点
あなた自身がその話題についてよりよく理解できるまで。ということで、聡明な12歳児というのを説明の相手として、ペルソナとして設定して、それでうまくいっていないと思ったら、再び勉強し直しましょうということなんですね。
これは私がものを書くときもそうですし、大学での授業でもそうですし、そして学術論文を書くときも、なるべくこの理想に近づきたいというつもりで、常に心の中にあるいわばモットーですね、これを一つ紹介させていただきました。
次のコメントをいただいたコメントに行きますけれども、第300回、これもだいぶ前の回ではありますけれども、なぜウェンズデイには読まないDがあるのという回に対しまして、後藤の海塩さんからコメントをいただきました。読み上げます。
実はこうした疑問が即座に出てくる学問向きの若者たちが、今の実用中心の英語に興味を持てず、入試に敗れ去っているような気がします。実用英語が入試の必須になっている現実が、学問としての英語の価値を落としているような、そんな中、このラジオが光ります。
ということで、このチャンネルを持ち上げていただきまして、お褒めの言葉をいただきましてありがとうございます。
なんでこれがこうなのと、いちいち突っ込んでいると、なかなか学習が前に進まないので、容量の良い英語がよくできる学生というのは、あまり問題意識を抱かずにどんどん覚えて、より良く勉強していくんですよね。
一方、一つ一つ素朴な疑問みたいなものに立ち止まってしまうと、先に進まないので、やっぱり英語がなかなかできるようにならないというジレンマがあったりするんですけれども、英語は英語だけでなく、例えば他にいろいろ教科があって、すべて学び学問なわけなんですが、やっぱり最終的には好奇心ということがとても大事だと思うので、
一つ一つ立ち止まるって、やっぱり効率は悪いかもしれないけれども、とても大事だというふうに私自身考えています。
このチャンネルも、その意味では決して実用的なチャンネルとは言えないかもしれません。語学枠にあるんですけれども、決して他のチャンネルと比べて、何か直接に実用に教するという感じではないわけですけれども、
後からじわじわと来るような言葉に対する知識そのものもそうですけれども、心構えであるとか、言葉の面白さですね。やっぱりこれを追求していきたいなと思って研究もしていますし、このように発信もしているという次第です。
後藤の海石雄さんより、他にもいくつかコメントいただいているんですが、もう一つ読み上げたいと思います。305回、初年度初日から走り出します。英語子スタートアップ企画ということで、4月1日の回だったと思うんですけれども、これに対してコメントいただきました。
このラジオの対象者として、これから英語を使う、しゃべったり聞いたり予定はないけど、英語に興味のある方、高齢者など、学校で一体何のために外国語を学んだのだろうと思っている方を加えるとどうでしょう。
使う予定のない人、後先がない人を加えることで、英語子の魅力、目指すものがよりはっきりするような気がします。ということで、後先がない人っていうのも解釈の余地があるところではありますが、言っている趣旨がわかりますし、私も念頭に置いていないわけではないということです。コメントありがとうございました。
おだしょー ありがとうございました。エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。今日は最近いただいたコメントにお返しするということに専念しましたけれども、本当に最近たくさんコメントをいただきましてありがとうございます。本当に嬉しくて一言でも投げていただきますと、この回こういうふうに聞いていただけたんだということで、
そこから発展させる方法をいろいろ考えて、その翌日にまた関連するお話をしたりであるとか、そうでなくても、次のコメントバックの機会にはこういうことでお話ししようかなと考えたりすることもありまして、こちらも活性化するといいますかね。
また、新情報をいただけますと、本当に私自身が勉強になるということで、大変楽しみにコメントを受け取らせていただいています。
それから先にも述べましたけれども、過去の放送会ですね。何ヶ月も前の放送会だったりするものへのコメントというのも歓迎で、それを私も読み上げて紹介することで、比較的最近このチャンネルを聞き始めた方に、過去にこんな放送会があってコメントするぐらい役に立つといいますか、面白い会だったんだよということの、もちろん宣伝というか、
にもなったりして、私自身も忘れていたある問題について再び考えるきっかけになったりしますので、最近のものは最近のものでもちろん話が弾むということなんですが、忘れていたところにその問題ねというような驚きが私自身があったりするので、ランダム性があるといいますかね。
結構面白く皆さんのコメントを受け取っているという、そしてそれにお返ししたいというところもありますので、最近の会だけではなくて、昔の会等でも何かたまたま聞いてみて面白いなと思ったら一言コメントで結構ですのでいただければ幸いです。
最後に、あさってに迫りました生放送のお知らせです。
生放送の告知
あさって10月27日木曜日の午後1時から2時に、英語に関する素朴な疑問1000本ノック、やどみひろし&ほったりゅう1、第2弾と題しまして、表記の通りのイベントを開催します。
1ヶ月ほど前の9月21日に第1弾をお届けしまして、その第2弾企画ということになりますが、その第1弾も479回ですので、まだ聞いていないという方はぜひ雰囲気づかみにその479回を聞いていただけると面白いと思うんです。
それの続きという形であさって木曜日1時から生放送をお送りします。
熊本学園大学のやどみひろし先生と私、ほったりゅう1が回答者という役割、1000本ノックの受け手という役割で、事前にリスナーの皆さんから寄せられてきました英語に関する素朴な疑問に対して、英語史の観点から主にですが、英語史の観点からどんどんやつぎ早にお答えしていくという1時間の企画です。
こちら平日のお昼1時ということですね。多くの方がお仕事だったり、学生も授業だったりするということで、生で聞けないという方のほうが圧倒的かと思いますが、翌日金曜日の朝のこのレギュラー会にその生放送を収録したものをアーカイブとしてアップロードする予定ですので、そちらでお聞きいただくということになります。
お聞きいただく方が大半かと思いますが、もし時間が許しましたら、生放送の緊張感であるとか、あるいはその生放送の時間にVoiceのアプリから質問を投げ入れていただくというようなことも可能ですので、ぜひ参加いただければと思います。
ヤドミ先生も私も、問題はその本場まで見ていない、どういう質問が寄せられるか見ていないという意味でのハラハラドキドキ的な緊張感というのもありますので、ぜひ生放送をお聞きいただければ幸いです。
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それでは、今日も良い1日になりますように。ほったりういちがお届けしました。また明日。