【再】#687. 「子音字+y は y を i に変えて -ed」 --- その
2026-06-07 25:17

【再】#687. 「子音字+y は y を i に変えて -ed」 --- その

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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お茶の間におもとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は、4月18日火曜日です。いかがお過ごしでしょうか? 本日、お届けするのは、素朴な疑問です。
子音字プラス y は y を i に変えて-ed。 その規則、一体何? です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
本題に入る前に、今日は私の翻訳書のお知らせです。 今日の話題が、スペリングに関するものだ、ということでですね、決して新しいものではないんですけれども、
2017年に、スペリングの英語史という報題で、私が翻訳しているものがあります。 早川書房から2017年に出ている本です。
こちら、デジタル版も購入できるようになっているんですけれども、これ元はですね、サイモン・ホロビンというオックスフォード大学の先生が書いた、
Does Spelling Matter? という本なんですね。 オックスフォード大学出版より、2013年に出された本です。
一般向けに書かれた英語のスペリングの歴史の本なんですね。 ということで、報題ではまさにですね、スペリングの英語史と三文的にタイトルをつけたわけなんですけれども、
こちら、英語で書かれた原書も、そして望む楽は、この翻訳書も含めてですね、おそらくとっても読みやすい英語のスペリング史入門という形になっています。
決して学術的な書物というわけではなくて、英語圏でも広く一般に読まれている本です。
現代は疑問文なのでね、 Does Spelling Matter? ということで、スペリングがそんなに重要なの? というところで、ちょっと煽っていると言いますか、問題提起をしているという本でですね、
実際にいろいろですね、この本が出版された後にスペリングをめぐって議論が起こったりしたわけなんですけれども、
ぜひですね、関心がある方は原書で読んでいただいても結構ですし、日本語でという方は私の翻訳になりますが、
サイモン・ホロビンチョ・ホッタリュイチ訳 スペリングの英語史 早川書房より2017年に出ている本です。
こちらのチャプターに関連する記事へのリンクを貼り付けておきますので、そちらから詳細をご覧ください。
ちなみにこの本はですね、スペリングの英語史となっていますが、スペリングの部分は括弧に入れていただいて結構です。
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英語史の一般的な本としても読むことができますので、まさにこのチャンネルヘルディを聞いていただいている皆さんには、うってつけの本ということになります。
ぜひ手に取っていただければと思います。
今日の本題ですけれども、素朴な疑問にお答えするという回になります。
皆さん、英語を勉強して1年目、2年目というような小学生の時ですね、文法から入った方は特にですね、習ったのではないかと思うんですが、
しんじプラスワイは、ワイをアイに変えてEDということですね。
過去形、過去分詞のEDをつける際にしんじプラスワイで終わる動詞の場合は、そのままEDではなくて、ワイをアイに変えてからEDですということですね。
これは三単元のSでも一緒で、三単元のSもですね、しんじプラスワイの場合は、ワイをアイに変えてESとなるわけです。
例えば、studied、studies、あれを考えてください。
studyっていうのは、studyというこれが原形なわけですけれど、これを過去形、過去分詞にする場合、あるいは三単元のSをつける場合っていうのは、
そのままEDとかつければいいんではなくて、DYっていう場合ですね、ワイをアイに変えてEDをつけたりESをつけたりするわけですよ。
cryってのも一緒ですね。泣くのcryはCRYということで、しんじですね。しんじプラスワイなので、ワイをアイに変えてEDとかESということになります。
一方、しんじプラスワイではなくて、ぼいんじプラスワイの場合は、普通にEDをつけてください、あるいは三単元であればSをつけてくださいということで、
例えばplayっていうのがそうですね、playですから、ぼいんじプラスワイなんですよ。
なので、これは何も考えずにEDをそのまんまつけてください、あるいはSをそのまんまつけてくださいっていう話になるわけですよね。
これ、私ですね、やはり英語を学び始めて1年目とか2年目、過去形学んだりしますよね。
その時に、なんて決対な規則があるんだろうと思ったんですね。そのままEDじゃいけないのかと。
studyとかcryっていう場合ですね、ワイをアイに変えてEDというふうに、文法書、参考書もそうですし、先生から言われたかは覚えてませんが、
とにかくしんじプラスワイはワイをアイに変えてED、しんじプラスワイはワイをアイに変えてED、しんじプラスワイはワイをアイに変えてEDと唱えたぐらいですね。
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まさにあんみたいですけれども、ただ、何なのこれというふうに思うわけですよ。
そういうことになってるんだということなんですけれども、1回は受け入れたんですけれども、その規則一体何なのということなんですよね。
一旦、強引に規則を飲み込むわけですよ、学習の際。
書き慣れる、あるいは読み慣れるとですね、studyという時にstudyと普通に書いてstudyと書いてね。
このままEDがあったら、今度気持ち悪くなるんですね。見慣れてないんで。
ワイをアイに変えてEDなら見慣れているので、かえってそのまんまストレートの方が気持ち悪くなってくっていう現象があるんで、つまり問うことを忘れるんですよ、最初の素朴な疑問。
突っ込んでたわけですよ。何でそのルールがあるんだっていうところが慣れていると、むしろそっちの方がですね、変なものの方が見慣れてくるんで、問う姿勢っていうんですかね。
素朴な疑問をもう一度通ってみる姿勢っていうのがどんどん失われます。英語史っていうのはこれをむしろ後になってですね、大人になってからすっかり慣れてしまってから問い直すというのが、いわば英語史の面白さ醍醐味っていうことなんですけれども、
今日はこの問題を扱いたいと思います。シンジプラスYはYをIに変えてED。なんじゃこりゃという話ですね。まず答えからいきます。シンジプラスYで単語を追えよです。
何のことかわからないと思いますね。もう一回言いますね。シンジプラスYで単語を追えよ。わかりますか?もう一回だけ言いますね。シンジプラスYで単語を追えよですと謎めいたところで、では解説コーナーに進みたいと思います。
例としてstudyという動詞をこれから一貫して取り上げていきたいと思うんですけれども、studyとして見慣れている、勉強するという意味の動詞ですね。これはもう説明する必要がないと思います。
発音するとstudyってことですね。i、iと終わってますので、iの音を表す代表的な綴り字、文字といえばIなんですね。皆さんYじゃないかと思ってはいけません。いいですか?study、確かに最後DYですよね。だからY見慣れちゃってます。
なので疑問を抱かないと思うんですけれども、iですよ。iなんだから一番普通に考えればiで書くべきなんですよ。study。これをなんでYで書くことに我々慣れてしまっているんだというところから、今日の問題はですね、実はスタートしなければいけないんです。
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studyのiですから、これiでいいんですよってことがまず英語詞的な見方、導入したいと思うんですね。第一発目です。iなんだからiの文字でいいっていうことを大前提としたいと思います。
そうするとですね、本来ですよ。本来はstudyはstudiなんですね。Yではなくてiです。studi、これでstudyと読めば何にも問題なかったはずなんです。そして実際これが基本にあると考えたほうがよっぽどうまくいくんです。
どういうことか。studiを仮にですよ、もともとのオリジナルの形だというふうに想定しましょう。これを過去形にするとき、あるいは過去分子にするとき、edをつけるわけですからそのままつけますよね。
なので全く問題なくそのまんまedをつけることになりますね。studiですよ。これがオリジナルですからこれにedをつけます。studiedこれ今我々が使って見慣れているstudiedという綴りになります。
いいですか。これが本来なんですよ。これがあるべき姿なんです。studyだからiで書くべきなんです。それにedをそのままつけるわけですから何にも説明いらないです。studiedがこのようにstudiedになるっていうのは何にも説明いらないんです。ここまでいいですね。
さて、過去形、過去分子のedがつかないとき、いわば原型のときですね。原型のときは先ほど前提としたように本来はstudiなんですよね。
ですが、原型のときって後ろに語尾が何もつかないので、当然このstudiedのiの音で単語が終わることになります。裸の形ですから当然ですね。
このような場合、つまりiの文字で単語が終わるといった場合に、本来はそうあるべきなんだけれども、英語の綴り字の規則として単語の終わりをiで占めてはいけないというルールが発達してきたんですね。
これは中英語くらいからもあるんですけれども、もっと古いかもしれませんね。少なくとも近代以降には徹底的になります。iで単語を終わらせてはいけないということになっているんです。
代わりにiという音を表す第2の文字であるyというのを代わりに使いなさいというのが英語のルールなんです。
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つまり本当のことを言えばstudiedで、それで締めたいんだけれども、別のより大きな規則があってiで終わってはダメですよと、yに変えてくださいというルールがあるから仕方なく原型ではiじゃなくてyで終えるんです。
ですが、語末に来ない場合ですね。つまりedがついたりesがついたりする場合は、当然iで単語が終わるっていうことにならないので、先ほどの大きなルールに抵触しません。
ですので、オリジナルの本来のiのままで結構です。iが最後に来てしまうという場合、つまりそれは原型の場合っていうことなんですが、原型のときのほうが例外なんです。ちょっと変わったことが起こって、これをyに変えなさい、yで書き改めなさいというルールが適用されちゃうっていうことなんです。
studyがデフォルトじゃないんです。studiedのあのiのほうがデフォルトなんです。studyはしょうがないから語末に来ちゃうからiをyに変えたんだというそういうことなんです。
チャプターを継ぎます。では、語末にyを置いてはいけない、つまり単語、iの文字で置いてはいけないなんていうルールはどんなふうにできたんだっていうことですね。
まず確かめてみたいんですが、確かにiで終わる単語って普通ないんですね。普通ないっていう言い方をしたのは、省略語であるとか外来語は異質なスペリングを使ったりしますので、iで終わるっていうことはあり得たりします。
例えば最近の単語でwifiなんていうのはwifiで終わってますね。ですがこれは本当に最新の造語という感じがして、古くからある英語のスペリングではない、スペリング規則にのっとった単語ではないっていう、逆に今風の単語であるということが、その字面から雰囲気が伝わるっていうことなんですね。
他には例えばタクシーなんてありますね。これtaxiであるじゃないかと言うかもしれませんが、これはタクシーキャブという長い単語を省略したものなんです。省略形というのはですね、一般の綴り字の規則に合わないことが多いです。
ですのでこうした例外は確かにあるんですけれども、いわゆる普通の単語、古くからある単語でiで終わるものって英単語にないんです。一つだけ例外を挙げるとすると有名な私を意味するiですね。
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これは単語の終わりと言いますか、始めでもあり終わりでもあるっていう1文字で綴って意味をなすちょっと特殊な単語なのでね、これもやっぱり特殊として横に置いておきたいと思うんですが、一般にiで終わる単語はないんです。英語は。
なぜかというと、そういう場合にはiをすべてyに変えるとか、あるいはですね、ダミーのeをつけてieとするっていうのは結構あったりするんですが、とにかくi単独で終わらせないっていうのが、中英語以降なんとなく出来上がってきた綴り字のルールなんですね。
なぜかっていうことを考えるに、語末というのは当然ながら次に来る単語との分け目になるわけですよね。単語と単語の分け目っていうのは、今の英語だと普通にスペースを空けるって言い方ではっきりと区別できます。
昔の英語もスペースを空けることは多かったんですが、マストではありません。くっつけちゃう時もあるんですね。特に紙とか用紙が高い時代はですね、とにかく詰めて書くっていうことで紙代あるいはインク代を節約するというそういう要求がありますので、極めてですね、短いスペースあるいはほとんどスペースがないような形でひたすら単語を続けて書くっていうこともあります。
その際、読みにくいですよ。確かに読む側はスペースがないのでね。
一つの単語の区切り目のマークの仕方、いろいろあるんですけれども、スペースを空けるっていうのはそれこそコストがかかるんですね。
私服を使うわけですから。一方、典型的に語末にしか現れない文字っていうのを設定しておく。するとその文字が見えたら、その直後が単語の区切りなんだなっていうのが分かったりするわけですよ。
i に比べて y って装飾しやすいです。下にグッとですね2画目が伸びるわけですよね。ですので目立つんです。これが見えたら語末ねということが言いやすくなります。
例えばですね、yearとかyesterdayとか語頭にyが出るっていうこともあったりするんですが、比較的語末に出やすい文字という触れ込みでですね、y をなるべく語末で多用するようにすると、これこの習慣が出来上がってくるわけですよ。
実際、i っていうのはちょっと小さすぎてですね、埋没しちゃうので、単語と単語の境目をマークするにはですね、すごく弱いんですね。それに比べれば y っていうのは強いです。
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これが徐々に習慣化して、一単語の語末にi を使わないというようなルールに近いものが自然発生的に現れてきたっていうことなんです。
そうすると、study のように単体でね、原型で使われる場合は、本当は i を書きたい気持ちはあるんだけれども、その習慣、ルールにのっとって y に変えるっていうことが起こります。
しかし、もともとオリジナルは i で書くっていう発想があるわけですから、語末に来ないとき、ed が付く場合にはそのまま i が残るといった具合なんですね。
これでお分かりかと思うんですね。
今日の最初の問いは、問いからして間違えてるんですよ。
つまり、しんじプラス y は y を i に変えて ed ということがよく言われるわけですけれども、そうじゃないんだと。
もともと y、デフォルトが y なんではなくて i なんです。study っていうのはですね。
ただ、語末に来たからしょうがないから y に変えてるだけです、ということに近いんですね。
ということで、私が出した答えは、先ほど3回唱えましたけれども、しんじプラス y で単語を終えよ、です。
それで単語が終わらない場合は、デフォルトのもともとの i でお願いします。
終わっちゃう場合は y にしてください。
しんじプラス y で単語を終えよ、という規則があることになります。
いかがでしたでしょうか。英語詞が得意とする逆転の発想ということになります。
おいおい、待ってよ。play ってどうなってたんだっけ、という人がいると思います。
play は played っていうふうに ed をそのままつけます。
play が最後 y で終わってるのはわかったと。その大きなルールね。
y で単語を終えよ、っていう。
だけど ed がつく場合、y っていうのは語中になるんで、それで単語が終わらないんで、やっぱり iにしたほうがいいんじゃないの、という話になりそうですよね。
確かにおっしゃる通りなんですけれども、ここがまた別の厄介なルールがありまして、
3つ母音字をつなげてくれるなルールがあるんです。
もし play の最後の y を i に変えて ed にすると aied になりますよね。
aie のように母音字が3つ続きます。
これはですね、英語嫌うんです。
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なんで、これもまたですね、言い方ですけれども、しょうがなく y という子音字っぽいものをかませることによって、
aie のように3、純粋母音字が続かないようにしてるっていうことなんですね。
3母音続くっていうことはないではないんです。
例えば beautiful っていう時の view の部分は eau って続きますよね。
こういうのはあったりするんですけれども、なるべくてあれば避けたいっていうのが英語の綴り字の規則っていうことで、これが避けられるっていうことです。
ということでですね、英語のスペリングもいろいろ厄介な規則あるなということがよくわかったんではないでしょうか。
なんでこんな複雑なですね、規則がしかも複数ですよね。
絡み合うような形でいろいろ出来上がってきたかっていうのは、まさに先ほどご案内しましたスペリングの英語詞。
サイモンホロビンチョホッタリウイチ訳、こちら読んでください。
その話が入っていたかどうかわからないんですけど、面白いはずです。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日はスペリングの話ということで、翻訳したスペリングの英語詞まで紹介しながら、いろいろと綴り字のことをお話ししたんですけどもね。
実はこの辺りの領域、英語のスペリングの歴史っていうのは私の専門の中心的な部分でもあるんです。
その割にはこのHeldioではものすごくたくさん取り上げているわけでもないんですね。
というのはやはりこれ音声メディアなんで、スペリングの話ってスペルアウトしなきゃいけないじゃないですか。
今日の場合ASTUDYとかですね。
なので必ずしもですね相性がすごく良いかというと、このVoicy、音声メディアとスペリングっていうのはそんなすごく仲がいいわけでもない気がしてるんですね。
発音の方が取り上げやすいっていうことはあるかもしれません。
一方で私、Helogっていうブログやってるんですが、そっちではですねスペリングの話題とっても取り上げやすいんですよ。
だけど発音の話題って発音記号を書いたりしなければいけないんで結構扱いにくいんですね。
どっちもどっちということなんですが、ただスペリングの問題も発音の問題も独立してるわけではなくて、だいたいこの関係を、この両者の関係を話題にしたいんですよ。
スペリングと発音の関係ですね。
ただ音声メディアではどっちかは強いんだけど、もう一方は弱い。
そして文字メディアではやっぱりどっちか強いんだけど、別のものは弱いっていうことですね。
上手いところがないので、音声とビジュアルを合わせた、例えばYouTubeみたいのが多分スペリングの話題、スペリングと発音の関係の話題には適してるんだろうなと思うわけですが、作るのにコストが高いということでですね。
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なかなか難しいところを問題にしているということなんですけれども、Voicyとブログで何とか頑張りますので、皆さん応援してください。
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それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
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