【再】#663. 私の幸せは井上逸兵先生との YouTube 収録です
2026-05-14 24:50

【再】#663. 私の幸せは井上逸兵先生との YouTube 収録です

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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サマリー

今回の放送では、パーソナリティが自身の「幸せ」について、井上逸兵先生とのYouTube収録体験を語ります。専門分野について定期的に深く語り合える機会や、共にコンテンツを作り上げる楽しさが、パーソナリティにとって大きな喜びであることが明かされます。また、英語の「well-being」という単語の語源や発音、意味の広がりについても解説されます。

はじめに:京都大学 家入陽子先生のブログ紹介
裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は3月25日土曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、今週のVoicyのトークテーマ、こちらに参加したいと思うんですね。 実はこれが、私の幸せという
トークテーマ、企画なんですけれども、これに乗りまして、 私の幸せは井上逸兵先生との YouTube収録です。
どうぞよろしくお願いいたします。 本題に入る前に、今日は京都大学の家入陽子先生の運営されているブログを紹介したいと思います。
家入先生といえば、新聴のお知らせということで、いつも私がこのヘルディオでも紹介しています。
文献学と英語史研究という本、こちらを家入先生と私との共聴という形で出させていただきました。
1月に開拓者より出版されています。 この英語史研究のガイドブックという趣旨の本なんですが、こちらは日々
このヘルディオでも紹介しているんですけれども、今日はですね、 共聴者である家入陽子先生が運営しているブログの紹介です。
言葉と文化のフォーラム、キャッスルクリフというサイトの中で運営されているブログです。
ブログ自身の名前は、言葉語りなブログというふうに名付けていらっしゃいます。
この中でですね、いろいろと専門的な内容であるとか本の紹介などお書きになっていますが、我々の著書、共聴書ですね、こちらの紹介も3月4日付けで最終更新されたものへのリンクをですね、このチャプターに貼り付けておきたいと思いますので、そちら訪れていただければと思います。
その中で新著の解説というのもありますし、家入先生と私とでこのヘルディオにて語った2回の対談会ですね、今年の1月30日と2月1日の回へのリンクも貼られたりしています。
他にですね、最近の投稿という欄を見ますと、この3月でもですね、もっと新しいものから言いますと、言語接触を考えるというタイトルの記事、カテゴリーシフトというのもありますね。
それから語順についての考え方、英語の否定公文についての論文集、言語変化のあり方といったタイトルからもかなり専門性の高そうな記事だということがわかるかと思うんですけれども、実際に非常に中身の濃い文章そのものは短いものが多いんですけれども、
このヘルディオであるとか、私のブログヘログをお楽しみの方はですね、こちら家入先生のブログの方も読んで勉強になるのではないかと思います。ぜひ訪れてみてください。英語史関連のブログとしては数少ない貴重な情報源となっています。
本題:私の幸せは井上逸兵先生とのYouTube収録
本題に入ります。今日のタイトルは、私の幸せは井上一平先生とのYouTube収録です。これでいきたいと思います。今週のVoicyのトークテーマとしてですね、実はこれが私の幸せというお題が与えられています。
どうもですね、BS朝日の特集、Wellbeing放送中という企画が展開されていて、それとVoicyがコラボという形でこのトークテーマに今週は決まったようなんですけれども、これに参加する形で今日はお話しします。
趣旨としてはあなたのちょっとした日々の中での幸せというのは何ですかというような問いというふうに解釈しました。ちょっとした幸せ、大きいことでないけれども生きてるなみたいな実感が湧くことっていろいろあると思うんですよね。
私もいろいろとあるんですけれども、サウナが好き、そしてお酒も好きということで、もうサウナ上がりのビールなんてもうたまらないという感じがしますし、大学の授業などで学生と議論していて、はっと気づかされる瞬間、全然考えてもみなかったことが学生のコメントからですね、そこにインスピレーションを得て、ある知識と別の知識がつながってしまったとかですね、
このような開眼する瞬間みたいのがよく訪れるんですが、これなんかも幸せというふうに思いますよね。
他には、夜中にですね、眠たいのにトイレで起きて、起き上がらなければならなかった時に、まだ朝まで3時間あるみたいに気づいた時とか、ちょっとした幸せ、ウェルビーングっていうのかわからないんですけれども、これを感じる機会っていうのはあると思うんですが、
今日はですね、その中でも一つ、この1年間で日常的なちょっとした幸せとなっているものを紹介します。それが井上一平さんとのYouTube収録ということなんですね。
1年前の2月の後半ですね、1年1ヶ月前のことになりますが、同僚の井上一平さんと2人で英語学、言語学を主題とするYouTubeチャンネルを始めているんですね。
毎週水曜日と日曜日の夕方6時に新作動画をアップしているんですけれども、それを定期的に収録してきたわけです。この1年余りですね。この定期的に2人で参集して、そして収録すると。
これがですね、幸せ、楽しいっていうことなんです。このYouTubeチャンネルの宣伝みたいなことになっていますけれどもね、実際宣伝はしておこうと思います。このチャプターにあえて初回のリンクを貼り付けておきましょうかね。
こちら見ていただければと思うんですけれども、この収録が幸せなんですよ。楽しいんです。このことはですね、このヘルディオでもお話ししてきたことはありますし、YouTubeチャンネルの中でも触れているので新しいことではないんですが、改めて今日のトークテーマ、企画。
実はこれが私の幸せというこのお題にですね、綺麗にはまりそうだなと思った次第なんですね。何が幸せかというとですね、2点ぐらいあるんですけれども、まず1つはですね、井上さんと英語学、言語学について定期的に話す機会があるというこの事実なんですね。
これ意外にないことなんですね。同僚ですので、普段ですね、会議が一緒だったり、授業についてとか大学の運営に関していろいろ仕事上の話をするっていうことはよくあります。会って立ち話しするっていうこともあるんですけれども、それぞれの領域、広く英語学、言語学というところでは共通なんですが、それぞれ専門領域がありますよね。
井上さんの場合は社会言語学とか認知言語学という方面ですね。私の場合は英語史、歴史言語学というところで、部分的に重なりながら、当然それ以外のところは重なっていない。だけれども広いエリアとしては同じというこの辺りの距離感というのがですね、新しいことを学ぶのにうってつけと言いますかね、このいい感じの接点なんですね。
井上さんも一緒にこうやってYouTubeチャンネルを作るようになって、英語史のことを多く学んだというふうにおっしゃってくださっていますけれども、私も全く同じでですね、社会言語学認知言語学的なことで、私が知らなかったことについて直接専門家から学べるっていうことなんですね。
確かにこれ耳学問という側面が強いんですけれども、確かなソースですよね。すぐに疑問があれば確かめられる距離にいるわけですし、非常に濃い形で学べるんですよ。
大学教員同士っていうのは意外とそれぞれの専門の話ってしないもんなんではないかと思うんですね。というか仕事上、他にいろいろと話すことがあるので、自分の専門ということが話題の中心になるっていう機会が比較的少ないってことです。ゼロではないとしてですね。
そしてお互いの授業を受けるっていうことは当然ないわけで、大学の外でも例えば学会などでもやはり微妙に専門が異なると、それほど学会って共有していなかったりするので、実際私と井上さんで学会共有してるかというとしていないんじゃないでしょうかね。
なのでそれぞれの専門のコアについては、出した本であるとか論文みたいのを通じて間接的に書いたものを通じて知っているということはあってもですね、しゃべりで割と本気で真面目に専門を語るっていう機会ないんですよ。
それがこのYouTubeチャンネルを始めてから定期的に会って収録するわけですよね。やはり収録ですからある程度緊張感があって集中力もあります。
短い例えば10分20分ぐらいの収録だったとしても、がっというこの集中力入り込み方が違うので、一言一句理解して吸収してわからなかったら聞いてみたいなことになるわけですね。
凝縮された時間なのでそういう点で学びのコスパもいいっていうことになります。
この1年ちょっとの収録の中で前半はですね、コロナ禍の関係でZoomで撮ってたんですね。ところが後半になって対面撮りということになったんですが、ここからがまさにですね、もっと面白くなった楽しくなったというところですね。やはりライブ感が違うということがあります。
撮り方としては一切打ち合わせなしということでやってるんですね。何を話すかということもお互いに言い合わない形で始めます。最初の頃は〇〇について今日話しますねと言ってスタートしていたような基本服もあるんですが、そうするとですね、言った瞬間にですね、意見交換が始まっちゃうんですよ。
カメラを回す前に。そうすると本番で撮るときにですね、いわば繰り返し2回目になっちゃって新鮮さが感じられなくなっちゃうんですね。なのでこれはもったいないということに直に気づいてですね、むしろ話し出せば絶対面白くなるからという、いわば信頼感のようなものが出来上がって、もういきなり撮り始めるっていうことになりました。
ですのでちょっとしたスリーディングっていうのもありますし、本番でいきなり2人でテンションを上げ始めるというこの様もなかなか面白いですし。
ワクワクっていうことですよね。幸せにもほのぼのとかじわじわとかいろんなタイプがあるかもしれませんが、この私の場合ワクワクっていうことになりますね。
それから第2として井上先生がやはりいろいろ有能ですし、これは言うまでもありませんけれども、そして楽しい方ということなんで、しゃべっているだけで、同席しているだけで楽しいということになります。
撮った動画の編集やキャプション、図形もですね、すべて井上さんにお任せということなんですが、大変ユーモアが効いているということは見ていただければすぐにわかるのではないかと思います。
YouTubeチャンネル開設のきっかけは、実はこのヘルディオなんですね。以前2回対談という形でこのヘルディオにも井上さんには出ていただいています。
そしてですね、最近もぜひ出て対談しましょうということは言っているんですが、YouTube撮りに忙しくてそちらで終わってしまってですね、なかなか第3回目対談できていないんですが、ヘルディオでもぜひきんきんに行えればなと思っています。
英語の語源:well-beingとwelfare
ここで終わってしまうと英語の語源が身につくラジオ風ではなくなりますので、今日の幸せ、well-being、この単語に注目してみたいと思います。
これですね、発音、アクセントの位置2通りありまして、well-beingという言い方とwell-beingという言い方があります。
well-beingはアメリカ英語で一般的、そしてwell-beingっていうのはイギリス英語でよく使われる発音ということで、一見すると典型的な英米さのように思われますが、おそらくですね、歴史的にはアメリカのwell-beingの方が古いんです。
そもそもですね、これ複合名詞になるわけですけれども、一般的に言って例外はありますが、複合名詞というのは第一要素にアクセントが落ちるんですね。つまり語頭に落ちるんです。
ですので、こちらの方が古いと考えられますし、規則的と考えられるわけです。これがアメリカ英語に残っているんですが、イギリス英語ではOEDの記述によると、20世紀になってから後ろにアクセント位置が動いたということのようなんですね。
well-beingとなってきた。イギリスで新しいことが起こったという例になります。なぜこのアクセントの移動が起こったのかというのははっきりしませんけれども、一般的にwell何とかという単語ですね。
wellが第一要素ときて、そして複合語の第二要素として来るものはですね、過去分詞形容詞が多いんですよ。well-chosenとかwell-educatedのようなものですね。このような全体としても複合形容詞となるわけですよね。この場合には比較的後ろにアクセントが落ちることが多い。
wellを用いた複合形容詞というのは非常に数が多いので、それに引っ張られてこの複合名詞であるwell-beingも同じアクセント位置に引っ張られたっていうことなんではないかというふうに私は想像しているんですけれども、いかがでしょうかね。
ちなみに、複合形容詞ですね。これはシェイクスピアがかなり得意とした造語法で、実際シェイクスピアが一番最初に使ったというこのwellを用いた複合形容詞、これ30語くらいあるんだそうです。
ざっと語源辞典から引き抜いてみますと、例えばwell-behavedであるとかwell-derivedであるとかwell-educatedといったものは書類がシェイクスピアというふうになっています。
さて、このwell-being、意味は幸福ということなんですが、happinessと違ってですね、感情的心理的なものだけではなくて肉体的なものもある。つまり健康ということですね。それから社会的なものもある。そうすると福祉ということになって、割と広く使える幸福っていうことなんですね。
ですから、いろいろな形容詞がついてemotional well-beingとかphysicalwell-being、psychological well-being、economic well-being、こんな言い方があるわけですね。他にはまさに幸福感ぐらいの意味でa sense ofwell-beingというのもよく使われるコロケーションです。
この意味の広さっていうのは、そもそも構成要素が非常にジェネラルな単語からなっているっていうことですよね。wellとbeingですから。さて、期限なんですけれども、OEDによると1561年に初出しています。16世紀半ばということですね。
そしてこれは英語での造語のように見えて、実はですね、なぞりなんではないかと考えられています。つまり他の言語ですでにwellに相当する単語とbeingに相当する単語がくっついて一つの語となっていた。
それを横目で見て英語も各要素を英語に翻訳する形で持ってきた。これをなぞり、calculatingとかlong translationなんていう言い方をします。翻訳釈用。多言語の表現のなぞりといった方が多分わかりよいと思いますが、具体的に言いますとイタリア語のbenessereをモデルにしたんではないかと言われています。
フランス語でもビアネットとありますし、ラテン語ではベネッセですね。まさにベネッセコーポレーションのベネッセってこのラテン語のベネッセなんですよね。well-beingのことです。
ここにもう一つ関連する単語を導入したいと思います。それはですね非常によく似た単語です。welfareです。
先ほどのwell-beingっていうのはwellですね。にハイフンでbeingと普通に表記します。
同じ幸福を意味するいわば類義語なんですがwelfareっていうのはwellっていう風にsinglelで書きます。そしてハイフンなしでfareですね。
同じ幸福という意味がありますけれどもchild welfareとかwelfare program、welfare provisionのようなコロケーションで使われることが多いですね。
語源としてはこちらの方が少し早くて14世紀中英語期の単語なんですね。wellにfair、fairというのは行くという意味の単語です。goと同義語で今でもですね。
ちょっと古風ですけれどもご機嫌ようなんていう表現で使われるgoぐらいの意味です。なのでwellgoingと言っているようなものなんですね。
これ自体もおそらくですねwell-beingと同じように多言語からのなぞりと考えられています。
今度の場合はおそらくゲルマン系の言語でですね。
例えば北欧語、古い北欧語ではwelfareという風にまさにwellとfairの名詞形に相当するつまりgoingに相当するような意味ですね。
の単語と組み合わさって複合語を作っています。
well-beingもwelfareもですね。
後半の動詞に由来する部分こそ違いますか。be動詞かgoかという違いです。
いずれにせよbe wellかgo wellということですから、うまくやっていく幸せにやっていくぐらいの広い意味ですね。
使われることになるわけですよね。
いずれも似たような意味なわけですが、使い方としてはですね。
welfareっていうのは社会的な方面、福祉、福利みたいなところに少し重点が置かれているかなという気はしますね。
social welfareとかwelfare benefitsとかアメリカではon welfareというイディオムで生活保護を受けてという意味があります。
on welfareですね。
今日のトークテーマの背景にある英単語はwell-beingだったので、こちらはより広い方ですね。
ハッピネスより広いという方なので、自由に緩く幸せと感じられる瞬間、機会について今日はお話ししたという次第です。
ちなみにですね、welfareの前後ひっくり返してfarewellというさよならを意味する単語がありますよね。
これについては先日651回でお話ししています。farewellとwelcomeの微妙な関係です。
こちらにもリンクを貼っておきますので、関心のある方はぜひ合わせて聞いていただければと思います。
エンディング:リスナーへの呼びかけ
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日はVoicyのトークテーマ企画、実はこれが私の幸せに参加する形で、私の幸せは井上一平先生とのYouTube収録ですという風にタイトルを立ててお話ししてきました。
形容詞をつけるとintellectual well-beingという風に言えるかなという風に思いますね。
本当にこういう機会ですね。定期的にご一緒する機会があって幸せだなと思います。
先ほども触れましたし、ぜひですね、第3回目のVoicy対談ということで、このヘルディアにもまた現れていただきたいなと思いますね。
ただ忙しくてですね、井上先生の方がよりですけれども、YouTube通りでいっぱいいっぱいっていうところもあるんですけれども、ぜひ実現したいなと思います。
このVoicyでの対談となりますと、YouTubeとはまた別モードで話ができると思いますので、リスナーの皆さんですね、井上一平先生に何か聞きたいこと、その他何かありますでしょうか?
勝手に募っちゃっていいのかわかりませんが、貯めておいて次にですね、対談するときにお答えいただくということも可能かもしれませんので、何かあればぜひコメント欄よりお寄せください。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。
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それから最新回だけでなくてですね、古い配信回についてもたまたま聞いて面白かったということがあれば、いいねを押していただいたり、そちらにコメントもお寄せください。
私のように逐一通知が入るようになっています。なるべく反応したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
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