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スピーカー 1
というところでまず最初の2回最初の1回からいくと毎度ねシリーズの一番最初っていうのはなんでこの本読むのかこの本が取り扱う概念は何なのかって話をね毎度やってますけれども
はじめに読みながらねこの本の紹介なんかをしたというのが一番最初からした。
でそれに続くまああの2回目と言いますか事実上の第1回の部分ではちょうどこの本の1章と2章ですね読むということで
ネガティブケーパビリティという概念を最初につかんだこのキイチさんっていうね詩人の方の反省を見ていくと。
それからそのキイチさんのつかんだネガティブケーパビリティという概念を精神科の文脈で再発掘したのがこのビヨンさんという方でしたね。
このビヨンさんの反省、彼自身も精神科医でありながらその実践を通じてそのアップデートをしていくということで
それこそね患者さんにね作家の方ノーベル文学賞受賞された方がね来たりとかその人たちの対話の中からこう概念をつかんでいくみたいなプロセスを見て
むしろこの2章はめちゃくちゃね概念獲得感満載の反省だったんじゃないかなという感じでしたよね。
でそれに続くこれは前回にあたるところですけれども前回が第3章から5章までをねまとめてググッと読んだわけですけれど
これがまたね経路の違う3章だったなというところで。面白かったですね。
スピーカー 2
奨励手術みたいな感じだったよねなんかね。
スピーカー 1
そうそうそうそうだねそうそうそれぞれの奨励ページもあったしその頭にくっついているその第3章これがなんかこう脳科学あるいはその脳の
なんていうんだ生理学的な見地からこの特徴ってどんなものなのみたいなね話をやってくれてまして分かりたがる脳っていうタイトルだったよね。
スピーカー 2
ああそうだったね。犬とかも結局こう分かるみたいな話じゃなかったっけ最初。
スピーカー 1
そうそうそうセラピー系みたいなの出てきてね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
そうそういかに分かりやすいものっていうのを欲してしまうかみたいなことを説明してくれていて
これ実はね今日の話にもちょっとつながる部分があるんですけどね。
請求に結論を出してしまうつまりポジティブケイパビリティに対応するような脳の動きというのがこの第3章のところで変わられておりましたというところですね。
で続く4章5章ではそれこそまさに今上のチャート触れてくれましたけれども医療現場におけるネガティブケイパビリティってどんなものなのっていうところでそれこそねSOAPこれソープとも読めるよね。
スピーカー 2
ああSOAP。
スピーカー 1
診断の記録方法の紹介があったりとかそれがじゃあ例えば週末期医療で使えるのか使えないのかみたいなね話とか。
ああそうだったね。
そういうフェーズになった時に主人できることって何なのみたいな話をですね。
まさにハーキー法制さんがご自身に問いかけるような形でね書いてあった場所ですかね。
でその最後ね自分の診療所における筆者の経験からどんな風にネガティブケイパビリティが用いられているのかあるいはすぐに解決できないことばっかりじゃんみたいな紹介をねしてくれたのが第5章というところで結構盛りだくさんだね回だったっていうのが前回ね。
スピーカー 2
そういうことだね。
スピーカー 1
意味付けするってこと自体が脳の元来の特徴としてあるんじゃないかというところで、それこそなんか悲惨な事件が起きましたとか、それこそ人間が自らそれこそ僕らがタナトルの議論でも言ってたように死ぬっていう事実に対しても意味付けしたりとか。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
あるいはその死ぬってこと自体をむしろネガティブに考えずにポジティブに考えてないとね日常生活まともに送れないじゃんみたいな話とか。
あるいは障害を負ってしまったっていうことに対する意味付けだったりとか、こういったいろんな出来事、特にネガティブなことが起こったとしても、実はそこに対して意味付けをしちゃう。
それが特に希望を持つような方向性に意味付けしちゃうんじゃないかっていうことがこの章では語られてましたね。
スピーカー 2
はい、はい、そうですね。
スピーカー 1
なんかトピックとして気になるとこありました?意味付けあるいは希望を持つっていうことについてですけど。
スピーカー 2
これ面白いなと思った。普通運転能力が上手だと思う人は普通運転が上手い人って上手と下手はゴブゴブなはずじゃん。
8割の人が上手で2割が下手ってないじゃん。それが真ん中で線振りできるはずじゃない。
でも100人にアンケートしてあなた運転の技術が上手ですかって聞くと8割方が上手いって答えちゃうとか。
スピーカー 1
なるほどね。
統計的な分布に対してよりポジティブな回答をする。ポジティブだっていうふうな自己認識を持ってる人の方が統計よりも多く出ちゃうっていうことを言ってます。
そういうデータがあるよっていう話が紹介されてましたね。
スピーカー 2
あとミントさん100歳まで生きてると思いますかって質問するとどう答えるの?
スピーカー 1
はいはいはい。100歳まで生きれると思いますか?これはイエスと答えたいですよね。
スピーカー 2
俺もなんとなく100歳まで生きれるんじゃないのって思っちゃうけど100歳まで生きれる人って500人に1人くらいだからすごい0.02%めちゃくちゃ低いから
少なくとも俺とミンティが両方100歳まで生きれるってことはまず天文学的数字になっちゃうわけだけど今2人とも生きちゃうんじゃないかって思っちゃったわけで
これもやっぱり人間の脳が100歳まで生きるのが明るいかどうか知りゃないけどそういう未来を希望する能力を持っちゃったってことなんだよね。
っていう例が分かってたのが面白いなって。
スピーカー 1
だから統計的に見ると冷静に見るとそんなことなくねってことに対して僕らがよく使わないか日常的に使う言葉で言うと希望的観測って言い方をすると思うんですけど
希望的観測をするように人間の脳が仕向けてきてるんじゃないかっていうことをね言ってるっていうのが面白いところなんだよね。
スピーカー 2
希望的観測ばっかしてる気がするもんね俺らは結構これ希望的観測で言うとって結構俺は口癖のように言っちゃってるから
じゃあやっぱり使ってるんだね。 使ってる使ってるで面白いのがこれが何でそうなったかというとこの本編でも触れられてるけど進化論的にそっちの方が生き残りやすいからって書いてあったっけ
そうなんですよここでね進化論に立ち戻る感じが面白い そうなんだよね
スピーカー 1
そうだねだからなんて言いますか虎の狸の革山羊じゃないですけどなんかその状態実は元気になるというかさ頑張れちゃう
あれは結構ポジティブなことが多いんだね革山羊を捨てる状態が一番楽しいですみたいなそういう意味も含まれてるのかもしれない
そうねそれはすごくあるかもしれないよねこれで逆にさこの能力が下がるパターンと示されてたのが打つパターンだよね
伝統体とかは打つ病状態だとやっぱり活動が異常に低下しちゃうみたいな話がありましたしこの今のは逆の事例だけどそうじゃなくて
スピーカー 2
裏というか機能が逆に開放されちゃうパターンだとギャンブル依存って書いてましたね
スピーカー 1
某水なんとかさんみたいな感じじゃないですか
スピーカー 2
そうだね最近流行りのねギャンブル依存はしょうがないよね病気だからね
スピーカー 1
これは逆にその、どうぞどうぞ
スピーカー 2
ギャンブル依存だけど面白かったのが能がさ過去の経験を貯蔵だけじゃなくて再構成するっていうくだりがあったじゃない
スピーカー 1
ありました
スピーカー 2
同時でハッテルの事例を引っ張って書いてあったところそれすごい面白いなと思って
要は能ってのは未来を思うことによって過去の自分に意味付けできるんだなって俺考えたわけよ
温孤地震ってあるじゃん
温孤地震って言葉って昔の古きを温めて新しきを知るってことだから
昔のことを過去の経験を引っ張ってきて再構成するってまさに温孤地震だなって思ったんだけど
何がここで言いたいかというと
未来を想像することによって人間は過去を改ざんするわけじゃん
ここに書いてある記載を引っ張ってくるとね
だから結局過去の自分が良きものだったか悪きものだったかってことを
意味付けするのは未来の自分なんだなっていうすごいポジティブなメッセージを受け取った僕から
スピーカー 1
そうなんだよねこれなんか今さらっと紹介したんだけど
これなんかちゃんとちょっと拾った方がいいなと思ってて
一般的にはね一般的な僕らの理解だと過去がどんどん積み上がっていって
積み上がっていったものの先に未来があるんだっていう風に見ることが多いじゃないですか
スピーカー 2
多いね
スピーカー 1
つまり過去っていうのは過去たるもう変えられないものがあるから
スピーカー 2
過去は過去って言われるもんね
スピーカー 1
そう過去は過去だから事実は変えられないし
それが積み上がっていって積み上がっていって積み上がっていった結果に
未来が待っているのであるみたいな素朴な未来観を持ってる人多分すごく多いと思うし
スピーカー 2
大半はそう
スピーカー 1
一般的な理解ってそうじゃないですか
今回面白いのはそうじゃない未来が先にありきだっていう話が結構面白いなっていうポイントだと思ってて
未来がどういう未来を描くかあるいはどういう風に未来を捉えるかによって
過去が変わるんだっていう矢印が逆なんだよね
スピーカー 2
ドラえもんの世界観だよねここまで来ると
スピーカー 1
まあそうだねそうだね
スピーカー 2
わかりやすく言うとセバスクンとかに介入して過去を変えるみたいな
そういうような世界観を俺は持っちゃったんだけど
でもめっちゃ面白いなと思って
結局だから明るい未来を思い描くことによって今生きてる自分だったり
過去の自分がさ
過去にいろいろあったわけじゃん人間生きてて
嫌なこともあったりつまずいたこともあったけど
そういうことが全てがジャスティファイされるんだなって
明るい未来を生きることだったりとか
過去にとっての未来である今を楽しく生きることによって
今の自分の過去が正当化されていくんだなって考えたら
ちょっと過去の自分をダメにしないためにも今は楽しく生きろっていう
スピーカー 1
そうなんですよね
だからそこでキーになってくるのが希望を持つっていう能力
希望を持つことっていうことがめちゃくちゃ大事だってことにつまりなるわけですね
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
これはめちゃくちゃいい話だね
スピーカー 2
希望を持つことによって過去を再構成できるんだよね脳はね
スピーカー 1
そうなんですよね
完全に脱線するんですけど
僕スターウォーズシリーズが大好きで
スターウォーズシリーズって時系列で言うとエピソード1,2,3が最初にあって
これがアナキン・スカイウォーカーっていうね
スピーカー 2
わかるわかる俺も好きだけど
スピーカー 1
後にダスベイダーという人物が生まれるっていう
いかにダスベイダーになっていくかっていうのを表した1,2,3
スピーカー 2
ファントムメナスとかね
スピーカー 1
その後に4,5,6って続いて7,8,9って続いて
全9つのサーガが終了するっていう構成なんだけど
実際に映画化された順番って4,5,6,1,2,3,7,8,9なんだよね
そうだね
つまり4,5,6っていうのは
ある青年ルーク・スカイウォーカーっていう青年が
ダスベイダーと対決するっていう話なんだけど
それが実は自分の実の父親だったってことに気づく
その自分の実の父親を乗り越えていくっていうストーリーなんだけど
このエピソード4の副題が実はアニューホープっていうんですよ
スピーカー 2
そうだったかもね
スピーカー 1
荒廃した過去の世界に対して新たなる希望っていうタイトルがついてて
希望を持って前に進んでいくっていうところから
過去のストーリーに遡って過去を改めて語るっていう語り口で
1,2,3に戻るっていう時系列なんだけど
そのあたりのことを僕思い出しながら
なるほどストーリーってこういう風に語っていけるのかっていうことを
スピーカー 2
ちょっとふっと思いましたね
だから今この過去を組み替えるっていうのを
地理で言ってる映画がスターウォーズってことだよ
スピーカー 1
そうなんですよだからそのなんというか
語られてる側からしかねやっぱり過去は語れないと思うんだけど
結構それを地理で言ってるというか
スピーカー 2
その面白さっていうのを十分に突き詰めた映画なんだなっていう
なるほどね
いわゆる新たなる希望でルーク・スカイウォーカーが
スピーカー 1
というのが最初のセクションですね6章の中これ結構複雑な構成で別の話題がもう2つぐらいあるんですけど
2つ目の話題に行くとこれが章のタイトルでもなってる伝統治療師官ということで
さっきもちらっと紹介しましたけどメディシンマンって呼ばれる人たちのことですね
筆者は改めて確認しますと物書きでもありながら精神科のドクターでもあるということで
いわゆる医療者にあたる方なわけですよこの筆者実はこのメディシンマンつまり起頭師とか占い師の人とかをバカにしてたって言うんだよね
スピーカー 2
多分だってもう臨床医はみんな割とこの先生みたいな目線で見ちゃうと思う
描くより俺も多分え?っていう感じだよ
スピーカー 1
そうだよね仮に医療者じゃなかったとしてもん?って思ってる人たぶんたくさんいると思うんだよね
スピーカー 2
確かに確かに
その筆者がちょっとだけこの章を通じて門を開かれるっていう話なんだよね
スピーカー 1
メディシンマンさんにね
スピーカー 2
そうメディシンマンみたいなアプローチって可能性あるんじゃないかってことに気づくっていうのがこのセクションの面白いところであります
スピーカー 1
啓蒙されたんだよねメディシンマン
何によって啓蒙されたのかというところで実はこの筆者がねとある著書の翻訳かなをやるんだっけ
比較精神医学の分野で著名なジュリアン・レフさんという方がいらっしゃって
この人の著書の中でとある記述があってそれが見方を変えるきっかけになるというわけですが
何が書いてあったかというと精神療法家は伝統的治療師の継承者であるというふうにこの人は言うんだよね
つまりその精神科医だとかドクターは実は伝統的なメディシンマンのような人たちの継承をしてるんじゃないかという指摘をするわけだと
むしろ現代の医療者っていうのは薬理お薬を投薬するようとか要はさっき言ってたね SOAPみたいなスキームに閉じてしまってるけど
かつてのメディシンマンの人たちつまり伝統的治療師の人たちっていうのは社会的処遇の面でこういった治療行為を実践してたんじゃないのと
実はこの社会的な面も含めて治療実践するっていうのが治療者としてのあるべき姿なんじゃないかみたいな
こういう面でジュリアン・レフさんがぶっこむんですよね
スピーカー 2
これはおっしゃる通りだと思うね
確か今のこれ別に精神医学だけに関わらず医療一般がやっぱり薬だったり患者をいかに治すかポジティブキーパビリティの方にかなり閉ざしちゃってて
例えば今多分家で患者を見取るなんていうことをする人ってかなり少ないと思うんだよね
スピーカー 1
そうでしょうね
スピーカー 2
かつては多分結構家で家族で患者をお父さんおじいちゃんを見取るとかいうのは普通だったと思うんだけど
スピーカー 2
最近何かあれば救急車呼んで病院でとかそこまでいかなくてもかかりつけの先生を呼んで先生に見取ってもらうとか
結局家族だけでっていうそういうのは多分死だったりそういうのがかなり普段のコミュニティからかなりかけ離された場所に置かれてしまってるわけよ
これはまさにだからこういうことに関しては伝統治療師の方がいいっていうのはそういうことなのかなっていう
そうねそうね
薬の効き方はよく知ってるけど患者の扱い方とかそういう社会的職に関しては微信満員以下っていうのが刺さる
スピーカー 1
なるほどねこの実はこのセクションの中でさ紹介されてるのが
かつての医療が発達してない時代の病人の治療の方法のやり方で
家族に遠方の山に行って薬草を取ってこいっていう風に取りに行かせるっていう治療があるんだみたいな話があって
これすごい面白いなと思ってたんだけど
スピーカー 2
これは面白かったね
スピーカー 1
要はその当時の人からすると多分取りに行った薬草にめちゃくちゃ素晴らしい効果があって
その効果を病人に発揮させるんだみたいなそういう風に多分受け止めてたんだろうと想像するんですけど
この著者は全然違う分析をするんだよね
これは何かというと当人が病気で床に伏してるような状態ですよと
その家族が身代わりとなって遠い山まで遠征に行くということなんだよね
この間当人は何をしてるのかっていうと薬がありますようにと
薬が手に入って治りますようにっていう希望をしながら
幾日もの間待つっていうことを強制的にさせられると
一方でその家族の人たちは何をやるかっていうと何が治療になるかわからないけど
我にもすがるような気持ちでやるべきことは全部やったろうっていうような
手を尽くしたという感覚をこの遠くの山に行くっていう儀式ですよね
を通じてやるべきことをやったんだという感覚を持てるのだと
この二つが重なることによってそれこそ前の章で出てきたね
日薬目薬って話があったと思うんですけど覚えてます?
日薬っていうのは時間の経過が伴うことによって自然と治癒するであろうみたいな
要はその積極的な投薬じゃなくて時間というものが薬になるんだっていうのが日薬
もう一つは目薬ということで具体的に治せるかどうかわかんないけど
見てますよ治療者が見てますよっていうことあるいは家族が見てますよってこと
それ自体が薬になるんじゃないかとこれに対応するプロセスだったんじゃないか
っていうふうにこの著者は考察してるわけですよね
スピーカー 2
これ素晴らしい考察だね
スピーカー 1
これめちゃくちゃ面白いなと思いました
つまり薬そのものが薬なんじゃないんだっていうことですねここではね
スピーカー 2
日薬に関しては病気の種類にもよるかなって思ったんだけど
それはほっといても死ぬ病気もあるからそれはわからんけど目薬があるなって思った
だって探してる家族も結局最近多いんだって
私お父さんに何もしてあげられなかったみたいなパターンとかも結構あるからさ
そういう悔いが残るのをなくなるわけじゃんこの目薬
薬探しに行くことによって本人もみんながしてくれているって
スピーカー 1
お互いに感謝の気持ちが生まれる状態になるってのはすごい素晴らしいよねこれね
なるほどねそっかそっかそっか
それもあるね今日薬さ関係ないって言ったけど
僕日薬の方が意味あるなと思ってさ
待ってる間にさ希望している状態をキープするっていうことが
現代だとあんまないんじゃないかと思って
スピーカー 2
そこの日薬なるほど
スピーカー 1
そうそう即決即断で診断が下るってSOAPのスキームがあるって話をしてたけど
あれによってなんか大丈夫かもしれないとか治るかもしれないっていうことを
思わせてもらえる機関って実はないじゃんみたいな
スピーカー 2
確かにだからすでに俺はもう日薬を実践してないってことが今一瞬でわかっちゃったんだから
スピーカー 1
そうそうなんかそういう側面ももしかしたらあるかもしれないなと思って
スピーカー 2
なんかその両面でだから僕は実は結構面白いなって思いました
なるほどなるほど確かに
スピーカー 1
なんかねそんな感覚を得て思いましたというところ
でもだからつまり何が言いたいのかっていうと
その伝統的治療を行っている人たちのアプローチっていうのにも
少しこうなんていうか現代の医療者が忘れてることがあるんじゃないかってことで
スピーカー 2
いやそうだなまさにおっしゃる通りだ
スピーカー 1
これで最後に実はこの年長者自身も自分自身の体験としてね
このメディセンマーの振る舞いを見るんですよねお祓いの話がありましたけど
スピーカー 2
はいはいはいなんだけどクリニックが何か立てた時に
この祈祷師に毎回お祈りしてもらうんだけど
そのお祈りの内容が絶対上手くいきますよとか
今このお祓いの煙がいっぱい立ってるのは患者さんにいっぱい感謝されてるからですよとかそういうことを言うんだけど
それって認知行動療法なんじゃないのって
認知行動療法知らない人いるかもしれないから説明しとくと
精神科の治療の一種で
心やうつ病とかになった人が何でうつになったかを書き出して
自分がうつになった原因を特定しようみたいなそういう自分と対話するみたいな治療法があるのよ
だからそれって祈祷師がクリニックの祈祷してる時に言ってることって
その認知行動療法と変わんないじゃんってことを筆者は思ったみたいな
スピーカー 1
なるほどねだからあれだよねその起きてる現象に対して
なんか積極的に意味付けをしてるよねこの祈祷師の人はね
これってこういう意味ですよとか
スピーカー 1
これってこういう風に受け止めるといいですよっていう
そういう解釈を講じてるじゃないですかこの人は
それがすごい面白いよね
なんかその状態について筆者がすごい面白い言い方で形容しててさ
希望に向けてバイアスをかけるって言ってたんだけどこれなんかすごい面白いなと思ったね
スピーカー 2
希望に向けてバイアスとか面白いね
スピーカー 1
そうそう希望を見出せるようなものの見方っていうのを
あえて色眼鏡をかけさせるプロセスなんだみたいなことを言ってて
これはちょっと深いなって思いましたね
スピーカー 2
要はそうだねミンティも最初に言ったけど結局
うつ病とかの人は希望するのが希望できなくなってしまった状態が
うつとかなわけだから希望に向けてバイアスをかけるってのは
立派な治療法になり得るってことなんだよね
スピーカー 1
要はものの見方っていうものをある種半強制的に切り替えるみたいなことなんじゃないですか
スピーカー 2
それまさに認知コード療法なんだよ
スピーカー 1
そうだよね認知っていうのはつまりどういうふうにものを捉えるかってことだから
それをさ自分のアクションと対応させてここはこういうふうに変えたらいいんだなとかっていう気づきを与えるっていうのは
まさにね現代の精神科領域での治療方法と重なってるんだってことなんだよね
スピーカー 2
そうそうそうそう
スピーカー 1
これはなんか面白い指摘だなと思う
スピーカー 2
いや本当に本当に
スピーカー 1
そうだここで面白かったのはつまり事実かどうかみたいなさ
本当にファクトかどうかみたいな話って実はそのなんていうか
自分の行動ポジティブに変える上ではそんなに重要ではないかもしれないよねみたいな話がさ
一つありそうだなと思ったのと
もう一つはそのなんていうのかなその例えば症状でもいいし何でもいいんだけど
それが現れてる原因っていうのが実はその個人に閉じていることではないものかもしれない
さっきの言葉で社会的処遇って言葉が出てきたけど
他の人との関係性とかによって成立してるかもしれないみたいなことを
示唆してるセクションだなっていうふうにすごい感じましたね
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
そうでひるがえってやっぱさその現代のSAPみたいなのはさ
その人がっていう話になるし何が正しくて何が正しくないかみたいなさ
そういうある種の物差しを当てはめていくみたいな形だと思うけど
なんかそこでは取られないものっていうのがその物差しの外側にあるし
その個人の外側にあるしみたいな
この二軸で取られるとねすごく面白そうだなって思いましたね
スピーカー 2
はいはいはいそうだねそうだね
スピーカー 1
っていう話を現代の医療に持ってこようぜ
持ってくるとどんなことが言えそうだっけっていうのがね
このショーの最後のくくり3つ目のところですけれど
プラセボのセクションですね
医療におけるプラセボということで
僕はこのショーはこのね意味付けの話それから
さっきは希望って言葉が出てきたけど
もうちょっとフラットに期待っていうキーワードがこのショーでは出てくるかなと思う
意味付けと期待っていうね側面からこのプラセボを見ていけると面白いのかなと思ったんですけど
スピーカー 1
これはどうだろうねなんか山上くんの方が多分プラセボについては
専門領域と言うとプラセボの専門があるのかちょっとよくわからないんですけど
スピーカー 2
プラセボ専門がないけどプラセボって何かというと結局
要は医者が簡単に言うとビタミン剤出しておきましたみたいな
結局患者さんって不定周層って言って
痒いとかどっか痛いとか体痒いとかなんかだるいとかいう人に対して
特に出す薬もないのよ別にその人いろいろ検査しても病気見つからないから
どうしようと思ってでもなんか薬出すときは多分この人よくなるだろうっていうのを
経験値を吸ってるからビタミン剤とかないしたら漢方とか出して
これ飲むと良く効きますよっていう風に出して
で一ヶ月後とか外来てもらうとどうでしょうって言ったら
あーめちゃくちゃ良くなりましたって
あーそうですよねっていうようなやり取りすることはちょこちょこあって
でこの本にもさプラセボを日常的に処方する医者が8割ぐらいいるっていう風に書いてあって
俺もまさにその一人でさ
そうっていうのがプラセボ効果っていう
本当は多分効くはずもない薬出してるけど
患者さんの病状はなぜか良くなってくっていう
スピーカー 1
結構現場でも行われることなんですかプラセボ
スピーカー 2
全然あるしかもプラセボまで行かなくてもそこまで行かなくても
本当に効果がある薬を出すけどその効果以上にめちゃくちゃ効果効くみたいな
スピーカー 1
なるほどなるほど
スピーカー 2
動機で来る胸がドキドキしますよっていう患者さんに対して
脈が遅くなる薬出すんだけどいやこの薬でそんなに完全に脈が遅くなる
完全に伏線脈取れるわけでもないし
まあまあちょっとお祈り程度で出しておくかみたいな感じで出したら
すごく良くなりましたみたいな感じで言う人も少なからずいるわけ
だから結局この章の結論みたいになっちゃうけど
スピーカー 1
その薬効かすも効かせないもん医者の言い方一つで変わってくるっていう
なるほどねでもなんか今の話聞くとさ
医者というか医療というかあるいはサイエンス全般がそう言えるかもしれないけどさ
もはや一つの宗教だよねそれは
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
何を信じてるかみたいなことじゃない
スピーカー 2
そうそうそう
スピーカー 1
その薬がさ本当に効くのって思ったら効かないじゃん
スピーカー 2
効かない
スピーカー 1
信じてるから効くわけじゃないですか
スピーカー 2
そうそうそう
スピーカー 1
これには意味があるんだありがたい薬であるって思って
ありがたがるっていうことにすごく意味があるわけだよね
スピーカー 2
そう信じるものは救われるで
で今俺話した感じだとそれ聞いた気になってるだけじゃないのが
聞いて心が穏やかになって治ったっていうじゃないのって思ったかもしれないけどそうじゃなくて
本当にデータ上血圧が下がったりする人がいるっていうのが面白いところなんだよね
スピーカー 1
そうだよね例で出てたのがエンドルフィンが出るよみたいな話とかね
逆にある効果を遮断薬を効かせて対象実験を行うことで効果がセーブされるんだってことは分かったとかね