1. カタラジオ
  2. 啓蟄 - CATALRADIO SHORTS #045
2024-04-13 21:59

啓蟄 - CATALRADIO SHORTS #045

お待たせしました。しばしの小休止からカタラジオが復活。今回は「啓蟄」の回です。

我々にとってこの収録の場がどんな意味を持っていたのか?しばしの休みを経て感じたことをカタります。

感想・お便りは「⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お便りポスト⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠」まで。


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📻カタラジオとは?📻

ひょんなきっかけで、突如ラジオをやってみたくなってしまった中高時代の同級生の二人。医師と企画者という異色で異職の二人が、新しい「概念」と対峙し、そしてインストールしていく様子をお届けする、概念獲得リアリティ番組です。


🤝出演 🤝

ヤマガミ:金沢在住の医師、不遜な方、ベシャり担当。

ミント:東京在住の企画者、横柄な方、ゆる進行担当。


⛓こちらもどうぞ⛓

サマリー

カタラジオショーツ第45弾では、山上君が福井県に引っ越し、新たなスタジオでの収録が始まっています。また、二人は病院での仕事について話しており、医療のローカルルールやガイドラインにも触れています。医学部の部活集団はネガティブ経営アビリティに耐える力を持っています。ミニティはポジティブ経営アビリティ的な仕事をする中で、ネガティブケイパビリティを楽しむ時間とポジティブケイパビリティ的に解く時間の重要性を感じています。

カタラジオの新スタジオ
スピーカー 1
カタラジオショーツ!
スピーカー 2
はい、お久しぶりでございます。
お久しぶりでございます。
スピーカー 1
何ヶ月ぶりですか?
スピーカー 2
言ってでも1ヶ月半ぐらい。
多分、開いたのとしては最長記録ぐらいじゃない?
スピーカー 1
そうですね、確かに確かに。
スピーカー 2
というか、山上君のいる場所がもはやいつもと違いますね。
スタジオを変えまして、僕は今福井県にいるんですよね。
スピーカー 1
福井県?これは?
今日がたまたまって話じゃないんですか?
スピーカー 2
いえいえ、もうしばらく、少なくとも5年はいることになるんですけど、
実は、前働いていた金沢市の病院を退職いたしまして、
福井県の病院にね、俺一回ラジオで異極の話をしたかと思うけど、
異極人事っていう、来年からこの病院に行きなさいっていう命令が上司から下って、
今、4月1日から福井県の病院で循環機内化をしております。
スピーカー 1
あらま、じゃあこれついに拠点が変わってしまったと思うことですね。
スピーカー 2
あ、そうそう。でもこのカタロジアすごいのはさ、
拠点変わってもこうやってウェブラジオだから全然続けられるっていうのがすごいよね。
いえ、それ以外の要因で止まることがあるということでね。
スピーカー 1
スタジオの場所というよりはね。
スピーカー 2
特集中のネガティブケイパブリティではないけど、相手もまた始められればいいじゃないな。
スピーカー 1
そうですね。ありがとうございます。ゆるりとした心で。
どうですか、早丸さん。
スピーカー 2
いや、元気だよ。病院が変わってね、今全然その働き方というかさ、
システムとかが変わってちょっとそれに慣れるのが大変ってのもあるけど、
まあまあ元気にやっておりますわ。
スピーカー 1
あ、そうですかね。病院変わるっていうのは、
なんだ、その専門の内容変わらないでしょ。だから要は。
医療のローカルルール
スピーカー 2
いやいや専門は変わんない。もうカテーテルしてるんだけど、
結構その病院によってローカルルールがあって、
そのカテーテル一つ取ってもどのそのカテーテル道具を使うかとか、
どんな順番で感動脈って心臓の血管を取るとかそういうのが全部違って、
そこに順応するのが結構大変。
そういうとこから違うの?
スピーカー 1
えー、それめちゃくちゃ意外だね。
スピーカー 2
結構医者の世界がガイドラインっていう、
そういう全国統一、世界統一しようっていう流れが最近で、
特にカテーテルとか手術とかそういう、なんていうのその、
なんていうんだこの職人的な側面を持ったところはやっぱりね、
そのローカルルールが存在するのよ。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。そうかそうか。
ちなみにそのガイドラインっていうのはどこが出してるものなんですか?
スピーカー 2
ガイドラインは過言なんだけど、
俺らで言うと循環機内科学会っていう学会、
循環機内科の大偉いさんが集まった学会で出しててみたいな。
スピーカー 1
過っていうのはその専門科の学会でガイドラインが出てるってことなの?
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
なるほどね。そうか、結構ローカルルール的なものがあるんだね。
さっきシステムって言ったのはさ、
組織の運営のための仕組みっていうだけじゃなくて、
そもそもオペンの手続き論だったりとか、
そういうところも違ってくるということなんですね。
スピーカー 2
あ、そうそうそう。
あとね、全然また違う、
ミンティーはシステムって言ったけどシステムも違って、
前の病院では看護師さんがやっててくれたことを、
この病院では医者がやらなきゃいけなかったりとか、
逆に事務員さんがやってたことを医者がやらなきゃいけなかったりとか、
もうなんか、なんていうの、
俺の医者の働くべき仕事の内容とかも、
病院によって結構、
アメーバみたいに変わって、
これも俺らがやるんだみたいな、
これやらなくていいんだみたいなことがあって、
スピーカー 1
結構そこに戸惑ってる。
なるほど、なるほど、はいはいはい。
なるほどね、そっかそっか。
まあでも、いう点ね、
いわゆるビジネスマンだと会社が変わったみたいなタイミングでやることですもんね。
あ、そうそうそうそう。
他の人たち、働く周りの環境が変わったってことですね。
そういうことですね。
そっかそっか、なるほどね。
いやいやいや、久々ですね。
久々ですね。
スピーカー 2
どうですか、ミントさんは、
特に職場の方は変わらずですか?
スピーカー 1
いや、いずれかしかったですね。
僕ら今、たまたま、
いわゆる行政さんとお仕事するケースがめちゃくちゃ多くてですね。
今日、今撮ってるのは4月の9日なんですけど、
行政って基本的に年度という単位で動くので、
病院もそうかもしれないけどね。
会社もそういうとこ多いかもしれないですけど、
年度という単位で動くと。
で、年度の中で、
予算というわけが決まってて、
こういう事業のためにこれからお金を使うんだっていうのが、
いわゆる国会もそうだよね。
予算会議っていうのは一番大事なわけじゃん。
会議の中で。
お金をどこにどれだけ割り振るのかってことが、
やっぱり行政の中ですごい大事な仕事なんですけど、
その予算、
当てがわれた予算の中で事業っていうのが回ってて、
その単位っていうのがやっぱりどうしても年度にひも付いてくるということでですね。
僕らすごい小さいチームでやってるんですけど、
小さいチームでやりつつも、
年度という単位にめちゃくちゃ縛られちゃうので、
年度末というところに業務がめちゃくちゃ集中すると。
スピーカー 2
この3月、めちゃくちゃ忙しかったってことなんだから。
スピーカー 1
そうなんですよ。
これはもうありがたい話なんですけどね。
ありがたい話なんですけども、
そこにすごくお仕事が集中するという構図に。
スピーカー 2
逆にそこに仕事が集中しなかったら結構会社としてはちょっとピンチかもなみたいな、
そういう考え方でいいの?
スピーカー 1
まあまあまあそういう言い方もできるよね。
そこでもう頑張り切るみたいな感じですよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そうそうそうっていうので、
ちょっとそういうのが果て続いてて、
暇をいただいておりましたと。
スピーカー 2
いやまあまあ春休みですね。
カタラジオにも春休みをするということで。
スピーカー 1
いやでもね。
むしろ休めてないですけどね。
スピーカー 2
でもね、あれな。
やっぱね、コミュニティと周一カタラジオしないと、
やっぱ喋る人が家族と職場になってさ、
まあ当たり前なんだけど。
家族もある意味、
俺は奥さん看護師さんだから医療者で、
職場ももちろん医療者だから、
もう医療者としか喋ってないって状態で、
別に悪く言うわけではないけど、
結構考え方が凝り固まってきてるから、
久々にリハビリ会みたいな感じになってる。
スピーカー 1
そうですよね。
いやでもこれ確かに、
この機会何気にさ、
週一、二とかのペースでずっとやってたわけじゃないですか。
これ結構さ、
自分たちの脳みそにとってすごい良い時間だよね。
改めてだけど。
スピーカー 2
そうそう、めちゃくちゃ良い時間だよ。
しかもあれじゃん、
俺はこれ撮り終わった後に絵を作ったりとかさ、
YouTubeにどう上げるかとか、
そういうことまで戦略立ててやってたわけじゃん。
結構1年半、2年間、
2年間はやってないか。
1年半くらいようやってたなって、
やってたなって、
今になって、
我々の近地と振り返るわけでございますよ。
スピーカー 1
最初の、
しばらく、
断続的に、
なんていうんですか、
スピーカー 2
お休み期間があるじゃないですか。
スピーカー 1
ありますね。
1年お前じゃないか。
7ヶ月くらい前に1ヶ月ぐらいやってなかった時があるけど。
夏ぐらいに1回あったよね。
その時はでもなんか、
最初の特集が終わって人がいなくしましたみたいなタイミングだったから、
なんかその積み上がってきたものがそんなのなかったじゃないですか。
スピーカー 2
そうだねそうだね。
スピーカー 1
今回結構特集いくつもやった後のタイミングで、
しばらく休んでたっていうのがさ、
やっぱちょっと、
頭の使い方変わったよね。
タイムアウト、ネガティブケイパビリティ
スピーカー 1
この2ヶ月間だけは。
っていう感じがすごいあって、
すごい良い効果があったんだなっていうのを改めて感じましたね。
スピーカー 2
今回はどう戻ってくるかなっていう感じで、
俺もどのタイミングでいつ語らずは再決戦かっていうのを結構ね、
俺自身楽しみにしてた。
まさにだからこの、
今我々実はほらもう皆さん忘れてるかもしれないけど、
今ネガティブケイパビリティって概念を扱ってるわけでございますよ。
スピーカー 1
そうなんですネガティブケイパビリティ。
僕ね最後の回がね、
2月3日に出てるのが最後なんだよね。
スピーカー 2
そんな前、2ヶ月前か。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
だからこれはまさにカタララジオにとってのネガティブケイパビリティ期間ということで、
綺麗にまとめていいですかねこれはね。
スピーカー 1
そうやってきたんだ僕たちはずっとね。
スピーカー 2
で起きたことを全部特集にしてきたんだよ。
だからこの空白の2ヶ月はさ、
我々にとって必ずしもマイナスではないというか、
前を抜く私服の時間というやつですね。
スピーカー 1
はい私服の時間です。これがあるからまたアップデートできるということで。
スピーカー 2
そういうことでございます。
スピーカー 1
いやーこれってもう、まだ喋って大丈夫なの?時間大丈夫?
もちろんもちろん。
これさ、思ったんだけど、
この時間って実はさ、
今普段どういう風に生活してるかとか仕事してるかとかわかんないですけど、
あれだよね、
めちゃくちゃ思ったことそのまま言える時間って意外と貴重じゃないですか。
スピーカー 2
そうなんだよ。
スピーカー 1
何のその何、
お仕事上のしがらみもなく、
職能上のしがらみもなく、
その何というか、
気を使うでもなく、
で変に何というか、
忖度する必要もなくみたいな状態で、
この頭の中から出てきたものを、
ほぼノーフィルターで外にアウトプットしていい時間って、
実はすごい貴重だよね。
いやめちゃくちゃ貴重だよ。
すごい気づいて、
思ったんですよこの期間でね。
それを言う期間がないだけで、
めちゃくちゃ溜まっていくというかいろんなものが。
スピーカー 2
溜まるというか、
溜まるというか流れていくんだよね。
どんどんどんどんポッポポポ相手は、
ここで作品にしないと、
我々の思考の断片というのは流れていくから、
むしろこの2ヶ月間、
確かにいいネガティブケイパビリティーではあるけど、
同時にアイディアの機械損失でもあったかなっていう、
そういう考え方もあるよな。
スピーカー 1
機械損失って話は確かにその通りだね。
僕の場合だからそれどちらかというとさ、
それを表現する場所があるということが、
実はこれすごく救いなのではないかという気づきだったんですよね。
僕にとって。
それは何かその何というか、
もちろんアイディアとして形を持たせたい、
形を整えたいみたいな話もあるけど、
一方でその吐き口でもあるわけじゃないですか。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
その感じがすごい強い2ヶ月だった。
僕の場合めちゃくちゃ忙しかったという背景もあってね。
そちら側に寄っている可能性もあるけど。
スピーカー 2
なんか俺はね、この期間は、
このカタラジオっていう時間は
俺日々の生活の中のタイムアウトだと思ってて、
ミンティたちの仕事にはタイムアウトっていう概念ってある?
スピーカー 1
タイムアウトっていうのはどういう意味で言ってますか?
スピーカー 2
俺ら家庭診療とか手術をする前に
必ずタイムアウトの時間を取るの。
で、タイムアウトの時はみんな手を止めなきゃいけなくて、
今日の手術の患者さんは80何歳男性、
右肝動脈の難問が詰まっているので、
ここに仮定するステントを置きます。
アプローチは右の頭骨動脈です。
よろしくお願いします。
増え増えなんとか使います。
看護師なんとかです。
でも各職種の人が
各々自分の患者に関して情報を提供し合って、
その瞬間だけはみんな手を止めて、
スピーカー 1
スッと無になる瞬間。
スピーカー 2
一回リセットするっていう。
俺にとって結構このカタラジオの
週1回の打ち込み時間は
1週間ごとにタイムアウトしてた感覚。
スッと1回ここでカタラジオ挟んで、
日々の生活のメリハリになってたかなっていう。
スピーカー 1
なるほどね。
タイムアウトって面白いですね。
医学部の部活集団
スピーカー 1
それはでも情報共有のための時間ってこと?
スピーカー 2
情報共有だ。
1回みんな冷静になろうぜみたいなために作ってる時間なんだよ。
スピーカー 1
なるほどね。
サッカーの試合とかでピッピッとフェロが鳴ったときに
キュッと集まって、試合の前に集まって、
一言二言会話して出ていくみたいな感じなのかな?
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
いいねいいね。
なんか羨ましいね。
そういう話を聞くとめちゃくちゃ羨ましいなと思っちゃった。
どういうこと?
オペっていうみんなで共通の目標に対して
取り組むような試合みたいな場があってさ。
それに向けてみんな役割は明確に決まっててさ。
その手前でその役割を担うために必要な情報を共有するわけでしょ?
そうそう。
そういう感じいいね。
スピーカー 2
めちゃくちゃいいね。
どっちかというと我々が分かりやすく言うと
部活とかに近い。
ピンティーサッカー部だったと思うけど
一つ目標に向かってチームでワンチームになろうっていう
そういう結束を深める場だから。
スピーカー 1
すごい試合っぽい感じなんだね。
スピーカー 2
そうそう。
医学部って面白くて
多分ミンティーとか絶対部活ってしてなかったでしょ?大学の時。
してなかった。
サークルとか部活ってなかったでしょ?
スピーカー 1
あったけど入ってなかったね。
スピーカー 2
医学部生って9割型部活に所属してる。
今もいい大人がさ。24、25のいい大人がさ。
先輩後輩つってこうお前何とかしてよ。
はいみたいなことをずっとやり続けて
そのまま研修員になって医者になってくるっていう感じだから
結構その先輩後輩の部活のノリを
ずっと社会人まで持ち込んでる集団が結構医者だと思ってて。
スピーカー 1
なるほどね。
体育会系的なノリがあるということね。
スピーカー 2
そうそう。だから結構今俺がやってる家庭テレとかも
割と体育会系の空気が流れてる場ではある。
スピーカー 1
なるほど。
なんかそれはもしかするとあれだよね。
登ってる山みたいなものがあったとして
極めていくものの方向性とかさ
そういうのが一定明確な世界じゃないですか。
スピーカー 2
スキルだったりとかさ。
スピーカー 1
それこそ家庭のテクニックがいいとか悪いとかさ。
それからそれこそ患者の思想を拾い取って
そこに対してアプローチしていくみたいな。
それこそ今回のテーマに即して言うと
ネガティブ経営アビリティという話に多分なるんだと思うけど
そこにそのカウンターパッドがポジティブ経営アビリティなわけじゃないですか。
いかに早く効率化にたどり着くかみたいな。
で問題を解決して原因となっているものを取り除いてみたいな。
そこにベクトルがそもそも向いてるんだっていう前提の世界の中において
体育会系的なと言うとちょっと語弊があるかもしれないけど
職人気質なと言い換えることができるかもしれないけど
登るべき山のベクトルが明確になってるって
ミンティのポジティブ経営アビリティ
スピーカー 1
すごい実は分かりやすい世界なんだよね。
スピーカー 2
そうだね。分かりやすい世界ではある。
スピーカー 1
それが多分合理的なんだろうね。かつて。
確かにね。
スピーカー 2
だから何回かこのラジオでも言ってるけど
俺はもう職場ではそういうポジティブ経営アビリティ
すぐに答えを出す目標を決まってる世界で生きてるからこそ
週1回のネガティブ経営アビリティラジオが
俺にとって自分の中の多様性を持たせるために重要な時間だったんだなと
俺はこの2ヶ月そう思ってたね。
ミスターポジティブ経営アビリティに戻ってきちゃってるなと思って
スピーカー 1
危ない。
なるほど。
面白いですね。僕は全く逆の感情になってましたね。
僕は元来ネガティブ経営アビリティ的な性格を持っている人間だと思うんですけど
この2ヶ月間ぐらいはマジで早くポジティブ経営アビリティ的になりたいって思ってたね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ザクザク右から左へ問題をさばき続けたいって思ってました。
いかにオペレーティブなことをやれることが
なんていうかハッピー感みたいなことをすごい感じる時期だったな。
スピーカー 2
ミンティはポジティブ経営アビリティに皆さんが働けるようなシステムを作らなきゃいけないような立場ってことかな?
スピーカー 1
これはちょっと要因としては複合的だけど
まず答えが一つにあるようなタイプの仕事ではないじゃないですか。
物事を企画するということ自体がすごく大きく自分たちの感覚だったりとか感性だったりすごく依存する部分があるというのが一つと
一方でお客さんがいるクライアントがいるみたいな世界で
何かしらストライクゾーンがあるわけだよね。
そのストライクゾーンが結構動くんだよね。
そういう世界の中で実はポジティブ経営アビリティ的に解けたら
いかに気持ちいいだろうかってことをすごい想像していたというか
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これは問題の構造がネガティブケイパビリティを取らざるを得ないというだけで
本来であればポジティブケイパビリティ的に解いた方がいいんじゃないの?これみたいなことを
ふと思う習慣があってそれはなんかこう忙しいからこそっていうのもあるし
スピーカー 2
まあ確かにね。ネガティブケイパビリティは時間を要するからね。
スピーカー 1
そうそう時間を要する。だからもう僕耐えられないです。
答えの出ない自体に耐える力をどんどん削がれていくわけですよ。
その状態にずっとさ一人で置かれているとね。
そこで多分この今叩きタイムアウトって言ってくれたけどみたいに
こうなんか一回こう振って引いて今こういう時間だよねとかさ
これが面白くてこれが面白くないよねとかさ
その動作を確認する時間があるっていうのがすごい大事じゃないですか。
スピーカー 2
そうだね。だからミンティーにとってもこの時間はネガティブケイパビリティを
楽しいネガティブケイパビリティというか
ポジティブなネガティブケイパビリティを行える時間だったんだよね。
ポジティブネガティブケイパビリティタイムだね。
スピーカー 1
意味が違うポジティブね。
そうそうそうそう。いい意味のネガティブケイパビリティをできる時間だったわけね。
答えの出ない自体に耐えるのはやっぱりきついんですよ。実はやっぱり。
スピーカー 2
そうだね。答えの出ない自体に耐えるというか
我々がやってるのは答えの出ない自体を楽しむっていうことだから
耐えてるわけじゃないよ実はね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
結局でも答え出したくなっちゃうしね。
スピーカー 2
まあ確かに。
スピーカー 1
そういう不安定な状況下に置かれると
みたいなことがすごくあるなと思いまして。
スピーカー 2
まあ仕事でやってると確かに答え出さなきゃいけないっていう状態になるから
それは難しいね。
本来はその答え出すべき能力ではないネガティブケイパビリティで答え出せって言われてるから
そこでもう既に矛盾しちゃってるってことだよね。
ネガティブケイパビリティを楽しむ時間
スピーカー 1
まあまあまあね。そういう方もいるかもしれないね。
大変だ。
いやーということでこの2ヶ月ですかのブランクがありましたけれども
何事もなかったかのように戻っていけるのがですね。
自転車だね。久々に乗っても乗れるって。
だからショーノー。
ショーノーだ。
スピーカー 2
ショーノーラジオですから。
スピーカー 1
もうカタラジオのカイドウはショーノーの6階にいるんだね。
そうなんですよ。
いかにそこで第二のを使ってるかっていうね。
スピーカー 2
そういうことだね。
リスナーの皆さんもねこのカタラジオの久々のこの2人のやり取りに
ちょっとこうショーノーの反応してくれたらちょっと嬉しいよね。
スピーカー 1
あーまさにですね。ショーノーで反応して。
何も考えずに恥ずかしげもなくお便りを送ってくださいと。
スピーカー 2
そうですね。
なんかね、もう終わりの雰囲気だけど
俺にとってはこのラジオまた新たな意味を持っててさ。
実は。
前の職場の人が実は結構カタラジオを聞いてくれてる人がたくさんいて。
スピーカー 1
カナザワ。
スピーカー 2
なるほど。
前の職場去る時のカタラジオを続けてくださいとかカタラジオを聞いてましたみたいな
結構メッセージカードもらったりとか。
だから今俺福井に来てなんかこう電波に乗せて
このカナザワのみんなにこの声届けるのもなんかちょっとそういう生存報告でもないけどさ。
ちょっとみんなで思い出しながらこう喋ったりとか。
そういう意味合いもちょっと持ってくるなっていう。
スピーカー 1
大事ですねそれはね。
そうそうそう。
スピーカー 2
それはすごい大事ですね。
また一緒に続けていけたらいいですね。
スピーカー 1
おっしゃる通りですね。続けていきましょう。
スピーカー 2
はい。ではでは今日はこの辺でまたよろしくお願いします。
ありがとうございます。
21:59

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