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スピーカー 2
【カタラジオ】
スピーカー 1
意志と規格者が緩く語らう概念獲得リアリティ番組、カタラジオの時間が今週もやってまいりました。
ゆる進行のミントと、
スピーカー 2
ペシャリ担当の山上です。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
いやいやいや、お元気ですか、山上さん。
スピーカー 2
いや、元気ですけど、最近忙しいのと、あと結構ね、金沢雪深いんだよね、すごい今。
ああ、そうですよね、大雪だって。
久々に。
スピーカー 1
どうですか、どんなもん?
スピーカー 2
えっとね、2,30センチ積もってるって感じでも。
スピーカー 1
あらあら、それ結構、最近なんか2,30ってあんまないんじゃない?
スピーカー 2
あ、そうそうそう、しかも多分関東、まあミントは多分全然あれだと思うけど、
普通に関東に住んでる人からすると、2,30センチってもう、交通の麻痺するどころじゃないでしょ、もうやばい。
スピーカー 1
あ、そうね、もうね、だって5センチ10センチでね、お騒ぎだからね、関東だと。
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう。
スピーカー 1
なんか久々に聞いたのに、2,30センチ積もった。
スピーカー 2
あ、そうなのよ、だから俺もまた、あの、久々に今季初のスノーボードに、あの、漁って行ってこようかな、みたいなことをちょっと。
スピーカー 1
大体ポジティブですね、いいですね。
スピーカー 2
あ、そうそう、その全てのことをポジティブにとられていくスタイルでやっておりますね、私は。
スピーカー 1
あ、山上くんスノーボードさ、去年もこの時期行ってたよね、ちょうどなんか福井のさ、勝山かどっか行ってたじゃん。
スピーカー 2
いやそうなんだよ、ジャム勝山の山の上から恐竜博物館が見えましたって話をしたかと思うけど、去年の今頃。
あの、あれだよね、ミンティが育種家になったっていう話をしたくだりの時だったと思うけど、
覚えてる?ミント畑。ミント畑って何も植物のミントを育てるわけじゃなくて、ミンティが家庭作業みたいなのを家の近くでやってますよってくだりをしたじゃない。
スピーカー 1
はい、言ってた。
スピーカー 2
そうそう。どう、その後、そう、今それで思い出したけど、その後ミント畑はすっかり、育種家ミントはすっかりやっておりますか?
スピーカー 1
あー、なんで育種家の話になったのかちょっとあまりにも唐突だったのでびっくりしますけど、
育種家の畑は1周年かな?約1年回して満足したので今は一旦手を引いておりますけれども。
あ、そうなの?
面白く1年やりましたね。
スピーカー 2
ほうほうほう。今じゃあもうあの畑はもうやってないんだよな。
スピーカー 1
今やってない。おしまいになった。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。なるほどね。懐かしいね。
そう考えたらあのスノーボードのジャム勝山のあれから1年経つって時の中では早いなと思うね。日々でございますけど。
スピーカー 1
いや、てかなんか今日あれリバーサイ調子悪くない?リバーサイなのかな?Wi-Fiなのかな?
スピーカー 2
いや、めちゃくちゃ調子悪い。これなんか普段ね、いつも遅延なく我々会話できてるじゃん。リバーサイとかでは。リバーサイの空間では。
なんかね、ちょっとこう他社をディスるのもあれだけど、Zoomとかで会話してるような感覚になってしまってる。
スピーカー 1
いや、ほんとですよ。なんか先週あれかな、インコの話したからかな。リバーサイの話したから。
スピーカー 2
そうだね、ケイパビリティって一般的に聞けばもうそもそもポジティブな意味に捉えられがつな言葉だよね、能力って。
まさか能力がネガティブな意味を追ってしまうとは夢にも思わない方々が多いはずですよね。
スピーカー 1
そうだね、という中で今回の本はそこにネガティブっていうね、否定の言葉を頭につけた概念に向き合っていこうということですけども、
全体をざっと外観した上で、今日読む章についても少し最初に触れられたらなというところでございます。
この本全体でいくと10章の構成になってますというところですね。
この前読んだのがはじめに、今日はその後に続く1章と2章を読んでいきますよということでございます。
このはじめにでも少し触れられたんですけれど、1章ではどんなことに触れるかというと、1章のタイトルからいきますと、キイツのネガティブケイパビリティへの旅ということで、
これキイツさん誰か覚えてる?はじめにに出てきた人。
スピーカー 2
ネガティブケイパビリティって言葉を提唱した詩人、ポエバー。
この人のセリフで俺が印象的だったのが、結局詩人が一番素敵な存在ではない。
スピーカー 1
これはじめにの中でもすごく光ってる一節だったよね。
スピーカー 2
まさに本当に逆に俺から言わせればすごい素敵な表現をするなって思った。
結局言ってた男とか女とか川とか海とかっていうのは全部アイデンティティを持ってるけど、詩人っていうのはアイデンティティが持たざる存在だから、
それを探求している状態っていうのは普通は耐えがたい状態で、それに耐えるためにネガティブケイパビリティが必要だっていう風にキイツは言ってて。
スピーカー 1
なるほど確かにというふうに思った記憶がありますね。
そうですねそうですね思い出してきましたね確かに。
始めりの中で登場したこのキイツさんだけど、この最初の第1章かな。
この章ではこのネガティブケイパビリティという概念をある種発明したというふうに相応しいかなこのキイツさんはね。
この人がいかにしてこのネガティブケイパビリティという概念に出会うのか。
その道のりをですね、彼の藩書を描きながら。藩書というかね、彼はね26歳で亡くなってんだよね。
残念ながら。
なのでまあ藩書を描いたと言いつつほぼ一生描いてるんですけれど、まあそう言ってしょうがない。
スピーカー 2
このキイツさんはネガティブケイパビリティを25年間の間に発明したし、しかもこの人かなり世界的に評価されているその主人らしいんだけど。
なんでこのたた25年という人生でここまで素晴らしい筋だったりをかけたかっていうのがネガティブケイパビリティがあったからだっていうふうに書かれてありますけどね。
スピーカー 1
現代ジャパンのキーツさんですね、素晴らしいですね
スピーカー 2
そうそう、たぶん循環器だったらこの瞬間に韻を踏みながら踏みましょうみたいな、この空間に言う間にとか言うあんでもいいとか踏みながらやっていくみたいなことはできるんだけど
スピーカー 1
すげーな、やっぱすげーな
スピーカー 2
これはもうだから今一瞬でこの即答連合屋が光ってしまったわけですね、またポジティブゲイパーしちゃったよ
スピーカー 1
面白いですね、まあでもこれがポジティブゲイパーなのかはよくわかんないけどね
スピーカー 2
確かに答え出したわけじゃないですね
スピーカー 1
遊んでるわけだからね
スピーカー 2
そうだね、ネガティブゲイパーなのか、まあいいや
スピーカー 1
そういう中で一免許取った後も医学側で合意を蓄えながら試作をやめなかったっていうプロセスの中で
なんか徐々に雑誌だったりとかに掲載されてる機会が増えていくんだよね
そうなった中で最初の筆値を出すということをきっかけに徐々に稼ぐことから離れていくわけですよね、彼の人生の中でね
これがすごい彼のターニングポイントになった部分なんじゃないかなと思ってまして
最初の刺繍を出したその諸著作がめちゃくちゃ評価を受けたらしいんだよね
なんだけど一方でその印税みたいなものは雀の涙じゃないですけど
生計が枯渇していくという苦しみがあったわけなんだよね
この中で出てきたのが冒頭に少し触れた受動的能力って言葉だったという言葉ですね
スピーカー 2
たどり着きますね
スピーカー 1
これを見出すきっかけになったのが実は彼はめちゃくちゃシェイクスピアを読みながら色々その試作のスキルを獲得しようともがいてたんだよね
その中にあった表現が面白くてさシェイクスピアの作品に見出したのは無感覚の感覚だっていう話があってこれすごいおもろいですよね
スピーカー 2
これはどうなんだろうねあんまりシェイクスピアに詳しいわけじゃないけど
スピーカー 1
マクベスの綺麗は汚い汚いは綺麗みたいなくだりがあるじゃないかそういうようなところ
確かにねちょっとそこに何か似たような話題もありましたねその無感覚の感覚については
ここに解説あるのをちょっと読み上げると対象にどうかして作者が介在しない境地だというような表現がありますよね
なんかこう日本人的な表現でいくと無我の境地みたいな感じなのかなわからないけど
スピーカー 2
まあまあまあ言葉がよく聞くけど意味がよく分かってないこともナンバーワンみたいなこと
スピーカー 1
確かにねまあでも書き手というか主体みたいなものが少し脱色されているような
なんかそういう感覚を抱いたのかしらみたいなことをね
スピーカー 2
前回の主役でも言ったシェイクスピアはナレーターになれたみたいな
逆じゃないよナレーションができたっていうどっちサイドにつくことがなく
ナレーターを後編にできたからこそシェイクスピア作品は結構面白かったみたいな話が前回してたと思うけどまさにそういうこと
スピーカー 1
そうだねそうだねだからそのさっき山上くんが自分語りをたくさんされてましたけれど
それとはだから真逆の能力ってことね
そういうことだね
つまり受け止め続けるみたいなことでしょ自動的能力ってことが出てきた
スピーカー 2
そうそうそうすごくわかりやすいそれは
スピーカー 1
だからそれは結構このラジオにおける山上くんと僕の関係性の対比にはすごく似てるんじゃないかと思いましたけどね
スピーカー 2
そういうことだね確かにね
スピーカー 1
僕発話しないなって思ったのに和田沙耶にも突っ込まれてましたけど
俺の話しないじゃないかって言われてたじゃない
スピーカー 2
だからそういうことだからミンティーはネガティブ経過で
でもなるほどネガポジでやってるのはすごくいい感じだよだからこれは
スピーカー 1
確かにね僕があんまりポジティブ経過を発揮することなんか最近も拒み始めてるんで
いかがなものかなと思いますけれどもでもそういう感じだよね
でその時に彼が気づいたのがまさにこの受動的能力みたいな話と
シェイクスペア読みながら感じたさまざまな感覚その無感覚の感覚とか受動的能力みたいな概念がありましたけど
これがね一番最初に出てきた手紙にも書かれたネガティブ経過の概念に向かって結実していくという話がありますと
ここでキーツさんが言ってるのは真の才能は個性を持たないで存在し
請求な到達を求めず不確実さと会議とともに存在する会議は疑うほうの会議ですねとともに存在すると
これがこの能力が他の人間が何を考えているかを想像する力に直結するんだと結論したよと書いてあるんです
スピーカー 2
これ面白いよね
スピーカー 1
この章のポイントなんじゃないかなと思うんですね
スピーカー 2
いやすごく面白いなと思ったのがネガティブケイパビリティの力があるってことは
まあまあこう述べられてきたけどそれが何にたどり着くのかってところで
他の人間がどう考えているかを想像する力につながるんだって
そこにつながるんだっていうのはすごい面白いなと思って
これ何かと似てるなと思ったらこれは認知的共感とすごい似てるなっていう
スピーカー 1
ありましたね
スピーカー 2
冷静に他の人間がどう考えているかを想像するっていうのはさ
今答えを急ぐっていうのが浄土的共感なわけじゃん
すぐに本能的に誰かに共感しちゃってその人の意見にバーって流されちゃうみたいなのが浄土的共感
請求に答えを求めずに他の人間がどう考えているかを想像するっていうのが認知的共感だと
結局認知的共感がいいよっていうのはネガティブケイパビリティがいいよっていうのが結局
道義になってくるのかなってことを読みながら思ったけどどうでしょうか
スピーカー 1
そうねそうねそこの話にすごく接点がありそうだなと思ったキーワードが
ちらっとさっきも紹介したんですけど受動的能力を結構この本人自身が言い換えてるんだよね
スピーカー 1
キーツさんがでキーツさんの言い換えの中に客観的想像力ってさっき山上くんもちらっと挙げてくれてたじゃない
この客観的想像力がもう一個と対比されてるというか同じことだよって言われてて
共感的あるいは客観的想像力っていうふうにキーツさんは言ったって書いてあるんですよ
でこの記述僕結構引っかかって
スピーカー 2
共感的であることと客観的であることがあるいはでつながってるって結構不思議じゃないと思ったの
スピーカー 1
ともすると共感って誰かの視点になり変わってみたいな感覚なのかなと思ったり
客観的っていうのはむしろ視点を脱色したようなところの意味合いがあるじゃない
主観的な客だからみたいなこの二つが同じ概念として語られるのかしらみたいなところに僕は結構引っかかりを感じて
でもそこがね最後のさっき言った個性を持たないで存在し云々みたいなところだったりとか
他の人間がどう考えてるかを想像する力に直結みたいなところを読んで初めてこうすっと
腑に落ちるみたいな感覚がありまして
スピーカー 2
キーツはだから反共感論の概念を獲得済みなんだなっていうふうに俺は思ったけどね
スピーカー 1
そうだね確かに
スピーカー 2
ここリンクできるのはカタラジオの第4回の特集を聞いてくれてる方々なのかなっていう
スピーカー 1
これも是非面白いので聞いて欲しいですけど反共感論っていう本がありましてね
これを読んだシリーズ4ですね
スピーカー 2
シリーズ4ですね
スピーカー 1
是非聞いていただきたいなと思いますけれど
要はあれも医療現場だったりとかの中で共感という概念をどう取り扱うかみたいなことを書いてる
ここで言ってる共感は反共感論に出てきた同情とかさ
同感に近い浄土的共感ではなくておそらく認知的共感のことを指してるよね明らかに
スピーカー 2
そうそうなんだよ
なんかこれもすごい普通の一般の人は共感って言うと浄土的共感を想像してしまうっていうのが多分通念だと思うんだけど
このキーツさんはさも当たり前かのように共感イコール認知的共感ですよっていう風に書いてるのが
さすがこの有識者というか認定的認知的だなっていうのはすごくいいなっていう
スピーカー 1
そうなんですよね
ここにちょっと接点があるかないかはわからないけど
僕がその後に続くねシェイクスピアを読みながら彼が考えたことみたいなところもすごく素敵だなと思ってて
その中で一ついいなと思ったのはさリア王の話もあったけど
対立する2つの概念の対比とその境界の曖昧さみたいなものに気づいていくのだって書いてあるじゃないですか
これがなんかやっぱすごく彼らにとってはなんか大事なお手本だったんだなシェイクスピアはみたいな感じがありまして
ちょうどそのキーツさんが書いた作品でさエンミリオンっていう作品があるんだけどその冒頭もすごいよくてさ
スピーカー 1
ちょっとシェイクスピアっぽいのかもしれない僕もあまり読んだことないけどわからないけどちょっと読み上げますと
喜びも悲しみも歓迎する 忘却の川の桃 エルメスの羽の羽も同じだ
今日も来い明日も来い 二つとも私は愛する
って言って始まってあとずらずらずら続いていくんですけど
なんかこう愛対する2つの概念例えばいいことと悪いこととかさ
一般的に良いと思われていることと悪いと思われていることみたいなものが
なんかある種切っても切れない関係性にあってそこの境目って別にないんじゃないみたいな
だからこそ両方愛さないとどっちかを愛すことできないぜみたいなことをテーマになんか彼はひたすら詩を読んでいくわけですけど
なんかこのあたりとかはね結構その受動的みたいなことをあえて言ったりとか無感覚の感覚みたいな
めんどくさいこと言ったりとかする感性にもすごく通じてるよね
スピーカー 2
なるほどねなるほどね確かに確かに
無感覚の感覚結局この無感覚の感覚が何かってのは結局俺はイマイチ分かってなかったんだけど
スピーカー 1
無感覚の感覚ねこれ英語訳の方が分かりやすいのかな
The feel of not feelって書いてるね
おー余計ごコンフィーズしたけどね
何も感じてない感じがするっていうことだよね多分ね
スピーカー 2
そういうことか何も感じないって感じてるってことか
スピーカー 1
シェイクスピアは書き手僕もねシェイクスピア全然読んだことないんでめんどくさいと思って読まなかったたちなので
ちょっとあのシェイクスピア読者の人には非常に失礼かもしれないけどちょっと想像で話すと
書き手としての主観があんま入ってないみたいなことなんじゃないですかね違います?
例えばこんな事実があったんだってことについて語り手として何か感想を言うんじゃなくて
それについて何も感じないかのように自称A自称Bと自称Cと並べて表現していくみたいなそういうことを言いたいのかな
スピーカー 2
客観的な記述ができてるっていうことだよねすごく
スピーカー 1
っていうことなのかなと思うけどどうなのかね
スピーカー 2
その対立数二つの概念を並べるってのはさっきも俺同じ小説に触れたけど
そのシェイクスピアの唯一知ってるマクベスっていう小説のきれいは汚い汚いはきれいっていうフレーズがあるんだけどさ
その言葉だけ知ってたんだけどそれまさに対立数二つの概念を並べてるから記述の参考になったのかなみたいな
スピーカー 1
あまりにも直接的な参考かもしれないけどね
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
二番煎じかんもありますけどね
スピーカー 2
そうパクったなみたいな
スピーカー 1
まあまあまあでもそれが彼の表現が面白いかどうかはさておき
ネガティブ経歯にたどり着く上ですごくヒントになったというところはまあ今回そういうところかもしれない
スピーカー 1
この一瞬の人生を過ぎ去っていったような人が残した概念がどうやってね
この再発見されに至ったのかというところがまあ面白いところではあるという感じなんですけど
彼はまたねおいたちが特殊だよね独特だよね
スピーカー 2
この人は戦争経験者なんだよね2回の
スピーカー 1
うんそうそうそうそうなんだよねかつ植民地出身なんだよね
イギリスイギリス人なんだけど英国植民地の土木技師のお父さんがいて
インドのパンジャブ地方っていう地方がありますけどこの地方で生まれたと
でパブリックスクールを経て第一次世界大戦に従軍して
これらがめちゃくちゃ強烈なインパクトを彼の人生に残したということですね
まあなんか小学校の時の話とかありますけど
英国からやってきてパブリックスクールに通ってたよってことで
あとねそのまあいい大学に行くようなある種エリートコースだったよということなんだよね
ちょうどその大学に行くようなタイミングでヨーロッパは第一次世界大戦に巻き込まれていくという流れの中で
彼自身も志願兵の受付所に行ったりとか従軍を希望するということで
まあいろいろあったんですけど入隊しますよというところで
ちょうど彼が配属された部隊が世界初の戦車を携えていた部隊でした
そのあたりもまあちょっと歴史的には面白いポイントだなというところですが
彼はその従軍経験の中でうよ曲折あって2つほどね軍功を受け取ることになるんですよね
賞を受けるということなんです
これは彼の経験の中の一つのアンカーになっているというか
このあたり従軍経験に対する自分の違和感だったりとか
この軍功っていうのは結構重荷になっているんだみたいなね記述がありましたね
でまあそんなこともあっていろんな方が亡くなって
でまあでも戦争は終わりそして復印するというプロセスの中で大学に入り
歴史を最初に学ぶというのがですねこの人の大学でのキャリアということですね
その後近代学と近代の歴史ですねと後は哲学を学ぶというところで
その後すぐに医者になるわけじゃなくて実は教職を得て歴史と文学の先生になりますというところなんだけれども
ちょっと転換点っぽいストーリーが一つあってこれは教職に魅力を感じなくなったタイミングで
買い上がった生徒のお母さんに生徒に対して性的逆対をしたんじゃないかと
訴えられてしまい解雇されるという事件がありました
でこの経験が精神分析会になるきっかけになったというとちょっと直接的すぎるかもしれないが
精神分析会になることを決意する一つのトリガーになったよというふうに書かれてますね
スピーカー 1
ここまでが彼の医者になるまでのプロセスというところですけどどうですか山上さん
スピーカー 2
この人もでも何足もわらず履いてるよね医者になる前にいろんな戦士
従軍してそこで賞を取ったりとかさ教師になったりとかさ
いろんな医者がやっぱこうねこの母切先生もそうだけど美容さんもそうだけどいろんな
スピーカー 1
キースもそうかいろんなわらず履いた医者が出てくるけどやっぱり全員魅力的だなっていう風に思います
確かにねだからその書くその人その人その人のキャリア自体がさなんていうか
すぐに答えを出すタイプのキャリアじゃないよね
うよ曲折があり最短距離であるお仕事を目指していったみたいなタイプじゃない人が多いよねやっぱ登場人物もね
スピーカー 2
そうなんだよ結局俺その医者かけ何かを目指したいって多分語らずような当初から言ってると思うけど
なんかこの66番目の特注でこんなに医者かけ何かのこのいろんなロールモデルに出会うとは思ってちょっとね嬉しくなってるわ
スピーカー 1
確かにね確かに山上くんなんかはむしろ最短距離で医者に到達しているわけですから
ここから何か起こすためにはむしろなんかこう自分で天変地異起こさないといけないっていうことだよね
スピーカー 2
これはだから山上は医者になってからこういろいろ取り込んでるタイプとして紹介されればいいよね
スピーカー 1
確かにね確かに面白いですね
でもねこの人の話も聞いてもそうだけどやっぱその世界大戦というか戦争?
獣群経験がやっぱすごいこの人の人生に影を一つ落としてるよね
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
そうちょうど彼が精神分析科医になることを決意した後入った大学で
医学部の教授が書いてる本とかも平和寺と戦時における群れの本能みたいなさ
結構そういうテーマに関心を持ったりとかやっぱり当時の精神科系の患者さんというのは今で言うPTSDみたいな症状を抱えた方が多いとか
なんかやっぱその戦争っていう一個の大きなインシデントとさ彼の人生すごく重なってる感じはありますよね
スピーカー 2
まあ相当ね強烈な体験なんだろうね戦争ってのはやっぱ
スピーカー 1
まあそうだろうね
まあ今もね戦争や戦争らしきことがね起きてますけれども
そういう中で何か思った人がそれをこうね人生の後半でこうなんか糧として何かに結びつけみたいなことはもしかしたらあるのかもしれないよね
スピーカー 2
そうだねそうだね
スピーカー 1
っていう中で彼は最終的に医師の資格を得て開業することになるわけですけれど
この時のね初期の駆け出しの頃の患者さんこれが非常に実は有名人が一人やってきましたということなんですけど
この人が後のノーベル文学賞受賞者になったサミュエルベケットという作家さんですね
スピーカー 1
この人を治療することになったと
当時彼はまだそんなに有名な作品を書いてなかった時期に多分受診されてるんだよね
これは結構面白くて彼は27歳の若さでしたと
身体的不良医に見舞われたよということでその彼の治療を2年間ぐらいかけてやりましたということで
もうちょっと僕はその辺りの精神学的な知見はないのでようわからんまましゃべるんですけど
彼は彼というのはベケットさんの方ね作家のベケットさんはビオンさんの治療を受けることで
実はその精神分析みたいな領域に興味を持って
その後の彼の作品はガラッと内面を描くような作品にどんどんシフトしていき
そのあたりの作品群が評価されて結果でノーベル賞を取るに至るということらしいんですけどね
これはすごく大きな接点だよね
スピーカー 2
このベケットさんとビオンさんはお互いこう両輪になってるんだよね
お互いがお互いの仕事に影響を与えながら切磋琢磨していくっていうこのストーリーが素敵だよね
スピーカー 1
かつ素敵なのはあれなんだよねその後再会の記録もないんだよね
ただこの人生の一瞬2年間ほど重なっただけの接点なんだけど
それがベケットにとっては作品の方向性に影響を与えているし
一方でこの後続くビオンさんの人生にもすごい大きな影響を与えているということで
ここのプロセスで一個いいなと思ったのが
二人がこの治療を通じて感じたものとして表現されているこの言葉の不到達性
到達しないっていう概念が出てきてるんですけど
これちょっと僕掘りたいなと思ったんですけど
スピーカー 2
これ素敵な概念だねこれね
スピーカー 1
ちょっと言い換えが本書にあったので引用すると
言葉では世界も人間の内面も救いきれないという悲しきも重たい実感
これをこの治療を通じて二人は感じたんじゃないかと調査は言ってますね
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
そうで一方でベケットさんっていうのは小説的なものを書く方だったんだけど
さっきのキーツの話にも通ずる部分としては
その言葉遊びあるいは言葉の不完全性みたいなものにすごい注目してて
日本語で言うとこの同音異義語みたいな言葉があると思うんですけど
スピーカー 2
そういったもので言葉遊びすることすごい楽しいんだというキーツがあるよね
スピーカー 1
ありますね
この彼のスタンスがやっぱりすごい面白いよね
スピーカー 2
いや面白い演劇家なんかを書いて
五道を待つながらっていう演劇を書いた時に
役者さんがこのベケットさんの作品のセリフを口にしてるんだけど
このセリフの意味がよくわからないと役者さんがね
このセリフってどういう意味なんですかっていう役者さんがベケットに聞いた時に
返事が字面通りに言えばいいのですっていうふうにベケットは答えた
スピーカー 1
そうなんだよね
スピーカー 2
なんでってそんな意味もわからずに喋っててさ
その役者さんこの感情込めることもできないし
そんな意味あるわけないじゃんっていうふうに言ったんだけど
ベケットは意味の拒否によって作品が出来上がってるから
意味なんて考えるなっていう
スピーカー 1
これめちゃくちゃかっこいいよね
スピーカー 2
すごいよね
スピーカー 1
そんな言葉に意味を求めないっていう言い方をこの本でされてたけど
なんか抽象画みたいなんだよねその作品の作り方
全然具体的なことをさ言葉だから具体的なこと言わざるを得ないんだけど
すごい抽象画みたいに作品作ってるみたいな形容があってすごいおもろいなと思いましたけど
なんかまた別の機会にベケットさんもある作品について
品評書いてくれみたいな頼まれた時にもさ
すごい熟考したげく私は何かについて書くことはできないっていうふうに言ってました
何かについてみたいな態度がそもそもこのベケットは受け入れられてないんだよね
これがね
やっぱすげーおもろいなと思いましたね
スピーカー 2
この人の発言自身が作品なんだよね
スピーカー 1
そうだね自面そのものを読めっていうことを言ってるっていうのは
ちょうどなんだっけ
遺伝子の意味論とかをやってた時のシニフィアンとシニフィエの話にも少し絡んでくるなと思ってさ
分離された何かではなくてもう表裏一体となってペタッとくっついて
書かれたもの以上に何かを考えたり推測したりとか
スピーカー 2
そこは引き剥がせない
オーパーがあったりとかそういう2つのものがあるかどうかみたいな話じゃないんだみたいなことをすごい主張してるよね
スピーカー 1
この関係性は意識の本の時にも出てきたけど心と体もしくは精神と物体みたいなさ
この2つが不可分なものなんじゃないかもしくは2つ別々に考えなきゃいけないんじゃないかみたいな議論はあのくだりでもあったじゃない
そういったところともすごくつながるような感覚があって非常にアプローチとしてはすごく面白いよねこのベケットさん
スピーカー 2
確かにね逆にこの作品を書けるのがすごいというか言葉に意味のない言葉を羅列して作品を作ったわけでしょ
なんでそんなことができるのって感じじゃない
スピーカー 1
意味がない言葉なわけではないんだと思うけどね
スピーカー 2
このセノリの中に意味があって役者の解釈がわからないっていう状態か
スピーカー 1
っていうか解釈ってものを拒んでるみたいな感じなんじゃない?思ったけど
スピーカー 2
何かを言った時にさ何かを他の言葉で言い換えられるってことは最初から他の言葉で書くじゃんみたいなさそういうことを言いたい
スピーカー 1
この言葉でしか言い表せない意味がここにあるからそれをそのまま読んでくれよみたいなさ
わかんないけどそういうスタンスかなと思って
スピーカー 2
俺も同じ体験があって俺小学生の時に謎の劇団に1年くらい所属してたことがあったんだけど
スピーカー 1
謎の劇団いいですね
スピーカー 2
そうよくわかんない劇を1本演じて全然台詞の意味わかんない
なんでここでこんな台詞があるんだとか
なんでここで人がいきなり消えるんだとかなんでここで光させてくるんだとか
全然作品はわかんないけど子供ながらに台詞を覚えて喋ってたんだけど
なんか不思議な謎の高揚感というかやりながらなんだこの変な感覚ってなるの
だからこれはすごくなんか俺もわかるというか
意味を拒否した世界にいるってこともまた演者としても気持ちいいのかもしれないっていう風に思える
スピーカー 1
ああそうか
なるほどね
なんかこれさ本の中でさ言葉に意味を求めないんだって書き方をしてたけど
なんかもしかしたらちょっとニュアンス踏み込んだ方がいいかもなと思ったのは
意味を求めないんじゃなくて
言葉自体が意味だみたいなことを言ってる気もするよね
言葉自体がさめちゃくちゃ生成されきってるから
めちゃくちゃクリスタライズされてるから
これ以上別の言葉言い換えさせるんじゃねえよそれ野暮だろみたいなさ
芸人がさネタを説明させることが一番嫌だみたいな話あるじゃない
それと違いというかそのままネタのままで聞いてくれみたいな
そういう感覚に近いのかもしれない
スピーカー 2
重ねたものをこれ以上肉を剃り落とさせるんじゃねえよってそういう意味合いか
スピーカー 1
そうそうそう
みたいなことを考えているベケットさんを患者に持ったビヨンは何を感じたかというと
ありきたりな言葉では心の内に入ってはいけないんだというもどかしさを感じていたと
スピーカー 2
でもそれを自分の資料に生かせごってモチベーションはすげえよな
スピーカー 1
結局診察もさその何かさ何かなんていうのを画像的なものでアウトプットされたりとかしない限りはさ対話の中で行われていくわけだもんね
スピーカー 2
あそうそうそうそう
スピーカー 1
でことこの精神回軟っていうジャンルに関してはさそのなんだ知らんけどさ
CTスキャンをした脳を見て何かがわかるとかっていう世界ももしかしたら一部であるかもしれないけどそれだけでは絶対ないはずじゃない
結局その党の本人さどう感じてるかっていうさその本人のなんていうんですか首相と言いますかに
模索してしかさ判断できないわけでしょわからないけど
スピーカー 2
あそうそうそうそういうとこ大きいと思う
スピーカー 1
みたいなその世界の中でどういうなんかアプローチができるのかってことをやっぱこうビヨンさんはこう悶々と考えたってことなんだね
スピーカー 2
そういうことだね
スピーカー 1
いや面白いですね実はここからビヨンさんの興味がなんか若干移行していくよって話が書いてあって
今みたいにこうマンツーマンで誰かの症状を改善したりとかすると個人治療っていうふうに言うと
そうではない治療集団治療みたいなことを彼は実践したんだっていうことが書かれてますね
このあたりはなんか気になるポイントありましたかヤンヤンさん
スピーカー 1
西洋画はさパースペクティブっていう消失点っていうのがあってさ
そこに向かってシューってこう各線が収束していく
つまりある視点人物の立場に立った時に世界がどう見えるかって目線で絵を描いてますよっていうのが
写実的な西洋画の描き方でそうじゃなくて
例えば日本の浮世絵とかもそうだけどあと中国の山水画みたいなやつもそうだけど
なんかこうパースペクティブがこう一点に対してかかっていってないような見方で描かれた絵っていうのもあるわけですよね
例えば奥行きをさ物の上限の高さだけで表現するみたいな絵があったりとか
そういう絵もさパースペクティブではない絵の描き方だと思うんだけど
そういう描き方に足して対話しないといけないよっていうことをなんか言ってるなって
僕はこれをね読みながらすごく思ったんですよ
あーなるほどね
つまり視点っていう概念が消失してるポイントまで行かないといけないと
それをこの人はこの人の言葉で言うと頂点っていう風に言ってて
頂点に行くと山の頂点は全ての側面全ての方向に対して開かれてるから
いろんな方向に対してフラットな状態みたいなそういうことを彼は言わんとしてるじゃない
これはなんかめちゃくちゃめちゃくちゃ志高いこと言ってるよねって思って
スピーカー 2
そうそういうことで結局視点っていうので言うと
山の本当に一部分しか見えない可能性があると
で結局精神分析っていうのは裸と裸でぶつかり合うような
心をすべて開示するようなアクションのはずだから
今インティが言ったように山頂点だと相手の山が全部見えると
自分の山も見えると
そのすべてを捧げ出した状態でやりましょうよっていうのが精神分析なんだなっていうことだよね
スピーカー 1
志高いよね
これはさっきのベケットさんが
彼の作品に対してとっている態度と実は全く一緒だよねっていうところもあって
多数の言語の説明のところは交わされる言語は行動の前奏や前兆ではなく
行動の代用物つまりそれ自体が行動と同じような意味を持っているという水準まで高めないといけないっていうことだから
要はその表現された言葉そのものが意味というか実際の行動を伴っているようなもの
分かれた何か行動を説明している何かじゃなくてそれ自体が行動っていうぐらい
純度の高いものじゃないと意味がないんだって言ってて
それはつまりベケットを患者に持ったことそのものだなっていうふうに思うんだよねこの説明を読む
スピーカー 2
剃り落としたものを使えと
ベケットが演劇で使っているような言葉を使って審査をしようと
そうそうそう
スピーカー 1
ただこれを一般人間である我々がこれを読んだ時に思うのは
患者にそれを要求するってどういうことなんていうことでもあるじゃない
スピーカー 2
確かに自分は伝えてる
スピーカー 1
患者スキルみたいなものを要求しているようにも受け取れて
この辺りはどのようになったのかなっていうところはこの章だけからは伺い知ることができなかったんだけど
ただここで最後に一つ本章のテーマでもあるネガティブケーヴァビリティの接点を紹介しておくと
この時に精神分析者の人が持ってないといけないのはネガティブケーヴァビリティなんだよっていうことを言ってるわけですよね
スピーカー 2
それ書いてあったけどそこの理由は何かなって考えた時に
結局今のミンティーの患者スキルっていうのがあるわけないじゃんって話じゃん
患者さんなんてみんな病気持ってわーって自分の訴えをまとまりなく言う生き物が患者さんなわけだからさ
そんな中で自分が患者さんの子供の中から剃り落とされたものをパッと掴み出すようなスキル
それがネガティブケーヴァビリティになったりするのかなっていう
スピーカー 1
そうだねそこに至る上でさっき彼が実は治療の興味が個人治療から集団治療に移ったっていう背景のストーリーが実はちょっと聞いてるのかなと思ってまして
いくつか事例が紹介されてたんだけど集団治療がどういうものなのかってあんまりつまびらかにされてないんですけど
いくつか治療の方針として集団の中に患者さんを置いてその人その集団の行為に対して何か取り決めだったりルールを作るわけではなく
そこで何か起きるかっていう事象をひたすら観察するっていう治療方針をとっていた時期があったらしいんですよね
その時に彼はアルファ要素とベータ要素っていう概念を何か導入してその集団治療の時のプロセスを何か表現してたんですけど
アルファ要素のことを現象っていう風に言い換えることができて現象っていうのはつまりその自体として消化可能な要素であって
それは思考に栄養を与えるものだともう一つ現象と対比されるのがベータ要素っていうものでこれは事故の相対ですよという風に表現されて
これは消化されてない諸事実のことを言うんですということを言うんだよね
彼は現象が観察可能で消化することができて何か説明可能なものみたいなところと
消化されてなくて何か説明できない何かみたいなことが存在していて
このなんかもやもやっとしてるやつをこの事実をひたすら観察することでこれが何なのかなみたいなことをこう何というか
気長に待つというのがいいのかわからないですけどそこに何か対峙するみたいな何かそういうプロセスを書いていて
何かなるほどなと思いましたよとつまりそれ何か言葉にすることを別に強いるわけじゃなくて
むしろ観察の中からさそういう何ていうの現象を吸い上げていくというか何かそういうプロセスをむしろ分析者の方が
スピーカー 1
担うみたいなことを言うとワンとしているのかなっていうのはちょっと感じましたねこれはね
スピーカー 2
そのためにはネガティブケイパビリティが必要ですよってことになってくる
スピーカー 1
そうそうそうその観察するプロセスみたいなところをちゃんと耐え抜くための何かスキルというか
ケイパビリティ能力としてネガティブケイパビリティって言ってるのかなみたいなね
スピーカー 2
いやそうなんだけど結局この患者さんの話を聞くのってすごくネガティブケイパビリティが必要なスキルだと思ってて
結局前の収録で俺不定周祖っていうあのしたことでこう患者さんの歌や聞いたりすることがあるって言ってたけど
それはまさにネガティブケイパビリティ不足をさ自己開示してると同じでさ
自分はネガティブケイパビリティありませんよって言ってるみたいなもんで
反省したよだからこの書を読んでこれちゃんと話を聞かなきゃダメだなっていうふうに思いますね
スピーカー 1
でもこれなんか今あの医者の話してるけどこれ僕ら今企画者っていう職能で仕事を普段してるんですけど
例えば企画をする時も似たようなことがあって企画する時に自分たち何かやりたい場合もあるけど
お客さんがいてクライアントがいてクライアントの要望に対して何を返すかみたいな局面に到達することがあるんですよ
その時に結局そこでクライアントの要望を引き出して要件を聞いていくっていうプロセスがあるんだけど
これって限りなく診断行為だなと思ってるんですよ
そうだね確かにね
例えばねクライアントがロゴを作ってほしいみたいなこと言うとするじゃないですか
でロゴを作ったらダメな時があってそういう依頼があった時に
スピーカー 2
あそうなの?
スピーカー 1
まあ普通にお金が欲しくて対価を得るためにロゴ欲しいって言われてロゴを作るんだったら別にいいけど
ロゴを作りたい理由は何ですかっていうことをやっぱり聞かないといけないよね
でなんでロゴを作りたいのか
そのブランドのシンボルとなるものを作りたいんだとか
いやいやイランの人に認知してもらうためのものを作りたいんだとか
なんかまあいろんな理由があるわけでしょ
それを掘っていくとロゴを作るんじゃなくて
例えばコピーを作った方がいいですねっていうことになるから
スピーカー 2
ああそういう提案をしなきゃいけないことがある
スピーカー 1
その時にやっぱり提案をする上で必要なのは
表層的に要求されていることに対してパッとその答えを与えるんじゃなくて
その表層的に要求されているものをなんで欲しいって言ってるのかを掘り下げていったら
必要なものそれじゃないですよって言ってあげるのが本当の企画なんだろうなと思います
スピーカー 2
ああなるほどまさに医者だね
スピーカー 1
医者なのかちょっとわからないけど
そのプロセスってすごい診断っぽいし
本当はそんなこと思ってないでしょって言わないといけないんで
言わないといけない仕事だなと思ったんですよね
スピーカー 2
分かる分かるそれは今のやり取り聞いてて
俺はまさに毎日ガイラリアということを思い出して
家庭テレしてくださいっていきなり言ってくる金澤さんが
なんで家庭テレするんですかってこうこうこうこういう理由で
あそれは家庭テレじゃなくてCTスキャン取った方がいいですよっていうようなやり取りをすることがよくあるからさ
まさにだから結局この本質に立ち戻って新しい策を提案するっていうのはやっぱ
スピーカー 1
全部の職能は同じなんだなってことをちょっと思いましたよ
そうねそうなんですよ
でもその時にじゃあその対話の中でヒアリングしていくんだけど
でこのビヨンさんが言ってることもめちゃくちゃわかるなと思ってて
結局そのクライアントがやりたいことで
例えばさある課題を解決したいって言ったりするわけですけど
その課題の対象となる先にはさ現象があったりとか
他種多様なステークホルダーがいたりとか
使ってほしいユーザーさんがいたりとかするわけじゃん
例えば企画の場合はね
その時にその人たちが本当に欲しいものを作らないと
これ作ってって言ってる人がさ欲しいものを作ってもダメな時があってさ
そうするとさ結局こちら側社会の側で何が起きてるかをさ
観察したりとか分析したりとかしないと
実はこの人が欲しいって言ってる本当のものが何かわからんってことも結構あるなと思ったよね
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
そのプロセスは結構さっき出てきた集団治療なのかな
の中でさ全然ルールを設けずにただひたすら観察するんだみたいな
プロセスとめちゃくちゃ似てるなと思ったし
なんかそれをなんかこうなんていうの
拙速に答えを出してこれ欲しいんですねわかりましたはいどうぞって
明日必要なものを与えるんじゃなくて
いや本当にそういうものこっちだったからこれを作ったんですよっていうのを
なんかこうすぐに答えを出せずにじりじりっと待つみたいな
この力はやっぱ確かにネガティブケーパビリティなのかもしれないなとは思いますね
スピーカー 2
言ってたよねミンティ昔どっかの収録で企画ってのは寝かせることが大事だって話をしてた
一回企画を何か提案されたらさすぐに答えるんじゃなくて一晩寝かせるとその間に
いろんな検討を自分とか相手の中でできるって話をしてて
まさにそれネガティブケーパビリティじゃんって今思った
スピーカー 1
確かにね
誰かの視点だけでいいと思ったものっていうのは結局そんないいものじゃない可能性があるみたいなことかもしれないね
今日の話に対して
スピーカー 2
そうだねそうだね
スピーカー 1
キーツの反証の紹介のとこにも出てきたけどさ
何だったっけ共感的あるいは客観的想像力みたいなキーワードが出てきたけどさ
これを発揮するために必要なことって瞬発的にこう思うっていう反応じゃなくて
あの人はこう思うかもしれないしこの人はこう思うかもしれないみたいなそういうプロセスなのだとすると
結構反数する時間が必要だよね
スピーカー 2
そうだねすぐにできるもんじゃないからね
あの人がこう思ってこの人がこう思ってっていうのはさ
スピーカー 1
そうそう結局それは脳の中である種簡易的なシミュレーションをするわけじゃんね
こういうケースだったらどうだろうとかこんな極端なケースだったらどうだろうみたいな
それを考えていくみたいなところがもしかしたらこのネガティブケーパビリティの一端になるのかもしれないですね
なるほどなるほど
ということでなかなかボリューミーな一章二章だったんじゃないかと思いますけど
スピーカー 2
二人の人生を追っかけたわけだからね
スピーカー 1
そうなんかこうね一つのメッセージでパッと言い切れる章ではなかったかなと思うんですけれども
そうだね
どうですか一章二章を終えて
スピーカー 2
やっぱね面白かったのはさっきも言ったけど
医者かける何かをした人間がネガティブケーパビリティを獲得してるのを見て
いやーこれ私もネガティブケーパビリティを獲得するその素養はあるなと
スピーカー 1
でも素養があるとか獲得せねばなとちょっと思った
スピーカー 2
のとやっぱりねこのよく医者になった時に
まあもう医学部の間にね医者になってからもう随分こう忘れた言葉忘れされてた言葉だけど
患者さんが教科書だと目の前の患者さんからとりあえず話を聞けと
お前その邪格ばっかして教科書読んでもそれは勉強にならないから
患者さんから話を聞けっていうことをよくね医学部の時に先生らから言われたもんだけど
結局ね忙しくなってくると生知恵知識が増えてくるからすぐ診断したがるわけよ
この診断図でここの部分がこうなってるからあなたこの病気なんでこの薬よってすぐやりたくなっちゃうわけだけど
やっぱね自分の知識に患者さん当てはめちゃいけないなとやっぱ患者さんの話を聞いて
それをもとに検査せってことをしていかないとダメだなっていうやっぱこう自分の仕事にこうネガティブ経過がちょっと還元できた気がします
スピーカー 1
確かにですね確かにですね
なんか今の話を聞きながら思ったのはビギナーズラックって言葉があるじゃないですか
ビギナーズラックがあるのは何でだろうなっていうことを考えたことがかつてあって
もしかすると診断するとかっていう行為は過去の知見の蓄積だから教科書的に教科書に従って
それこそ何かしらの判断のフローチャートがあったりとかその知見の蓄積によって判断できるものだと思うんだけど
それってなんかやっぱりその蓄積の中である種のバイアスがかかってるというかさ
そういうものなんだろうなと思った時にまあ要は道具じゃね早く答えに到達するための道具として
スピードを得るために何かを遮障してるんだと思うんですけど
その捨てられた部分に何か価値があるような事象に当たった時に
ビギナーの方がそういうものに対してこうなんていうか新鮮に反応することができるというか
スピーカー 2
そうなんだよねまさにあれだよね
スピーカー 1
そういうこととも何かつながるのかなと思いながらですね
スピーカー 2
ヘクソンとイントロンのイントロンに意味があったことが後ずつ分かってきたみたいなのが
ビギナーズラクと同じところにつながってくるのかもしれない
スピーカー 1
そうそうそうそう
スピーカー 2
遺伝の話だね
スピーカー 1
でもそういう話で例えばさ僕なんかは一切医学的な知識もないし
遺伝子の生物学的な知識もなんか本で読んだぐらいしか知らない中でさ
でもそういう何ていうか無駄な想像力を働かせることができるわけじゃない