金沢市と福井県での出来事
カタラジオショーズ!
ただいま。
おかえり。
気持ち悪い。
会ってないけどね。
会ってないんですけどね、始まりましたけれども。
本日私は、石川県は金沢市の実家に来ておりますと、いうことですね。
久々に。
なんでそんなにいないんですか?
えっとね、僕は福井で、福井県でお仕事がありますので。
でもね、久々に距離が近づいてる感じはあるよね。
いや、ないよ。
全く変わらないけどね。
数学の問題かな、昔の。
動く点Pと点Qの最短距離が時々近づくタイプの問題あるじゃない。
はいはいはい、こうね、周期性がある問題ですよね。
だから結構多分周期的に近づいてくる、会となるようなタイミングで収録してる気がする。
例えが謎すぎて、理系的に例えすぎて。
今のは理系でもピンとこないと思いますけどね。
そうだね。
ちょっとずれてんじゃないですか。
あ、そうか、なるほど。だから買いなすでは買いなす。
ちょうど僕一昨日ね、一理わかる人はあるかもしれないですけど、石川県の金沢市と福井県。
山上くんがいる福井市の間にちょうどね、加賀っていう町があって。
で、加賀市の山中温泉っていうところに一泊してたんですよ、一昨日。
めちゃくちゃいいとこだよね。
実は僕のその妻の、母方のおばあさんが山中温泉の人で。
あ、そうなの?
俺もそうそうだから結婚してちょこちょこ山中温泉行くようになったんだけど、
拡散系とかすごいいいよ。
いや、そうなんですよ。
なんと前々回のショーツにあたるのかな、新週刊っていうショーツがあったじゃないですか。
あそこで僕走り始めたよって話をしたじゃない。
あー言ってた言ってた。
これ拡散系に来たから、これは近くに泊まってるからさ、早起きして拡散系を走り抜けるしかないと思って。
山中温泉での早朝ランニング
あ、いいね。拡散系知らない方のためにちょっとね、こう説明しておくと。
山中温泉って何だろう温泉なんだけど渓谷、渓谷なんだよね。
そう渓谷の両サイドに温泉地があるみたいな。
そうそうそう。
そういう場所ですよね。
でその川床のとこにちょっとご飯食べる場所があったりして、渓谷を見上げながらご飯食べたりお茶飲んだりできるっていう結構素敵プレイスがあるんだけど、そこをランニングしたってこと?
そうなんですよ。でそこ、日中だと観光客の人とかいるじゃないですか。
でなんで、僕いつもランニング朝起きてやるんですけど、もう本当に5時前に起きて、この時間なら行けるだろうっていうタイミングで、のこのこと走っていきまして。
あ、いいね。
で拡散系勢いよいよと。
で下っていこうとする手前で、ちょうどなんか明け方にザーッとなんか通り雨みたいなのが降ったらしくて。地面にさ。
はいはいはい。
あの、縛りのところをね、雨がこうびちゃびちゃに濡れてて、そこで気持ちよーくこけまして。
小指からリューケットしながら、拡散系走り抜けてきました。
福祉をしたのね。
それかミンティーの今日の朝の謎の1キロちょいぐらいのなんかすごい小規模ランニングはそれなのかな。
えっとね、今日の朝のまた別件なんですけど、そこでちょっと打撲して、負傷したっていうので、全然走れないっていう状況になったよ。
そういうことね、そうなんだよね。実は俺とミンティー今ね、ランニング勝負をしてて、いつの収録?この間かな?
それも新週刊ですよ。
新週刊の収録で、お互いアプローチをつけてこのランニングしてる、お互いどんなに走ってるかみたいなのをシェアできるってことに気づいて。
で、この1週間あれだよね、俺とミンティーのお互いのワークアウトがお互いに表示されてるんだよね。
そうそう、そういうことですよ。
見てる?俺のワークアウト見てる?
見てる。さっき5キロ走ったっていうのがきつい。
結構走ってるでしょ。
うん、でもそんなに真目に見てないから、なんか通知きてんなって感じ。
そうそう、でね、それミンティーずるいなって思うのが、俺は走ってるときしかアプローチつけてないんだよ。
はいはいはい、そうだね。
ミンティー1日中つけてるからさ、アプローチってスタンディング時間とかさ、歩いてる時間とか全部含めて点数にしてくるから、試合に勝って勝負に負けるみたいな。
多分ランニングの時間だけ見てると俺の方が多いし、距離も長いんだが、ミンティーが1日中つけてるせいで普通にポイントも合いにし、ミンティーの方が高いっていう状態になってて。
そうですよね。
なんかギミックはねえみたいな。
いやいやいや、そういう勝負だからね、仕方ないよね。
俺の方が走ってんじゃんみたいな。
ルールにのっとった方が勝ちですから。
そうだね、だからなんか、いや、ちょっと絶望したのがこの間俺多分、なんだろう、すげえ炎天下の中6.5キロぐらい走って、これをこの日がさすがにミンティーに勝っただろうと思ったら、
ミンティーその日1キロしか走ってないのにポイントで俺に勝ってて、あ、これもう勝てんわと思って。
すごいもう、なんだろう、魚と海で戦ってるみたいな、そういう感覚に落ちてた。
そうそうそう、運動習慣つけようっていうのをね、やってるから。
そうですね。
ピンポイントで走っても仕方ないからね。
はいはい、そうでございます。
その話は覚鮮期ですよね、覚鮮期。
はいはいはい。
で、それで思ったのが、明け方、覚鮮期ってその渓流のすぐ側にある、いわゆる遊歩道ですよね。
山道に近い感じの歩道っていうのが整備されていて、石が割られてて、いわゆる日本的な雰囲気を感じているような場所なんですけど、そこを明け方走ってたんですけど、
その時に思ったのは、覚鮮期の川床エリアって一つも街灯がないんですよ。
そうなんだ。
朝の走り出しが多分5時とかなのかな、4時前に起きて5時に走り出したんだけど、
自然との対峙と不安感
でもそんなに天気ピカピカでもないから、日が昇り始めたぐらいの時間なんだけど、
覚鮮期ってさ、結構谷の底じゃない、川底だからさ、木々が結構生い茂ってるわけですよ。
開けてるところも当然あるんだけど、そうじゃなくて薄々と茂ってるところっていうのは結構暗いと。
なってくると真っ暗なのよ、明け方覚鮮期って。
その時に思ったのは、人工的な環境で生きてるとあんま気づかないんだけど、
自然の中ってさ、めちゃくちゃ音吸収するんですよ。
あ、そうなんだ。
コケが虫ってワーって、コケがワーって岩面に虫てるわけですよ、コケがね。
で、そのコケの横を走ってると音が吸い込まれてくの、走ってく音が。
そうすると、川の音とか虫の声とかはあるんだけど、めちゃくちゃシーンってしてるのね。
ランニングしてるのに。
そう、ランニングしててもシーンってしてる。で、光も暗くて薄暗くて。
で、音吸い込まれるってなかなかさ、日常生活でさ、現代社会で住んでる我々は感じないから。
そうすると、なんかね、怖いんですよちょっと。
なんか、蕾の世界を想像する。
いやいや、死後の世界かどうか知らないけど、
なんていうか、昔のね、日本に古来から住んでた人が、暗闇が怖いって思ってるとか、
なんか、物陰の方に恐れをのろくとか、自然に対する威服を感じるとか、
そういうのって、現代社会で客観的に自然を見てても全然感じることがないけど、
なんか、あそこまで奥深い山の中で走るとか、
そういう、つまり人間の生活する時間じゃない時間に身を投じてみると、
結構こうゾワッとするものがあって、
これはなんか、いや、自然って怖いんだなって思ったんだよね、その時にね、素朴に。
面白いね、それは。
ここから例えば今、クマがちょっとでも出てきたら、もう対処しようがないなとか、
明らかにあちらの方が植わてですか植わてというか、
築のりがあるから。
ゴームだからさ、そうそうそう。っていうのをその時感じて、
あんな観光客が出てくることはないと思うんだけど、
でもそういうことを想像して、なんていうか、絵もいわれぬこの怖さ。
すごいね。
ちょっと肝が冷えるというか、実際滑ってこけてるしね、死ぬなと思って。
負傷するんだよね。
ペリパトス学派の視点
物理的にもね、やばいなと思ったけど、でもね、そうそうそう。
これまさにあれじゃない?ペリパトス学派じゃない?
久々に出てきたけど、やっぱりいろんなところを歩いてみて、走ってみて、
気づくことがあるんだなってことを俺には話してみて、ミンティー・ダンスキーって思った。
そうだね。しかも今回面白かったのは、条件が違うってことで、
たぶんその日中だよね。日が照ってて明るくて、他にも人がいてっていう状況で歩いてても、
たぶんそう思わなかったと思うんですけど、もう一人にもすれ違わなかったんで、朝の5時だと。
夜が暗くて。っていう時間帯に誰の邪魔もされることなかしてると。
なんか背中がワーみたいな。
いやすごいね。でもなんか逆にミンティーも、
そこまでの状態でもランニングしようって思うぐらいのもうランナーの、
ランナースピリットになってることがミンティーのそのすごい真実かというかさ。
いやいやいや。
まさに真習慣が根付いてらっしゃるんだなっていうふうに思いますよ。
ああそうですね。だからもうなんか、なんかから後ろから追われたらどうしようと思って、
ひたすら逃げるしかないと思って必死に走ってます。
なるほどね。めちゃくちゃ面白い。
謎の焦燥感に駆られて。
はいはいはいはいはい。
早くここを抜ければ。
いやちょっと角栓系。ジブリ映画みたいだねなんかね。
まあそうそうそう。
千とすひがの最初みたいな感じだよね。
そうそうそうそう。なんかこうだからね、絵も言われぬ、そのなんか壮大なものに飲み込まれる感じというかね。
顔なしとかマックロクロスケが出てきそうな、あの雰囲気がなんとなく。
そうそうそう。
それは面白いね。
そうだね。っていうのがありましたね。
いやぜひぜひ。
角栓系。
そう、走る習慣みたいのがあると、旅先の感じ方もちょっと変わるんだなっていうのがね、今回の気づきですかね。
旅行とランニングの喜び
いや、それは面白い。俺もちょっとランニングシューズ持って、いろいろ全国旅してみようかな。
あとが全国ってか、ここで話し広げるのもあれだけど、全然ランニング習慣がない頃に、
去年スカゴに行ったときに学会で、たまたまランニング好きの先輩とホットチョコレートランっていうチョコレートを食べながらスカゴの街で走りましょうっていうロッキーを走るっていう大会に出てさ、全く走れない。
なんていう大会なんですか。すごいね。
あとがホットチョコレートランっていう大会で。
カオスとかね。
健康にいいのか悪いのかよくわかんない。
終わった後にコーラとかチョコレートドリンクめっちゃ飲むみたいな感じなんだけど、それに出るために、前日前々日と止まったケベックシティとモントリオールで朝走ったり。
いずれも最高すぎて、ケベックシティって城壁の街でさ。
アッパータウンとローアータウンっていうのがあって、両方ともすごい素敵なんだけど。
スリクドソレイエの本拠地かな。朝焼けの中。
フランス語もちょっと飛び交ってる街だよね。
飛び交うどころかもフランス語が公用語になってる街なんだけど。
アッパータウンに関しては街が一面サーカス場みたいになってて、そこを朝日の上壁の上を走るみたいなすごい稀有な体験をしてさ。
それいいね。
そうそうそう。めっちゃ良くて。その翌日前日かな、もうモントリオールの朝もさ、セントローレンス川沿いをファーって走るとなんかすごい素敵な観覧車が現れたりとかする。
うわーなんだこの素敵な街はって思ったりとかってこともあって。
だから見知らぬ場所を朝走るっていうのはすごい早起き屋さんもの得ではないが、すごい良い思いができるのかなって思ったり。
確かにね。今の話はペリパトズ学派というかどっちかっていうとマラトン学派みたいな感じですよね。
マラトン学派は面白すぎる。マラトン学派はやばい。
そうだね。ギリシャになぞらえていくとマラトン学派。
まあ学派というかマラトンはまあなんだろうマラトン教?なんだろうね。教団、マラトン教団みたいな。学者じゃないからねマラトンは多分ね。
まあ確かにね。
そうだね。マラトン選手団。まあ何でもいいや。
ただのマラソン選手だけどね。
ああそうだね。
まあね。人間は走るために二足歩行になったともね言われてますからね。
はいはいはいはい。まあお互いねこうアキゲス君には気をつけて。
いやいやこれギリシャ人のアキゲスね。
飛びすぎたね。
カメでも最後まで負けないよっていう話でもありますからね。
いつ生まれたってもゴールできませんよって話でもあるけどね。
うん確かに。
あれはでもちょっと死の比喩に近いんじゃないかって気もする。
ああそうだね。まあこの収録もいつ生まれたっても終わらなそうなのでこの辺で一義禁止してきたところで終わりましょうか。
はい。ではでは今日はこの辺で。