1. たるいといつかのとりあえずまあ
  2. 9月のラジオ「世紀の大傑作『..
2024-09-08 2:11:11

9月のラジオ「世紀の大傑作『きみの色』」

【近況】

・ブルックナーの演奏会(よしき)

・生活改善法教えます(たるい)

【本編】

・『きみの色』について話すときに僕たちの話すこと

【おすすめ】

・『旅の断片』若菜晃子(アノニマ・スタジオ)

【短歌】

・『月のうた』(左右社)より

暗くした視聴覚室のカーテンに穴があいてるみたいな月だよ、こっち/千種創一


月を見つけて月いいよねと君が言う  ぼくはこっちだからじゃあまたね/永井祐

サマリー

このエピソードでは、視力の低下とそれに伴う体験、音楽における感覚的な体験が語られています。特にブルックナーの作品を演奏する中での独自の感覚や、音楽に溶け込む瞬間の喜びについて深く掘り下げられています。ポッドキャストでは映画『君の色』の感想や描写が語られ、特に光の美しさが強調されています。また、主人公の視覚を通じた世界の認識がテーマとして扱われています。アニメーション映画『きみの色』の素晴らしさや、その背景、キャラクターの色表現についても語られています。映像や演出がキャラクターの感情をどのように表現しているかに焦点が当てられています。このポッドキャストでは、映画『きみの色』のテーマや技術面についても語られ、特に映画が描く人々の関係性や「間」の表現が高く評価されています。また、映画が描く人間関係や成長過程、特にキミちゃんとトツコの関係性に焦点が当てられています。この作品が持つメッセージ性についても深く掘り下げられています。このエピソードでは、映画『きみの色』の音楽やキャラクターの描写に焦点が当てられ、その独自の魅力や切なさが探求されています。音楽と物語の関係性や主人公たちの成長過程についても議論されています。ポッドキャストエピソードで語られる『きみの色』の深いテーマには、現実と非現実の関係や自己表現の大切さが強調されています。また、旅や冒険の瞬間を通じての気づきや感動についても触れられています。今回のエピソードでは、月というテーマを通じて視覚的な印象や心の距離が深く語られ、特に長井優さんの歌にインスパイアされ、感情の微妙なニュアンスや寂しさについて考察されています。ポッドキャストでは、短歌の舞台における固有名詞の使い方やその効果についての考察が行われ、「君の色」という作品を通じて創作における関係性や技術の重要性が語られています。

秋の訪れと視力の話
9月がやってまいりました。
いや、秋めいてまいりましたね。
なんか時折、時折秋めいております。
秋と春だけできる動詞、秋めくと春めく。
あ、確かに。
あと、時だけだよな。
うははははは。
めくれるのって。
まあ、そうだよな。
春秋、時めくの3個か。
いや、めくるめく季節の変化ですが。
なんか今、全部間違えてるけど、メリークリスマスって言いそうになったわ。
めくってもはないし。
全部間違えてるけど、そのさ、粗い画質でシーンだけ見るなよ。
めくるめくの。
何これ、メリークリスマスか、みたいな、すっごい今。
それで思い出したけど、視力悪くなっててさ。
左が見えなかったな。
視力って悪くなることはあっても良くなることないからね、やっぱ。
うわ、なんかそれってさ、本当に一番良くないかもね、視力検査って、こうその未来に向けて。
ブルックナーの演奏体験
なんか、一つの方向に向かって進んでるんだなって感じるよね。
確かに、いや、本当に感じたわ、それを、視力検査って。
視力悪くなったって思い出したけどさ、コンタクトレンズしてるんだけど、度数を上げたらめちゃめちゃ快適になったわ。
このさ、なんかこう、目にさ、目がよく見えるようになりすぎるとさ、逆にみたいな話ない?
あ、その見えなくていい部分まで見えてしまうみたいな?
あ、その藤原もとが眼鏡つけずに髪伸ばしてる理由いいよ。
世界が見えすぎてしまうからいいよ。バンプオブチキンの初期を歌うんじゃないよ。
やっぱり曖昧を愛していきたいわ。
いや、じゃあ別にさ、その、なんか概念としてはそうだけどさ、別にさ、よく見え…
いや、そのよくピントが合いすぎちゃうと、ちょっとかえって目が悪くなっちゃうよみたいな。
あ、なるほどね。
話聞いたことがあるけど。
はいはいはいはい。
なんかストレスが減ったってこと?その。
いや、そう、なんか。
あ、それはいいね。
なんかそう、あ、俺マジで見えてなかったんだなって思った。
え、そのさ、楽譜とかさ、大丈夫なんですか?その仕事上。
大丈夫じゃないですよ。だってね、見えなきゃダメですからね。
そうですよね。
うん。
え、そのオーケストラでしょ?あなた勤めてるの。
はいはい。
え、そのバレないと思ってさっきのそのめくるめくメリークリスマスぐらいでやってた?トップなのに。
揺れされんの?揺れされんの俺が所属してたオーケストラ部までだぞ。
そうか、部活までか。
部活までだぞ、それは。
熱量でピンとごまかせれるの。
そうでしょ。部活すぎるでしょ。
そっかそっかそっか。
それがちょうど本番の日にマイナス4.75からマイナス5.00に上げたらめちゃめちゃ快適になって。
いいね。
いやー、本番がありまして。
えっと、何ックナーですか?
おー。
二文字大喜利が始まってしまった。
違う、ブルックナーやってたよね、最近。
それじゃなくて。
いや、なんかわかんないけど、今クイックルワイパーが出てきて。
いや、リズムのぼやけがすごい。
ブルックナーとクイックルワイパーのさ、その。
うん、確かにね。
なんかその、なんかそのリズム天国だったら同じステージに出てくるよ、俺。
3拍置くか置かないかみたいなさ。
そうそうそう。
クイックルワイパーのとこミスったらハイレベル取れないから。
そうそうそうそう。
平凡になっちゃう。
まあよしとします。
いいんだよ。
何の演奏会、何の本番の話ですか?
いや、もうおっしゃる通りブルックナーの本番だったんですけど。
はいはいはい、やってましたね。
いやー、長いね、あの曲は。
ブルックナーの8番という曲は。
ブルックナーっていう作曲家は、なんか僕ほんと長っていうイメージしかないわ。
イメージ、そうですよね。
なんか本当にちゃんと聴いたことがなくて、なんかずっと同じ感じで長くてなんか、なんか徐々に色が濃くなっていくような印象というか。
なんかその、なんかじわじわ行く感じだけなんか印象としてありますけどブルックナーって。
いや、でもいいんじゃないですか?
そんな感じ?
わかんないけど。
いや、なんか。
そうそうそう。
なんかね、ブルックナー、僕も別に今までそんなドハマりした時期みたいなのはなくて。
まあまあ、オケ入ってからちょいちょいやっぱり弾くようになって。
どのぐらいの分数なの?
分数?
やる時間っていうか、1曲でしょ?その公共曲8番。
そうそうそう。
だいたいね、普通の演奏会ってこう3曲ぐらいやったりとか。
まあ3曲、4曲ね。
ブルックナーの演奏会はもうブルックナーだけみたいなね、感じなんですけど。
今回弾いたのは、7時に開演して。
7時、5分押して7時5分ぐらいに開演して。
本番終わってその舞台層で戻った時間が8時45分ぐらいでしたね。
だから実際弾いてる時間1時間30何分みたいな。
あーそう、それとも1曲でってことでしょ?
そうそうそうそうそう。
ええだな。
ええそう、えぐい、えぐ長かったわ。
長いね。
えぐ長かったんだけど、なんかね、だんだんブルックナーの弾いてる感覚がこう、
自分の中で定まってきたというか、があって、
仕事の集中と改善
なんかね、やっぱりたまに完全に自分がなくなる瞬間があるんですよね。
自分の存在が曲の中に溶ける瞬間があるんですよ。
それはたまになんだ、なんか。
え、まあなんか、うーん、まあそうね、あのー、
発言…
自分のパート、自分のパートが発言するゾーンになったら、
空気の中から人をこう出す瞬間みたいなのが意識的にあったりするんだけど、
なるほどなるほど。
だいたいその、弦楽器がすごい長い時間伴奏をずっとやってるみたいなさ、
そういう瞬間に、完全に曲の中、曲がゆっくり変化していく和音、和製進行の中に完全に溶け込む瞬間みたいなのがあって、
なんか、あ、これだなみたいなのはありますね。
その溶け込んだ時っていうのは、なんかこう幸せ感があるわけ?
ありますね。やっぱりその、幸せ感、幸せ感、
幸せ感と言われると難しいんだけど、
うん。
なんか、あのー、何て言うんだろうな。
だから完全にこの、同じことばっか言うな。
自分がこう亡くなる、亡くなるんだけど、
だから自分の普段生きてる、
心臓が動いて、髪の毛が一日何本抜けてみたいな代謝があるじゃないですか。
その代謝よりも遥かに遅い生物になるわけですよ。
あーなるほどね。
そう、自分がこう亡くなって、その極の巨大なその生物として、
完全にこう遅い代謝の生物のその一部分になってる状態になって。
あーなるほど。
そうそうそう。
それがなかなかあの、今まであんまり考えてなかったんだけど、
このブークナーの8番っていうのも今回2回目、まだ2回しか行ったことないんだけど、
2回目でだいぶ曲も入っててっていうのもあって、
あとなんかブークナーはなんか宇宙的みたいな話よく言いますよね。
なんか女が好きな人が言うんだけど、
それもなんか、引力の緩やかさみたいなところにあるんじゃないかって思ってて。
うん、なるほど。
すごい長い時間をかけて引力に惹かれていくみたいな。
ちょっとこう地球離れしている瞬間としてあって。
あとちょっと思ったのがそのでっけえ地上絵描いてるみたいだなみたいなのもちょっと思ったしね。
最後の一番最後、手話音に解決して1ページ引いてる時にゆっくり上空のアングルに変わっていく感じが。
面白い。ゆっくりドローンで上がるみたいな感じ。
そうそうそうそう。
なんかその音楽を感じるときにバレエを踊ったりみたいなのあるじゃない?
うんうんうん。
音楽が流れてて、踊る音楽を聴いて。
うん。
なんかそれはさ、結構多分音楽がさ、音楽の作っている生命の流れみたいなのと同期していく行動だと思うんだけど。
うんうんうん。
なんかその、もう人間の体とかよりももっとなんかでっかい、でっかいノロマーな生命、キメラみたいな生命体に取り込まれていくような感じなのか。
そうそうそうそう。
人間が持っている動きじゃ早すぎるわけだ。
そうそうそうそう。
地球の重力で。
そうそうそう。
それはなんか宇宙的って言われるのもなんとなくわかるし。
プルックナーをすごく好きな人が、特にクラシック好きな人多いけど、なんかわかるなそれはな。
そこに時間間隔が奪われていくっていうのは他にない体験だもんな絶対に。
そう、それでなんかこの、なんか自分、だからこの代謝が遅いせいなのか何なのかわかんないけど、
自分としてこう前に進んでいくんじゃなくて、
景色とか周りの音とか景色とか世界が前からこうきて自分の後ろに通り過ぎていくみたいな。
自分が動いて前に進んでいくんじゃなくて自分がその場にいて、
時間が前からきて後ろにこう過ぎていく、自分の中を通って通り過ぎていく感覚があるな。
いやー、すごいなぁ。
なるほどね。
そうそう、その。
マリオの1-1みたいにこう、自分が進んでったら画面がスクロールする感じじゃなくて、
ずっと動くゲームね。
いや、マリオだと嫌じゃん。
あの、水中じゃん。
そう。
ゲッソーに当たるやつじゃん。
嫌だわー。
マリオだと動かないわけにいかなかったわ。
一番心がドキドキするやつじゃん。
いや、そんな感じでしたわ。
わー、いい体験ですね。
ヘッド?
いや、下手だな、その切り返し。
ヘッドじゃないですよ。
最近何かありましたか?
最近、何かちょっと大きな仕事をやっていて、
何か、にしては全然仕事ができなくて、
何か集中できなくて、本当に、本当に集中ができなくて、
何か携帯をいじったりとか、
後輩に話しかけにだるがらみしに行ったりとか、
何かそういうことばっかりしかできない体になってて、
体になったんだ。
もう何か多分脳みそがすごい散漫としてるわけよ、何か。
ほうほうほう。
何かそのタイムラインみたいな、ずっと更新されていくタイムラインみたいな、
何かすごい速度で、
色んなことのことを3秒ずつぐらい考えてるみたいな。
あー、なるほどね。
脳みそがもうオーバーに回っちゃってて、
何かその、多分抱えてる物事一個一個考えていったら、
確かにめちゃくちゃな量あるんだけど、
結局そのこと3秒しか考えられないから進まないじゃん。
はいはいはい。
何かすごい追い詰められてしまって、
何かその気づいたのが、
生活を改善するべきなんじゃないかな。
なるほど。
いや、そうだよな。
で、今結構ね、すごい調子がいいというか仕事ができてるわけ。
うんうんうん。
結構改善できて、
はいはいはい。
で、これそのためにやったことを伝えることで、
このラジオで話すことで、
生活に役立ててほしいなと。
一番いいラジオだ。
うん、生活情報をお届けしようかなと思って。
このラジオを聞いた今日から試せるからね。
そうそうそう、試したら誰でも、
ゆくゆくは自己肯定感が上がるみたいな、
きちっと仕事ができるようになるんじゃないかっていう。
うんうんうん。
これがね、まずね、
人類の謎が解けます。
そうそうそう、
そのぐらいすごいことをやった自負があるというか。
うんうんうん。
まず行ったことというか、
うんうんうん。
なんかこう、
全ての革命がそうであるように振り返ってしまえば、
何かそんなことかなんだけど。
まあそうだよね。
気づくのがすごいからね。
そうそうそう。
あのね、早く寝る。
はぁー、一本取られた。
取ってないだろ。
視覚的感覚の重要性
取ってないだろ。
はぁー。
なるほど。
声高い。
遠きたか。
いや、そういくだろ。
誰もが言語化できてなかった部分。
いや、しすぎたんだよ。
しすぎてするの忘れたんだよ、みんな。
あまりにも。
あまりにもしすぎてしまったから。
誰もが曖昧に時間を過ごしていた部分。
いや、誰もが最初にやらなきゃいけないこと。
男に輪郭を持たせたわけ?
いや違う、持ちすぎてたんだよ、みんな。
でも、それで言ってみんな生活リズムが正しすぎるっていう
生活リズム正しい人たちアンチとして生きてたから
力を持つ人は使わずにはいられないからな。
いや、うるさいな。
早く寝るとかしてたら終わんないよみたいな感覚で生きてたから
全部使い果たして倒れて寝ようみたいな風に思ってたんだけど
いやでもわかるな。
なんかもうそんな、そんな風にする前に
今現状を全部使い果たしてるかって言ったら
注意が3万になってぐるぐる回ってるだけで疲れちゃって寝るみたいな
はー。
元も子もないんじゃないかみたいな。
もうきついわ。
もう心に刺さってもう見るに聞くに絶えない。
だからもう最近その会社ね俺遅く行く人で有名だったんですよ。
名を馳せてるわけね。
そうそうなんか本当にあのフレックスだから基本的に
会議とかない日は1時から夜の11時半とかそういう風に言うけど
まあ家も近いし
なんかもう9時とかに行くようになっちゃったよね。
俺があの大学にあの夜の8時半から行って練習に行くみたいな感じね。
大学そんな入れたっけ?
9時、21時に閉まる大学に家近いからその休みの日にその夜の8時半頃に行って
練習室であの日付またぐぐらいまで練習してたやつね。
わーなんか旗から聞くとかっこいいな。
それがまあ早く寝るのとあとこれもう一つでかいのがありまして
あの部屋を堅すっていう
くーえぐ。えぐくないだろ。
パワーラジオすぎる。
平行線ラジオだろ。この線は。
いやちょっと。
平行線ラジオだよ。
ちょっと筋肉が見えすぎる。
いや見えないだろ。
テストステロンが。
なぎだよなぎ。
いやでもその型を付けるっていうことは意外と難しかったのが
そのね結局あの片付け先を持たない
者たちが多かったわけだ。
はいはいはいはい。
そうなんて家なき子たち。主に本なんだけどさ。
はいはいはい。
もう溢れ出しまくってるから。
だからその収納ボックスとかをね買い集めることによってみんなに家を持たせたっていう。
めちゃめちゃ大事じゃん。
これはガチ。
俺ん家でいうあの折り畳みの譜面台とかね。
そうだからそいつ。でもそれはさ。
それと別に譜面台があるってことか。
そうそうそうそう。
それは確かにね。
あの弓のケースとかね。
あー弓のケースとか。
これってどこにしまうのみたいなやつね。
そうそうだからそれの本当にない場合はちょっと押入れに一旦行ってもらってますけど。
でそのずっと母親が言っててさ。
うん。
もうずっとうるさいなって思ってたけど。
やっぱ母親はなんか歴戦というか生きてきた年数違うなって思ったのが。
はいはい。
床に物を置かないようにするの。
これは大事ね。
うわ母親すごいね。
やっぱり生きた時間だけね。
そう。
生きた時間だけ部屋を片付けてきたわけだから。
いや間違いないよね。
本当に。
床に物を置かないっていう秩序によってすごい世界は綺麗に保たれるわけなんだよな。
うんうんうんうん。
その唯一の秩序なんだよなと思って。
なるほどって思って。
実際本とかを床に置いてる状態だったんだ。
そう床に置いたりとか、本だけじゃなくて段ボールとか。
はいはいはいはい。
食事、なんか乾燥させてる食事系とかわかる?
日持ちする系の味噌汁の素だったりとか。
ドライマンゴーとか?
そんなニコタマで住んでるような学びじゃないんだけど。
ちょっと今のは偏見が入ってるから無しにしたいけど。
なんかそういうのとかいろんなのを段ボールとかにとりあえず入れとくみたいな。
映画『君の色』の魅力
その段ボールがちょっと散乱してるみたいな。
それを片したりとか。
なるほどね。
で、こう部屋を綺麗にして早起きをしていたら、
すごいなんかこう一度にいろんなことを考えなくなったっていうか。
へー。
自分でも意識してますけどね。
今はこれの時間だから他のことを考えないようにしようっていうの意識してますけど。
考えないって考えることと一緒だからな。
いやそうなんですよね。本当にそう。
だから目に入らないようにとかね。
ちょっとその、なんていうんでしょうね。
心理は1個目にあったなと。
うん。
なんかそのちょっとカッコつけてたけど。
深夜の方が頭働くとか。
部屋汚い方でも全然俺のやり方でやってるんだとかいろいろ言ってましたけど。
もう規則正しい生活でものを作っていくしかないと。
なるほど。
芸術界の幻想みたいのが砕けたということでございますけれど。
今はそういう時っていうね。
これがね、そうなんですよ。
これがそうなの。分かってんだよな。
今がそういう時。
またまたちょっとずつ散らばっていったりとか。
ちょっとずつ2時半に明暗が思いつくから。
あれ?パラが起きてたほうがいいじゃんみたいな。
その繰り返しですよね。
サッカー自体にはかどりまくる日が来るから。
絶対に来るんだよな。
それいろいろあんだろうけどね。季節とかさ。
こっちの身体的な状況もあるだろうし。
今回はちょっとデカい番組。
デカい関わってるものをどうにかしなきゃいけないっていう。
そのために越しられなきゃいけないかったからシステムを落ちたけど。
またそれが終わったら崩れていくだろうし。
そうやってたゆたって生きていくしかないんでしょうね。
お後がよろしいようで。
たるいといつかの取り合いです。
たるいといつかの取り合いすま。
よくないよ別に。
よくないよくない。
今ページの終わりが見えたから。
確かにね。
たゆたって生きていくしかないんでしょうねって言って。
もう終わらせた感じあったけど。
本編ですよ。さすがに。
さすがに?
さすがにちょっと話させてください。
正規の大傑作のこと。
正規の大傑作が生まれましたね。
この世に。
この世に生まれましたねって言うと、
自然発生的に生まれたみたいな感じで言っちゃったけど。
本当に奇跡的なことだと思います。
いろんな人が出会ってくれて、
いろんな人が力を尽くしてくれたおかげでそれがあるわけですから。
本当に感謝の気持ちがありますよね。
世界がもたらした奇跡に。
アーメンアーメンアーメン。
君の色ですね。君の色について話しましょう。
映画君の色ですか?
はい。
監督の映画君の色についてちょっと話させていただいてもいいですか?
もう話してくださいよ、ここは。
いやちょっとまだね、3回しか見れてないんですけど。
いやいやいやいやいや。
多くない?まだ3回しか見れてない。
公開いつよ?
あ、でも8月30とかじゃなかったっけ?
まあ1週間ぐらいでしょ?
うん。
3回。
いやちょっとまだ3回しか見れてなくて。
はあ。
しゃべりたいんだけど、言葉にしたくないこともたくさんあるから。
なるほどなるほど。
まあ風の向くままにしゃべろうと思うんですけど。
ここからのネタバレは含まれますか?
ここからお聞きになる方よく聞いてください。
本当にありえないぐらいネタバレをします。
本当に見た人だけが聞いていいです、本当に。
見てない人は残念ですけどちょっと奥まで飛ばしてください。
タイムコードとかはSNSとかに載せとくんで。
はいはいはい。
終わりまでは絶対に飛ばしてください。
そうですね。
はい。
ありえないぐらい内容に触れていきますね。
うん。
もうありえない、ありえないぐらい触れますけど。
はいはいはい。
いや本当に世紀の大傑作だと僕は思ってます。
おー。
なんかあまりにも良いっていうか、すごくないか。
アニメーション映画っていう表現の極地じゃないかって思いました。
うーん、なるほど。
僕あの4時間前ぐらいに見てきたんですけど。
おら!
あららら。
それは何回目ですか?
ちょうど4時間前に1回目見てきました。
あ、1回目か。
なのでちょっとこれからタルリさんのお話を聞いて、
よりこう深く感じていきたいなという要因を。
あーなんかすごい。
というところでございますね。
あんまり聞き手全としなくていいよ。
ははははは。
すごい聞き手全として立ち位置を明らかにしなくていいよ。
ははははは。
いやいやいや。
良かったですね。
どうでした?率直に感想っていうか。
えー感想ですか?
あのー、1発目言うと、
うん。
あのー光が綺麗です。
あー光ね。
光が綺麗でした。
映像も。
映像のあのー、やっぱりそのー、光というかそのー、
まあでも光だな。
うーん。
明るさとか空気の色、空気その、光、水に反射するとかさ。
うんうんうん。
えー窓、窓から差してくるとか。
うん。
えーあのー雪が眩しいとか。
うん。
そういうその、反射してる色がすごい綺麗でしたね。
あー。
あのフローリングがピカピカとか。
ははははは。
そうそうそう。
目に映ってるとか。
うん。
なんか直接な光源というよりはその、何かにぶつかって反射してる光が綺麗でした。
うわー素敵な感想ですね。
ははははは。
非常に。
感想ソムリエですか。
非常に素敵な感想だと思う。
なんかすごくこの映画の大切なことを言っている気がします、それは。
光の美しさと視覚の体験
ははははは。
はい。
うん。
これがまあ一発目って感じですかね。
なんかそのさ、あの主人公自体がさ、その主人公の持っている特性として人が、人の色が見えるみたいなのがあるじゃない。
うんうんうん。
だからさ、それもあってなんだけど、あの目のアップが結構あるじゃない。
そうですね。
その瞳孔が動いたりとかさ。
うんうんうん。
その目をアップさせた時の、まあこれは目をアップさせた時の目の話をしてんだけど、
その目が見ている世界のことでもあるんだけど、やっぱその世界全体のきらめいている感じがすごいよね。
いやそうだね、眩しかったもん。
やっぱ、なんかその主人公のトツコが。
うん。
なんかトツコ自身がキミちゃんであったり、その他の世界のことをすごくその、なんだろう、キラキラしてるものとして捉えてるっていうことだと思うんだよね、それは。
うんうんうん。
なんかそれはすごく、トツコの設定、人が色で見えるっていうか、その要は視覚的な、彼女はその人の美しさを判定するのが人の色だったりするわけだけど。
うんうんうん。
なんかその、その視覚、視覚によってこの世界を認知してるっていう感覚がそのさ、アニメーション全体の中のこだわりとしてもさ、通定されてるっていうかさ。
うんうんうん。
アニメーションの表現力
それが単なる設定を超えた説得力を持つのは、やっぱりその、よしひが言ってる反射のきらめきだったりとか。
うんうん。
あとはその、僕がアニメーション映画の極地だと思うって言ったことのまず一つとしては、その画角というか一個一個の画面の構成が、
その人物本人の持っている心情だったりとか、置かれてる状況みたいのを、その本人のみならず、その背景を込みにして、すごく意図を持って表しているところ。
うーん。
やっぱり例えばだけど、あのルイ君と最初会ったときに、ルイ君はテルミンの演奏してくれるわけだけど。
あのクソウマテルミンな。
あんな、ちょっと話し変わるけど、あんなテルミンって上手くできない。
テルミンに俺も全然明るくないんだけど。
俺も明るくないけど。
あれがめちゃめちゃ上手いのは分かる。
ちゃんとあれでプロになったほうがいいよね。
いや本当にあの、20世紀前半の巨匠の録音聞いてるみたいだと思う。
びっくりしてるね。
マジであの、ジゼル弾いてくれてるところ、20世紀前半の蓄音機から聞いてるのみたいな。
上手すぎて。
あのフレーズ感。
本当に。
意味が変わんないぐらいおしゃれだったよな。
そう、そうなんだよ。
フレーズの使い方。
いや、だからテルミン上手すぎ事件はあるんだけど。
ルイ君がテルミンやってるときには旧教会のガラスの後ろには木々が立ってて、その木に光が通って、彼全体を薄緑に染めるわけだよね。
なるほど。
すごく細かいなって思ったのは、最初テルミンの映像を聞いた後に、キミちゃんって呼んでもいいっていうシーンがあるんだけど、
キミちゃんが喋るときは海が背景になってて、キミちゃんが全体画面全体が青くなるんだけど、ルイ君が喋るときは後ろがその映ってる島とか、あとその防波堤の影の色が緑になってたりとかして、
結局その絵全体でキャラクターの色っていうのが常に出てるわけだよね。
なるほどね。
キミちゃんが青色に見えて、ルイ君が緑色に見えるんだもんね。
そうそうそうそうそうそう、ありがとうありがとう。
トツコにはそう見えているっていう。
うん。
すごいそこが徹底して、すごく、だから背景だけを注目して一回見てもいいぐらいだと思ってるんだけど、
へー、なるほど。
教会に先生の名前忘れちゃったけど、ひよこ先生だっけ?
あらがきゆい。
あ、あらがきゆいさんなんだ。
あのシスター?
うんうん。
先生は綺麗ですって言うんだけど、先生は綺麗ですって言った後の絵はトツコの絵でも先生の絵でもなくて、
ステンドグラスがあの教会で真ん中2つに割れてて、
で今までトツコがいた方が白色のステンドグラスになってて、
先生がいた方が青色のステンドグラスになってて、
なるほどね。
先生の方が色づいているっていうのを表現したりとか。
確かにトツコの方は、確かにな。
なんか、あの服の色が髪の毛と一緒だったり。
あ、そうそうそうそう。トツコは基本的にさ、
あの、まあ演奏、演奏の場合はトツコの方が色づいてるっていうのを表現したりとか、
先生の方が色づいてるっていうのを表現したりとか。
なんか、あの服の色が髪の毛と一緒だったり。
あ、そうそうそうそう。トツコは基本的にさ、
あの、まあ演奏、演奏会のあの服も象徴的だけど、
うんうん。
ワンポイントだけ赤であと全部白だったりとか。
そうそうそうだね、確かに。
そうそうそう。
あの、トツコの見ている世界の彩りだったりとか。
うんうんうん。
まあ、あとあの、ほんとキミちゃんのおばあ、おばあちゃん?
あの、若すぎるおばあちゃん?
若すぎるおばあちゃん、セキシキのおばあちゃんは、
あの、多分テーマから紫だけど、
その、キミちゃんが左、
あの、おばあちゃんが右でいる時の背景にきちっとその、
えっと、キッチン道具が置いてあるんだけど台所だから後ろに。
キミちゃんの方に青いフライパンがあってとか、
その画面全体を見た時の色合いで、
それこそぼやけた世界でも、
今どの色がどういう思いをしているのかって、
まあ、あともちろん影がこっちにあって光があってとかもあるんだけど、
その画面全体で訴えてる。
だから、私たち全体がその、
トツコが持っている世界を色で見るっていうのの、
説得力がこの2時間をかけてすごく増していくわけなんですよ。
なるほど。
で、それがえっと、それがえっと何?
アニメーションというものがその場所の制限を受けずに、
背景に何を置いてもいいし、
その照明の色をどう変えてもいいっていう、
キャラクターの色合い
何でも選べるっていう媒体じゃないですか。
そのアニメーションっていう、だから背景何でもいいし、
どういう構図でどういう切り替えをしてもいいっていうアニメーションの中で、
そのアニメーションのパレットの色合いっていうのを突き詰めていくっていうのは、
アニメーションの技術におけるすごく多分大事な部分だと思うんだけど、
なるほど。
その技術を、すごくその技術に真摯であればあるほど、
このアニメーション全体のテーマである君の色っていうのの説得力が上がっていくっていう、
アニメーションのための題材みたいな感じをすごく感じたんだよね。
なるほどね。
その色の作り方っていうのはもう終始感動してしまって、
何度見ても。
だから今日3回目見たけど、3回目見ても色んな発見がまだまだあって。
煮付けうまそうだなとか。
いや煮付けうまそうだよな。
あの学校の服の話で箸乗って止まるところでしょ。
学校マジで煮付け、おばあちゃん料理うますぎるんだよな。
とかな。
それがもう画角の話ではあるけど、
あとこれはもう山田尚子さんが昔から言われている天才的な部分だけど、
アニメーション、その動きに対する感度っていうか、
なんか、まあ軽音とかも作画されている方なんだけど、
昔だとね、軽音が有名かな。
軽音から通定してあるけど、
こういう言い方したら雑だけど、
人の感情を表すのに顔をアップするのは簡単なんだよね、基本的には。
顔をアップさせてそこに表情の変化を映せば、
その表情の動きっていうのは直に視聴者に伝わってくるわけだよね。
直に視聴者に伝わってくるわけだけど、
なんというか、それはある種暴力的というか、
安泰って言うと言い過ぎなんだけど、
なんかそれは力を持ちすぎてしまうカット割ではあるわけだよね。
なるほどね。
山田尚子さんがやるのは、
例えば、2人が嘘ついてバレたシーンとかで、
映すのは彼女らの反省している顔とかではなくて足元なんだよね。
ああ、なるほど。
足元だったり、マニキュアを隠したりとか、
これはありとあらゆるところに言うけど、
足が多いよね、足とか。
なんかね、地面とか足とか、下のアングルがすごい多いなとは思った。
やっぱその、なんていうの、
多分、人が怒ったりとか感情が揺れたときに、
無意識に出てくる仕草の方を捉えることで、
そこで怒っている表情みたいなのを捉えてるんだと思うんだよ。
なるほどね。
それってすごく動きの細部じゃないですか。
キミちゃんを白猫堂で会ったときに、
お金が入っている丸い巾着みたいなのを手で後ろにやって、
それを揉んだりするんだけど。
なんかそういうのって、
人間を観察して観察して出てきている、
動きに対する愛着だと思ったんですよ。
それもアニメーションの尊いものだなと思って。
なるほど。
なんか今、話す予定もないし忘れてたんだけど、
映像研に手を出すなっていうアニメーションのアニメがあって、
そこで人物のアニメ、それこそ動きにこだわる子が、
時間がなくなっちゃってアニメーションを完成させるのに、
こんなにこだわるなみたいなことを言われたときに、
言い返すシーンみたいなのがあるんだけど、
チェーンソーの動き一つ、
人がどっかから飛び降りたときちょっとつまずくとか、
そういう仕草の一つ一つに、
もしかしたら救われるかもしれない、
人がいるかもしれない。
そこに私が私であることっていうのがあるんだ。
私が私であるために、
そういうものを描いていかなきゃいけないっていうシーンがあるんだけど、
ごめん、ちょっとはっきりと思い出せないんだけど、
そういう、左右へのこだわりって言ったらちょっと雑だけど、
例えばその瞼を動かすとか、
そういう仕草一つ一つ、人間の仕草一つ一つの細部に、
その人がその人であったりとか、
その人が受けた感情っていうのが、
言葉で出るよりも表情で出すよりも、
はるかに有弁にそこに出ているっていうのが、
有弁にというか正直にというか、
本当のものとして出てるっていうのが、
を捉え続けているのが、
その価格もずっとすごいなと思ったね。
なるほど。
ライブシーンの技術
その最後にさ、
キミちゃんが防波堤から叫ぶんだけど、
頑張り、例えばね。
叫ぶシーン背中から撮ってるんですよ。
普通顔なんだよね、絶対。
目をギュッてやってさ、
叫んでる顔っていうのにさ、
例えば涙を流してたりするかもしれないんだけどさ、
それじゃなくて後ろから撮るっていうのは、
なんていうんだろうな、
感動させますっていうことに対する、
すごくテクニカルな、
はい感動してくださいっていうことに対する、
距離をちゃんと取ってるっていうことだと思ったんだよね。
なるほどね。
これカット割りの話に入ってくるけど、
だってさ、青春バンドものなわけだよ。
みんなが多分悩みを抱えて、
でもバンドしてよかったねってなるっていう話なのが、
もう間違いないわけなんだけど、
そこでバンドしてよかったねっていう、
雰囲気が演奏シーンで出たときに、
もちろん感動する人もいるけど、
そこにあるのは、君たちだけが気持ちよくなっていて、
なんかこっちは取り残されるみたいな。
こんなに、はっきりとじゃないけど、
下北沢の演劇で急に、
劇をやってた人たちがみんなこっち向いて、
俺たち演劇続けててよかったみたいな感じで合唱するみたいな。
なんかそういう、
そっち側が感動を押し付けて来ないでよ、みたいな。
という風にものすごくなるものじゃないですか。
本来題材として。
でもそれが、それを感じないぐらい、
やっぱカット割りが良かったんじゃないかと思うんだけど、
ライブシーンでそういう感じなくなかった。
なるほどね、なんか。
確かにな。
なんかよく見えたわ。
なんかさ、キミちゃんの、
キミちゃんっていう選択もあると思うんだよね、ボーカルで。
トツコが歌ってたらもっとなんか、
なんて言うんだろう、エモーショナルに歌ってたと思うんだけど。
キミちゃんっていうキャラクターの魅力が、
ある種の客観性みたいなのを持たせた気もするんだけど。
うんうんうん。
すごい、特にそのカット割り、いろいろ言いたいけど、
やっぱライブシーンがとても計算、計算というか、
技術よね、なんか。
ずっと、1曲目ずっと最初緩めのキミちゃんの歌ってるのをやって、
ずっと1カットで飽きるかと思ったら、
そのAメロ2回目に行くときの、
数フレだけ息を吸っているラップが口元だけ入って、
で、絵を開くっていうその、
なんて言うんだろう、緊張感を、
次こうくるんだろうなとか、そういうのがない。
すごく、そう終わる?みたいな。
ずっとそこに、なんて言うんだろう、
映画の技術と感動
安易な感動に落とし入れない緊張感がずっとあって。
2曲目の始まりも、
とつこ頑張れって女の子が言って、
で、そこから普通カット割って、
舞台に行って音楽が始まるのに、
とつこ頑張れって客席の奥で言ってるな、
みたいな客席ルーズのシーンから、
そのまま演奏始まるから、
さあ始めますじゃなくて、スーッと入っていくんだよね。
その、なんて言うんだろう、
だから、僕がアニメーションの大傑作だという、
すごく大きな理由にそれはあるんだけど、
その、紳士さ、技術。
アニメーションという舞台が持っている、
画角と人の動きとカット割っていう、
アニメーション映画が持っている要素一つ一つに対する、
愛情というか、に感動しました。
それって、全然僕詳しくないんだけど、
この映画が画期的なことなのか、
古井さんがそういうとこに気づけるようになったのか、どっちですか?
どっちもあると思います。
なるほど。
どっちもあると思いますし、
山田さんの映画をすべてすべて追っているわけじゃないから、
もしかしたら、もうすでにいろいろと実践されていることなのかもしれないけれど、
なのかもしれないけれど、
いや、なのかもしれないが、
やっぱその、君の色っていう、
テーマ、モチーフ、
っていうものがそこに乗っかってきたときに、
なるほどな。
なんかこれ以上のものってできるんだろうかってぐらい思ったんだよね。
なるほどね。
でも確かに。
なんかあの、題材としても、
人の中心を描くんじゃなくてさ、
ずっとその間を見せてるじゃないですか。
あなたは本当にすごいことを言いますな。
なるほどな。
途中でさ、何回もイラストでさ、青と緑が混ざるイラストが出てくるけどさ。
出てくるね。
あれもだから、青の円の中心と緑の中心を見せてるんじゃなくて、
その間を見せてるわけじゃないですか。
そうだね。
あれがもう映画の全部というか。
うわ、めっちゃいいこと言ってる。
結局さ、あれって光の三原色なわけですけど、
ずっとその、
あと最初のさ、
色の説明もめっちゃ丁寧だなって思っちゃったんだけど、
すごくこう、見ている人にこう、
上手くレールを敷いてくれてる説明。
光の波でみたいな。
だからその、そのものというよりはその間の、
間のものを空気を見てるんだよみたいな。
その間に伝わってくるものとか、
その光、相手の持つ光と別の人が持つ光のその混ざった部分をずっと見せてるから、
それがその画角のテクニックと一致しているんだろうなって。
感動しました。
物語の中心
150万人言ってるわ。
感動したわ今の話。
いや、そうだと思うのは、
僕も間の話だと思ってて、
これもまたアニメーション映画っていうところと、
相性、相性っていうかいいなと思ったのは、
アニメーション映画ってどうしても時間的制限がすごく強いじゃない。
ワンクールやれるんだったら、
それぞれの人物の過去とか悩みみたいなものが取り上げる甲斐があるわけだけど、
今回のやつにも、たぶんプロット用で、
ここはキミちゃんのパート、ルイックのパートっていうのはなくはないんだけど、
ただその、言わないんだよね。
キミちゃんとか、改革の理由とか。
トツコもさ、話したいときに話せばいいよって言うじゃない。
その人の持っているものとかを説明しないっていうことが、
たぶんね、それによって話が分かりにくいみたいな人も絶対いると思うし、
そういう読み方って物語において強固だから、
それがもしかしたらキミの色がめちゃくちゃ大ヒットっていうわけじゃない原因なのかもしれない。
原因の一つなのかもしれないけど、
でも本当にヨウシキの言う通り、この映画が描いてるのはそこじゃないんですよね。
その、退学しなくちゃいけないぐらい悩んでいた悩みではなくて、
悩んでいたあなたと私の、
私とあなたの関係の話をしているから、
そうなんですよね。
そこに焦点を合わせてないんですよね。
それもすごく、この2時間っていう枠で作んなきゃいけないっていう中における、
すごくいい題材、いい題材だと思ったっていうと、
すごくそれを選択したみたいな感じだけど、
なんかその、尺感と合ってたなーってすごい思ったんだよな。
バンド組むみたいなのもさ、
お互い別に一つ、同じ境遇、同じ理由でバンドをしたいわけじゃないとこ。
音楽が好きでやってたとかさ、
色の重なりにときめいてとっさに言っちゃったとかさ、
全然この、違う輪郭の外側の好きな部分が、
外側の輪郭だけ3つぽんぽんぽんってぼんやり見せて、
それのちょうど真ん中の重なった部分が最後のライブのシーンとして出てきて、
そのシーンの眩しいことやらっていうわけですよね。
やば!
ほんとに。
今俺泣いてます。
最後さ、もう別に、最後一応種明かしで赤色が出てくるけどさ、
もう光、青と緑だから光だなってこうなって、
なんかそれでこの眩しいなって思ってる理由もなんとなくわかる。
画面が行く感じで、ライブめっちゃ眩しくて。
その辺はね、すごい思ったし、
あとそれで言うと、色がなくなるシーン怖すぎな。
あれかな、キミちゃんがいなくなってなったときかな。
怖って。
あれが怖いからさ、キミちゃんを探しに行くのがすごく普通に納得できるしな。
彼女にとってすごくどれだけ大事なものだったかっていうのが。
自己の色を見つける
そうね、そうそうそう。
だから、いつもさ、キミたちはどう生きるかの時とかもそうだったけど、
ちょっと怖くて、
いつもさ、キミたちはどう生きるかの時とかもそうだったけど、
ちょっと構成の話に移ると、
ちょっと脚本的な話。
もうすごい素晴らしいなと思っているのは、
どこから喋ったらいいかな。
なんかどこのシーンからでも話したいことがたくさんあるんだけど、
なんか、キミちゃんは嘘をついてしまうってことだよね。
キミちゃんが。
嘘をつきたくない。
あれも、そこから喋るとやっぱそれもすごい良かったよな。
キミちゃんがおばあちゃんに話を打ち明けるっていうことになるのが。
なんかさ、中道体の話とかをしたじゃないですか。
意志が先にあるんじゃなくて、謝るとかは自分の中に謝るっていう気持ちが満ちて自然に出てくるものであって、
謝ろうと思って謝るものではないみたいなことがあったと思うんだけど。
映画全体にあったけど、やっぱその意志じゃないよな、全部動かしてるのが。
そう思ってしまったっていう偶然で動いてる感じが常にあったよね。
やっぱバンドをやるところの話がまさにそうだけど。
なんか喋りたい、思いついたところから喋るけど、なんかあったらすぐ言ってほしいんだけど。
まあやっぱろうそくのシーンとか素晴らしかったよね。
ろうそくね。
あそこでさ、あそこはすごくよかったんだけど、
ルイくんが言ってたのは、すごいわ、僕たちは好きと秘密を共有してるんだって言うんだけど、
その前にお母さんに友達ができたんだって言うんだけどさ、
ルイくんにとって友達っていうのは、
友達って言うのはやっぱりね、
学校の普通の友達とかじゃなくて、好きと秘密を共有できるっていうことが彼にとってすごく大事だったんだよね。
でその好きと秘密を共有できる場所に入れてすごく良くて、
であの場所っていうのがすごく尊いものだったから、
1ヶ月の報酬活動が終わった後に2人が一緒に来て、
でなんかそれが彼のテーマなわけだよね、好きと秘密を持つっていうことがルイくんの。
ロウソクのシーンはそれぞれの持っている物を喋っていくような場所だと思ったんだけど、
でそのロウソクのシーンはそれぞれの持っている物を喋っていくような場所だと思ったんだけど、
でトツコが一言目に出てくるのが、ルイくんとキミちゃんはとても綺麗だよから入るんだよね。
彼女にとって一番中心にあるのは、
彼女のシーンの中で、ルイちゃんが、
ルイちゃんが一番大事なのは、
彼女のシーンに入るのが、
彼女にとって一番中心にあるのは あなたたちは綺麗なんだっていう
その肯定なわけだよこの肯定する っていうことがこの映画全体の
すごく大きなメッセージだと思 ったんだけど
そうだね
そうだからなんだろう嘘をついて しまおうが嘘をついてしまうキミ
ちゃんであろうがなんだろうが あなたの色は綺麗なんだっていう
その絶対性みたいなものをトツ コは常に持っているわけだよね
だってあなたは綺麗なんだもの っていうそれがすごく彼女の中で
それが何よりも大事なわけだよね だからキミちゃんがいなくなった
とき世界はモノクロになったわけ だけど
その何よりも大事だっていうこと を打ち解け合うときにトツコが
あなたが綺麗であるっていうこと を真っ先に言うのがとても尊かった
しそこからラストシーンに行く と最後ジゼルをさあれは卒業式
の日らしいんだけど説明を読んだら そうかなと思ったのに卒業式の
日に中庭でジゼルをもう一回踊 ったときに彼女は自分の色が見え
たってなるわけだよねであそこに あるのは何て言うんだろうなあ
何て言うんだろうちょっとあれ だけど僕はあの見えたのところ
がとても素敵だと思ってて中庭 って真ん中に丸くて青い噴水が
あるわけよその青い噴水から彼女 の踊りを撮るんだけど彼女は学校
から出て青い噴水にあるまでの 道で踊るわけだよねであの青い
噴水っていうのはキミちゃんが 辞めるときにあそこでぼーっと
しているっていうカットが本当に ちょっと出てくんだけど辞める
ってなったときも噴水の水に反射 しているキミちゃんが一瞬映る
んだけどであの噴水の色とかを 考えたときに僕はあれがキミちゃん
だと思ったんだよねあの噴水が 象徴としての僕はあのラストシーン
を見たときに彼女トスコはさあなた は美しいんだよっていうことを
言ってさ言ってキミちゃんと出会 ってあなた美しいんだよって言って
学校からキミちゃんまでのさ家庭 の中でさ踊っていることによって
自分の色に気づくわけだよ
なるほど
なんかこれってすごく本質的という かなんかあの映画のタイトルの
前にあるのは私の色はどんな色 なんだろうってこれはキミちゃん
キミちゃんじゃないトスコのさ私の 色はどんな色なんだろうってタイトル
クレジットが出るわけだから彼女 にとっては自分の色が何なのか
を見つけるっていう話でもある わけだよねこれはあの高校生を
取り扱う問題としての一つのまあ アイデンティティっていうとちょっと
またずれてくるけど自分って何 なんだろうっていうそれを見つける
っていう3年間を描くっていうの が多分そのオープニングからある
テーズなんだけどそれがさ見つかる 場所はさその自分があの変え変え
変えられないものを変えられない ものとして受け入れる覚悟をください
だっけ
冷静さは
そうなんかそのその
勇気
そう勇気変えるものを変える選択 をするのと変えられないものを
変えられないものとして受け入れる 覚悟をくださいっていうその変える
ことのできないものについてそれを 受け入れるだけの心の平穏を与え
くださいかだから彼女にとって バレエが好きっていうのは変える
ことができないものだったわけ だからそれをそのバレエを踊っている
それをキミちゃんとの間の中で 踊っている私とキミちゃんの間に
いるときにあなたの色が綺麗だよ って言っているその最中において
彼女は多分自分の色が見えたんだ と思うんだよね
うん
確かに
キミちゃんとトツコの関係性
なんかすごい尊くないですかそれ って言う
確かに
つまりさその自分で自分の色を 探してるんじゃないんだあなたが
素敵なんだあなたが素敵だって いうことが私には分かっている
っていうそのそれであなたと一緒に 何かをやるその過程で自分の色
が分かるっていうのは
うん
かなり反射光なわけだよねあなたの 光の
なるほど
あのキミちゃんの見えたっていう シーンは美しいなと思うだから
そのシーンはあのなんていうんだろう そのキミちゃんとの過程のキミちゃん
とトツコの二人の関係性の過程 の中にそれがあったっていうシーン
でもあるし変えられないものを 変えられないものとして受け入れた
っていう彼女のそのあの一つの 達成としてジゼルを踊るっていう
シーンでもあるし
うん
なんかそのいろいろ重なってる シーンだと思うんだけど
なるほどな
うんその最後のシーン本当にいろん な要素がこう一気に重なっている
なと思ってて
うん
でその過程が大事っていうこと 結果は結果ではなくてそこで
そこに向かうまでが大事だっていう のはやっぱりずっとそのあの映画の中にあって
うん
まずあの映画で何の変化も起きてない のは演奏シーンだけなんだよね
はいはいはい
演奏シーンはマジで別に演奏が 素晴らしいだけであそこの歌ってる
最中に本人たちがあって気づいた 時間がゆっくりになってあこういう
ことだったんだみたいなモノローグ とか入らないわけだよね
はいはいはい
そこに行くまでの間の中に全部が あって
そうだね
うんなんかあの時代のシーンは 素晴らしかったしでそこからもう
1カットして防波堤のシーンになる わけだけど
うん
で今もちょっと喋ったけどなんか あの3人の関係性って実は結構特集
うん
ひめちゃんとトツコの2とルイ くんの1だと思うわけ基本的には
うんうんうん
基本的にはルイくんが1でルイ くんの2人で行くし2人で帰って
いくし
うん
でトツコはキミちゃんのことが好き 恋愛的な好きとは違うけど
うん
でキミちゃんはあのルイくんの ことが恋愛的に多分気になって
いるんだけれども
うん
なんかそこによって2人で会うみたいな シーンはないわけじゃない
うんうん
基本的には1対2であってえっと これそうじゃない面も多いけど
キミちゃんとトツコの物語をルイ くんが見ているっていう構図でも
あるんだよねあの映画は
うんうんうん
ちょっと大反射的っていうか
でそうなった時にあのシーンっていう のはだからそのあのラストの棒
派手で頑張れって叫ぶシーンで 1個入ってくるのはもちろんえっと
キミちゃんがずっと自分の気持ち とかをうまく言えないでいたけど
言えるようになったっていうその キミちゃんの達成でもあったわけ
だけど
うんうん
正直に自分の気持ちを言えてよかった ねっていうシーンでもあるんだけど
それと同時にあの物語の客観的 視点だったルイくんが出ていく
シーンでもあると
うん
であのシーンでもっともやっぱり 僕が感動するとこはルイくんが
閉まれて出ていくときに紙袋に 入れてテレビを持ってってるとこ
なんだよね
はぁはぁはぁ
彼はやっぱり好きと秘密っていう 場所に帰ってこれるっていうこと
うんうん
もしかしたらあのバンドがなかったら 持ってかなかったかもしれないけど
なるほど
彼が大事なのはやっぱそのこの 大学に行っても好きと秘密っていう
のを持ち続けようっていうことを
そうだね
ここで持っていると
うんうん
っていうのがまず載ってるし
うん
でえっとあのキミたちはどう言 ってるかの時も言ったけど基本的な
物語ってのは行って帰ってくる っていう構造なわけだけど
うん
あの物語っていうのは最初その 白猫に誘われて
うん
トツコがあのグーグルマップでは なかった本屋に偶然たどり着いて
しまうっていうその迷い込みから 始まってるわけだよね
うん
天と地露で言ったらトンネルの 向こうに行ったしキミたちはどう
行けるかだったら塔の中の世界に 入っていくっていうその迷い込み
によってあるそのあの3人が出会 ってバンドができるっていう物語
があるんだけど
うん
その物語から帰っていくシーン でもあるわけだよね
うん
あのラストのシーンっていうのは
はいはいはい
つまり僕たちあのキミちゃんと トツコの物語を見ていた外部である
ルイ君っていうのはニアイコール 視聴者の僕たちなわけだよ
うん
僕たちを現実の世界に返すっていう あれは儀式でもあるわけだよね
うん
トンネルから出ていくっていう この世界に帰っていく映画が終わる
っていう
うん
でその何応越するような頑張れ っていうのはそのルイ君に向け
たものでもありながらあれはその これからの世の中を生きなきゃ
いけないあの劇場にいる若者たち に向かっての頑張れでもあると思
ったわけ
うん
マジかなるほど
あの頑張れっていうメッセージ っていうのはそれこそキミたちは
どう生きるかでこれから火の海 になる世界だって言ってたけれども
うん
その現実世界においてはなんか 本当に10年前とは暗いものにならない
ぐらいなんかこう戦争の影も見えて くるわ
うん
なんか世の中いいことが起きる 感じがないわけだけど
うん
その中でも好きと秘密っていう ものを紙袋に入れてで頑張れ
っていうそのすごく何あのキミ ちゃんの声っていうのは
うん
映画全体の最後の背中を押すような ものだったと思ったわけだよね
うん確かに
だから頑張れって言うっていう その何肯定感肯定感って言うの
分かる分かる
そのあの映画のこの時代に対する メッセージみたいのもそこにあった
って言ってなんかすごかったな って言う
なるほどね
うんそうだからなんか最後ら辺の シーンは本当に何重も重なってて
いろんな話が
うん
こういう意味でもあるしこういう 意味でもあるっていうのが多分
もっともっといろいろ重なってる んだと思うんだけど
うんうんうん
いやだからそのキミの色っていう タイトルもいいよねもちろんキミ
ちゃんの色でもあるわけだけど
それは最初最初思ったよね
そうそうそうキミの色なんだって
そうそうそうそうでもちろんその さキミちゃんキミちゃんの色っていう
のが美しいっていう話になってる けどこれはどんどんそのやっぱり
その最終的には映画を見ている 人たちに向けたキミでもあるわけ
だよね
うんうん
あなたは美しいっていうことを だから頑張れよっていうことを
言っているわけだよすごく直接 的に
うんうん
なんかまあでも何もちろんその あの映画最後に虹色のテープが
開いて空に抜けていくっていう のもそのトツコは多分恋してる
キミちゃんが虹色に見えたっていう 前のシーンとの繋がりでトツコ
の見えてる世界の虹色みたいな のが見えててすごく綺麗な終わり
だったけど
うん
なんかそこを重ねる以上にやっぱ その何て言うんだろうなこの時代
に対するメッセージの強さみたい のもすごい感じたんだよね構成
映画のメッセージ
全体に
なるほどな
めっちゃ喋ったな
うん
面白いね
そう構成もすごく良かったなんか びっくりしたな
あのあれだな音も良かったな
音良かったね
あの音聞いちゃうんだけどさ
どうして
あの成果ドリア戦法だなとかさ
聞くね
やっぱり聞いちゃうんだけど
成果のドリア戦法境界戦法について あんま考えられない
最近あのFF10の実況見てるから 祈り子の歌に似てるなと思いながら
イェーウィーじゃないんだよ
ウーブレーウーじゃないんだよ
やっぱりどっちもドリア戦法だから 似てるよなと思いながら
祈り族のいいんだよ
あの最初のあの宇宙の話してる 時かな
うん
あれはとつこは曲を作ろうとしてる 時かな
あのあれかあのナレーション がキミちゃんはってなるとこ
そうそうそうそうキミちゃんの 色をなんか書きたいじゃないけど
なんか歌うなんかなんだっけなんか あったよな
うん
あそこでだからそれまでなんか ずっと基本ピアノベースの音楽
割とそのハンマーがさポコポコ 当たるその柔らかいポコポコ反射
したさ音だったんだけどそこあそこ のシーンであのストリング数の低音
だけが鳴るわけですよ
うん
一発目
うん
でまぁ後から上も重なってくる けど
うん
でそこだけこうなってきてでその 後さあの曲できたっつって
うん
でスイキンチョンクドテンアーメン がこう流れるわけですけど
うんうん
このあの宇宙のシーンで流れた コード進行でそのまま始まるわけ
なんですよ
そうあそこあれすごいなと思って
いやーよく聞いてる
あの曲のだから冒頭のコード進行 が前のシーンで曲を作ってるシーン
で今までと違う楽器の音でこう 前に出してるんですよ
あー予感さす予感してるんだ
だからそれがそのまああのこれは まあ直接的当てはまるとかじゃない
けどその
うん
キミちゃんのことを考えてるキミ ちゃんのことをこう考えてるの
と3人で演奏してそれがこう重なる 音が重なるその
うん
で全部重なりを書いてるなっていう のがあって
うんうんうんうんうん
そこで重なって曲が完成するっていう のと
うん
あとあのテルミンとギターで聖歌 弾くとかさ
うんうん
あれもこの音の重なりを聴かせて たりとか
うん
あのキミちゃんが作った曲にルイ くんがちょっと付け加えてみた
よみてね
で未完成のその2人の重なりの部分 を聴かせるとか
うんうんうんあれはちょうど絵も ねその緑と青が混ざるような絵
になって
そうそうそうそうで基本3人で そのライブに向けての演奏っていう
のは書かずに
うん
その完全に重なった部分はライブ のだけだったと思うんだけど
音楽とその重なり
うんうんうん
曲としてね
うん
あれもなんかこの色の重なりと 音の重なりがすごくリンクしてる
なっていうのはずっとあって
うん
うわあすごいこと言う
うん
あとあの楽器始めたてであの トツコがそのローランドのキーボード
弾いてたけどさ
うん
あの1曲目あのBフラットマイナー の曲だからむずそう頑張れと思って
その国権多いぞと思って
あのトツコの指1本でバスライン のオクターブをずっと弾いてるんだけど
弾いてる弾いてる弾いてる1曲目 ね
うん
そうそうそうもう頑張れと思いながら あのアップテンポでちょっと初心者
だけど頑張ったなあと思いながら 何なら2曲目キーボードを1人だけ
だし
そうそうそうそう
だからあそこでその見えるし
まあ組み立てバンドにしてのあの サウンドの安定感はもうルイくん
音楽の魅力とその影響
の才能にもうめちゃめちゃ支え られてるなっていうのもあったし
やっぱルイくんの才能がやっぱり 出てるよねあのもう全部打ち込もう
わっていうルイくんのその
あの
才能を打っとくわっていう
やっぱり音楽が好きで
うん
これをこうねあとを継ぐだのに こう隠しながらそうやってたあそこの
音楽が好きな部分がちょっと爆発 してたなっていうちょっと才能
えぐいなっていうのが
まあちょっと見えたねあそこで
まあ
サウンド良すぎたから
まあその本当に前提としてはテルミン 上手すぎるしね
ちょっとテルミン上手すぎるんだよな
そのテルミンの操作の難易度みたい なのは分かんないんだけどその
フレーズ感よね
やっぱりテルミンっていうのも
うん
独特の音色っていうのはもちろん 魅力だし
うん
何が魅力ってやっぱり音と音の 境目が曖昧なことで
あーいいこと言うね
音と音の間が見えるんですよ
なるほどね
そこがこうシームレスに変わる じゃないですか基本的に
はいはいはいはい
だからその間を聞かせる楽器だ と思って
あーすごいななるほど僕はその テルミンがさ
うん
やっぱどうしてもそのアニメーション としてその音を可視化できる楽器
だなと思ったんだよね
うんうんうん
やっぱそのアニメーション的な 意味でのその音の動きみたいな
ものを捉えるものとして見てたけど 確かに音と音の間がそうだよね
そう
入院って変わるもんね
そうそうそうそうその入院を聞かせる 楽器かなっていうのもあって
ずっとその間を描いてるのもあったん だけど
うん
その間の扱い方がちょっとテルミン 上手すぎと思って
テルミン上手かったなあ
いや良かったなあ
うん
いや確かにその音楽が良かった っていうのは僕も感想にあった
けど
うん
そうかその惑星のところとかは 気づかなかったなあ
レタス太郎とかね
あのレタス太郎とさポッティと ジョイフルでしょ
えごめんごめんごめん全然ない っていうか分かんないんだけど
3回見た本当に
あーはいあれねあの風邪の時に 枕元に置いてくれてるやつね
そうそうそうそう
もうそのキャベツ太郎で見えて たからさ
いやレタス太郎とポッティとジョイフル でしょ
いやめっちゃ見てる
あとあのあれねキミちゃん来て から食べてるのはあのパイの木ね
パイの木ね
パイの木
うん
やっぱそこだなあと思って
なんか別にこれが何とかではない けど思い出したから言うけど
うん
あの最初の3人でアイス食べる時にさ
はいはいはい
アイスが青赤緑なんだけどさ
うん
ルイ君は緑食べるんだけどさ
うん
キミちゃんはキミちゃんが最初バニラ を選ぶのが
キミちゃんじゃないトツコがまず 最初バニラを選ぶんだよね
キミちゃんの色を選ぶのが
うんうん
でそのルイ君はルイ君の色を選んで キミちゃんはその余ったというか
赤色を選ぶんだけど
うん
あそこいいですね
トツコのキャラクター性と
うん
あそこシーン割とパッと変わって パッとセリフあったと思うんだけど
うん
バニラのバーから始まる互換が 良かったですね
いやーどこ見てんのこの人
すごい
バニラのそのバーってやっぱり あれぐらい勢いづくよなと思って
確かに
一発目三択の中から選ぶバニラ のバーの破裂させ方が
これまでのトツコの描き方と一致 してるなと思った
確かに
うん
バニラ
バニラ
そうそうそうなんだよね
おもろっ
なんか今それで思い出したけど
うん
トツコのあの里帰りを描いている のは
結構僕は重要だなと思ってて
はいはいはい
あの子でそのバレエのことを思い 出すっていうのもあるんだけど
うんうん
なんかあのお母さんが最後何度 でも帰ってきていいからねって
言うじゃないですか
うんうん
なんかあれも結構最後に効いて きてると思ってんだよね
なるほどね
なんかその旅立ってしまったみたいな
うん
青春が終わったじゃなくて
うん
またこのこれを持って帰ってく ればいいじゃないかっていうような
はいはいはい
ちょっとしたそのまあ肯定感の プラスにつながっているような
気がするあのお母さんとのシーン は
なるほどな
うん
なんかもうこれで一生の別れだ みたいにはさせなくていいっていう
かなんか
それをやることで
そう
なんていうのドラマツール的に ちょっと綺麗っていうか切なく
ているみたいなのがあったとして も多分なんかその切なさとかより
も本当に今を生きる若い人たち に対して生きることへの肯定感
を与えたいっていう気持ちがすごく 強いんじゃないかと思ったんだ
よね
そうねずっとだからそのあなたの 好きに正直になさいっていうのを
ずっと言ってるよね
そうそうそうそんでそのトツコ が最初のさボイスメモを送るとき
もさみんな笑わんじゃないそれ に対して
うんうん
やっぱそのあのすごく最初のところ ってやっぱ恥ずかしかったりする
けどあれがあれをみんなが受け入れて くれるっていうのはやっぱすごく
なんていうんだろうそのものを 作って出していろんなリアクション
されてきた人からするとすごく 重要だなと思って
うんうん
ああやってそのちょっと思いついた ことをやってみたんだよって言った
のに
うん
最初のコメントに対していいねそれ ってなって
うん
続いていくってすごくいいなと思 って
確かにな
見てました
ああ
これあのあのあの図書本屋での出会い に対して曲ポップだなと思った
もんな
確かに
一発目なそれをねちゃんとこう
そうそう
一発目の練習でやってるもんな
うん
本屋の出会いでキミちゃんは多分最初からルイ君を意識してるんだけど
多分何度か来てたんだよね
そういうのを描かないのもいいなと思った
あそこで初対面でキュルキュルするというよりは多分何度か見てて
あ、あのお客さんだってなって
見えてる感じがあったりとか
その背景を描かないと言うとさ
キミちゃんのおばあちゃんが最後ビビアンのめっちゃかっこいいドレス着てさ
大歓迎やってきてさ
であそこの校長先生と踊ってるわけだけど
多分何かあそこは同期だったりしたんだと思うんだけどさ
なるほど
で何かそれこそそのおばあちゃんの方が途中で退学したのか分からんけど
何かおばあちゃんの方が多分やさぐれててみたいな
何かいろんな背景が見えるんだけど
何かそれを触れすぎず
あ、そういう人なのねっていう風に
そのままに捉える感じっていうのが良かったら
いやキーワードはほんと間だと思ったな確かに
ほんとそうっすよ
キャラクターの成長と背景
あなたとの関係の話をずっとしているっていう
何か人をさ真上から捉えるカットとかさ
あるね
あのあれも何かその
だから光のイラストと寄せてるのか分からないけど
あの夜中にキミちゃんが寮に来る時も真上から
ドア扉合言葉で開けるところも
はいはいはいはいはい
上からだよね
そうそう間見せてるなっていう
合言葉だから決める?
え?
だから俺が昨日のご飯はって言ったら
そっちがあったかそうめんでラジオ始めるとか
あーそのさあれって一応さ
その何て言うんだその違ったら開けないみたいなスタイルじゃない?
そうだね
合言葉だね
でも違っても続けるから
だから僕が何か言って
そっちは何答えてもいい感じにすればいいんじゃない?
それすればいいんじゃないか
なるほどね
そうなんか僕が何か言う
別にだって開けるとか開けないとかないし
開いた状態から始まってるもんな
開けてから一応タイトルコーナーするけど開いてんの
俺が録音のURLをタップした瞬間から開いてるもんな
開いてるから全然
いやー
あのライブのシーンの3曲目の大サビに行く直前で
その上からキミちゃんが
あのトツコの方向いてたのをボーカルマイクの方に向く
90度のターンを数フレ取ってんだけど
おー
異常にかっこいいんだよ
それその何なのあのカット割り
本当に勉強になる
制作側ね
めちゃくちゃ勉強になる
勉強って言うとこがましいけど
なんかすごくいい映画だなぁというの以上に
全部のカットに意図があって
全部のカット割りに思いがあるのが伝わってくるから
それが結局無意識化に繋がっていって
最後の説得力に繋がってるっていうことだけはわかるから
なんで最後こんなに説得力があるんだろう
ということについて
一カット一カット考えていける映画だと思うから
なんか3回見たって言ったけど
本当に何回見ても面白いと思うんだよな
なるほどね
じゃあミスチルも3回聞いたってことですね
ミスチルのところは
君たちはどう生きるかの時もそうだったけど
基本的にちょっとなんか涙拭くのでいっぱいで
聞いてないんだよエンディング
泣きすぎちゃって
今日も
本当に泣いちゃって
耳は開いてるだろ
なんかそのおぼろげな輪郭だけ覚えてるんだけど
ミスチルも
全然歌詞とか入ってこないし
それはそう
感じでしたけど
ここら辺にしとくか
君の色なんか皆さんちょっと見たら
ぜひ感想とかお話し合いたいですので
言ってください
了解です
本当にこのラジオ始まってから
君たちはどうがあったけど
その前に21年エヴァンゲリオンがあったじゃないですか
エヴァンゲリオンと君たちはどう
君の色とかこの映画を
なんていうのしっかりと受け取るっていうことができる世代で
20なんちゃらだったっていうことを
本当に幸せに思っています
心から思いますね
良かったと今を生きていて良かったと
本当にしみじみ思ってますね
今回も本当にもう受け取れる時間がある限り
何度も見に行こうと思います
ということで本編でした
ありがとうございました
たるいといつかのとりあえず
いや疲れてるよ話しましたけど
なんか全然話したりないんだけど
ちょっともう一旦疲れちゃって
いやゲトゲトやん
いやちょっと四月のその音楽の話とかも素晴らしくって
もうちょっと感動してましたね
4回目見る時があればちょっと聞いてみようと思います
おすすめはもちろん君の色なんだけれども
本をちょっと勧めようかなと
和香菜明子さんという方の
旅の断片っていう本です
映画の感想と考察
ちょっと勧めようと思うのは
和香菜さんはめちゃくちゃ世界いろんなところを飛び回っていて
その飛び回った時の記録みたいのを本にしているんだけど
エッセイかな
本にしていて
読んでいてすごく好きな言葉というか
そうだなっていうふうに思ったんだけれども
なんかルイ君にとっては君の色で言うとね
ルイ君にとってそれは音楽であって
あの旧教会だったと思うんだけど
なんかこうなんて言うんだろう
自分が自分の好きでいれるここじゃない
どこかみたいなところっていうのがあると思う
でそれは生きる上でそれを大切に持っているってことが
この現実で生きていくっていう中での
すごく大事な光になっているっていうのは
君の色でも言ったと思うんだけれども
なんかそれはこの人にとってのたぶん旅なんだと思うんですよ
なるほど
でなんかそう認識するすごく綺麗な一節があって
ちょっと朗読しますけれども
お願いします
どんなにその場所を楽しみ
愛していたとしてもその場から離れてしまえば
それは途端に現実感のない夢の中の出来事になってしまう
それはいたしかたないことで
人は皆現実の生活を飛び出したまま生きていくことはできない
だからこそ何度でも戻ってくればいいのだ
戻るたびに湖に手をつけて
その冷たさを実感できればいいのだ
何よりもその世界を持つことが大切なのだから
そしてその世界は必ず自分を待っていてくれるのだから
現実世界と別世界日常と非日常
表庭と裏庭を行き来すること自体が冒険なのだから
車はもうとっくに私の歩いた道を離れ
隣町へと近づいているという終わりなんですけど
本編ですかまだ
いやこれねまだ本編なのよ
僕がここで結構感動したのは
やっぱりその本編でもちょっと言ったけど
人は皆現実の生活を飛び出したまま生きていくことはできない
これは言う通り
あの僕たちはトンネルの向こうに行っても
帰ってこなきゃいけないし
そうやって物語っていうのは終わるわけだけど
だからこそ何度でも戻ってくればいいのだ
戻るたびに湖に手をつけて
その冷たさを実感できればいいのだ
何よりもその世界を持つことが大切なのだから
そしてその世界は必ず自分を待っていてくれるのだからっていう
これはすごくいい文章だなと思って
消えないんだよなそれってって思って
そうだ消えなかったって思って
そうそうなんかあの
トツコがジゼルの動きを
見よ見まれだ目コピだけどって言いながらも覚えて
ロウソクの前で踊っていたように
それって帰ってこれるんだよなと思って
それをしっかりと胸に持って
生きていかなくちゃなあ
旅の断片の魅力
ということを思ったわけだよね
なるほどな
まあなんか
多分ここに特別に共鳴するのは
僕が普段放課後っていう名前で活動してるからっていうのもあって
放課後のやっていることっていうのの
一つにはやっぱりそのここじゃないどこかじゃないけど
そのこのせわしない
この現実世界っていうところからちょっとずれた放課後っていう場所で
私とあなたの輪郭を確かめ直したいっていうのがあるわけだよね
そこでまた放課後っていうタイトルにしたのは
やっぱりそれが帰らなくちゃいけない場所だからっていう
ここではないどこかにずっと居続けることはできないからっていう
思いでそれはつけているわけだけど
でもだからその何度でも放課後をやればいいっていうのは
なんかこう活動全体にとってもすごく大事な言葉になったなあと思って
君の色もそうなんだけれども
君の色を見ながら自分がやっているものづくりについても
ずっと考えていたんだけど
やっぱりあなたが美しいっていうことを
ずっとして世界が輝いているっていうのは
ずっと僕も思っていることだし
いやなんか最近そういう
なんていうんだろう
元気づけられますな
まじで
なるほど
生きていくということを
キミちゃんがあんだけ頑張れって言っているのもあるんだけどさ
そういういい作品で出会えるのは
そういうなんかあれですよね
自分のパワーなんじゃないですか
なんかそういう時期とかなのかもしれないね
もしかしたらね
まあそれも偶然だもんな
そもそもやっぱり君の色はさ
そのコナンの予告編見に行った時の予告編でさ
予告編ではあのスイキンチカンとか流れながら
曲思いついた時にさ
トツコがさ踊るじゃない
そんであのシスターに見つかって
これはみたいな言い訳するみたいなシーンがあるんだけど
めちゃめちゃ汗かいてる
そうそうそう
あの踊りのアニメーションでボロボロ泣いちゃって
予告編なのに
これは見なきゃなーって思ってたんだけど
どういうこと
いやアニメーションがあまりにも愛がこもっているって思って
予告編で泣いちゃってコナンどころじゃなかったんだけど
向こう側の人間を見たの
向こう側の人間見たっていうよりは
いや普通に
うわー綺麗って思って泣いてたみたいな
なるほどね
そうねなんか作者の愛ももちろん感じたけど
なんかそれもその映画全体の
あまりにも綺麗だなっていうので泣いてたけど
こんなに大傑作だと思わなかった
よかったですね
あーちょっと旅の断片のお話でしたが
君の色も混ざっちゃいましたが
おすすめですね旅の断片
旅の断片は本当におすすめで
本当におすすめ
なんか本当にいろんなところにこの人は行っていて
いろんなところでいろんな体験をしているのが
なんかなんていうの
すごく一個一個が短い文章で
すごいいろんな風に書いてある
なんていうの短い文章でいろんな
え何それみたいな物語がたくさんあって
この人もなんか目的地があっていくんだけど
結構その案内してくれている
ドライバーさんの優しさに触れた話とか
なるほど
なんかそのたまたまであったものに
思わず感動してしまった
みたいなたまたまであったお土産について
みたいなことが多くて面白い
なるほどね
面白いっていうかなんかそう
そういうことを書き残しているのが
面白いなと思いながら
でもそういうもんだよなと思って
なんか他の人はどうでもよいかもしれないけど
そういうたまたまであった何かっていうものが
やっぱりあるよなぁと思いながら
これはすごく何冊か出てる
1冊目なんですけど
旅の断片
おすすめでした
短歌の新展開
なんかすごい疲れちゃった
すごい疲れちゃったなぁなんか
なんか頭の中でさ
強い疲れを感じてるんじゃないよ
なんかよしきの話聞きながら
また頭の中で君の色が上映されちゃってさ
またなんか涙が出ちゃって疲れちゃったけど
短歌いこうぜ短歌
短歌は今回左右者さんから出てた月の歌
もう最近じゃないですか
月の歌って出たの
9月17日第1版って書いてあるから
第1版って書かれてるのに
だいだいちょい前に出すから
本当最近ってことですね
あのアンソロジー短歌のアンソロジーで
第1弾海の歌っていうのが出てて
今回その海の歌は
海がテーマになっている歌が
パーってまとめられてたんだけど
今回はそれが月がテーマになっているやつが
まとめられているというので
なんか海の歌
短歌のアンソロジーみたいのが
あんまり得意じゃないなとか思ってたんだけど
得意じゃないっていうか
まあそんな食わず嫌いもはなはたしいんだけど
あんまりうまく読めなくて
それよりは個人の歌詞を買ったほうが
とか思いながら過ごせたんだけど
なんかやっぱ海とか月とか
そういうモチーフに対して
まあこの短歌書いてる人のことを
知ってきたからっていうのもあるけど
なんか本当にその一種だけでその人なんだよね
なんかそれがすごい面白い
なんか名前隠してもわかるじゃないけどさ
ああそうだよね
このモチーフをこう考えるよねっていう
そっかこの人だもんなみたいな
それがまた面白くて
読んでたんだけど
なんか月っていうモチーフを
僕は結構よく
僕も好きなモチーフというか
好きなんですけど
あの月が見たいっていう
自分のなんかものも作ったりとかして
月というものと
自分はその距離っていうものを考えるときに
月っていうモチーフを出したりするんだけど
距離とかもその関係
まさにその関係性みたいなときに
であのちょっとそれを感じるような歌があったので
2種かな紹介しつつ
僕もちょっとこれどうなることなんだろう
みたいな聞きたいので
喋りたいんですけど
1個目が
暗くした視聴角質のカーテンに
穴が開いているみたいな月だよこっち
暗くした視聴角質のカーテンに
穴が開いているみたいな月だよこっち
4の後に点があってこっちっていうのがある
あの千草聡一さんの歌ですね
いいですね
千草聡一さんは前にも
あの千夜永和歌なんかなんかを取り上げた時に
ラベルみたいだよねって話をした記憶があるんだけど
千草さんの歌の綺麗さっていうのはやっぱすごいけど
なんかめっちゃ綺麗
めっちゃ綺麗
今星見てる人じゃん
こっちめっちゃ綺麗
暗くした視聴角質のカットもあったね
星のカットあった星のカットあったよね
あのなんか星座
なんかの星座なんだろうなと思いながら見てたんだけど
えいつだあれないかなあったよ
あったかもちょっと4回目ちょっと見てください
ちょっと見ます
暗くした視聴角質のカーテンに
穴が開いてるみたいな月だよ
月月だよこっち
パッと読んで思ったのはその
なんて言うんだろう
暗くした視聴角質のカーテンに
穴が開いているみたいな月だ
で終わる歌なんだけど
本当にそうだよこっちっていう
そのまあ電話をしてるのかどうなのか
まあ電話してるっていうよりは
おそらくあのあれかもね
遠く離れてる人に心の中で思っているとか
呟いているのかわかんないけど
そのなんて言うんだろう
実はその月を認識している私じゃなくて
こういう月がこっちからは見えてますよっていう
あなたに対しての投げかけだったってことが
こう最後になってわかるっていうか
それを途中まで思わせない
カメラワークみたいのが素敵ですよね
カメラワークね
カメラワークだよね
なんか最初その月だけが見えてて
あー月だなーってなってんだけど
そこでこう急にこうカメラが引いて
なんか相手が見えてくるっていう
あっちが見えるっていう
そうね
なんか個人これちょっと俺だけかもしれないけど
月と心の距離
みたいな月だよこっちって書いてるから
書いてるから月の景色が浮かぶんだよな
書いてなかったらね
俺この例えの方をすごい一生懸命想像するんだけど
視聴画質の方ってことね
みたいな月だっていうのは自分の中の比喩
自分の中ですごく考えてることだから
月を今実際見てて
それを自分の中で
これは例えたらどうなんだろうっていう景色を
すごい想像してる頭になって
あーなんかそういえば
視聴画質ってカーテン閉めたら真っ暗だな
真っ暗でそこにポカって穴が開いてて
そっから光が漏れてるみたいだなっていう
景色をすごい想像するんだけど
だよこっちっていうその相手が見えた瞬間に
自分の中で想像してた世界から
外側にいる相手にそれこそカメラワークが映るから
すごいちゃんと月が想像できるんだよね
月のディティールの方に焦点が向かなくなるのか
なんか僕はすごくそういう感覚が
確かにそのさ月と私のさ
その2者の関係だと思っていたらさ
その私と月じゃない
あなたとの関係性においての月だもんな
なんかこう第三者的な月だったんだっていう感じになるから
なんか月がさ月とか星とかもそうだけど
こっちからもあっちからも見えるってのはすごいな
えげつないなあ
えげつがないよね
そっちはそっちはどうっていうのがね
やっぱり限界にあるわけだけど
そうだね
まあなんならちょっとあのね言いすぎだけど
こっちは暗くした視聴覚室のカーテンに穴が開いている
みたいに月を思う私ですけどっていうのもあるわけだけど
そういう心持ちの私なんだけれども
そっちはどうっていう
確かに
のも入っているわけだけど
確かにな
確かにな
確かに星人だ
いやそれもうほぼカニじゃん
それは
確かに星人
カニ星人じゃん
あの確かにな
そのこういう月が見えてますけど
そっちはどういう月が見えてますかっていう
あれにも読めるし
同じ月をこう見てますけどっていう風にも読めるのか
ああそうだね
だからその月の現実的な距離感とか
場所はあんまり遠くないのかもしれない
なるほどな
ただ多分心の距離があるんだろうね
うん
距離は感じるよね
なんかこうその空いてたの
確かに
なんかその現実的な距離というよりは
その心理的なというか
うんうん
距離みたいなものが月を通して書いてる感じ
でまぁちょっともう一種いきますか
長井優の歌の解釈
いきましょう
これはもう帯にもなってて
これを帯にもなってるし
本では最終集になってて
正直この歌っていうものが
この歌集を支えてるよなって思うんだけど
月を見つけて月いいよねと君が言う
僕はこっちだからじゃあまたね
長井優さんの歌ですけど
この君が言う僕はこっちだからじゃあまたねの間には
スペースが2つ空いてるんだよな
はいはいはいはいはい
なんかそれもあって
長井優さんの歌っていうものが
僕の捉え方が大きいかもしれないけど
長井優さんの歌って
特定の感情とか特定の心情みたいなものを
方向づけるものではなくて
ただそこに
ただ景色がそこにあるみたいな
長井優さんはそういう歌が多いなと思うんだけど
月を見つけて月いいよねと君が言う
僕はこっちだからじゃあまたねっていうのは
この本当にこの月の歌を見て
月に仕上げて
月を見つけて月がいいよねって
君が言う僕はこっちだからじゃあまたねって
っていうのは
この本当にこの月の歌を見ると
この 本当にこの月の歌を見てきた
月に対しての思いを寄せていけば寄せていくほど この歌が色づいていくっていうか
僕らは今ちぐさそいちさんの次にこれを見てるから やっぱりなんかこの
僕はこっちだからじゃあまたねっていう間の2つのスペースとか 月いいよねって君が言った時の
月と月と君に対し月と君が持っている親近感みたいなものに はこっち側ちょっと距離を感じるような
なんかこのじゃあまたねっていうものが結構大きな別れのように捉えられるけど 方ねなんかちぐささんからの文脈でそれを感じているような気もするというか
寂しいの うん
ちぐささんがいうそのこっちまぁこっち月とこっちっていう2つのモチーフがあるから ちょっとこの衣装選んだんだけど
僕はこっちだからじゃあまたねっていうのに なんかね
たぶん月いいよねと君が言ってから沈黙があったんだよね なるほどね僕はこっちだからじゃあまたねその景色が何を表しているとかではないんだけど
なんかこの月の歌の終わりとしてすごい よかったしなんか感じるものはあるんだけどそれが何色なのかわかんないみたいな感じだったから持ってきたんだけど
なるほどなぁ 月を見つけて
月って見つける 見つけるよね
いや見つけるね 月見つける時あるよね 探さずにあっ月あるなって
そうだね 月いいじゃんってなるね
でいいよねって 何でもない会話だよね
うん なんかその何でもないもの
何でもないものなんだけどそれが結局 別れの合図になっているのが
何なんだろうねその 何かが何かその
何かのきっかけになってしまったように月いいよねが いろいろ捉えられるな
あとこの さっきの
歌とこっちの歌とさどっちもその 文字数で見ると綺麗な型にはハマってないわけじゃない
うん そこに対する
そのリズムの外れ方みたいなのが全然 印象として違うというか
さっきのやつは そこで終わらないはみ出し方へのその
インパクトが結構あるのよ 歌読むに
わかるわかる これに対してのこっちは
結構文脈の区切れで言うと結構トリッキーな あれな割に
全然そのなんともないっていうか そうだね
そうその それがなんかね寂しい
うわぁうわぁ その外れ方になんでもないその摩擦のない
スーって入ってくるのが すごく寂しく読んでしまう
うわぁちょっとまた泣きそうなんだけど 怖い怖い怖い
うわぁそりゃすごい話かも そうじゃん
寂しいわこの歌 それすごいあるかもなんか
波長なのに月を見つけて月祈ると君が言う 君が言うの575のところでは2つスペースが開くのも
なんか すごくすんなり読めてしまう
確かに向こうのやつには 姉がいてるみたいな月だよこっちよこっちに
あなたとの 関係を所謀している
姿勢が見えるんだけど 僕はこっちだからじゃあまたねって言ってる時に
もう そのあなたに対する関係性の意図みたいなものが
諦めているのかわかんないけどスッと この2人は
別れた後振り返ってバイバイをしないんだと思う そうなんだよなんかザラザラがないんだよね
そうだねLINEもしないんだろうなぁ
別れた後 そうね
いやまぁこのザラザラの無さっていうのがもしかしたらその深愛のアレなのかも しれないけど
でもそうだねこのスルッと読めてしまうっていうのもおっしゃる通りな気がする
寂しいね 寂しい
寂しいです
いやそんな そんななんか
澄ました顔のザブングルみたいに
寂しいです 寂しいです
澄ましたザブングルいいね いやいいですね
いいですねー ありがとうございました
演劇と短歌の交差
なんか今日疲れちゃった本当に あの寂しいで思い出したんだけどさ
あの先週あの ロロという劇団の飽きてからという
うん 舞台を見たんですよ
俺が植坂すみれって言ってそれが声優だったやつでお馴染みのね
めっちゃ気にしてるよ いや気にするでしょ
めっちゃ気にしてた そりゃ気にするでしょ
そのなんか失礼じゃん 全然気にするんだよ
まあね人の名前はね そうそうね僕よく間違えちゃうしさ
まあまあそれはしょうがない
誰にだってあると思うんですけど そう言ってくれるならいいんだけどさ
これからあのないようにすればいいから ありがとうございます
その あれを見に行きまして
うん ちょっともう先週だしあの
ちょっとまあ感想バッとこう書いたりしなかったからだいぶちょっと曖昧になってるんだけど
うん
それもねなんかこう結構寂しいじゃないけどなんかそういう話というかその
まあ飽きてからっていうタイトルもそうなんだけど
ちょいちょい出てくるその
演劇その劇と短歌がこうなんか交互に
出てくるみたいな
その短歌が劇と劇の間にそのスクリーンに映し出されるみたいな感じで
上坂ゆんさんの短歌なんだけど
俺の短歌もねなんか
えっと
どん天に海しらめいて明日からもう来なくっていいよのリズム
っていう短歌とか
えっとね 一番最後劇の一番最後の短歌が
その話もう飽きたってもう言える
夜のススキは風に吹かれて
うん
全体的にねこれもその
短歌自身もすごくこう
まあなんかこう簡単な寂しい簡単なそのなんか
あの表面の寂しいというよりなんかぽっかり穴が空いてるような
うん
あれがあるんだけどその
劇自体もその
君の色も言ってたけどその人間と人間のその間をずっと描いてるんですよ
描かれてて
それもその基本的に3人の登場人物が出てきて
えっと
その人自体のバックグラウンドをやっぱりそこまで全然詳しく掘らずに
関係性をひたすら見せていくんですよ
だから本当に人みたいな感じだったんだけど
その間のその曖昧さと短歌の
余白を自分の中で重ね合わせるみたいなね
へー
劇と短歌のその間の色を自分の中で見るみたいなさ
なるほどね
そういう感じだったのよ鑑賞として
面白いね
それでなんか基本的なテーマがその飽きるみたいなその
冒頭そのナポリタン食べてるシーンから始まって
ナポリタンなんかよく食べるけどその途中で絶対飽きちゃうんだよねみたいな
飽きてそのタワスをかけて味変して食べるみたいな
そういうところから始まって
その人間関係もなんか2人がその
恋愛関係から
もうしばらく経ってもうなんか
関係に飽きてもうなんかどうしようもない空気のシーンとかもあるわけ
もう何の
波も起こらないような
シーンとか
3人のその色の違いの見せ方みたいなのもすごい面白くて
へー
全然その価値観の違う3人が一緒のところに暮らしてるんだけど
うんうんうん
なんか
直接言わないけどその演技の中で明らかにそのカルピスの薄さ
カルピスの原液の希釈の肌が全然人と人で違うみたいな
はいはいはいはい
めっちゃ丁寧に希釈する人とめっちゃ雑にめっちゃ濃いカルピス作る人がいたり
はいはいはいはいはい
そういうその絶対変わらない価値観の違いとかが
うんうんうん
空気の中で混ざり合うみたいな
うん
こういう劇で
なんかこれもすごく面白くて
いやー見たいねうん
そう
あのーアフタートークにはすみさんも出てきて
はいはいはいはい
感想で言ってましたけども
すごくこう制作っぽい感想も言ってましたけどねその
うん
短歌と固有名詞の探求
こういう舞台をやるときの固有名詞の出し方がどうとか言ってましたけども
めっちゃメタイなーと思いながらさ
うん
メタイけどめちゃめちゃ面白くてその
短歌にどう固有名詞を入れるかとかさ
うん
劇の中にどう入れるか漫才コントの中にどこまで入れるかとか
はいはいはいはいはい
どこまで伝える気でいてどこから伝わらなくてもいいやってしちゃうのかとか
うん
そこのなんか話とかすごい面白かったんだけど
いいなーうん
一つ気になったのがなんかその
舞台ってその音が
BGMが流れるシーンが
うん
なんだけどそれのちょっと音量が大きかったことがちょっと気になったぐらいかな
やば音すごいなやっぱり
っていうのも
短歌がポーンって出てるシーンから
次の劇に映る時だったかなに音がなんか流れるんだけど
あーなるほどね
短歌を読む時僕の中で
すごいあの心の
心の水面に
わかるよわかるよ
歌の雫をポチャンと落として
うんうんうんうん
それのこう波紋を見てるんですよ
うんうんうんうん
この波紋を見ている時と
BGMの音量が一致してなくて
はいはいはいはいはい
俺の心の水面がざわついたっていうだけなんですけど
まあ本当にあんまり言おうか迷ったけど
俺はそれがミスチルで起きてたけどね
あははははは
うん
おい
初回の時はちょっとミスチル
初めてちょっとさくらいさんに
ちょっとまだ出なくて大丈夫ですって思ったけど
あははははは
まあね
年齢の割に声出てたけど
いやーやっぱすごいよ
そりゃすごい
バリバリ声出てたけど
すごいけど
うん
ミスチルにみどどりっていう曲あったなとか思ったけど
やばよくよく知ってる
モノクロの僕に
いいろあかみどりみたいな曲あるなと思ったけど
あそうなんだ
そんな感じであのだから今週先週とね
なんか同じようなテーマじゃないけど
あー関係性について
そうそうそう
そういう作品をこう続けてみれたのが良かったですね
君の色の考察
うーん
いいですね
いやーなんか
まあいつもそうなんだけど
なんかこのラジオでこの好きだった映画とかを喋ることによって
そのものに対する理解が深まるっていうのもあるけど
やっぱ何よりそれが
そのまま自分が何かを作る上で大切にしていることだったりするから
余計面白いな
なるほどね
やっぱそこにセンサーが立つんだろうなと思った
君の色がこれだけ自分にとって大切なのは
もちろんその技術のこともあるけどやっぱり題材が
あなたは美しいんだっていうことっていうのは
ね僕のやりたいことって言ったんだけど
うん
思うことだし
それもそれこそ関係性の話だし
おー
なんかここまで聞いてくださった方で
もしねなんか興味を持った方がいたら
ぜひそのサブスクリプションなので
まず月が見たいと検索していただけるとありがたいですね
全員フリック入力をしている真っ最中ですね
ありがとうございます本当にフリック入力のほどありがとうございます
ちょっとルイ君はガラケーですけれど
驚きのね
驚きのガラケーちゃんとその
届いたファイルを一旦パソコンに移して
パソコンから聞くしかないっていう
あれは驚いたね
驚いてましたガラケーが残ってた
大変ショッキングなシーンでしたけど
そんなシーンじゃなかったよ別に
なんかその人物に深みを与えるっていうか
心がザワッとね
いやそれがシーンじゃなかったよ
心がザラッとしたよね
いやそんなシーンじゃなくて
熱い風が俺の体内を吹いたよね
そんなあれなんだっけなんか
そんなジョブズ好きだったっけ
ヒリヒリしたよね
マジか
でもこのザラつきだよなって思ったよね
そこまで思わなかったけどな
全然思わなかったな
もう一回見てみるけど
折りたたまないタイプのガラケーねって
あのガラケーが一番良かった説あるしな
スライドってあのキーボードがニュって出てくるやつねって
あれ好きだったな普通に
1セグついてんのかなってね
あのさなんか
マジでエンドトークだけど
あのゲームボーイアドバンスのさ
なんかSPマジでかっこいいと思ってなかった
SPマジでかっこいいから
その感覚をシュッてやる携帯にも俺は持ってたんだよね
わかる
シューのパターンが見たことないと
やっぱりときめいちゃう
ときめくよな
いやSP折りたたむって何って
しかもなんかあの
ちょうど小学生くらいだったからさ
基本的に布団の中で隠れてゲームしてたからさ
自分から発光するじゃないSPって
すげーって思ったよね
布団の中にしてはちょっと眩しいけどね
それはそうなんだけど
まだあの明るさ調節とかできないから
あそうだっけ
そのボタン押してオンオフの切り替えしかないから
それってあれかも俺できると思ってた
SPを手にできないと分かってたからこそ
SPが必要じゃん輝いて見えたのかも
なるほどね
憧れとしてね
その対象が持つ輝き以上に輝いて見えるときってあるよね
あるあるある
隣の芝が青いってそういうことだよ
あるあるある
いやなんかちょっと着地点見失ったんで
なんかじゃあ
えぐっ
じゃあ僕はこっちだからじゃあまたねだ
マジでこれ
あ今日そっち?
うん
長居さんの単価にはそんな含みはない
今日そっちなんだ?
今日そっちなんだって絶対聞こえてくる
前あっちから帰ってきた
マジでやだ
え?あそっかそっか
全然全然いいよ
めちゃくちゃ気まずいしそれ普通になんか
全然あの
次の信号青になったら俺行くからさ
気まずい
本当にそうやって友達と喋ってるなら直したほうがいいかも
全然いいよ
うん前のこっちから帰っても見たけど
いやいいいい
全然いい
直したほうがいいななんかその感じ
全然あのえ?だってその
ね向かいのコンビニ毎回寄ってるけどな
まあいいよ
すごいなんか良かったなんか
良かったここまでラジオ切らないといって
なんか直したほうがいいとこ見つかりました
全然全然
いやもうやめて
もうやだ全然全然が苦手
それが苦手
4千がね
4千が
本当苦手ですね
ありがとうございました
いやありがとうございました
たるいといつかの
とりあえずマアでした
とりあえずマア大人になった
引き伸ばすように過ぎていった
送れなかったメッセージ
愛想笑いの夕べ
小さな嘘をたくさんついた
とりあえずマア明日もあるし
工場のように日々は過ぎるし
少しだけで良かった
愛想笑いの隙間
くだらないことではしゃげたなら
たるいといつかの
とりあえずマア
02:11:11

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