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スピーカー 2
カタラジオ
スピーカー 1
はい、始まりました。意思と企画者がゆるく語らう概念獲得リアリティ番組。
カタラジオの時間が今週もやってまいりました。
ゆる進行のミントと
スピーカー 2
レシャリ担当のヤマガミです。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
いやいや、ヤマガミその髪の毛がウエットじゃないですか。
スピーカー 2
いやそうなんですよ。
ちなみに僕は福井県に住んでるんですが、
まあ、1時間ほど前まで晴れてたからさ。
最近はランニングにハマってるんだけど、
ランニングしたら途中で土砂降ってきてさ。
そう、雷を、雷までこう、すごいペースで雷が落ちてきて、
あの、ファイナルファンタジーってゲームやったことある?
スピーカー 1
あんまりやったことないけど、雰囲気はわかります。
スピーカー 2
あ、なんかね、FF10っていう、ファイナルファンタジー10っていうゲームで、
雷平原っていう場所で、めっちゃ雷落ちてくるとこで、
雷をガッて200回避けるってイベントがあるんだけどさ。
それを思い出した。
俺これ、雷避けなきゃいけないんじゃないかなって思うぐらい、
今外で雷が降ってる、今。
スピーカー 1
すごいね、雷ってそんな避けれるようなスピードで落ちてこないでしょ。
スピーカー 2
いや、なんかちょっとだからもう先読みしなきゃいけないかなみたいな。
で、なんだろう、もう福井って基本周り何もないから、
これ半径30mぐらい俺が一番高いんじゃないかみたいな。
これ俺に落ちてんじゃないかっていうことを思いながら、
こんな感じで走ってた。だからやべえと思って。
これ収録前に俺命落とすと思って、結構ビブリ探ってた。
スピーカー 1
でもなんか最近ね、天気が急に、暑いのもあるしね。
天気が急変することが多いですよね。
スピーカー 2
不安定だよね、最近。
スピーカー 1
どうなってるかみたいなね。
スピーカー 2
ね、ね、ね。
本当に。
スピーカー 1
暑いかなのかね。
スピーカー 2
ね、確かに確かに。
スピーカー 1
地上気がこう、もうあっとあがって。
そう。
雨降ってみたいな感じありますけどね。
スピーカー 2
悪循環してるのかね。これが悪循環なのかどうかわかんないけど、
ランナーからすると結構ね、悪循環な天気な気がするんだよね。
スピーカー 1
確かにそうか。
でも雷ってね、なんか危なくないようにも思いますけど、
サッカーとかでも雷になると即中止だもんね。
スピーカー 2
もう人に落ちるから。
やっぱそうなんだ。
それってやっぱ人に落ちるっぽいからなのか、本当に落ちるから中止なのか。
スピーカー 1
いや落ちるからなんじゃないですか。
そうなんだ。
やっぱりね、ある程度広さもある。
それこそグラウンドとかね、スタジアムとかで人がポコって出てたら、
やっぱ人がそのエリアで一番高いものになっちゃうから。
そうだよね。
スピーカー 2
でもほら、サッカー選手はさ、言って11かけ22人いるからさ、
22分の1じゃん。
俺今、福井県のランナーは1分の1だからさ、
俺今落ちたら終わりなわけよ。
だから結構やばいなって思って。
スピーカー 1
福井県のランナー1分の1はだいぶ持ってるでしょ。
持っていらっしゃるでしょ。
スピーカー 2
いやいやでも、俺が今、貸し範囲にさすがにさ、
土砂降りだから全然いないわけよ。
スピーカー 1
そもそも降ってたの?でも走り出したから。
スピーカー 2
走り出して20分くらいで降ってきて、みんなさーって吐けてったんだけど、
多分俺だけ家の方向が名松川の方にあるから、戻んなきゃいけなくて、
川沿いずっと走ってたのよ。
スピーカー 1
ちょっとさ、語弊がありましたね。
福井県で走ってるランナーは山上だけじゃなくて、
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
ということでございますが、今回のテーマはテクノリバタリアンということでですね。
初めてこの片ラジオの中で政治思想の領域に切り込んだ特集ということで、山上くんビビっちゃって。
スピーカー 2
いやいやいや、めちゃくちゃビビってた。でもね、この間の収録で気づいたのが、俺は政治と思想が両方嫌いだと思ってたら、
俺は思想ってことに関してはむしろ結構好きで、いろんな人の考え方に触れるのが好きで、俺が本当に嫌いなのは政治なんだってことに気づいた。
スピーカー 1
一歩じゃあ、これは概念を獲得したということでありますね。
スピーカー 2
そうそうそう、勝手に獲得。前の収録で、チェンジ思想っていうショーツの収録で、俺は思想は好きなんだって概念を獲得した。
スピーカー 1
ちょうど7月20日になる前か19日くらいに公開してるんだと思うんですけどね、チェンジ思想でね。話上がりましたけど、確かにね、
要は考え方自体は思想であるし、誰しも何かしらの思想を持ってんじゃないのっていう考え方に立つと、むしろ強敵は思想ではなくて政治じゃない。
スピーカー 2
そうなんですよ。政治嫌いはね、やっぱり政治嫌いですよ。今回ね、言うなれば今回お勉強会じゃないですか、今回の収録。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なんかすげー勉強じゃんと思って、よく高校時代思い出したらさ、倫理か政経かだったじゃん。
スピーカー 1
はいはいはい、そうだね。
スピーカー 2
で、すごく雑に言うと倫理って推想で、政経って政治じゃん。
はいはいはい。
で、俺も政経は絶対無理で、普通に倫理にすがってたからさ、やっぱりそういうとこからも、推想は好きだったなってことは分かったけど、やっぱり政経嫌いだったんだなっていうのはね。
スピーカー 1
倫理と政経で、政治と思想っていう区切りをした人はなかなかいないじゃん。
スピーカー 2
ヤリすぎ、雑にまとめすぎた。
まあどっちかというと、みたいな。
そうそう。
スピーカー 1
そうですね、経済忘れてないかみたいな話もありますけど。
ではでは、今日何読むのって話をね、改めてご紹介できればと思いますけれども、特集タイトルがね、毎度ね紹介はついてないんですけど、世界はリバ足りないということですが、リバ足りないって何やねんっていう話なんですけれども、
今回僕らがですね、読むのは作家の橘明さんが書かれたテクノリバタリアン、世界を変える唯一の思想と。
これ今年に出た文春の新書ですね。
を取り扱いますということです。
新しい本なんですけど、結構ね、書店の書棚とかに人気な本として並んでることもよくあるような本になってるみたいですと。
スピーカー 2
ということですが、これテクノリバタリアンってね、聞いたことありますか?っていうところからですよね。
僕は知らなかったですけどね、これ。
スピーカー 1
テクノリバタリアン、これちょうどね、直近も何なら話題じゃないですか。
アメリカの大統領選でトランプさん打たれましたけれども。
そうそう、すごかったね。振り向かなかったら、ノー当たってたって言われてる奇跡の振り向きを。
スピーカー 1
トランプさんに今多額の政治献金を入れてるのはイーロン・マスクだというふうにね。
スピーカー 2
言われてますね。
スピーカー 1
言われてますけれども、そのカチューの話題を持っていくことになるんじゃないかみたいな特集になってくるわけですけれども。
スピーカー 2
今回民主党と共同の話にも出てくるですね。
スピーカー 1
そうだね、ということですけれども、何を読むのっていうね、テクノリバタリアンが何なのかちょっとだけ補足しておきますと、
今話題に挙がりましたイーロン・マスクさんとか、これは前回から登場してますピーター・ティールさんね。
投資家だったりとかね、昔ペイパルっていう会社を作った人だよって話出てきましたけど、
この人、今ですね世界経済に大きな影響力を持ってますよという人物がいるわけですが、
彼らの思想っていうのがある種高い数学的能力に裏打ちされたテクノリバタリアンというグループにまとめられるんじゃないかみたいな。
そんなことをですね、この本では紹介されていくということで、
その思想が一体どんなものなのかっていうのを紐解きながら現代を見といていこうと、そんな一冊になってますというところですね。
どうですか?今山上くんはだいたいどこら辺まで進んでるんですか?
スピーカー 2
いや、俺はもうもちろん今回ゆっくりパートゼロを読むのに手一杯で。
パートゼロのタイトルが4つの政治思想を30分で理解するですけど、
俺今回これ6時間くらいかけて勉強してきました。
かけすぎじゃない?大丈夫?
初めて俺カタラジオで理解用に自分でパワーポイント作ったりしてさ。
スピーカー 1
図書いてたってこと?
スピーカー 2
そう、図解の。図ゼロを作ってた自分で。理解用の。これこういうことかみたいな。なるほどなるほどみたいな。
久々にガチで勉強すぎたって感じ。でも幸い勉強は得意だから、ちゃんと勉強すればわかったと思って。
スピーカー 1
わかった。わかった。
政治嫌いが治るかもしれない?
スピーカー 2
嫌いが好きか置いといて、わかった。
スピーカー 1
理解できないが理解できるのはすごい大事なことですからね。
スピーカー 2
でもわかったから、ここからミンティーと深めていく中で好きになるかもしれない。
スピーカー 1
なるほど。いいですねいいですね。
じゃあ早速入っていきますかの前に改めて、今ちょっとね山上くんから頭出しがあったので若干冗長ではありますが、
いつもどこを読むのを確認してますよということですが、前回振り返ると前回はカタラジオでは毎度おなじみの
はじめにをゆっくり読みますっていうのが第1回ですね。
はい、いつも通りね。
はじめには今回多分史上最短に近い短さだったと思いますけれども、じっくりじっくり。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
妄想膨らますながら読みました。
6ページしかないからね初めに。
新書で6ページって結構ですからね。
スピーカー 2
でも盛り上がったね、ベーズの定理の話とかすごい面白かったよね。
スピーカー 1
はいはい、ベーズの定理とか、あとテンですよね。
スピーカー 2
テンね。
10個の数学の公式で世界を支配する集団のことですか。
スピーカー 1
そうそう、ありましたね。
そこから今回は打って変わってということじゃないですけれど、
今回はじめにでね、世界を数学で把握するみたいなことが出てくるんだけど、
じゃあパートゼロどうなるのかって話で、
そもそもパートゼロなんですよね。
本題に入る前に、それこそ山上くんみたいに政治思想がなかなか頭に入ってこないという人たちもいるであろうということで、
大きく分けて9本に登場する政治思想の4つに分けられるということですね。
まず大前提と。
この4つがどういうふうに似てて、どう違うのかということをまずはサクッとインストールしようじゃないかということで書かれているのが、
パートゼロ、4つの政治思想を30分で理解するというパートですね。
スピーカー 2
これなかなかサクッとは理解できないし、30分ってこれ皆さんできるのかな?
これ丁寧にやっていきましょう。
これ結構な重みだった気がする。
どう?ミンティ。
スピーカー 1
これね、僕ちなみに、僕も理系なので政治思想もそうだし倫理領域も別に専門的に学んだわけじゃないんですけど、
何冊かこの手の本を読んだことがあるんですけど、
この政治思想4つこういうふうに整理してこれぐらい明快に説明してくれた本は実は過去にあんまなかったんじゃないかなと思って、
僕は結構目から鱗というか前提の説明の仕方とかとてもスマートで、
不要な情報があまり入ってこずに必要十分で理解できるすごくいい説明だなって思いました。
ちなみによくあるのは説明されすぎてて専門用語多すぎて結局何がどう違うか分からんパターンでしょ?
もう一個が簡単に説明しようとしすぎて結局何が違うか分からんっていうパターン。
いずれかに陥ってる出てきがすごく多いなっていうのが僭越ながら私の見解なんですけれども、
この本は必要十分だなっていう感じ本当に。
必要な情報量ってたぶん一定あると思うんですけど、
それを適切に与えてくれながら無駄なことは言わないみたいな。
すごくコンパクトでいい章だなって僕は思いました。
スピーカー 2
俺はもちろん初耳学でしたけど、
今までリベラルとか聞いたらまじで吐き気を思わせてた。
なんだリベラルと自由主義ってなんだよって勝手に自由にやっとけよって思ったけど、
今回リベラルって言葉に対するアレルギーがなくなった。
なるほどリベラルとリバタリアンってこういう風に違うんだって今説明できる。
スピーカー 1
なるほど。
それはじゃあ山上くんからも説明してもらおうかって感じですけど。
スピーカー 2
パードル上げていく。
スピーカー 1
じゃあそういうことで本編入っていきましょうか。
お願いします。
では早速本編というか本文に入っていきますよというところですけれど、
スピーカー 1
一応あれだよね、お勉強会ではあるけどカタラジオなんで、
ストーリーもちょっと追いましょうかって感じでいいですか?
スピーカー 2
犬の話からいく?
スピーカー 1
はいはい。
そうだね、ちょうどこの本編パートゼロが入るこの始まりの舞台はね、
1960年代のアメリカですかね、から始まると。
このアメリカの見方はいろいろあると思うんですけれど、
それこそヒッピーの時代でもあり、ラブ&ピースの時代でもあり、
ベトナム戦争の時代でもあるみたいな。
そういう時代なんですけれど、この著者がフォーカスするのは心理学の導覧機ですよというところでしたね。
最初の話題で面白いなっていうところでいくと、
ちょうどですね、マーティン・セリグマンっていう心理学者ご存知でした?
スピーカー 2
いや、もちろん初耳です。
セリグマンってマーティンはアメリカにあるよね、でも関係ないと思うけど。
スピーカー 1
そうかそうか、なんかね僕もセリグマンっていう名前はちゃんと覚えてたことなかったんですけど、
スピーカー 2
彼が発見したのは学習性無機力っていう現象なんですけど、
スピーカー 1
この言葉は僕は結構いろんな本で目にしたことがあって、
これを考えたのがセリグマンさんかっていうような理解の仕方をしました。
スピーカー 2
確かに確かに。
俺もこの学習性無機力っていう言葉自体はちょっとあれだけど、内容は聞いたことあった。
スピーカー 1
はいはい、本当。
このセリグマンさんの話がちょっと面白いので先にお伝えしておくと、
20年代のアメリカでこの犬が学習性無機力っていう状態になることを発見して、
それをきっかけにポジティブ心理学という領域を創始しまして、
これがきっかけで心理学がね一大ビジネスになったらしいということですね。
スピーカー 2
それをきっかけにこの人はアメリカの心理学会の何か会長か理事か偉い人になっちゃうみたいなね、
スピーカー 1
そういう人なんだよね。
スピーカー 2
この実験がすごく面白くてですね、中山上くんに紹介してもらいましょうか。
中山 そうね、このセリグマンさんの実験ですけど、
無力感を学習する犬っていう実験なんだけど、
犬をハンモックに吊るして身動きできないようにして、
やばい実験。
中山 そうそうそう。
音をピーンって鳴らして、鳴らした10秒後に電気をブーってかけるという状態にしますと、
スピーカー 2
犬はさ、音と電撃の関係はわかるんだけど、
もうハンモックに吊るされてるから回避できないわけよ。
それを何回かハンモックに吊るした犬に何回かやった後に、
ハンモックから逃がした後もどうせもう逃げれないと思って、
ピーンって音が鳴っても犬は逃げないんだよね。
電気がビリビリって流されるがままになってしまう。
スピーカー 1
自由の功用、自由の効果みたいな観点で、
この自由さであること、
自由さを持っているということが大事だとは、もしかしたら気づいてなかった。
スピーカー 2
確かに。
フィリエンスを持って自由はいいってことを証明してくれたわけだからね。
これすごいよね、確かに。
スピーカー 1
でも確かにこの時代の文学もそうだし、映画もそうだし、
すごく自由を謳歌しているような表現をすごく多く見るような気はするよね。
と同時にそれこそポップミュージックもさ、
それまでってやっぱりポップミュージックって言っても、
ある程度のフォーマットがあったりするようなイメージがあるけど、
ちょうどロックが出てきたりとかさ、
そういう時代背景って重なっているわけじゃないですか。
そう考えると、すごく確かに自由に向かって爆心していったみたいな、
そんな時代感は感じていることができる。
スピーカー 2
なるほど、確かにね。
スピーカー 1
というのがこの本の、この章のフックになっているわけですが、
これ何が言いたいかって結構大事で、
自由が大事だよって話なんだけど、
さっきね、この章のタイトルにもなってましたけど、
六つの政治思想っていう話が出てきたよね。
なんだけど、この人の補助性の引き方がとても上手だなと思ったのは、
この政治思想、いずれもが自由をそのコアに持っているっていうことが超大事だ。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
どの政治思想も、自由が大事じゃないですって言う人はいないんだってこと。
スピーカー 2
そうそうそう。根底には自由があって。
スピーカー 1
根底にはみんな自由大事じゃんって思ってるってことが、
むしろ政治思想の困難を極めている原因になっているんだっていうのが、
まずこの章の最初の補助性になることで、
これをちょっと皆さん頭に入れて読み進めていただきたいっていうところですよね。
スピーカー 2
自由の価値が上がりすぎたことで、政治思想が困難しているって書いてある。
スピーカー 1
そういうことですね。
っていうのがまずこの冒頭のセクション。
だから自由は前提として大事なんだっていう。
これをまずは頭に入れて。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
っていうところから、もう少し具体的なところに入ってきまして、
要は自由を巡るのが政治思想に向ける重要なポイントだということなんだけども、
ちょっとここをまず整理していこうということですが、
自由を山上くん英語で言うと何ですか?
スピーカー 2
まあ、2パターンぐらいあるかな。
フリーダムとリバティーがあるんじゃない?
スピーカー 1
どっちが好きですか?
スピーカー 2
俺は、もちろんフリーダムが好きだけど、フリーダムな人間だから。
でも、この本においては多分リバティーが好きと言わなきゃいけないんだろうな。
スピーカー 1
日本人からするとこのニュアンスの違いって、もしかしたらパッと取りづらい人もいるかもしれないですけど、
フリーダムは自由奔放とか制限がないみたいなニュアンスの自由。
もう本当に、
なんていうんですか?
ハッピーな。
スピーカー 2
ハテンコみたいな。
スピーカー 1
リバティーの方はもうちょっとピリッとしてて、責任を伴う自由だっていうふうに書かれてますね。
スピーカー 1
ちょっと自由が違うけど、自立っていう言葉でちょっと違うんだよね。
そういうことが冒頭に書かれてますけど、さっきもちょろっと言ったけど、
要は端的に言うと、政治思想というのはすべからく自由っていうのがコアにあるんだと。
で、この自由をどう解釈して、どの範囲でその自由を自由でいいよっていう範囲を定めるかみたいなことによって、
立場が分かれてると。
というのが、まずこの本の補助性になっているよということですね。
で、その上で、この自由を大事にする考え方、つまり自由主義みたいにね、
その自由が大事な主義だから自由主義っていうふうに言うことでいけると思うけど、
この自由主義っていうのは、このさっきも言った自立という意味を持っているリバティーを語源とするリベラリズムっていう言葉が登場するんですよ。
これが一番素朴な正体だよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
自由が大事で、それを大事にする自由主義っていうのはリベラリズムというふうに呼びます。
スピーカー 2
ここだとリベラリズム何回も出てくるけどね。
スピーカー 1
これが今一番素朴な状態。これで終わって今まで来てくれてたらどれだけシンプルだったか。
スピーカー 2
そうだね。今まだ細胞分裂一回目みたいな感じだったんだけど。
スピーカー 1
そうだね。で、ここに一個ひねりを加えるきっかけになったのが世界大戦ですね。
世界大戦後の社会ではこの自由であることの上に民主的である民主政治、民主制という概念があるんですけど、民主的に政治を行う民主制という言葉を合体させたリベラルデモクラシー、いわゆる自由民主主義ですね。
というのが近代国家の中核としてタイトルしてきたということです。
これが加わったことによりいきなりみんながそこにいろんな意味とかいろんな価値とかを乗っけ始めて分岐するのが始まっていくと。
それが今回の主題である自由とその自由の人がどういうふうに展開していくかというのがきっかけになる。
スピーカー 2
ここややこいよね。
スピーカー 1
ここからややこいんだけど、どうぞどうぞ。
スピーカー 2
ここからややこい、ややこい。
スピーカー 1
ここで一個対比が出てくるんですよね。
じゃあその自由民主主義みたいなことが出てきたときに何が起きたのかということで出てきているのは、
二つの政府の概念が出てきましたね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
一個が大きな政府。
もう一つが小さな政府。
大きな政府がどんな意味があったか覚えてますか。
スピーカー 2
大きな政府っていうのが、この人たちがリベラルっていうのを自称し始めた。
今リベラリズムのリベラルっていう、さっき言った一つのリベラルをこの人たちが自分たちがリベラルだって言い始めたまずね。
スピーカー 1
そうだね。大きな政府を推進しようとしていた当時ね。
推進派の人たちはリベラルを背負った人たちってことだよね。
スピーカー 2
そもそもどういう主義主張かというと、福祉とか人権を重視して平等な社会を目指す。
スピーカー 1
そうじゃなくて、いやいやいや市場に任せとけばよくって、再分配なんかは市場が勝手にやってくれるんだから、だから政府はちっちゃくていいんだっていうのが自由な経済的な自由主義者みたいな2つが保守右翼っていう塊で大きな政府の対局に置かれてしまったっていうことなんですよね。
スピーカー 2
ってことですね。
スピーカー 1
はいはい。つまり敵の敵は味方みたいな、逆か共通の敵がくくられちゃったみたいな。
スピーカー 2
そうそういうことだね。そこは違うのにっていう話だよね。
スピーカー 1
まあこれがおそらくね、現在の混乱を生んでる原因であり、かつ山上が右翼左翼やめてみたいなね、ことの原因になってるんだろうなと。
スピーカー 2
そうそう。まあでも安心したのがこの後ちゃんと小さな政府側には名前がつくんだよね、ちゃんと。
スピーカー 1
ああそうでしたね。
スピーカー 2
確かに確かに。
主要な名前がつくから、そこでこれは理解しやすくなったすごく。
スピーカー 1
そうですね。ここまでが旧来的な大きな政府小さな政府みたいなところの考え方の整理ということでした。
そうですね。
スピーカー 2
まあだから山上がもしかすると、山上の政治思想議題の発端はこれが原因かもね。
スピーカー 1
そうなんだよ。
スピーカー 2
この後の話はむしろもっと整理されていく流れだもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。で政治議題でこれがわからなかったのが原因だし、しかもこれがわかった上で俺は小さな政府派なんだってこともわかった。
なるほどなるほど。自由な経済活動を中心にする側で。
コミュニタリアンではない自由な経済活動を起こす。
スピーカー 2
それつまりリバタニアリズムなんだ。
スピーカー 1
そういうことなんですよ。これがここから展開していくんだよね。
ということで次の話題がリバタニアリズムの大統という話題に入っていくわけですけども、
要はリバタニアリズムはどういう気持ちでいたかというと、リベラルのせいで雑に保守意欲ってくくられてけしからんっていう気持ちなわけですよね。
つまり自由や平等が大事でって言ってる人たちからコミュニタリアンと一緒にされたっていうのがリバタニアリズムの人たちの思ってることだと。
だから彼らはいやいやいや経済的には我々は自由主義者なんだということを改めて認識して、
リバティっていうさっきのリベラリズムの語源であったリバティという言葉をどうやったらもっと本物っぽくできるかっていうふうにひねり出した結果、
出てきたのがリバタリアニズム、自由原理主義という造語をひねり出しちゃったということですね。
スピーカー 2
要はさっき言ってた大きな政府小さな政府の小さな政府っていうのがリバタリアンに進化したわけだ。
スピーカー 1
そういうことですねリバタリアン。
スピーカー 2
リバタリアンになったわけだ。今三つなんだね。大きな政府つまり自称リベラルだからリベラルと小さな政府リバタリアンと保守っていう今三つ分かれてるわけです。
スピーカー 1
そういうことですね。このリバタリアンたちは境地があるんですよね。何の境地かっていうと俺らが真の自由主義者だと思ってる。
スピーカー 1
この境地がどこに現れてくるかっていうとそれこそミエザルテのアダムスミス依頼の正当派な自由主義者だってことで、
自分たちのことをさっきリバタリアニズムっていう腰もあるんだけど、
古典的自由主義っていう考え方に基づいてるんですっていうふうにね。自分たちのことを提示する。
スピーカー 2
要は自由原理主義ってことだよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
これはもしかしたら元祖かマメスのようなものだって書いてある。
元祖じゃない奴が出てきたことによって元祖を名乗る人が出てくるっていうね。そういう構造だということですよね。
その結果リベラルもリバタリアンもさっきの右派と違って自由大事じゃんっていう考え方のもとに始まった二人だから、
どっちが真の自由なのかってことを争わざるを得なくなってしまうってことなんですよ。
スピーカー 2
そうだよね。フェイクが出てきたわけだからね。
スピーカー 1
そうなんです。ここで大事なのは、誇張者がすごい強調しててそうだなと思ったんですけど、
大事なのは現代においていずれの主張においても個人の自由を大事だっていうふうに考えるというのは、
これは共通しているし、かつこの主張に対して反対するのはなかなか難しいだろうということですよね。
ここで非常に面白い対比が出てくるというところでございまして、これ読みますか。
スピーカー 2
主張は自由に生きるのが素晴らしいんだから。
スピーカー 1
今出てきたのがまず、もともといたのはリベラルだったよね。
そこから俺らがもっと本当のリベラルだって出てきたのがリバタリアンだったよね。
さっきの伝統主義者、あるいは共同多重視する人たちはコミュニタリアンという立場なわけです。
スピーカー 2
三つグループがいるわけね。
スピーカー 1
リバタリアンが原理主義者なので一番シンプルなんだよね。一番シンプルで、
彼らが大事にしているのは自由であり、彼らの考え方を端的に言うと自由に生きるのは素晴らしいということになるわけですね。
自由原理主義だね。
自由が一番大事だし、それ以外大事なものなんてないみたいなことですよね。
スピーカー 2
ここが核だね。リバタリアンが核なんだ。本当の自由なんだね。
スピーカー 1
そこにくっついて出てきたリベラリズム、いろんな意味が乗っかっているけど、一旦シンプルにリベラルと括って説明するけれど、
リベラルは自由に生きるのは素晴らしい。しかし平等も大事だ。
なるほど。
ちょっと一個正しがけがついた。
スピーカー 2
さっき言ってた大きな政府が税金とかで分配してっていう平等のことを。
スピーカー 1
そうそう。本当に自由でいると貧しい人も出てくれば困っちゃう人も出てくるよね。
だから平等にするところに政府が介入したらいいじゃんっていうことを言ってるんだよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
今大事なのはこれ政治思想だから、個人の思想じゃなくて政治思想だから、政府が介入したらいいじゃんっていう言い方をするっていうところがポイントだよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
このチンパンジーの群れの話はどうでした?面白かったよね。
スピーカー 2
いや面白い。これネタバレするとこの後にこのチンパンジーは持ってない概念の紹介、四つ目の概念が出てくるんだけど、
それのフックというか、この三つに関してはチンパンジーも持ってますよっていうことを言うための実験だよね。
そうなんですよね。これ何したんだっけこのチンパンジー。
まず自由の定義としてここで定義されているのが、ジョン・ロックさんが自由とは素敵所有権、物を持っている。
誰々に物が属しているって所有権こそが自由だっていうふうに定義してて。
スピーカー 1
物を持つ自由。
スピーカー 2
そうそうそう。チンパンジーの群れの中にアルファオスってボスザルがいるわけよ。
スピーカー 1
アルファね。
スピーカー 2
そうそうそうアルファのボスザルがいて、より怪異のオスが物を取ってさ、餌を取って、ボスザルがよこせって奪うのかと思いきや、ボスザルはくださいって手を差し伸べると。
なんで差し伸べるかというと、チンパンジーの世界にも選手権があるんだって。選手、先に取ったものに権利があるっていう。
つまりそれって自由なんじゃないのって、素敵所有権を認めてるっていうことになるんじゃないのっていうのが、
まずチンパンジーの世界にも自由はありますよっていう話ね。
スピーカー 1
これは面白いよね。
ねえねえ面白いよね。だからボスは、お前のものは俺のものみたいな世界じゃないっていうことを言ってるんだよ。
スピーカー 2
ジャイアニズムじゃないんだよ。
スピーカー 1
ジャイアニズムは生物学的にはダメだっていうことだよね。
スピーカー 2
そうそうそう。より劣ってるんだよ。自由に立脚してないんだよ、ジャイアンは。
スピーカー 1
チンパンよりも野蛮であるってことですね。
スピーカー 2
ジャイアンは進化できてないんだよね、ドラえもんのね。
スピーカー 1
ここで言わんとしてるのは、自由という概念、あるいは人の所有の自由、所有する権利ってものを認めるっていうことが、比較的生物学的にもプリミティブなというかね、もともと備わっているような感覚なんじゃないのかっていうことが指摘されるんですよね。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
これは面白いですよね。そっかもう一歩進むんだよね。
スピーカー 2
今のが自由の証明で、次平等の証明をするんだけど、金網で真ん中にすきった部屋の中に、お互いが見える状態でオマキザルって猿を片方片方に入れて、両方にキュウリを与えると。
キュウリをお互い食ってますと。片方の餌をキュウリじゃなくてブドウに変えると、ブドウじゃないキュウリしかない方の猿が怒ってバーンってキュウリを床に投げつける。
面白いね。
それは何でかというと、金網の向こうの相手が優遇されたことに気づいたから。それは平等の考えがあるんじゃないのっていう実験。
スピーカー 2
こういうふうにとりあえずブンブンしましたよっていう話で。
スピーカー 1
そうなんだよね。
ただこういった見方で捉えたときに、今新しく出てくるいろんな新しい概念。
それこそ暗号通貨とかもそうだし、新しいテクノロジーもそうだし、ブロックチェーンもそうだし、
前に僕らで話題にした遺伝子編集もそうだし、僕らが毎日使ってる生成AIもそうだし、
こういったテクノロジーを踏まえた上で、今回の考え方の中のどこのどういう話をするのかっていうのを整理しました。
で、最後に確認すると、じゃあテクノリバタリアンってどこなんっていう話ですよね。
スピーカー 2
そうだね。本のタイトルにもなってるね。
スピーカー 1
タイトルになってね。これが今回の図でいくと、ちょうど中央のですね、上の方のギリギリチンパンジーラインに乗っかってるあたりみたいな感じ。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
これはすごくテクノリバタリアンに対して好意的に描かれた図なんじゃないかという気もするよね。
スピーカー 2
結局この原理主義のリバタリアンってのが、要はリバタリアンの原理主義の人が、
要は自由を、デモクラシーが自由の価値を毀損するんだったら、その民主を、デモクラシーを捨て去ろうとするはずだっていうふうに考えると。
ここでなんで俺暗号が出てくるのかよくわからなかったんだけど、暗号によって国家の規制のない社会を作ろうというのがクリプトアナキズムって呼ばれてるっていうふうに書いてあって。
スピーカー 1
なんでここで暗号が出てくるんだろうと思ったんだけど。
これもだからこの前のショーツだったか前回の話だったか忘れちゃったけど、暗号通貨を作ることによって政府の裏打ちがなくても通貨の価値を毀損しないで流通させることができるっていう。
日本銀行権とかっていう。そういう政府の裏打ちされた通貨から脱することができるんじゃないのって暗号通貨が切り開いた境地だから。
そういう意味では要は政府というものを無きものにしてしまおうぜみたいな。そういう考え方だっていうことなんじゃないですかね。
スピーカー 2
つまりリベラルというよりはデモクラシーから出ようっていう話だよね。
デモクラシーから出るのが暗号を使って出るのがクリプトアナキズムで、テクノロジーを使って出る公理主義の一派のことを総得不公理主義っていうふうに呼ぶ。
スピーカー 1
そいつらを合わせてテクノリバタリアンと呼ぶみたいな感じの理解でいいのかな。
ありがとうございます。これがちょうどこのパート1,2とかで出てくる、元か1,2,3ぐらいで出てくるそれぞれの考え方の補助性になっているというところですね。