80点の重要性
ウィークデーの黄昏時、CAFEBAR いってらっしゃいにようこそ。
マスターの一佐です。
ここは、仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、恋愛関係のことなどで、
疲れた方が一休みしていく、ラジオ上のCAFEBARです。
今日もこのお店を出るときには、少しでも元気になって、行ってくだされば幸いです。
今日は、80点を目指せというお話をしたいかと思います。
僕自身もそうなんですけれども、いささか完璧主義というか、
自分自身の納得いく仕事をしたい、納得いく仕事をしないと気が済まない、いまいち気分が悪いということで、
いろいろな資料作成、人から頼まれた仕事、とにかく完璧に、なるべく自分の中のベストを完璧に仕上げてから、
相手に出したい、提出したいということで、必要以上に時間をかけすぎてしまう、頑張りすぎてしまう。
これって結構皆さんあるんじゃないでしょうか。
こういった方々に、僕自身も含めて、やっぱり言いたいなって思うのは、100点じゃなくていいよ、80点でいいんだよ、ということなんです。
何で80点かというと、いろいろ諸説、考えありますけれども、
よくプレートの法則と言われる、8割2割の法則とか、いろいろある中で、
やっぱり80というのが、ラインとしてはいいんじゃないかなというところで、
やっぱり80点に行けば、そこそこいいものができている、合格。
だけれども、若干の直す余地があるというようなラインかと思うんですけれども、
まずメリットとしては、初めから80点を目指せということであれば、余計な力が入らない。
つまりは、わりとニュートラルな状態で仕事に臨むことができる。
それでも20点は若干ちょっと良くなくてもいいじゃないかというような、
肩の力が抜けた状態で仕事に入ることができる。
あとは、次のメリットとしても、実は自分では100点だと思っていても、
それは本当に自分自身の自己満足というか、自分自身の基準で100点というわけであって、
決してそれが世間一般の100点であるとは限らない。
必ず修正だったりとか直しが入るわけですけれども、
自分が100点だと思っているその仕事に対して、
心理的な余裕
要は自分自身は完璧だと思っているわけで、
その仕事に対して修正が入る、直しが入る、
ケチをつけられるとやっぱり人間少なからずちょっと凹みますよね。
やっぱりちょっと頑張ってやったのにとか、
そういうダメージを食らうわけで、
そうならないためにもあらかじめ突っ込まれる余地というわけじゃないんですけれども、
やっぱり20%の不完全な部分を残しておくというのは、
むしろ精神衛生上いいんじゃないかというのがあります。
あと3つ目のメリットとしては、
80点であっても100点であっても実際に結果はそうは変わらないんじゃないかと、
実際にその出来自体はそんなには変わらないんじゃないかということが言われているわけです。
実際80点の仕事でちょこっと修正が入った、
そういった成果物と自分が100点だと思って誰も修正が入らなかったもの、
普通に考えてもやっぱり1人が100点だと思ったものよりも、
80点で仕上げたものに対して他の人からのプラスアルファのアドバイスだったりとか、
助言でそれに対して加点したものの方がやっぱりいいんじゃないか。
きっとそんなには変わらない、どっちがいい悪いというのはないのかもしれないんですけれども、
結果的にはそんなに変わらないんじゃないか。
もしかしたら80点の方が人からのアドバイスをもらえた分いいのかもしれないというような、
そういったことで結果はそうは変わらないんだろうというような、それが3点目にあります。
そういったことで考えていくならば、やっぱり100点じゃなく80点を目指した方が気持ち的にも楽ですし、
やっぱりそういった不完全なものというわけではなくて、
そういった伸びしろ、余力がある状態で仕事を仕上げるというのがやっぱり精神支援所もいいんじゃないかというようなお話です。
というわけで、今日は80%を目指せということについてお話をしてきました。
このお話が少しでも皆様の役に立って、皆様の元気になれば幸いです。
今日も聞いていただきましてどうもありがとうございました。
それでは皆さん、いってらっしゃい。