不安の根源
ウィークデーの黄昏時、CAFEBAR いってらっしゃいへようこそ。
マスターの一佐です。
ここは、仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、恋愛関係のことなどで疲れた方が一休みしていくラジオ上のCAFEBARです。
今日もこのお店を出る頃には、少しでも元気になってくだされば幸いです。
今日は、人の不安とか、そういったことに対して、イメージと想像できるということが大事だということについてお話ししてみたいかと思います。
僕自身もそうですけれども、皆さんも、やっぱり分からないこと、見えないことに対して不安になるというのが人間なのではないかと思います。
例えば、お子様であれば受験、その学校に受かるか受からないか分からないということがまず不安ですし、
就職したばかりの頃は、その就職した会社がどんな会社なのか、どんな人がいるのか、どんな人間関係なのかが分からないから不安。
与えられた、任された仕事もどんな仕事なのか分からない。
どういうふうに進めていったらいいか分からないというのが不安。
人事異動とかで新しい職場に行っても、それがどんなようなところなのか分からないから不安ということで、
やっぱり人間の不安の根本は、分からないこと、イメージ、想像できないことに対する不安というのが不安の正体というか、不安な心の根幹なのだというふうに思います。
対策の重要性
つまり、人は分からないことに対して不安になるということで、逆に言えば悪いこと、自分にとってこれはちょっと耐えがたい、つらいということであったとしても、
その結果が、先々が分かっていることに対しては不安にはならないということだと思います。
逆を考えればということなんですが、
そうするとどうなるかというと、人間は悪い結果が分かっていれば対策を考える。
つまり不安に対して最悪のパターン、最悪の結果が分かっていれば、それに対する対策を考えてそうならないように努力する動く生き物ですので、
やっぱりその不安を想像してまず書き出してみるというのが非常に大事なんだというふうに思います。
つまり何が言いたいかというと、その不安の結果、自分の中で考えるそれがダメだったとき、
まずかったときの結果というのを言葉にして書き出してみる、リスト化してみるというのが非常に大事なんだと思います。
そして自分の中でそれを言葉にしてみる、紙に書き出してみると、
具体的に自分の中のイメージとして見えてくるわけで、
そして目に見えてくると、それがアウトプットできてくると、だんだんとこの対策も見えるができるんですね。
つまりやっぱりその自分の中で不安の元となっている悪い事例、最悪な事例がリストアップされると、
それに対してこうすればいい、こういうふうにやればいいというのが対策がやっぱりこう見えてくる。
どうすればいいかというのが見えてくる。
そうすると自分が不安に思っていることも一つずつやっぱり消えていくんじゃないかというふうに思います。
具体的に言うと、例えばさっきの事例で言えば受験という話をしたかと思うんですけれども、
受験にとって最悪の事例というのはやっぱり自分の死亡口に落ちるということだと思うんですけれども、
じゃあ落ちるということを書いた時に、どうすれば落ちなければいいか、どうすれば落ちないことにならないかという対策を立てやすくなる。
またさっきの就職した時の職場の人間関係がどうなるかわからないという事例で言えば、
例えばこんな嫌な上司がいる、パワハラ上司がいるとか、すごい嫌な同僚がいるとかなった時には、
じゃあどう対策していけばいいか。すごい嫌な上司がいたら、その上司は必ずしも一人ではないので、
その次の上司またはそのさらに上の上司と仲良くしようとか、嫌な同僚がいそうかなと思ったら、
じゃあその同僚以外の、例えば同期、同士で仲良くなる、その社内の運動クラブに属して、
そういう職場、自分の直の職場以外の仲間を作っていくとか、もしくは会社外での人間関係を構築するようにするとか、
いろいろ嫌なことをリストアップすると、それに対する、じゃあこうやって対策していこう、
こうやって克服していこうというような、そういう対策もだんだんと見える化していきますし、
それを文字にする、それを目にすることで、やっぱりだんだんと不安が解消されるという風なことになるのではないかという風に思います。
ということで、今日は人間の不安、心配事というのは、やっぱりわからないこと、イメージ、想像できないことから発生られるというのがほとんどなので、
それを具体的に紙に書いてみる、イメージしてみる、対策を塗ってみるということについてお話ししてみました。
今日も皆様の何かお役に立てたならば、とても幸いです。
今日も一日、皆さんに良いことがありますようにお祈りしております。
今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
それでは皆さん、いってらっしゃい。