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はい、バーニングオヤのアウトプット読書術。本日の一冊は、新世界 著者は西野亮廣さん
昨日に続き本日2本目ですね。 1980年生まれ兵庫県河西市出身の芸人
お笑いコンビキングコングの相方梶原優太と NSCでお笑いコンビとしてやってきただけではなく、今も現状そうですけれども
日本一のオンラインサロン西野円溜研究所 運営したり、ありとあらゆる作品ですね。絵本だったりミュージカルだったりも
世界のエンターテインメントの最前線を駆け巡る芸人です。 この方の新世界という一冊ですね。2018年に発刊されております。
今日はこちらの紹介なんですけれども、たくさんお話ししたいテーマはいろいろあるんですよ。
そもそもね、西野さんが今芸人としてお笑い芸人で始まりましたけど、そこの道だけで本当にやっていく必要があるのかと
例えばテレビ番組踊るサンマ5点でね、どれだけ笑いを取ったって結局ね、サンマさんの評価が上がる。
笑っていいともに出演してみんなでワイワイやって楽しんでも、結局タモリさんの評価が上がる。 そのレールを敷いた人にポイントが入るようになっているから、そのレールを敷いた人
MC、この人たちを追い抜くことができないということに絶望して、今の世界に足を踏み入れた絵本作家ですね。
結局はね、ゲームでもそうですよ。ファイナルファンタジーとかドラクエとか、いくら売れたって、大元の任天堂のファミコンにポイントが入るようなものですね。
だから、お笑い芸人として人を笑顔にさせるっていうことが目的ならば、どんなエンターテイメントだっていいじゃない。
人を笑顔にできることを自分は仕事にしていこう、そう志した方ですよ。 この中でね、今日は1本のテーマに絞ってお話をしたいと思います。
そのテーマは、 初心時代
世はまさに、大初心時代なんですよ。
ワンピースみたいにね、大海賊時代っていうノリでちょっと言いたかっただけです。 つまりはですよ、
貯金なのか、初心なのか。 お金をいくら稼いでも信用を稼ぐことはできない。
だけど、 信用を稼ぐことができれば、後からお金はついてくる。
そういうことなんですよ。 理解できますかね。
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これを語るにあたって、 わかりやすい例を紹介させていただきます。この中にも書いてあるんですよ。
ホームレス小谷という男について。 この男っていうのは家がないんですよ。現役のホームレスです。
でも世界中飛び回ったり、うまい寿司を毎晩のように食ったり、結婚もして、 自由に動き回っているこの男、今もホームレス。
でもなぜ彼が今そうした自由な生活を送れているのか。 もともとは売れない芸人だったんですよ。
で、泣かず飛ばずで何をやってもうまくいかないなぁ、どうしたらいいんでしょうっていうことで、 たまたま先輩芸人だった西野さんに相談をしたところ、
いっそ芸人辞めてみたら、ホームレスになったらええやん。 酒の席ですよ。ただのノリでそんなノリでね言ってみたんですよ。
でも分かりました。やってみます。それがね彼の良いところ。 じゃあホームレスになって何をしたらいいのか。そこでの生活を毎日配信をしていったらいいじゃない。
それおもろいんじゃないのっていうところから始まってるんですね。 で、素直に芸人を辞めてホームレスになって家を失い、
毎日炊き出しの列に並んだりとか、今日寝る場所どうしようってウロウロしてる動画とかを配信を続けたらしいんですね。
ただ1ヶ月前に続けたものの、提案した西野さん自体が飽きちゃったと。なんて無責任な男。
でもね答えに、分かった。これなかなか次の生活に繋がらないから次の一手を打とうぜ。
何か自分で仕事を作れ。社長になったらいいんじゃない。ホームレス社長ですか。それおもろいやん。やってみようぜ。
でも何を売ったらいいんですか。何も持ってないんだから自分を売ればいいんじゃない。自分をどういうことですか。
そうやな自分の時給を売ればいいやん。今そうだな商品を売ろうとしてプラットフォーム、オンラインショップだったら手数料がかからないものあるよね。
それの最安値っていくらか。ちょっと今調べてみて。調べたら最低金額50円ですね。
OKじゃあ50円で1日何でもするって仕事をせ。言ったんですよ。
小谷さん。分かりました。やってみます。素直。めっちゃ素直。それが彼のいいところ。
でやったんですって。1日50円で何でもします。って売り出したところ、毎日のように売れるんですよ。
この壮大な家の庭の草むしりをしてくださいとか、朝から新型iPhoneの列に並んでくださいとか、いろんな仕事が舞い込んできてどんだけ朝から晩まで働き続けてもそれは50円なんですよ。
やれます皆さん。でもこれで何が起きたかというと、頼んだ方があまりにも真剣に草をむしるし、
あまりにも朝からずっとiPhoneの列に並んでくれる彼の姿を見て、
この値段でこれをやらせるのは申し訳ない。お昼ご飯ご馳走します。ってお昼をご馳走するんですよ。ありがとうございます。
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小谷はもう大食いなんですよ。食っておかわりします。おかわりいっぱい食べるんですよ。あーお腹いっぱい。じゃあ働きます。
また働き始めるんですね。そんな彼の姿を見て、うわもうすっごい働いてくれるや。マジかありがとう。
そして晩ご飯もよかったら食べに行きませんか。一緒に食べます。なんだったらお酒一緒に飲みませんか。お酒も飲みます。
小谷は大食いなんです。おかわりもします。お酒大好きです。お酒たくさん飲みます。
でもそれだけ働いてくれてこっちがちょっと出しすぎてるんじゃないのっていう彼に対して依頼者がかける言葉は、
小谷さん1日本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。の一言なんですよ。
これは1日1万円の設定だったらかなってないんですね。50円だから彼がその信用を売っていったからギブに対しての対価がありがとうやったんですよ。
そんな小谷さんに天気が訪れます。それはモンちゃんという名古屋在住の女性。
彼女が小谷さんを50円で買いました。何なのか。
鬼ごっこするのにメンバーが一人足りてないから来てください。そんなノリで頼んで来てもらったんですよ。
そこから仲良くなって次東京に行きますというのにモンちゃんもついてきました。
そこからまた次の日どっか遊びに行きました。そして気が合うね。仲良しだね。結婚しようか。
はい、喜んで。どういうこと?
マジかすごいな。それはちょっと頭のネジだいぶ外れてない。
その感じはちょっと置いておきましょうよ。とにかく結婚することになりました。さあ問題です。ここで何が問題なのか。
結婚式をあげたい。だけどお金がない。
小谷モンちゃんのために結婚式をあげたいんですよ。でもね、僕は日給50円。30日働いても1500円しかないんですよ。どうしたらいいですか。
西野さんにお願いをしたところ。じゃあクラウドファンディングやったらいいんじゃない。どういうことですか。そうだな。クラウドファンディングで僕たち結婚式をあげたいんですよ。
いくら払っていただいたら結婚式に参加できます。ぜひ僕たちの結婚式を叶えてください。
ということで250万円を設定したところ、たった3週間でその250万円が集まったんですね。
えーマジですか。誰が支援してくれたのか。そこに支援してくださったのはこれまで1日50円でホームレス小谷という男を買ってきた支援者さんたちだったんですよ。
あの小谷さんが結婚するんだったら絶対応援する。でも心からの支援でお金が集まって結婚式を叶えることができ、愛するモンちゃんとの結婚式、そして結婚生活を送ることができた。
それ以来何か大きなプロジェクトをやろうと思ったら彼はずっとクラウドファンディングを立てるんですけれども、その時に必ず支援が集まり全て達成してきている。
そして今は世界中を飛び回り寿司を食う生活を送っている。そういうことなんですよね。
わかりますか。信用というのは監禁の作用があるんです。クラウドファンディングというのは今まで積み重ねてきた信用の監禁装置なんです。
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もう一度言います。貯金じゃない。貯金、信用を貯めろ。
そのためには嘘をつかなくてもいい環境を手に入れましょう。テレビタレント、テレビに出たらスポンサー様のためにね美味しくないご飯だって美味しいすごいこれは素晴らしい。
褒め続けなきゃいけないんです。それはね信用を減らしている行為。じゃあなぜそれを言わなきゃいけないのか。テレビタレントだからスポンサーさんからお金をもらっているからそっちに寄っていかなきゃいけないんですよ。
世は大貯金時代、ダイレクト課金の時代、自分で稼げる力を身につけよう。そして嘘をつかなくてもいい環境を手に入れて何をすれば信用が減って何をすれば信用が増えるのかを見極めていきましょう。
そんな世界を知ることで皆さんの新世界が広がっていく。そんなお金と信用、未来の生き方の具体的戦略のお話。それがこの一冊に詰まっております。
今日は一つのエッセンスしか取り上げてないですけれども面白いエッセンスたくさん入ってます。
はいこれまたねぶつ切りでもいいんで僕の放送の中でもどんどん取り入れて発信をしていきたいなと改めて思いました。
というわけで本日は新世界西野明寛著の一冊を紹介させていただきました。
さあ明日もワクワクと楽しんでいきましょう。それではまた明日