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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、「あーめんどくさい!」と思った時に読む
ママ友の距離感、この一冊を紹介させていただきます。
書者は、西東桂子さん、1998年まで月刊幼稚園ママの編集長、
2018年まで月刊アンファンの関東特集監修者を務め、
全国の幼稚園、小学校、保護者や園長、教職員に向けての講演も多数されておられます。
幼児教育ジャーナリスト編集者でございます。
この本を手に取った理由、
いやー僕もね子育て父ちゃんやってますけども、
ママ友ってどうなんだろうっていうね、この興味本位からですよ。
どうですかお母さん方、やっぱ大変ですか?
いや所詮ね、人事みたいなことになっちゃうんでしょうけど、
結局子育てっていうのはママが中心ですから、
いやこれね気持ち寄り添いたいなと思って、
どういうやっぱ考えとか悩みを持たれているのかな、
いやそこ知りたいって思ったからね、
ちょっとねこの一冊選んでみたんですよ。
この本のキーワード、
ママ友のお付き合いは距離感が大事です。
そこなんですよね。
やっぱりね幼稚園とか保育園別にしてもね、
専業主婦されている方と比べると、
ワーキングマザーされている、
それが中心の幼稚園の方がトラブルは少ない傾向にあると。
なんとなくね感覚的にはそうだろうなって思うんですよね。
単純にお仕事をされているから、
ママ友同士のお付き合い自体が気迫で、
接する機会が少ないというのもあるんでしょうけども、
やっぱり働かれている方は、
職場でその人間関係の距離感をね、
うまい具合でに体得されてるんですって。
そうでしょうねと。
だからそれに比べてね専業主婦の皆さんは、
お付き合いの時間が長いから大変だろうなっていうのはあるんですよと。
そこでこのママ友と付き合っていくための3原則。
いきますよ。
1つ目、明るく。
2つ目、楽しく。
そして3つ目、程よく。
程よくがね、絶妙に大事になってくるんですよね。
ママ友ってもう一生お付き合いする友達じゃないんですと。
割り切りましょう。
たまたま仲のいい方、気が合うなっていう方と出会えたらそれはラッキーですけども、
所詮は子供がきっかけで付き合っている一時的な関係性って割り切れば、
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程よい距離感とっていけるでしょうということです。
とはいえね、
やっぱりそんなね、子供がつながっているから顔も合わせちゃうし、
そんなないがしろにはできないよという方、
割り切りのコツっていうのをお伝えしていきますので、
このママ友との距離感において3つの距離感別でアドバイスをされています。
まず1つ目、仲のいいママ友との距離感、5メートル半径の方とのお付き合いの仕方。
アドバイス1つ目は、あれ?と思ったら距離を置く。
この感覚、違和感、大事にしていきましょう。
ご自身の感覚ですよ。
何か引っかかるな、なんかちょっとこの人考え方違うかな、
うーん、なんか怖いかもなっていうのをピンときたらね、距離を置けばいいです。
ママ友の関係そこだけじゃないですからね、
もっと気が合うとか心地のいい友達見つかるかもしれませんから、
ちょっと距離とってみたらいいんじゃないですか。
他にもね、悪口とか陰口とかも自分は無意識かもしれないですけど、
やっぱりね、そういうのを出しちゃいますよね。
女性ってこう、共感能ですからそれわかるとかね、
しんどいよねって言ってもらえたら楽になりますから、
そういうのを求めてね、ご自身もしんどいからそれを出すっていう意味で、
ついつい、いやあの人のママはね、とか言っちゃうんですよ、
なかなかこういうところにも来ないでしょうとか言って、
何考えてるかわかんないよね、何々さんどう思う?
ここで安易に乗らない。
ちょっとね、そうですよね、今から下の子のお迎えがありますんで、
みたいな感じでね、パッと席を外す。
基本的に陰口、悪口は言わないし、乗らないこと。
共感し張ったあの人はっていうレッテルを貼られないようにすることを意識していきましょう。
こんなエピソードも話されてたんですよ。
あるオタクで、プールを水を貯めて遊べるから、
おいでっていうね、お誘いがあって、
あ、じゃあ遊びに行っといて、連れて行って。
でもそれをいいことにして毎度毎度プールに連れて行って、
まあ自分は手が空くよね、そのオタクは大変ですよね。
なんでうちにばっかり遊びに来させるのよ、水道台だってバカにならないし、
遊びに来させるのはいいけど水着だけでねタオルも持たせずに、
こっちでタオルを持たせてあげるやってあげたら洗濯物も大変じゃないみたいなこと。
このね、親しき仲にも礼儀あり、これが大事なんですよ。
これはトラブルの一端一つの例ですけど、
こういうふうにね、まあよかれと思って誘ったところに乗って行って、
それがあまりにも厚かましいズーズーしいと思われてしまったら、
そっからずっと関係性引きずることになるんですよ。
ここで大事な力、相手の苦労を想像できること、
自分がその相手の立場になったらこういうところしんどいですよね、
いうのを事前に先回りしてカバーしてあげる。
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そして何より、感謝の気持ちを伝えましょう。
これですよね、そこの感謝、笑顔で挨拶、
こういった基本的なところを意識できていれば、
思ったよりも人間関係ってスムーズにいくんですよ、というアドバイスです。
さあ、続いては距離感が10メーター。
仲はいいんですけど、多少距離を置こうかなぐらいの感じですよね。
そういうお友達に対して、
例えば、うちの子が相手の子を怪我させちゃったっていう場合とかね、
子供同士で遊んでたら押した押してしまってとかありますよね。
ここで大事なこと、すぐにお詫びをしましょう。
お誠意を持って、このスピード感大事ですよ、というところ。
あとは逆に、相手にうちの子が怪我をさせられた、
こういう場合もですよ、感情的にならない。
ちゃんと相手の言い分を聞いて、その状況を確認して、
冷静に対処することが大事ですよ。
結局はね、子供っていうのは発達段階ですよ。
いじわるっていう感覚の方が多いんですよ。
いじめって捉えるよりもいじわる、お互い様、この感覚を持つことが大事。
なので、一方的に何かをやられたということで相手のところに怒鳴り込んでいくとか、
なかなかそんなことないとは思いますが、
ちゃんと双方の意見を対等に聞いてあげましょうということで、
冷静に対処していくことが大事ですよね。
他のお友達がうちの子にいじわるしたっていう時もね、
注意していいのかな問題ありますよね。
誰々さんところの子供、うちの価値観で勝手に注意していいものなのかな。
ただこれは、例えばうちに遊びに来てるってなれば、それはもううちのルールですから、
何かおもちゃを奪ってたとかなったら、ちゃんと目を見て、相手の子供の目を見て、
私はそういうことされると悲しいなとかしないでほしいな、
うちではこういうルールだからちゃんと譲り合おうねって、ちゃんと説明してあげるっていうことが大事ですよ。
こういうふうに距離感を置きながらでも冷静に対処することを意識していきましょう。
そして距離感が100メーター、まあそれなりの付き合いがいいなっていうところ。
例えばPTAのこういう活動とか役員やってくださいってお話もあったりするじゃないですか。
ですけど、ちゃんと正当な理由とかつけて、やれないんだったらやれない、
ちゃんとね、専業主婦の方だったら手が空いちゃってるよねってなるんでしょうけど、
いや私はちょっとこういったこと苦手なんですとか、
きっちりと自分のウィークポイント、弱みっていうのも伝えた上で納得のいく形で落ち着けばいいですよね。
仮に役職与えられたとしても、この考え大事です。
PTAはボランティアなんですよ。
だからあまりにも重たいこと言われたとしても、
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うちはうちの価値観、休みの日は家族で過ごすんだ、
平日だってやりたい、趣味に没頭したいこともあるからそれなりでいいんですよ。
何か押し付けられたら、その時も一方的にこちらが意見を言うわけではなくて、
心の中ではこれはボランティアでやってるんだって思えば、
なんとか乗り切れますよ、その発想が大事ですよ。
だから何か結局揉めそうなことがあっても、
なんか苦手だなーってこっちからバリアを張るんじゃなくて、
笑顔で挨拶をしてきちんとお話をすれば、
思ったより大したことがなかったなって、そういうふうに感じることができます。
あとは転勤族でね、今だけの関係だっていうのを割り切ってしまえば、
それも乗り切る要素にはなりますよね。
うん、この距離感ちょっと考えていきましょう。
そして最後に、家族との距離感っていうところにも言及されています。
お母さん方、パパに対しての報告とかね、
連絡、相談っていうところ、ちゃんとできてますか?
忙しくてね、平日はずっと仕事ばっかりで、
休みになったら子どもと都合よく遊んでばっかりで、
みたいなことを思っちゃいがちかもしれないですけれども、
毎日ね、こんな成長があったよ、今日は捕まり出しできたんだよ、
笑顔で幼稚園のこと初めて報告してくれたんだよっていう、
そういう楽しい報告をね、受けるとパパの方も嬉しくなるんですよ。
あ、見られなかったけど、そんな成長があったんだ。
たまに相談されるとしたら、
うちの子が誰々くん怪我させて大変だったのよとか、
誰々さんは習い事始めたらしいよ、うちも始めた方がいいのかな、
それだけを相談されてもね、パパも楽しくないんですよね。
いやでも君が携わっているんだから任せるよ、
何その何か他人事みたいなってなっちゃうじゃないですか。
ノンノンの一言だけじゃない、こっちもね、
ママ側もその成長の過程を報告してあげることで、
点と点じゃなくて線で結びつけられるんですよ。
それが面になっていったら自分事としてパパも捉えられるんで、
そういう相談事も自分事のようにちゃんとね、
家族で解決していく方向に向かいますよ。
こういう風にね、パパとの距離感、家族の距離感も大事にしていきましょうっていうことをお話しされています。
さあ、そうしましてですね、このトラブルとかいろいろあるとは思うんですが、
相談できる人に相談し、それほどの距離感、程よくとっていくことが大事。
そして成長のチャンスと捉えて、このトラブルを乗り切っていこうっていう発想も大事ですが、
これしんどいなって思ったら、無理なく距離を置きましょう。
そんな心が軽くなる一冊でございました。
さあ、明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。