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はい、バーニング公演のアウトプット読書術、本日の一冊は
仕事ができる人に共通するたった一つの思考法
数値化の鬼、こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は安藤広大さん。1979年大阪府生まれ
株式会社NTTドコモを経て
2013年に識学という考え方に出会い独立。
2019年には株式会社識学の代表として
創業からわずか3年11ヶ月でわざわず上場を果たす。
はい、こちらの安藤さん著の一冊でございます。
見開きにね、書かれてますこの一言。
数字から逃げるか、心を鬼にして向き合うか。
男心を燃やされる一言ですね。
今日の一冊は3部作の一作目なんですよ。
数値化の鬼、2部はリーダーの仮面、3部はとにかく仕組みか。
このうちのまず一作目です。
まずは仕事ができるプレイヤーになれ。
そのための答えは一つ。
自分には何が足りていないか。
これを明確にせよとおっしゃってるんですよ。
この数字、数値化、ここにフォーカスをするんだ。
数字から逃げるなっておっしゃってるんですよね。
この自分に何が足りていないかを探すための
5つのステップについて早速紹介させていただきます。
まずステップ1、行動量を増やす。
ここですね、とにかく行動せよ。
当たり前に言われていることですが、
自分の行動の数を正確に数えようとおっしゃってるんですよ。
闇雲に行動を増やしてもダメ。
数値として見えることを目標にして行動をする。
これが大事なんですよね。
営業マンの方だったら今月の売り上げ目標が何円という目標値もそうですし、
例えば介護事業で働かれている方だったら
1日に1回は利用者さんに話しかけようということも数値的目標ですよ。
不動産投資家だったら今週は2件は内談をするとか、
週に1回は買い付けを入れるとかこういうふうに決めます。
週に1回買い付けを入れるって決めたら
月の振り返りで4件中3件は入れることができたから
まあまあOKかね。
甘い!そういうことじゃない。
振り返りの時にはあと1件、この1件伸ばすためにどうするべきだったのか。
この週の問い合わせが足りてなかったんじゃ。
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じゃあその時間が年出できなかったんだったら
何を無駄なことやってたからここにたどり着けなかったのか
こういったことも逆算して絶対にそこに達成するため
達成すればプラスだけど1件でも1時間でも1円でも足りてなかったんだったら
それは評価としてはマイナスになる。
必ず達成性を決めた数値は絶対に超えてこい。
行動を増やすということをおっしゃられてるんですよ。
厳しいようですけどこれが成果を出すためのまず第一歩です。
そしてステップ2確率の罠に気をつけよう。
これね割り算による安心感の罠に気をつけましょうっておっしゃってるんですよ。
どういうことだろうってなるんですが
これわかりやすい例えです。
勝率80%の人と勝率60%の人どっちがすごい?
こう聞かれたらそれはちょっとでも勝ってる。
80%の人すごいじゃんって思いますよね。
これが数値の確率の罠なんですよ。
もうちょっと分解しましょう。
5回勝負して4回勝った勝率80%の人と
100回勝負して60回勝った勝率60%の人ではどっちがすごい?
こう聞かれると全く受ける印象が変わりますよね。
だって回数だけで言ったら4回勝ったか60回勝ったかですから。
こういうことなんです。
割合で他者と比較をするな。
意識すべきはその母数だ。
これなんですよね。
結局のところ行動量そこにフォーカスをせよっていうことなんですよ。
今月100件のアポだったら来月は110件にするためにはどうすべきなのか。
それによって勝率が下がったとしても件数が増えたならばOK。
勝ち取った数これを数えていけっていうふうにおっしゃってます。
そしてステップ3変数を見つける。
ここなんですよね。
ちょっと変数と言われると意識しにくいかもしれないし
ちゃんと解説しますよ。
仕事の中で何に集中するかを考えること。
これが大事なんです。
とある商品を開発しました。
あなたが考えたんです。
これめちゃくちゃ売れる自信があるんですよ。
じゃあいざ店頭に置きました。
目立つところに置いた。
だけど売れない。
全然売れない。
なんでだ。
値段を下げてみた。
でもダメだ。
デモンストレーションをしてみました。
これってこういうふうなところがいいんですよ。
でも売れない。
じゃあ説明のポップを入れてみました。
あれちょっと売れるようになってきたよ。
ここで考える。
この商品のネーミングを変えてみたらどうなのかな。
変えてみました。
爆売れをした。
そういうことか。
第一印象でこの商品がどんな商品かが伝わってなかったんだ。
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分かりにくかったんだ。
だからネーミングを変えたらめっちゃ売れるようになった。
としたらこの商品の変数はネーミングだったわけです。
ここを見つけていけっていうこと。
だからひたすら行動を繰り返して自分が店頭に立って説明をするっていうことに行動をフォーカスしたって売り上げには繋がらないんですよ。
だからいろんなやり方を試せってことなんですよ。
変わったポイント。
ここを変えたら変化が起こった。
目標数字が変わったこのポイント。
これを見つけ出してそこにフォーカス。
成功をしたらそこにとにかく注力をせよ。
結果が出なかったことはすぐに捨てろ。
これを繰り返すことが大事なんですよね。
そういうことなんですよ。
変えて数字に変化が現れるポイントにおいてフォーカスをせよ。
例えばプレゼンをするんだったら完成度を意識してずっと中身作り込むことよりも
そのものはそれなりでいいんだけどこの伝え方っていうところを変えた方が伝わり方が変わった評価が上がった。
じゃあこの伝え方にもっと自分は力を入れた方がいいよねってことなんですよ。
ひたすら行動というよりも試して変化のポイント変数を見つけようとおっしゃってます。
ステップ4 真の変数に絞る。
はいさらに突っ込んでいきますよ。
さっきの章でも話をしました。
無駄な変数を削りさらに重要な変数に絞り込んでいく。
これが大事。
三角形の面積、求め方皆さんわかりますよね。
底辺かける高さ割る2。
これは定理なんです。
普遍なんです。変わらないんです。
誰がやってもこの答えになるわけです。
じゃあビジネスにおける変数って普遍ですか?
さっきの商品のことで言うとネーミングを変えたら売れるようになった。
これは何年経っても変わらないことですか?
違うんですよね。
いずれ通用しなくなるんですよ。
ここから言えることはずっと同じアプローチを続けるな。
売上が上がっていない、もしくはちょっと下がってきた利益に影響していないとなれば
別のアプローチを考えろ。
前例を捨てろということなんですよ。
リピーターを増やす売上が横倍。
じゃあこれリピーター増やすってやり方ではないんだ。
じゃあ別のやり方試そう。
駅前でチラシを配るとか別の変数。
ここに目を向けて切り替えていけ。
前例を捨てていきましょうっていうことをおっしゃってます。
そしてステップ5。
長い期間から逆算をする。
これは今までの4つのステップと大きく違う場面です。
これ今までっていうのは短期的にとにかく行動し続けよう。
結果を出し続けるんだ。そのためには変数を考えよう。
前例も変えていけっていうことをおっしゃってるんですが、
ここのステップ5では短期的と長期的2つの軸で物事を見ろっておっしゃってます。
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分かりやすい事例。
時給宣言のバイトが2つあります。
1つは座っているだけで楽な仕事。
もう1つは覚えることが多くて大変な仕事。
あなたはどっちを選びますか。
時給は一緒なんですよ。だったら楽な方がいいやん。
短期的には楽をしたい。これだったら前者。
スキルが身につくのは圧倒的に後者なんですよ。
長期的に見た場合に絶対に大変な思いをしておいた方が、
後々自分のスキルが伸びる。
そしてそのスキルを活かしてもっと高級な職に就くことができる。
長い目で見た時に稼げるようになるのは後者。
最初に苦労をすべき。
そういうふうに長期的に見るか否かで物事の価値は大きく変わる。
おっしゃってるんですよね。
あなたの今の仕事も同じですよ。
接客をしている時にね、あなたが子供服屋さんで働いている時に、
店内で子供たちが騒ぎまくっているともう大変やなってなって、
そこでレジでね、そのお母さんに対して
もうあんまり騒ぎまくるようだったらもう二度と来ないでください。
みたいなことを言っちゃった時に、
短期的にはもしかしたら仕事しやすくなるかもしれない。
だけどこれを受け入れることによって、
口コミでどんどん広がってお客さんがもっと増えてくるかもしれないですよね。
目先の切り捨てとか売り上げということを追い求めるんじゃなくて、
その先のことを見据えて自分の行動を変えていくと、
どんどん売り上げにフォーカスすることができるんじゃないかということ。
さらにこれを上司とか組織の目線で考えると、
短期と長期の二軸で評価せよっていうふうにもおっしゃってるんですよ。
これも大事なポイントやなと思うんです。
目標を達成しているけれど行動量が落ちているプレイヤーか、
目標は達成していないけれど行動量が増えているプレイヤーだったら、
応援すべきは後者なんです。
行動が増えているだけど結果に結びついていないんだったらその調子でいけよ。
背中を押してあげることも大事。
そしたら後々評価がついてくる。
短期の目標評価だけだったらこの長期目線で、
今行動量が増えているけど結果が出ていないだけっていう社員さんを切り捨ててしまうことになるので、
短期と長期の二軸で評価することが大事なんですよね。
こういったことにたくさん気づかされます。
まず整理しますね。最後です。
ステップ1、行動量を増やす。
ステップ2、確率の罠に気をつける。
ステップ3、変数を見つける。
ステップ4、真の変数に絞る。
ステップ5、長い期間から逆算する。
これらを意識してとにかくまずは数字を追い求めろ。
やりがいとか達成感はその次でいいっていうふうにおっしゃってます。
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行動量を増やしていきましょう。
数値化の鬼になること。
できるプレイヤーにまずは自分がなること。
これが大事ということでございます。
明日、明後日で2部、3部、リーダーの仮面、とにかく仕組み化。
これについても3部構成でお話をしていきたいと思っております。
というわけで、明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた。