00:05
皆さん、こんばんは。元消防士兼不動産事業課のバーニング公屋です。
20分間で要件を拾い、10分間でアウトプットを行う、アウトプット読書術ということで、本日の一冊は
自己資金100万円台で始める不動産投資、なぜトランクルーム投資が注目されているのか
という一冊についてご紹介いたします。
著者は浦川浩貴さん。株式会社UKコーポレーションの代表取締役。
この方は2021年の5月現在で、トランクルーム投資商品として都内に26店舗約1000室を展開されている代表さんですね。
2025年までには1万室の運営を目指しているという方でございます。
これはトランクルーム投資ということで、僕がやったことがない投資案件ではあるんですけれども、
自分自身が今持っているテナントで、この空室がちょっと埋まらないということもあって、
自分なりにトランクルームってどうなのかなと思って勉強してみようと思い購入した一冊でございます。
案外世の中にトランクルーム投資に関連する書籍というのは出回っていなくてですね、
こちらの書籍が出版されたのも2021年のあたり、まさにコロナ真っ只中というタイミングだったんですけれども、
ご存知ですかね、トランクルーム投資というよりも、トランクルームを使っていらっしゃる方ってどのくらいいらっしゃるんでしょうかね。
簡単に言いますと、自宅に保管できないような、普段使わないものを保管しておくための倉庫利用、これがトランクルームになるんですけれども、
こちらの書籍で紹介されているのは主にというよりも、完全に東京都内一極集中でトランクルームをやりましょう。
そうすると氷回りでローリスクのハイリターンのこういった投資ができますよということで、
いろんな投資手法と比較検証をしながら、いかにトランクルーム投資が優れているのかということで書かれてはいるんですよ。
事前知識として、皆さんこういった投資系の書籍を読むときに注意すべき点というのは、
その著者がどの立場でその内容を記入されている、記載されているのかというところで、
03:08
これでいうとね、この浦川さんは自社でトランクルームの運営、さらに管理も一元されているので、
この本に関しては、要は自社に誘導するようなトランクルーム投資のメリットを重大に推しておられるような、
そういった書籍になるという点は注意が必要かなと思っております。
その前提でもって内容について見ていきたいんですけれども、
トランクルームの投資はどんどん増えてはいるみたいでして、
全国的にもね、2008年の時点では日本の市場規模でいうと250円、
安っ、間違えましたね。250億円規模の展開だったものが、
この2020年時点では830億円規模まで膨れ上がってきているということで、
その中でも特に日本全体の60%の伸び率というのを出しているのが首都圏、
特に東京、神奈川、埼玉、千葉、この4都府県ね、
こちらがやっぱり伸び率が1.6%とか、伸びてきているということで、
ただね、アメリカなんかはもう全人口の10%ほどが利用されているっていうような、
普及されているのがトランクルームなので、
まだまだ日本の中では伸び率がありますよということでね、
注目をされているんですよって書かれてますが、
その中でもいろいろね、FXとか予貯金とか、
イデコとかニーサとか、そういうのも含めて比較検討されているんですけれども、
アパートマンションっていうのも書かれてまして、
当然ね、僕も今不動産事業家としてアパートマンションの運営をしてますんで、
どういったこと書かれているのかなっていうのも読んだんですけど、
まあね、ちょっと違うかなっていう感覚が非常にありますね。
というのも、一度購入さえしてしまえば、知識はいらない、労力もかからないってね、書かれてまして、
僕の今の現状とかをご存知の方はよくわかるでしょうけれども、
いや不動産って投資じゃないですよ、事業ですよ、
いろんなトラブルを自分で解決する判断能力も大事だし、
知識も経験も僕は非常に必要だと思うんですけれども、
購入されてね、レバレッジを利化して融資を利用して、
購入さえしてしまえば、あとは管理会社に全て任せていれば、
もう普通の生活をしているだけでお金が貯まっていくのが不動産投資ですよね、
06:03
っていうね、書かれ方もされているんで、
いやそれはどうかなとは思うんですけれども、
それに対するね、デメリットっていうのが、
今はね、サラリーマンの方とかは融資が引きにくい現状があって、
それは特にカボチャの馬車とかね、シェアハウス投資っていうので、
ちょっと一時問題になったことが不動産業界でもあって、
要は兼業の大屋さんに対しては、非常にね、融資が引きにくい現状になっていると、
これについてはその通りだなと思うんですけれども、
あとは供給方の状況っていうのが、
まあレッド王者になってきてますよね、
この2点ぐらいをデメリットに挙げられてたんですけれども、
まあなるほどなという感じですね、僕の意見としては。
で、トランクルーム、いろんなメリットがあると、
ローリスクで始められて、
例えば融資が受けられない、いろんなね、住宅ローンを組んで、
融資受けにくいような方であっても、
自己資金からでも始められますよ、
あ、そうか、融資受けられないに対してはもう現金があればいけますよってことでクリアしちゃうんだとは思ったんですけど、
だったりとか、あとは駅から離れていても、
その近隣の方でね、使いたい方がいれば、
そこには需要はありますよ、
まあそれに関しては不動産も同じだろうなとも思うんですけどね。
特にやっぱり首都圏で押されているんで、
まあ地区が古くてもRCの区分投資として、
1部屋をトランクルームとして貸し出すから、
木造とかそういった建物に比べれば耐震基準は満たしているんで安心ですよ、書かれてはいます。
ただね、これも旧耐震のものとか地区が古くてもOKって言ってる時点で、
耐震性の動向っていうのはどうなんだろうと思うんですけど、
まあ全般を通してね、結局そのメリットをとことん押していくっていうようなことが多いですね。
トランクルームのデメリットとして挙げられているのは初期費用が高いよと。
やっぱり現金からいけるとはいえ、もろもろ購入して始めるので、
1000万近くいろんな経費がかかってきますっていうところだったりとか、
あとはですね、集客に時間がかかるっていうところもデメリットとして挙げられてまして、
確かにね、認知が広まるまでっていうのはね、知られにくいんですよね、トランクルームっていうのは。
そのために看板を出したり、トランクルーム専用のポータルサイトに広告を出したりとか、
そういったことが必要になってくるんですよ。
ただこれらのデメリットをすべて改善するためには、私の運営している会社に一元してお任せくださいと、
初期投資に関してもお客さんがつくまでは自社で負担いたしますよ。
09:00
それ以降入居がちゃんとついてからの一部フィーをいただく形で運営も一元管理いたしますので、
一切手はかかりませんよっていうような押し方をされてるんで。
僕の結論としましては、本気でトランクルームやりたい方も、これから興味があるっていう方も、
ちょっとポジショントークが強すぎる本だな。
興味本位ぐらいで読んだらいいんじゃないですかって思った本です。
正直すぎますね、僕ね。
でも読んでそういうのもありますよね。
読んでみなきゃどんなこと書いてあるかわかりませんもんね。
だからちょっとね、もうちょっとこう全般のことを通して良い面悪い面とか、
トランクルームは誰にとっても、その地域の方にとっても、投資家さんにとっても、
弊社にとっても、誰にとっても、デメリットは一切ない。
誰も損をしない投資ですよ。
言い切ってましたからね、後書きの方で。
この言い切りはちょっと怪しすぎん?みたいな。
そんな感想を受けた本でございました。
まあこれもね、でも読んでみなきゃってところなんで、
いろんな分野に関して僕も手を出してこう読んでいって、
素直な感想っていうのを述べていきたいななんて思いました。
というわけで本日の一冊は、
自己資金100万円台で始める不動産投資、
トランクルーム投資の本について紹介させていただきました。
さあ、それでは皆さん明日もワクワクと楽しんでいきましょう。
また明日、おやすみなさい。