教えることの重要性
はい、バーニング大家のアウトプット読書術、本日の一冊は
部下が育てば上司が得する教え方の鉄則、こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は松尾昭仁、その他大勢から抜け出したい、
事業各種コンサルタント、企業家をトータルで支援する戦略プロデューサー兼コンサルタント。
自身が企画したビジネスセミナーは、参加者延べ6,000名を超え、
今から200名以上のセミナー講師や50名を超えるビジネス著者を世に送り出す
セミナープロデューサー兼企業コンサルタントの方でございます。
教えるっていうのって、なかなか難しいっていう意識はありませんか?
なかなかね、教えることを教わらないですもんね。
いや、そういうことはね、僕は思うんですけどね、この松尾さんおっしゃってるんですよ。
この松尾さんが様々なビジネスパーソンと接してきた著者だからこそ言えること、
成果を出しておられる方の共通のスキル、それが人にものを教えるのがうまいっていうことなんですって。
いや、なんかそれはわかる気がするな。教え上手な方って確かに仕事的な感じしますよね。
しかもそういうことは限って教える時間を惜しまないっていうことなんですよ。
これ何かやっぱ違いがあるんかなっていうことにフォーカスをした一冊なんですよね。
教えるっていうのは結局のところ、自分が成果を出す近道になるんじゃないかっていうそんな考え方もあるわけなんです。
ですので早速本題の入っていきましょう。
教えることのメリット
まず教えることのメリット、良いことっていうことについて2つお話しさせていただきますね。
一つ目、教えるというのはタイムラグのある通し、こういうふうに捉えましょうっていう考え方なんですが、
自分でやった方が早いよねって絶対思うじゃないですか。
これ思わない人いないと思うんですよ。
それはもう仕事でもそうですし家事、育児だってそうですよね。
もう旦那に任せるぐらいだったら自分がやった方が早いわっていうのもあるでしょうし、
もちろん仕事に関してはね、この文章作成はちょっと部下に頼もうかな。
いやでもこれもう自分でやった方が早いよな、これ任せたところでいろんなミスがあって、
自分が手直ししてこれ直しておいてって言ったら、いろんな別の作業があって、
なんだかんだでもう締め切る。これもういつチェックすんねん。
もうええわ、もう俺やるわ。これ書き直すぐらいだったら最初からやった方が早いわとかありますよね。
でもそれ言ってるうちは失格。上司としてダメです。ダメなんです。
教える時間をしっかりかけるっていうことが、
これは結果的に将来的に自分にその時間は返ってくるっていう風に捉えるんですよね。
投資なので。だって自分の分身をね、2人3人と。もちろん100%自分じゃなかったとしてもね、
6割7割だったとしても2人になれば自分の100%超えるわけですか。
それが3人4人ってなればどんどんどんどん仕事って効率化していくじゃないですか。
しかもね仕事のできる部下がいるっていう利子までつきますから、
それはもう他の仕事をお願いさせたりとか、自分ね体2つあればいいなぁとか思うことあるじゃないですか。
それができるんですよ。叶うんですよ。だから教える技術高めようぜって。
これはタイムラグのある投資なんだよって。時間はいつか返ってきます。
さあ、教えることのメリット2つ目。
教えるスキルは一生の財産。
こういう捉え方ですよね。なんかお金に換算するみたいな考え方。
でもこれいいですよね。この転換するってことですよ。
まずアウトプットするってことは棚下ろしをするっていうことだから、
自分の知識や経験を整理するってことにつながるから、
自分の中にずっと蓄積されたものを一旦外に出すっていうことで、
整理し直すから自分のスキルがさらに確立されるんですよね。
健康なものになるってことなんですよ。
でもってこういったマニュアルが一度できてしまえば、
何かのタイミングでね転職する、独立するっていう判断になったときに、
仕事内容変わったとしても絶対役に立つ。
だって教えるスキルって普遍的なものですからね。変わらないんですよ。
そりゃもういつになったって教えることが上手い人。
どこ行ったって上手くできますって。
ですよね。そうなんですよ。
歳取ってから教えてもらえないですよ。
おじさん、おばさんになってしまったときに、
まあまあちょっとあの人は適当にやっておいてもらって、
こっちで仕事やりましょうかなんてなったら寂しいですよ。
教えるスキルっていうのは非常に重要なんですよ。
自分で高めることもできますということですね。
一生の財産になる。
効果的な教え方
じゃあ、教え方の方に入っていきましょうね。
教えるはそうか、いいことなんだなってことがわかった上で、
やっちゃいけない教え方っていうのがあります。
これは、いきなり本題に入ってはいけないっていうことね。
じゃあ教えようか。
ここのやり方なんやけど、
ここをこういうふうに組み立てていって、
次にこういうふうなやり方をやって、みたいな。
言っちゃうんですよね。真面目な方ほどやっちゃうんですけども、
それを最初にやっちゃうと聞く耳持たなかったり、
いや聞く気持ちはあるんだけど、なかなかその話が入ってこなかったりするんですよ。
場作りが大事。
これ結局効率化。
もうストレッチせずにいきなり走りに出すんじゃなくて、
最初アップしておくみたいなね。
体温まって、結局最終的には長距離走れてるみたいな、
早い時間でいけるっていうことになるので、
場の空気作りってめっちゃ大事なんですよ。
10分ぐらい雑談から入りましょう。
ここの雑談のコツなんですけど、
自分の失敗談とか。
俺もあの時にこういうふうに、
あの時なんで先輩教えてくれへんかったやろ。
こんな失敗しても取り返しつかへんことになっても、
上司の、さらに上司まで出てきても大変やったわっていう。
えー先輩もそんなことあったんすねっていう、
この自己開示があることによって、
こちらから心を開くと向こう部下も、
心を開いてくれるんですよ。
そう、だから自分から心を開くっていうのは、
壁を取っ払って、
じゃあこの人の話真剣に聞いてみようっていう、
場作りになるんですよね。
この辺意識していきましょう。
失敗談も何もかも全てパーソナル部分も、
さらけ出した方が効く耳持ちますっていう話ですね。
他にもやっちゃいけないことたくさんありますよ。
他の人との比較ね。
比べちゃいけないよね。
あなたはあなただよ。
まあこんなところ、
まあ基本的なことではあるんですが、
整理しましょうよね。
専門用語をなるべく使わない。
当たり前ですよね。
それなかなか言われたとて、
えっとそれってどういう意味でしたっけ。
聞きにくいよね。
聞きにくいんすよ。
わかるんすよ。
だから何も知らない人に、
本当に一般の素人の方にしゃべるぐらいのつもりで、
噛み砕いていきましょう。
噛み砕いてやりすぎることはないですから。
むしろ寄り添ってくださってるんだなっていう、
また心の壁を取っ払うことにもつながるので、
専門用語を使わない。
あと当然言いまかしはしない。
最初教える立場なんですから、
根節丁寧に教えすぎるぐらいでちょうどいいと。
あと自分で考えなっていうのは、
まだ早い、まだ早いっす。
それは突き放しちゃダメですよ。
ちゃんと寄り添ってあげましょう。
そっから信頼が生まれてからなのに、
強い言葉が通じるようになるのはね。
この辺りやっちゃいけないこと、
押さえていきましょう。
そしてタイプ別にもあるんですよ。
やる気のない部下。
いますよね。
部下を育てる方法
なんかこいつ響いてんのかな。
おざす朝の挨拶元気な。
みたいなところから入るんですけど、
それかもね、
結局内面から変えていかなきゃいいんじゃないし、
こっちが変えられるものでもないから、
それはもうやり方をこっちが変えて工夫していくってことですね。
メリットを最初に伝えてもなかなか伝わらないってことがあるんですよ。
やる気のない方は。
仕事を教わらないことで生じるデメリットを説明した方が良いよ。
例えば、
これ仕事できひんかったらやな。
俺も前そうやったけどな。
なかなか終わらへんね。
これでまたここの職場の悪いところがやな。
終わらへんかったらもう残業もさせられるんや。
でもその日のうちにもうここにはもう帰らなあかん。
でも時間も決まってるから、
結局じゃあ朝早めにやってやらんかいっていう、
このなんか無駄な圧力がね。
見えへん圧力かかってくんねんとか。
こんなことあんね。
だからやれた方がええで。
それを丁寧に教えてくれる俺の今元でついてること。
君ラッキーやで。
みたいな感じでね。
残業が増えちゃうよ。
帰るの遅くなるよ。
それができなかったら朝早く出勤しなきゃいけない。
給料も下がるよ。
同期と差がつくよ。
あいつ鼻につくこと言うてきよんで。
お前そんなこともできんのゲーって。
なるぜ。
っていうね。
デメリット。
じゃあやろうかな。
で、会ってくるんですよっていうね。
そこからちょっと乗ってきたら、
ええねええねってどんどん褒めてあげるみたいなね。
これできるようになったらまた次こんな仕事できるよって、
メリットを伝えるようになっていったらいいっていうね。
やる気がだんだん出てきたらまたこのやり方を変えてみようっていう、
そんな工夫でございます。
そしてね、
言い訳ばっかりする部下。
そんな部下もいますよね。
いやだってそれ聞いてなかったですもん。
いやでもこれ会社の仕組みとしてそれ仕方なくないですか。
みたいなことね。
もうなんでもかんでも、
でもでもでもでもっていうようなやつ。
対処2つ。
言い訳は聞かない。
もうあえて聞かない。
君はそういうふうなやり方でこれまでやってきたかもしれないけど、
学校では通じたかもしれないけど、
これは職場だよ。
ここは違うんだよ。
俺もわかる。
そういうことあったよね。
最初寄り添ってあげて、
でもここは違うんだよね。
でもそこはうまくちょっと薄く変えていったらいいんじゃない?
って寄り添えながら、
言い訳はちょっと通用しないんだよって柔らかく言ってあげる。
逆に2つ目のやり方としては、
それしっかり聞いた上で、
なるほど確かになっていった上で、
論理的に説明していこう。
確かにわかるわかるといった上で、
でもこれはこうこうだからこういうふうに考えた方がいいんじゃないかな。
こういうふうにやった方が結果的に楽になるんじゃないかな。
みたいな感じで聞いてあげて、
しっかり説明してあげる。
受け流すやり方と、
ちゃんと返してあげるってやり方。
いずれにせよ、
しっかり市民に寄り添ってあげるっていうことが、
言い訳ばかりの部下に対しては通用するよっていう話されてますね。
未経験の部下へのアプローチ
さらに全く未経験の部下。
これはまた逆に教えやすいと。
バッサラの白いキャンパスですから、
自分の好きな色んな色のせれるぜっていう。
変な癖ついてないですからね。
教えてあげましょう。
この時に言ったって社会人として、
このぐらいの常識知ってるでしょっていう先入観は捨てましょう。
捨てましょう。
そういうのも本当に。
こんなことも知らないの?
そんなことはいらないです。
自分だって知らなかった。
どっかで覚えたから知ってるわけなんで。
それが遅いか早いかだけの話。
だからこれぐらい知っといてよっていう先入観は捨てた上で、
丁寧に教えてあげるっていうことが大事です。
本気が大事。
そうして言えることなんですけども、
教え下手な人っていうのはないものにフォーカスをしちゃう。
でも教え上手な人っていうのはあるものにフォーカスする。
こんなこともできひんかった。
これとこれが悪かったねって指摘するんじゃなくて、
昨日はこうやったかもしれないけど今日はこういうふうにできたよね。
素晴らしいことに明日もう一個だけプラスでできるようになってみようぜ。
ここにあるものに意識を向けていくことによって部下は育ちますよ。
そして部下が育てばあなた自身が得をしますよ。
それが会社の利益にもなりますし、人生を豊かにするツールにもなっていきますよということでございました。
ということで、本日は部下が育てば上司が得をする教え方の鉄則。
こちらについてお話をさせていただきました。
ということで、明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。