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はい、バーニング王爺のアウトプット読書術
本日の一冊は、ノンバイナリーがわかる本
非でも非でもない、ゼイたちのこと
この一冊を紹介いたします。
著者はエリスヤングさん
ノンバイナリーのトランスジェンダー
アメリカ・カリフォルニア州出身の
作家兼編集者の方です。
ノンバイナリーって何?
っていうきっかけで
僕はこの一冊を手に取ったんですよ
そのノンバイナリーがわかる本
知りたいなと思ったんで読むことにしました
作者エリスヤングさんの紹介も
ノンバイナリーのトランスジェンダー
ここの解説からなんですが
その前にまずこの一冊を発刊された理由
というのがノンバイナリーの概念、状況
日常的な苦悩を紹介するための本ですと
おっしゃってるんですね
じゃあまずね最初ですよ
このノンバイナリーとは何なのか
バイナリーっていうのは
二進法のことなんですね
0と1この2つの数字を組み合わせることで
表現する数値のこと
これを二進法というでしょう
だからそこから転じて
男と女、彼、彼女のように
この2つどちらか一方にとらわれない
ノンバイナリーなんで
この二進法にとらわれないアイデンティティ
つまりそこに確かに存在する自分
性に関わらない
そこにある確かな人という概念
これを表すのがノンバイナリーなんですね
そういう意味なんですよ
なるほど
でねトランスジェンダーね
著者のエリスヤングさんもおっしゃってます
これは聞き覚えある方も多いかもしれないですよね
体と精神が別の性と認識している人のことです
ご自身体は男性だけど心は女性
逆に体は女性だけれども
心は男性というように
体と精神が別なんですって
自分で認識している人のことですよね
さらにもう一つね
僕が初めて聞いたなっていう言葉だったんですけど
あらいっていう言葉が出てくるんですよ
日本人のあらいさんかなみたいな
彼はすごいあらいであるみたいなね
バイデン大統領は最大のあらいだって
どういうことやろう
このあらいっていうのは
あれいって言うんですかね
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ちょっと発音僕正しいか分からないですけれども
同意するっていう意味で
そこからこのトランスジェンダー
これを語るときには
性的マイノリティ
つまり少数派を支援する人たちのことです
ゲイレズビアンバイセクシャルなどの
そういう性的な少数派の人たちを応援する人のことを
そういう協力者という意味合いで
あらいと呼ぶらしいですね
なるほどと
こういった概念
いろんな言葉もたくさん出てくるんですけれども
まずはこの辺りのこと
まずノンバイナリー
男女に関わらない一人の人間という概念
ということを覚えておいてほしいです
そして次ね
状況
今の社会はかなりLGBT問題とか
日本でも取り沙汰されるようになってきましたけれども
理解は深まってきているんですと
この翻訳されているのも
上田聖子さんという方なんですけれども
まあ外国アメリカで暮らされていて
やはり結婚された時にミセス
ミスからミセス
呼び方が変わる時にも何か違和感を覚えたし
フォーマルな招待状を受けた時に
ミセス&ミスター何々
何々の部分はその旦那さんの名前だけが書かれている
2人の招待状なのに
男性のみが主張されているっていうことにも
違和感を覚えたり
そういったことがでも
だんだん理解が深まってきていて
今はMXミックス誰々というように
ミスとかミスターというように
分けないっていう風潮が出てきているらしいんですね
そうなんですね
今はね幼稚園とか小学校でも
hey boys and girls じゃなくて
hey friends って呼び方になってたり
会社でもhey guys ではなくて
hey everybody ってなってたりするんですって
なるほどね
もうそのうちcとか
ひーじゃなくて
ぜいって呼ばれるようになるんじゃないか
あれこれタイトルの副題にもありましたね
ひーでもcでもないぜいたちのこと
そういうふうに社会が変わっていったらいいな
という願いが込められている
この一冊なんですよ
そうやってこう状況が変わっていってるっていうことね
その歴史とかその言葉の発展だったり
医療のことについても深く書かれてるんですよ
ですので深く知りたいという方
ぜひ一読していただきたいんですけれども
この中でもう一つ伝えたいこと
性的マイノリティの人たちの苦悩について書かれてるんですね
これもいろんなね
これまでの経験がたくさん書かれてるんですけれども
僕が一番印象的だったエピソード
お母さんに自分が性的マイノリティ
トランスジェンダーであるということを
カミングアウトした時のこと
車の中でね
2人で乗っている時に打ち明けたらしいんですよ
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自分は実は体は女性なんだけれども
心が男であるっていうことをね打ち明けたら
車の中なんでね閉鎖的空間
2限はがないっていうことからだったのかもしれないですが
お母さんが泣かれた
あなたはママの娘なのに泣かれたんですが
この作者のね
エリースヤングさんご自身も泣かれたんですよ
どうしてあなたのお母さんの子供だけではダメなの
それじゃいけないの
いうことを話して
どんどんどんどん言葉が出てきてね
これからのこと未来のことで今の友人の関係のこと
これからの家族の関係のこと
いっぱいいろんな思いを打ち明けた時に
ずっと言葉にすると楽になったらしいんですよね
お母さんともねいろんな話をできて
理解をしあえたんですよっていうね
エピソード書かれてるんですよ
これがね響きましてそうなんです
男女男女彼彼女そんなねことって
私っていう一人の人間
この全体像から見れば性別なんて
何ら重要ではないっていうことにね
言葉にして初めて気づいたんです
それを理解し合うことができたから
幸せに暮らしていくことができたなと
これをきっかけとしてお父さんにも打ち明けたり
家族にも打ち明けたり
周りの友人たちにも打ち明けたり
今となっては30分以上時間を過ごす方には
全員に自分がトランスジェンダーであることを
カミングアウトされているという話をね
されてるんですね
この本一冊を通しておっしゃってるのは
世界を変えていこうだなんて
まあ大それたことを自分は思ってはいない
だけどこうやって事実を伝えていくこと
広めていくこと一人でも多くの方が
こういった状況の方がね
たくさん実はいるんだよ
周りにも言えてない
だけど本当は心の中で思っているって
人がたくさんいるっていう
その事実を知ってもらいたいんだ
っていうことでね書かれてるんですよ
理解すること言葉にすることって
本当に重要だなと思いました
そしてね僕これも初めて知ったんです
アメリカは10月11日は
カミングアウトで呼ばれてるんですと
全世界のLGBTのこういうコミュニティでね
いろんなイベントが行われるらしいんですね
この作者のエリスヤングさんも
そのカミングアウトで
自分は実は性的マイノリティなんですよ
自信を持って発表するらしいんですよ
仲間たちもそうやってね
どんどん輪になって広がっていって
誇りを持って自分の人生を生きているんだ
そうやって両手を広げて心を開いて
みんなが拍手をして
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称賛をするそういうイベントでありたいし
これはやっぱり日本でもね
取り入れていって
世界に広まっていったら
いいんじゃないかなというふうに思いましたね
心の内を打ち明ける
心打ち明けて理解をし合う
言葉にする
知るっていうことが非常に大事だなというのを
実感した一冊でございました
ジェンダー言葉が壁を生んでるんです
実はねそうやって
性的マイノリティとか
少数派っていう言葉自体がね
壁を生んでいるそれは仕方がないことだ
でもこうやって発信して
徐々に存在を広めていくしかない
最後にもう一度言います
この一冊はノンバイナリーの概念状況
そして作者のエリスヤングさんの
日常的な苦悩を紹介することによって
世の中にこの事実を広めていこう
性的マイノリティ
トランスジェンダー
そしてノンバイナリー
そこに確かに存在する一人の人間として
あなたには価値があるんですよ
ということを強く実感させてくれる
そんな力のあふれる一冊でした
さあ明日も皆さんワクワクと
楽しく元気にいきましょう
それではまた明日