本題に参ります。
B2BコミュニケーションとB2Bビジネス談話コロンバースプロジェクトの尾形です。
はい、では今日はですね、マーケティングコンセプトの設定っていう話をしたいと思います。
前回先週出させていただいたのが、マーケティングの定義を話させていただいたので、今日はマーケティングコンセプトの設定という話をします。
このまずマーケティングコンセプトって何じゃらほいということなんですけど、簡単に言うと企業ですね、企業がどうやってマーケティングに取り組むかと。
何なら前回お話したような定義、価値を顧客と共にって書いてました。
価値を生み出して、どうやって伝えて、どのように提供していくのかというようなですね、そういう考えの基本方針ですね。
何なら企業で言ったらビジョン、ミッション、バリューみたいなですね、そういったことに通じる立ち返るところですね。
をマーケティングの活動においても置くことが大事だよなというふうに思っています。
思っていますというか、私も思っていますし、考えがあります。
今の私も思っていますしっていう部分で言うと、これはですね、今新しい事業を進めているところで、
進める中でですね、事業の判断とか方向性っていうのはやっぱり迷うというか、どっちに進むのがいいのかなって思うんですよ。
順番とか優先順位とかですね、投資の方向性とかですね、いろいろ思うんですけど、
それは会社ではなくてこの事業のですね、やっぱり大義ってなんだっけっていうのをですね、やっぱり設定してるんですね。
そこがやっぱりあることでですね、よしやっぱりこっちだっていう判断がですね、圧倒的に早いんですよね。
そこはぶらしちゃいけない。ここが一番自分たちとしてもやるべき。
なぜならこれを実現するんでしょうとか、これが市場とかお客さんとの約束でしょうとか、そういったことがあるとですね、やはり変なとこにはいかないわけなんですよね。
逆に言うとないとうまくいかないんですよね。進まなくなっちゃったりするし、現場での議論でもう1週間、2週間、1ヶ月とかで放置されてしまうみたいなことがやっぱりあるので、
そこは非常に大きな損失なんですよね。事業活動が停滞する的なのですね。
なので、それと同じようにやっぱりマーケティングも経営も幹が必要だと思ってまして、その幹をいろいろ考えるっていうのがやっぱり大事だよなと思ってですね、このマーケティングコンセプトをちょっとお話ししたいなと。
このマーケティングコンセプトって実際ちょっともうすでにというか考えはある話なんですよね。学術的にも語られたりしていますと。
これもマーケティングコンセプトっていうのが今まで変遷してきたっていうのが、時代の流れとともに変わってきてたっていうのがありまして、今メインは多分5つなんじゃないかなと思うんですけど、
まず一つ目はですね、生産志向、プロダクションコンセプトっていう英語になってるんですけど、産業革命でやはり作れば売れるっていうですね、工場で一つ一つ手で人が作るではなくて、工場によって大量生産ができるようになってたことによって、
価格を下げてですね、たくさん作っていくっていうのが重要視されていたので、そのものをどんどん作れ作れと、生産していけという話ですね、がまずマーケティングとしてはコンセプトとして置かれていましたと。
その次の段階ではですね、プロダクト志向、プロダクトコンセプト、これやっぱり大量に作って大量に作って大量に作る人たちが多くなってくると、みんなだいたい持ってるよと、市民みんな持ってるよってなってきたら、そこで競争が生まれて、より高品質、いい製品、よりリーズナブルな製品、いい製品であれば高くても売れるはずではあると思うんで、
良い製品を作れば売れるっていうような時代に移り変わっていきましたと。製品のスペックとか技術とかですね、そういったものが重要視されてきましたよというところですね。
その次がセリングコンセプトですね。これはマーケティングで言ったらプロモーションですと。セリングという言葉がある通り、営業とか広告とか、いわゆる売り込み的な要素が重視されてきましたということですね。
良いものでも売れなければいい意味がないとかっていう考えは、やっぱりこの辺りのマーケティングの志向なのかなというふうには感じますと。ここまでがやっぱりプロダクター斗的な発想かなと思ってまして、この後からですね、抽象度が一気に上がるんですけど、マーケティングコンセプトと言いながらですね。
次に出てきてたんですかね。これ振り返ったらそうだったのかちょっとわからないんですけど、コンセプトとしてはマーケティング志向とかですね。日本語だと顧客志向とかって書かれたりしていますね。英語だとマーケティングコンセプトとなってます。カスタマーとか入ってない印象ですね。いろいろ見ていると。
マーケティング志向ですね。この段階ぐらいからマーケットインに移ってきてるかなとは思っていますが、お客さんが求めているものを理解して提供するっていうのは時代ですと。
どうでもいいで話した森田さんはそれも違うんだと。時代を作っていくのが我らじゃないですけど、彼らの先をリードしていくのがものづくりだっていうことを言ってたっていうことで、なかなか素晴らしいなと思いますけど。
その次がですね。今が主にこの段階かなと思いますけど、社会志向。英語ではソシエタルマーケティングコンセプトっていうふうに記載がよくされているようです。されていたのかな。
コトラさんの英語のマーケティングマネジメントの本でもそのように記載されていました。企業が社会全体に対してどのような責任を持ってどのように考えて行動していくかっていうのが非常に重要であり、
例えばSDGsの流れですよね。環境問題に配慮した製品のほうが手に取る方がやはり増えている。若者ほどそういうふうな傾向が強くなっているとかですね。
そういった時代背景とともにいろんなマーケティングのコンセプトというのが移り変わっていきますよっていうのがこのマーケティングコンセプトの学術的な変化としてもありますよというところですね。
ここからが独自といいますか私たちの考えになってくるんですけど、特に今のマーケティングのコンセプトの流れはB2BもB2Cもどちらも入ってくる流れかなと思っているんですけども、
プラスアルファーであんまり語られていないこととしてホリスティックマーケティングコンセプトというのがあります。これは2002年にコトラーさんが提示したらしいんですけども、
その中でですね、前回のお話でもエピソードでもお話してましたけども、私たちが重要視を今しているリレーションシップマーケティングもこのホリスティックマーケティングコンセプトの中にも中核の一つとして4要素の一つとして位置づけられていたりします。
ホリスティックマーケティングコンセプトというのは、全論的全体的なマーケティング活動として経営などと統合させてマーケティングを組み立てていきましょうというような考えで語られるコンセプトなんですよね。
学術と実務を紐づけるということなのかわからないですけども、経営に近いような位置づけでマーケティングというのを捉えていきましょうというのが文脈としても感じるところかなと思ったりしています。
この中でも特にやっぱりリレーションシップマーケティングが B2B においてかつ今後の時代において非常に重要になってくるのではないかなと思っています。
有名にならなくていいんですけど、このリレーションシップマーケティングというのが普遍的で大事なんだっていうのが世の中の方々に広まっていくことが私どもとしてはいいなとは思っているのでちょっとお話しさせていただきます。
この時代背景の中でマーケティングコンセプトというのが変化していくというようなことを踏まえると、今どんな時代でこれからどんな時代になるかということですよね。
言えばですね、私は2000年に社会に出たんですが、大学卒業して社会に出たんですが、安定していない時代って言ったらあれなんでしょうか、10年どころか7,8年に1回くらい日本で言ったら地震もありましたし、世界で言ったらリーマンもあったり、
社会に出てすぐですよね、グランドゼロ、テロの非常に象徴になっているものも事件としてありましたし、昨今やっぱりコロナもありますし、落ち着かないですよね。不況に、なかなか成長しにくい重要な時代になって、変化が激しい時代であるというようなこと。
そんなことを見ていたらですね、人口減少の時代になっていて、日本においては世界でも最も高齢化が進んでいる、韓国と並ぶのか、日本は非常に進んでいますとすると働く人口も減っていきますし、高齢者が増えていきますし、ということもある。
あとはAIが今登場しているということ、デジタルの力が強くなって、個人の発信力が強くなってきています。そんなことで言うと、トランプもありますけど、民主主義というもの自体が由来できている部分もあったりするのかなということ、世界の分断みたいなこともありますけれども、言葉も生まれたりしてきていますけれども、
そういった非常に社会全体の安定感が減ってきているような時代かなというふうに思っています。
AIとかインターネット、情報があふれてきている。先ほどの流れで言えば製品があふれている時代ではなくて、その後、情報の流通が非常にスピーディーに行われるようなインターネットが出てきてから、情報が飽和している状態になってきている。また新たな変化が生まれるタイミングかなと思っているんですね。
そうすると、どんな情報もいまいち信じられないように、インターネット上の情報とかデジタルの情報とか、電話も、当社もそうですけど、海外からよくわからない電話もかかってくるし、自動音声で何かアンケートを取るみたいなのも、もう意味がわからないみたいな時代になってきているわけじゃないですか。
そうすると、やはり目の前にあるものであったりとか、隣にいる人であったり、自分たちの信頼している方々、人とかっていうのが非常に重要になってきて、B2Bはもともと重要だったわけですけれども、B2Bでも購買の中にデジタルと情報とインターネットが入ってきていますが、やはり発注とかそういったことを複数名で考えて行うときには、
会社との関係性っていうものの発注における重要度が非常に上がってくるんではないかなと、それは意識しないんではないかなと思っていて、
AI信者との、AIを本当に信じてというか、信じる部分もあるって活用すべきだと思いますけど、AIが正しいんだっていうふうに考える人と、人の信頼がやっぱり重要なんだっていうような考え、どちらが強く残っていくかなって言ったらやっぱり私は人じゃないかな、人だと信じたいですし、というようなことを考えていまして、
その関係性っていうのが信頼を、企業との信頼を作って、それによって企業が双方が潤っていく、経済的にも心理的にも豊かになっていくっていうようなことが今後の時代の流れなんじゃないかなと、人も減ってきますしね、仕事する人も減ってくるんだから選択肢も減ってくるわけですよと、
そしたらやっぱり、自分が信じるものっていうものを信じられる時代、信じていくっていうのが正しいんだっていうような価値観がもっと生まれてくるんではないかなという、そんなことを少し殺気になるかもしれないですけど感じるところがありまして、今まさに今後取り組んでいかないといけないのは、このリレーションシップマーケティングの考えをマーケティングの中に、マーケティング活動の中に根強く投入をしてやっていくべきかなというふうに考えています。