ダーシーとビングリも友人同士だから、いい関係が続いていきそうじゃないですか。でも、下の3人の娘たちを見ていると、とっても不安になります。軽率な行動、子供っぽさなど、いろんなタイプの女性像が描かれていましたが、その分、ジェーンとエリザベスの真のある魅力が際立っているんですね。
ここはジェーン・オースティンさすがってこう思います。このチグハグな家族感と、どこかザワザワした雰囲気こそが、ダーシーが懸念していた家族の品格に通じているのかもしれません。
では、そんな騒がしくも愛すべき家族の物語の舞台となるロングボーンがどこで撮影されたのか、物語の始まりの家をロケ地から紐解いていきます。
ではまずは、1995年のドラマ版、コーマント変形です。ロケ地に使われたのはラッキントンコートです。
17世紀に建てられた邸宅で、円形にちょっと張り出した玄関の構置が印象的です。
はちみつ色の石でできている可愛い外観ですが、これは近くのコッツウォルズ特有の石なんです。
ここではベネット氏の書斎や家族が賑わう今、そして食堂も含めてほぼすべてがこの屋敷の中で撮影されました。
印象的だったのは、やっぱりコーリンズがリジーにプロポーズしてわっさりと断られる場面ですね。
あのちょっとずれた間合いが、お屋敷の雰囲気と妙にマッチしていたらつい笑ってしまいました。
レディア駆け落ち騒動を起こした時のベネット夫人の騒ぎようにも驚かされましたね。
それからビングリーがジェーンにプロポーズしに来る時の家族全員がウォーサーをする戸田肌感、あれもすごかったですね。
あの場面こそこの屋敷の生活感が生きている瞬間なのかもしれません。
ちなみにこのお屋敷はなかなか個人所有だったんですが、2022年には約11億円で売却されたそうです。
今後はどうなるのか、公開されることがあるのかっていうのがちょっと気になりますね。
見に行けるチャンスがあるなら絶対に訪れておきたい場所の一つです。
では2005年の映画版プライドと偏見ではグルームブリッジプレイスが撮影に使われました。
こちらは赤レンガの壁に掘りに囲まれた建物です。
作られたのは先ほどの邸宅と同じ17世紀ですね。
映画では農家風の雰囲気を強調するために、
鶏やガチョウ、豚がふろつく庭にしてわざと小箸を積んで生活感を演出したんだそうです。
ただあの農家の生活感たっぷりの家から清掃して馬車に乗って武道館に出かけるっていうのがちょっと想像がつきにくいですよね。
ちなみに撮影当時この邸宅は新しい所有者に引き渡された直後だったみたいです。
そこで映画撮影が終わるまで一時的にリフォームするのを待ってもらっていたんだそうです。
映画に使われることでその使用料が回送費用に回されたのかもしれないですよね。
このお屋敷は当時は夏限定で庭園がいっぱい公開されていましたが、
なんと今2026年に高級ホテルとしてリニューアルオープンする計画が進行中みたいです。
もし本当に宿泊できるようになったらロングボーンに泊まる体験もできるかもしれません。
これは夢が広がりますね。
でも高級ということでお値段もちょっと気になります。
さて映画での印象的な場面といえば、
友人のシャーロットがゴリンズとの婚約を理事に報告しに来る場面とか、
レディー・キャサリンが夜に突然やってきてダーシーとエリザベスの婚約の噂を問い立たす場面など、
物語の中でもちょっと重い選択や葛藤が感じられる場面が多かったなと思います。
ドラマ版のどこかユーモラスな空気に対して、
映画版は全体的にニックや緊張感を含んだ演出が多かったのかなと思います。
皆さんはどちらのロングボーンが好きですか?
ぜひコメントやレターで教えていただけたら嬉しいです。
今日はベネット家のロングボーンのロデッジをご紹介しました。
ドラマ版がラッキントンコート、映画版がグルームブリッジプレイスでした。
楽しんでいただけたでしょうか?
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こんなドラマも取り上げてほしいなどのリクエストもお待ちしています。
そして次回はこれから配信予定の作品や制作が発表されたばかりの話題作など、
ちょっと気になるイギリスのドラマや映画をまとめてご紹介したいと思います。
どうぞ楽しみに。