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2026-01-15 09:29

#78 ロケ地巡り:『理想の結婚』ロスチャイルド家の名建築と、秘密の白いホール

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映画『理想の結婚』の舞台裏を巡ります! 

19世紀末ロンドンの社交界を描いたこの作品、「中に入れない秘密の場所」と「誰でも訪れられる場所」を組み合わせて作られています。

 

今回は、ロスチャイルド家ゆかりの2つの名建築を深掘りします。

  • ハルトン・ハウス(Halton House): ドラマ『ブリジャートン家』のロケ地としても有名!現在はイギリス空軍の基地内にある「幻の白いホール」の正体とは?
  • ワッドズドン・マナー(Waddesdon Manor):馬車が行き交う、壮大な「アベニュー」。私がが学生時代に通った思い出と共に、その魅力を語ります。

映画を何度も止めて確認した、ここでしか聴けない「ロケ地考察」をお楽しみください。

 

 

 

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『高慢と偏見』ロケ地ガイドができるまで

2026年夏のイギリス訪問に向けた準備や、訪問記録を綴っていきます。
ロケ地巡りに興味がある方の参考になるガイドブックを目指して。

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サマリー

このエピソードでは、映画『理想の結婚』に登場するロケ地として、ロスチャイルド家のハルトンハウスとワットストンマナーが紹介されています。両方の場所の歴史や美しさ、映画での活用方法について詳しく掘り下げ、視聴者にその魅力を伝えています。

映画『理想の結婚』の背景
英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマが大好きな私が、ドラマや映画のおすすめ、ロケ地の秘密、当時の暮らしまで深掘りしてご紹介しています。物語の背景を知ると、作品がもっと楽しくなります。
さて、今回は、年末にご紹介した映画、理想の結婚のロケ地巡りの回です。
この映画の舞台は、19世紀末のビクトリア町ロンドンの社交会でした。とっても華やかでおしゃれなロマンチックコメディー、でもただの甘い恋の物語ではありません。
この映画の原作は、鋭い皮肉とウィットで知られる作家、オスカーワイルドの作曲なんですね。
オスカーワイルド自身がよく知っている社交会の仕組みを背景にしながら、理想の結婚とは何なのかというテーマを問いかけてきます。
この物語の主人公は、ロンドンの社交会で理想の夫婦と呼ばれているチルターン夫妻です。
夫のロバートは、とても誠実で道徳的な政治家として知られている人物、妻のガードルードも正しさや理想を強く信じている人でした。
二人はお互いにこの結婚がいてや、結婚が自分の理想であると信じているんですね。
さて、そんなチルターン夫妻の素敵な邸宅のロケ地から見ていきましょう。
今回、舞台となったのはイギリスバッキンガムシアにあるハルトンハウスです。
このお屋敷は、実は世界的な大富豪、ロスチャイルド家が1880年代に建てたものなんですね。
フランス風のカントリーハウスというだけあって、その外観はまるでお城のような華やかさです。
映画の中ではロバート・チルターンの邸宅として登場しています。
映画冒頭の豪華なパーティーのシーンもまさにここで撮影されました。
このハルトンハウスの特徴は白いセントラルホールなんですね。
ちょっと想像していただきたいんですが、頭の上まで突き抜けるような高い吹き抜けに、
そして目に飛び込んでくるのは眩いばかりの白の世界です。
成功な装飾が施された白い壁に優雅なカーブを描く大階段、とってもフォトジェニックな場所なので、
最近ではあの人気ドラマブリジャートン家で、ブリジャートン家の邸宅内部としても使われています。
他にもダウントアビーでも一度ちらっと登場しています。
この場所がただちょっと意外なのは、今何に使われているかというところです。
実は今はイギリス空軍の基地の中にある将校の集会所、
つまり将校たちが食事をしたり交流したりする専用の社交場として使われているんですね。
軍の施設の中にあるということで残念ながら一般公開はされていません。
スクリーンを通してしか見ることができないというところが、まさに秘密の社交場という感じがしてちょっとワクワクしますね。
ワットストンマナーの紹介
さて、このハルトンハウスが邸宅内部のロケ地だとしたら、
その外の世界、チルタン夫妻が暮らす社交界の空気感を出しているのが次にご紹介する場所です。
同じバッキンガムシアにあるワットストンマナーです。
このワットストンマナーはイギリスのナショナルトラストが管理する物件の中では、実はトップクラスの人気を誇る場所なんですね。
建物は19世紀後半、ベルディナンドロスチャイルド男爵が建てたものですが、
スタイルはネオルネッサンス様式、フランスの古城のような良いところを詰め込んだデザイン。
イギリスにいながらフランスの宮殿に迷い込んだような気分にもさせてくれます。
もともとロスチャイルド家が週末にゲストを招いておもてなしをする場所であったり、
世界中から集めた超一級の美術品を飾ったりするために作られました。
そのコレクションの素晴らしさは、とても価値のあるものの一つと言われているほどなんですね。
そして面白いのは、この場所が1957年にナショナルトラストに寄贈された後も、
今もロスチャイルド家の人々が管理に関わっています。
ロスチャイルド家の人が会長を務める基金がこの美しい場所を守り続けているんですね。
実はこの映画、ロケ地の詳細な公式情報があまり多くないんですね。
そこで私は映画を何度も止めながらじっくりと画面を確認してみました。
その結果、主に野外のシーン、例えば冒頭の公園でガートルードがチーブリ夫人に出会う場面であったり、
アーサーが父親から場所の中で結婚しろと説教されている場面や、物語の終盤の別れのシーンなどは、
おそらくワットストンマナーの庭園で撮影されているはずです。
建物の内部も使われているのかもしれませんが、ちょっとそこまではわかりませんでした。
この野外場面として登場しているのが、邸宅の正面玄関の前に広がる美しい庭園ですね。
そこはまっすぐに伸びる堂々としたプロムナードがあります。
単なる庭の道ではなくて、屋敷の権威を象徴するために作られたような角の違う道なんですね。
映画ではここをロンドンの大きな公園や街路に見立てて撮影しているのがすごく面白いなと思いました。
実は私は以前イギリスで学んでいた大学から、この場所が車で30分ほどの場所にあったんですね。
なので授業で何回か行ったこともありますし、クラスメットとレストランでランチをしに行ったりしたこともあります。
このプロムナードを歩いたり、写真も撮りましたね。とても懐かしいなと思って見ていました。
今は静かで美しい庭園ですが、当時はこのプロムナードを、映画の中のようにたくさんの馬車が水面の音を響かせながら行き交っていたんだろうなと想像すると、
当時の華やかな諸公会がほんとすぐそこにあるような気がしてきます。
最初にご紹介したハルトンハウスは中に入ることはできませんが、このワットストマナーであれば皆さんも実際に訪れて、当時の貴族のような気分でこのアベニューを散歩することができます。
庭園は本当に美しいですし、豪華なインテリアにもため息が出る場所です。
いつかイギリスへ行かれた時にはぜひ行きたいとごリストに加えてみてください。
さて今日は理想の結婚のロケ地、ハルトンハウスとワットストマナーをご紹介してきました。いかがでしたか?
この番組のアーカイブを文章で公開しています。
ポッドキャストの原稿をベースに音声でお届けできないロケ地の写真や放送では張り切らなかった補足エピソードも加えた読み応えのある記事になっています。
こちらはノート500円の買い切りマガジンとなっています。
一度ご購入いただければ、今後新しく追加される記事も追加料金なしで全て読み放題になります。
今まだ20回分ほどの公開なんですけれども、これからもどんどん増やしていきます。
写真と一緒にじっくり深掘りしたいという方は、ぜひ番組概要欄のリンクからチェックしてみてください。
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番組への感想はもちろん、次はこんな場所をご紹介してほしい。
あの映画のブレッジが気になるといったリクエストも大歓迎です。
ぜひ皆さんの声をコメントやメッセージで聞かせてください。
さて明日はついに映画ダウントアビグランドフィナーレを見に行きます。
また感想をお話ししたいと思っています。
どうぞお楽しみに。
09:29

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