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2021-03-26 10:53

BC008 アフタートーク

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ブックカタリストのアフタートーク。今回はごりゅごが、次回紹介しようと思っている本などについて語りたいと思います。

化学を全然知らないことに気がつく

『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』 に出てきた、現代の医療、長寿に関することを読んでいたら、実はごりゅごは「化学」というものの知識が相当足りない、ということを気がつきました。

(よく考えたら、理系の大学に入学したけど、入試に化学の成績は「実質不要」で、しっかり勉強した記憶もない)

ただ、遺伝子、DNAのことをちゃんと知ろうと思ったら、この手の知識はほぼ必須とも言えるものでもあるわけです。

で、そんなタイミングでこんな本を見つけてしまいました。

現在上巻を半分くらい読んだところですが、この本はどうやら「遺伝子の歴史書」っぽく、非常に読みやすく、面白い。

まあ、ちょっと次回の紹介には間に合わなさそうですが、近いうちに取り上げたいと思っています。

すごい人は権威を笠に着ない

次回紹介予定なのは、こっちの本。帯にコメント書いてる石井さんのお話を以前聞いたことがあるのですが、登場シーンからものすごい「気さくなおっちゃん」で現れて、1発で引き込まれた記憶があります。

めっちゃすごい人というのは権威を笠に着るようなことってないよねえ。そういいうことするの中途半端に偉い人だよねえ、なんてことを思い出しました。

その他、紹介した本やリンクなど

終盤に触れた、ワクチンのリバースエンジニアリングの話

[翻訳] BioNTech/Pfizer の新型コロナワクチンを〈リバースエンジニアリング〉する|柞刈湯葉 Yuba Isukari|note

今回出てきた3冊は、どれもちゃんとまとめてブックカタリストで語りたいものばかり。

次回は『妄想する頭 思考する手』を紹介する予定ですが、残り2冊も(この後よっぽど面白い本が出てこない限り)ちゃんと紹介したいな、と思います。



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ブックカタリストアフタートーク、今回はヒューマンネットワーク人付き合いの経済学が終わってからのお話です。
次回どういう本にしようかなっていうやつですかね。
おそらくは何か候補ありますか?
今読んでいるのが、Learn Betterがほぼ読み終わりました。
ほうほうほう。
で、れきもと純一さんの妄想する頭思考する手。
ほうほうほう。
あれが7割ぐらい読んだかな。
はいはいはい。
で、ほぼ手をつけていなくてなんですけど、
これ早川書房なんだな。
違うかも。
違うわ。
違いました。
遺伝子、親密なる人類史っていう本がちょうど文庫化されて安くなってたのかな。
人類史っていうやつ。早川文庫?
早川文庫やで。
早川ですね。
やっぱりこのジャンルを読んでると、だいたい早川に遭遇するよね。
そうですね。早川書房率は高いかもしれない。
いやわかるよ。僕もそうやもん。
で、前回の2030年の話をして以来ですね、
生物学とかDNAとかそういう分野に興味が出てきたんですよ。
なるほど。
で、自分の話をするとちょうどそういうことを勉強してたんですけど、
まずね、DNAって何って言われたときにね、
俺何一つわからんことがわかったんですよね。
なるほど。
で、DNAってちなみにデオキシリボ拡散の省略語らしいんですけど、
そういうことを学んでいたちょうどそのタイミングでこういう遺伝子の本が安くなった。
安く文庫で出たっていうのを見て興味を出て買ってみた。
今月出た本か、これ。電子版。
本自体は出てるんですけど、文庫化されたんですよ。
このタイミングぐらいで。
で、ちょうど多分その何らかのキャンペーンとかで偶然目についたんだと思うんですけど、
単行本だと1冊3000円ぐらいしてたやつが1000円ちょいで買えるようになった。
お得ですね。これはもう。
っていう早川の罠ね。
案外高いけど、もうその元々から比べるとすごく安く見えるっていうね。
これ上下関修きっと。
上下です。上下なんで合計で2000円ちょい2500円ぐらいになるのかな。
でも5000円を超えていたものがそのぐらいになるので。
これどのぐらいまで読んでます?
これはほとんど触りだけで、2週間で読めって言われるとだいぶ無理。
じゃあ妄想するにしますかね。
軽めの軽めっていうか、人文からするともうちょっと実用書寄りというか。
03:03
そうですね。これはだいぶ人文でしたね。
でも悩ましいのが、逆にライトすぎて語れることがそんなにいっぱいあるだろうかっていう。
逆に言うと、Learn Betterならいけそう?
Learn Better、どっちもむずいな確かにな。
Learn Betterはまとめようとするとすげえ難しいんですよ。
全部感覚的には分かっていることばっかりで。
これを綺麗に言葉で語れるようにする。
やる意味ではあるのかな?
逆にわざわざこういう場を設けてやるんであれば、ちょっとハードな本のほうが良いかなという気はしますが。
そういう意味ではLearn Betterのほうが良さそうですね。
これね、なんて言うんだろう。
本当に読んで思ったのが、書いてあることは全部わかるから、どうやってまとめようっていう。
なるほど。
だいたい全部直感通りなんですよね、言ってることは。
それを全部綺麗に筋道立てて話そうとすると、結構ボリュームが多すぎてどう圧縮するのか。
みたいなのは確かに難しいかも。
だから今ちょうど選択肢にノーマルモードがなくて、ややイージーモードとハードモードの選択がある。
そうですね、ややイージーモードとハードモードですね。
どちらかですね。
ハードかな。
一回ややライトを混ぜてもいいかなと僕は思ってますけども、単便は重ねていくべきものだしそうで言うと、
ハードモードを選ぶほうがいいと思いますね。
確かに前回はハードだったので、今回はややイージーでもいいかもしれない。
僕もちょうど読んだんで。
これに関してはあれですね、一言で言ってめっちゃ読みやすくてスムーズにさらっと読み終えられる。
あとは面白い事例とかがあって、こういうことを経験している人でないとわからないことが書かれているという意味で貴重かなって感じですよね。
そうですね。レキモト先生は大変面白い方なんで。
すごいですね。肩書きが東大教授とソニーだっていう。
学問の方面で言ったらトップクラス、ビジネスにも関われる学問の人としてすごい人っていうのか。
あとはあれですね、偶然なんだけど、エバーノートのエバーノートデイズで講演した石井さんが推薦文を書いている。
なるほど。確かに。
MITメディアラボ教授。あの人の話はたまたまエバーノートデイズで聞いた時にやっぱりすごい面白かったのと印象的だったのと、
割と年上の人であれだけ先進的な考え方を持っているっていうのもすごいなと思って。
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そうなんですね。確かに。ああいう人たちって本当に単純にエネルギッシュですし、考えが非権威主義というか。
そうそう。究極に偉い人はやっぱり偉そうなことにならないですよね。
非常に奇策なんですよね。あれすごいなと思います。
中途半端に偉い人ほどはやっぱり権威というものに頼ってしまうんだろうなっていう。
仕方がない。自信がないからそれを権威で埋めるしかないっていうような感じなんですよ。
やっぱりああいう余裕があるんですよね。ああいう人たちって本当に。
もうだってね、肩書きで言ったら学問分野で多分日本で一番すごいぐらいな人ですよね。このECさんとかは。
そうですね。
っていう人が全く肩書きを肩に着ず、めっちゃ印象的だったのがエバーノートで売ってたカバン賞って最初に現れて、
このカバンめっちゃ良かったよって話をしてるっていう。
確かにあったあった。
でもあの一発で俺持っていかれたっていう感じ。
やっぱり向こうで研究して、研究費とか取ってくるようなことを重ねてると、やっぱりそういう瞬間のキャッチーさっていうのを身に付けてるはずでしょうね。きっと。
そうでしょうね。プレゼン力みたいなのも、日本流じゃないプレゼン力を持っているのかもですね。向こうで経験して。
一応僕としては6・4ぐらいで妄想を追うかな。4がベターで、あとはゴルフさん次第で。
Learn Betterは趣味でまとめてもいるので、すごくまとめられたら話せたらいいなと思うし、それとは別枠で遺伝子も読みたいと思っているので。
その辺りをやってみようかなと。
化学、サイエンスじゃない、ケミカルのほうの化学って全然知らないということを最近やっと知ることができたんですよね。
しかも僕たちが高校を出て以降の進歩が多分半端なくて。
そう、多分そうなんですよ。
その当時の当たり前だったことが多分めっちゃひっくり返されてると思うんで。だから全然知らんに等しいですよね、僕たちは。
俺覚えてるの、2酸化鉄と酸酸化鉄で色が違うとかね。
特に勇気のことは高校でほとんどやらないと思うんですよね。
でも今面白いというか、自分が興味が出るものって勇気ばっかりで、そこの勇気化学というものはおいおいちょっとずつ勉強しながら話せていけたらいいなと。
遺伝子がわかるようになってしまったっていうのがやっぱりすごいんですよね。
まあ確かに考えるとすごいよね、それって。
遺伝子がわかるってことはプログラムが自分のコードを読めるってことだからね。
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今回のコロナのワクチンもプログラムだっていう話をしているものがあって。
イスカーリユーバーさんっていうSFサッカーが翻訳記事なんですけど、それをあげててそれとかめっちゃ面白かったですよ。
遺伝子とかね、だって前回の話で人間の遺伝情報というものは32億文字も書いてあって、
その中の一部を改変するだけで、例えばガンになりやすいものを治せるかもしれないっていうと、
これは夢あふれる分野でちょっと1年2年かけて学びたいなと思っているところです。
まあそのぐらいですかね。
とっかかりとしてね、この遺伝子の本が正しいのかどうかは全然わからなくて。
ちょっと難しいと読んでないからわからないけど、だいたい上下官の本は最初に読むんじゃないとは思うんやけど。
物語がメインになっているっぽいので。
その分野の話じゃなくて、その分野が誰の貢献によってどう出てきたかっていう話であれば多分いけると思いますけど。
ピューリッザ賞受賞者って書いてありますからね、肩書き。
なるほど、なるほど。
あんま専門的なことはないのではないか。
とっかかりというか興味を持つとっかかりとして言えばいいんじゃないかって感じですかね、多分。
確かに。中途半端な入門書って逆につまらなくて面白くなくなってしまう可能性があるから、面白い本の方がいいんですよね、やっぱし。
うん、それはそうですよね。
そういう意味で、長期で遺伝子、親密なる人類史を話そうと思いつつ、次回は妄想する頭、思考する体かな、という感じです。
それではまた次回。お疲れ様でした。
お疲れ様でーす。
10:53

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